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作者:佐藤多佳子「一瞬の風になれ」で知った作家だったんだけど、けっこういろんな本を書いているのに気がつき、これが3作目の読書。これより少し前に映画を見たとき、上映予告編でやっていたので、タイトルを知った。二つ目(落語界の位)の若手落語家・三つ葉のところに、話下手を克服したくて集まってきた個性あるれる4人と、彼らに落語を教えながら、自分もうまくなるためにあがいている三つ葉との交流。話下手はただの話術ではなく、性格だけでもなく、生き方に関わってくるというのが伝わってくる。特に小学生の村林くんと、OLの十河さんが縦横に三つ葉にからみ、彼らのことをおせっかいと思われるまでに考える三つ葉と、反発したり同調したり感謝したりしながら、自分がかかえる問題を克服しようとしている2人がとてもいきいきしている。落語って有名な話をちょっと知っているくらいで、笑点以外では、ほとんど見たことも聞いたこともないんだけど、おもしろそうだなーって思えてきた。Reference:「一瞬の風になれ」の日記 「黄色い目の魚」の日記
2007年10月31日
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作者:綿矢りさ中学生に頼まれた「インストール」を入手する際に、こちらも文庫本化されていることに気がついた。そこで、他の本を買う予定がある時に、送料対策でついでに手に入れた(笑) 私は以前読んだことがあるんだけどね。中学生がこちらも読むかも?と思ったので。しかし。最年少芥川賞受賞作品だけど、コレを読むと「芥川賞って?」とわからなくなる。純文学・・・なんだけど、確かに。若々しいみずみずしい感性なんだけど、確かに。はつらつな汗と涙と友情の青春物語ではなく、それでも確かに、どこにでもいそうなちょっとクラスから外れている高校生の女の子と男の子のお話。「ガールズブルー」(あさのあつこ)も、汗と涙の・・・じゃないフツーにだらだらしながらでも学校にはちゃんと行って・・・みたいな子たちだったけど、彼女たちの方が、もっと“フツー”な感じ。この主人公の“私”(ハツ)は、それよりもちょっと斜に構えているというか。温室デイズの主人公ほど芯があるわけではないけれど、クラスに同化もしてない。面白いのは、それでも陸上部で頑張っているってところか。そういうちょっと外れ目路線で運動部ってあまりないような・・・それで何が進展したわけでもないけれど、今までとはちょっと違った、クラスメイトの様子がわかったというのがお話の中身か?“私”の気持ちは自分でもまだよくわからないのが正直なところという状態だけど。面白いか?と聞かれると、「私」も正直なところ、よくわかんない・・・
2007年10月29日
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この夏、久しぶりに新作「ダイハード」4が公開ということで、各局がせっせと旧作を放送していた、その一環。録画したのは夏だった(^^;このシリーズは、空港を舞台にした「2」はよく見かけるんだけど、第1作はなぜかなかなか見かけなかった。久しぶりに見たー!という感じ。なんと19年前のもの。実はこれだけは劇場で見ている。大迫力で、ブルース・ウィルスが体を張ってるのはともかく、ドンパチ合戦があるのもともかく、何がってガラスの上をはだしで歩かなくちゃいけなくて(そのシーンがあるわけではないけれど、それを強いられていることはよくわかる)、その後でバスルームで足の裏のガラスを抜くシーンがあり、それがとっても痛々しく・・・そのおかげで途中からずっと力が入ったまま最後まで見ていて、とーーーーっても肩が凝った記憶がいまだにある(笑)久しぶりにそれがわかった状態で見ていたので、そのシーンはやっぱり目をそらし~(見ていた夫に進み具合を教えてもらってみていた・・・苦笑)当時アメリカ経済界にモノ言わせていたジャパン・マネーが舞台というのも、時代を表しているよなぁ。
2007年10月27日
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作者:乃南アサ女優をめざしていた女性が、ちょっと先に売り出した自分そっくりのタレントのおかげでその道を絶たれ、彼女を恨みながらも芸能界の日の当たらない部分とも言える“人形遣い”として生きながら、葛藤していく話。男関係や仲のよい女性といざこざ。そんなあれこれとタレントへの恨み、さまざまな感情が彼女の中で渦巻く。どちらかというと、タレントへの恨みが彼女を支えているとも言える。ストーリー全体のトーンが暗いのは読んでいて滅入ってしまうのだけど、結末だけが気になって読み進んでしまった。タイトルは、彼女が親友の女性と暮らしていた頃、親友がいつも彼女のことを考えて作ってくれた美味しい朝食のこと。その親友との交流が、彼女にとって大事なものだったことに、失った後で気づかされたから。
2007年10月25日
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作者:瀬尾まいこ「温室デイズ」と入力しようとすると、「温室で伊豆」と出てしまって笑ったー。瀬尾まいこの本はほとんどが女の子の心理描写。この話は、2人の女の子がほとんど学級崩壊・学校崩壊してしまった中学と、どんな風にかかわりながら何を思っているかを描いている。あくまでも立ち向かっていき、ひどいいじめを受けても学校へ通い続けるみちると、そんなみちるを見ていることすらできなくなり、別室登校そして不登校になる優子。でも二人とも、そんな学校ってナンなんだろう?自分には何ができるだろう?と思い続ける。そして大事な友達に対しても、何ができるかを考えている。たとえ簡単に行動には移せなくても。そして彼女たちは、自分達にはちょっと居にくいこの場所(学校)でも、世間から見ればまだまだ“温室”だということをちゃんとわかっている。お話は、みちると一人称と優子の一人称が交互にやってくる。こういうスタイルの本は他にもあったな。最後の最後まで、先生は何も変わらなかったし、学校も何も変わらない。卒業を間近にした3年生はおとなしくなっても、“荒れ具合”は引き継がれていく。それでも、彼女達が何かを考えて、ちょっとだけでも行動したことは、無駄ではない、きっと何かに繋がっている。そんなことを信じさせてくれる。「どうせやったってムリだよ」と諦めずにいられる何かを。
2007年10月23日
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作者:庄司陽子 クラスで一番家庭的にいろいろなことをかかえていた子が、その問題を解決できたと思ったら次は病気になり。次々とその子だけにいろんなことが起きるなぁ。まぁクラスの別々な子にどんどん役割を持たせていったら人物設定が大変なんだろうけど。 この人の作品は、家族のあり方というのがすごくよく描かれているんだよね。ナッキー自身もお母さんとの葛藤がある。病気になった子はお父さんとの葛藤。小さい頃のトラウマから抜け出して自分の親を許せるようになるまでの心の成長。岩崎くんとの大人の愛情は今回は出てこなかったな。私としては一番気になるし、あくまでもナッキーのお話なんだから、生徒よりももっとナッキーを中心として物語を展開して欲しいところ。Reference: 「生徒諸君!教師編」12巻の日記
2007年10月21日
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(作者):北上次郎編「部活学園編」に引き続き、14歳の本棚シリーズ。初恋と言うよりも、友情の方が多いかな。私がよく読むような若者向けの本の作者では、石田衣良、笹生陽子、佐藤多佳子、それから山田詠美、三田誠広。志水辰夫は知らなかった。中場利一の「岸和田少年愚連隊」はちょっと異色。もっと異色は三島由紀夫の「仮面の告白」か。性に目覚めたときに最初から男色だったのねー。自らも気がついていく過程が描かれている。読んだことがあったのは、石田衣良の「4TEEN」。山田詠美は、今まで私が読んでいた作品から考えると、こんなティーン向けの作品も書いていたのねー、知らなかった。実は三島由紀夫の作品って読んでなかったかも。・・・と思ったら、あったあった。「潮騒」なら読んだ。文学作品よりも、この人の名前を見ると、市谷の自衛隊の屋上で演説している映像を思い出す(オマエは何歳だ?とツッコまないように・・・資料映像だ)。本当はもう少し、胸きゅんモノもあるかな?と思っていたんだけど、それはほとんどなかったなー。残念(笑)Reference:「14歳の本棚 -部活学園編-」の日記
2007年10月19日
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作者:村山由佳「天使の卵」の続編。これを手に入れたので、先月「卵」を読み返したのだった。この話は「卵」の続編。10年後の主人公たちが、当時のこと、それからここまで10年間の自分の心の中の葛藤や、どうやって折り合いをつけてきたかを、「梯子」で登場した新主人公に語る後半部分はのめり込んで読んでしまった。「卵」を知らなくても読める本ではあるけれど、読むのであればやっぱり「卵」から読んで欲しいかも。いや、「卵」を知らずに読んで、その後「卵」を読んでから再度読む直した時の、感じ方の違いを聞いてみたい気もする。「卵」を知っていて読むと、新主人公(フルチンくん)が彼女(夏姫さん)の言動に思う独白の伝わり方が全然違うだろうと思うから。「卵」の時に頼りなかった、当時の“俺”(歩太くん)の立場はそのままフルチンくんが引き継いでいるのだけれど、10年経って歩太くんの成長は、「卵」の終わり方を知る者にとって、とてもホッとできた。19歳が29歳になれば、そういう精神的成長をしても当たり前というものではない、大きなものを乗り越えて、本当の意味で“大きくなった”歩太くんの姿がとてもまぶしかった。どちらの本も、彼らのとてもせつない気持ちが伝わってくるのだけど、「梯子」で同じような体験をしたフルチンくんは、歩太くんという人生の先輩と、夏姫さんのおかげで、きっと同じように大きくなれるだろうと安心できる。Reference:「天使の卵」の日記
2007年10月17日
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原作を少し前に読んだら、ちょうど夏の戦争関係のいろんな話題が出る中で、だと思うけど、数年前に映画化されたこの作品をテレビで放送していたので録画した。基本はそのまま。お国のために、とまっすぐな気持ちで出願し兵隊になり。だけど訓練を重ねるうちに、仲間の死に出会ううちに、戦争ってなんだ、死ってなんだ、ってことに向き合ってしまう。それはたぶん自然な成り行きなんだろう。ましてや覚悟して特攻体制でいたのに中止、とか機体不備とか。死を覚悟した人間がすごすご引き返してきたとき、やっぱり身の置き所がないということもあるのだろう。人間魚雷は、敵艦を見つけたとき急に出撃となる。それが航空機による神風特攻とも違う、急激な覚悟とかそんなものもある。訓練途中に垣間見れるほのぼのとした情景と、出撃時の緊迫や覚悟の様子とのギャップも激しい。文章で読むのではなく映像で見る迫力というものが伝わってくる。Reference: 「出口のない海」(本)の日記
2007年10月15日
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作者:松井今朝子今年上半期の直木賞。芥川賞と一緒に友人が貸してくれた。私としては、なんだか直木賞の方が具体的な物語のイメージがあって面白い。純文学より大衆文学の方が好みってことか?(笑)一人称でも現れない「男性」が、吉原でいろんな人の話を聞きながら、少し前に起きた事件の真相を知ろうとしていく、という設定。しかしいきなり吉原を舞台に話が展開しても、読者だってわからないから、最初は、その“聞き手”の男性に、「そもそも吉原のシステムは」というところから話が始まる。なるほど、なるほど。話がそんなに展開していくわけじゃないけれど、だんだん事件の謎が解かれていく様子もわかる。吉原の世界がわかっておもしろい。すこし前に「さくらん」という映画を見たので、情景はそれでかなり理解しやすかった。
2007年10月13日
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作者:川島誠800と一緒に手に入れた本。同じくスポーツ関係の作品かと思ったら、それを含めた短編集だった。それも文庫オリジナル短編集。この人は文体が面白い。くだけた高校生口調の一人称あり、しっかりした少年の一人称あり。基本的には一人称で話がまわるんだけどね。集められた作品は全部少年が一人称になっている。以前に読んだ「800」も、2人の高校生の一人称が代わる代わる出てくるスタイルだった。基本がそれなんだね。ちょっと精神世界だったり、飛躍していたり、おかしな法律のある近未来の話だったり、かといえば、まじめな話だったり。一番印象的だったのが、15歳で高校受験にあたるテストを全員で受けて、その点数で高校ランクが決まり(A1~D5まで)、それが一生のライフスタイル(簡単に言ってしまうと職業)を決定するって近未来の話。なんとEランクは使えないオチこぼれなので食料になる!!!怪我などで歩けなくなったとかそういう人たちも含めて!!!私自身は元気だからいいけれど、そういう立場の人が読んだら、ちょっとブラックユーモアとしても行きすぎなような・・・実際、中学受験をめざすムスメのクラスわけがC1~A15くらい(CBAの順)という方式なので(それでもってやっぱりそのクラスわけでだいたいの受験する学校群が決まってくる・・・)、なんだか現実と同じ部分もあり、フクザツな印象。Reference:「800」の日記
2007年10月11日
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7-9月期の連続ドラマだったものです。この期はけっこう見ていたってことね。原作マンガを途中まで読んでいたのでこの作品も期待があり、実際におもしろがってみていた。原作はまだまだ連載中。読んだのはホタルがマコトくんとうまくいかせようとしながらなかなかうまくいかずにいるところまでだったなぁ。今はもっと連載も単行本発行も進んでいるからお話も進んでいる。ちょうどKissを先日買ったところ、まだまだ干物っぷりは健在なようで(笑)ドラマの方でも、素敵なマコトくんとうまくいったのに、なんだかしっくりこない。共同生活者のぶちょーとは肩肘はらずに過ごせるのに、マコトくんとなるとなんだか緊張してしまう。そりゃそうだ。好きな人には自分のいいところばかり見せたいもの。でも生活を一緒にする相手にそんなことしていたら、自宅でくつろげないものね。特にホタルのような内と外のギャップが激しい干物女にとっては。でもそういう気の置けない相手というのが一番いいということに最後に気が付いてたけど。でもさ、家に帰ったらすっぴんでジャージでちょんまげで。当たり前じゃない?なんで家に帰ってまで「おしゃれな部屋着」を着てなくちゃいけないのかな。外には着れなくなったくたびれたTシャツやトレーナーでいいじゃない?まぁ「近所だから」ってジャージのまま買い物に出かけちゃうのは怖いかもしれないけどさ。私?すっぴんでの買い物は慣れた(笑) さすがにジャージのままでは行かれないけど、だから室内着はジャージじゃなくてよれよれジーパン。これならこのまま行かれる(笑)ところで、あの共同生活していたとてもおしゃれな和風の家。間取りが気になる~(笑)
2007年10月09日
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作者:三浦展時間つぶしでコンビニにはいった時になんとなく目に付いて買ってしまった。ただひたすらアンケート結果を羅列しているだけの本。子どもの成績と、性格や好みとの相関関係、両親の学歴、収入、意識や子どもに期待することとの相関関係、それについて、アンケート結果を示し、それについてのごくごく簡単な考察を示しているにすぎない本。だから何?って感じ。なんていいながら買う方も買う方だけど(笑)結果としては、やっぱり両親の学歴が高ければそこそこ収入も多いし、それに伴い子どもの学習に対する期待もサポート力も高くなり、子ども自身の成績も上~中の上くらいに収まっているとか、言わずもがなではないかと思われる相関関係がくっきり現れている。で、そちらの層の方が中学受験率も高いと。まぁすでに「そうであろう」とだいたい認識されていることをアンケートで裏付けているというか。私に当てはまらない部分としては、このアンケートでは、母親の6割以上が「大卒などの高学歴で結婚前の収入は多い方であっても、結婚すると専業主婦」というパターン。それも「必然的に結婚相手の収入も高くなるので、両立が大変なWMを選ぶ必要がなくなる」んだそうな。女性が働き続けるのは収入だけのためか? まぁアンケート結果での多数について語っているのだからそんなもんなのだろうけど。ところで、私立中に通うムスコの友達のところでも、母は専業主婦って人が多い。それでいてきょうだいもやっぱり中学受験するから、子どもが2人、3人いて全員私立中(~高)に通って、母は専業主婦。なんかその方がすごいと思ってしまうんだけど・・・
2007年10月07日
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作者:諏訪哲史 今年上半期の芥川賞。友人が貸してくれたのをありがたく読ませてもらった。「ひとり日和」を読んだ時もそうだったんだけど、やっぱり、「芥川賞ってこういうのが好みなのか?」と思う。うーん、どうも「蹴りたい背中」あたりから同じようなイメージが続く。現在という時代設定の中で、なんかちょっと浮世離れした人たちを描いているように思うのは、私が社会的地位について安定志向だからか?どうも、ふわふわとしたモノトーンの印象というのか。うーん、表現が難しいけど。ただ、この作品は文章構成が面白い。小説を書いている様子が小説になっている。それもその中でこの人は「アサッテの人」という小説を書いているという設定だったりする。物語に直接入り込まないで、一歩退いている視線が面白い。
2007年10月05日
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相変わらず古い映画を書いて・・・ でも最近は全然見られる状態にないので、以前にせっせと見ていた頃のを書くしかない~さて、この作品は少し前にマンガを読んでいて興味を持った内容だった。「花魁」というのがいったいどういうシステムになっているのかよくわからなくて・・・ マンガにけっこう忠実で、土屋アンナが絵の雰囲気に似ていて安心して見られたというのが一つポイントかな。おいらん(女郎)ってああ言う世界なんだなーというのがわかったような気がする。着物は豪華でキレイだねー。 お客として来るようになったうぶな青年が「ここはしきたりが大変だね」というのもよくわかる。中で生活している花魁たちだけじゃなくて、客の方も難しいんだろうな。 うーん、中学生以下にはちょっとまだ見せたくないかもー。だってそういうシーンとかいろいろあるんだもの。
2007年10月03日
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作者:原田宗典中学生にもいいような、おもしろそうな青春作品を探していてみつけた本。作者(私より6歳年上だった)の高校時代の話を面白おかしくエッセイとしてまとめてある本。何が面白いって文章のテンポが軽快で読んでいて楽しい。最も、世代が近いから、言葉遊びにもすぐに反応できるのかもしれないけど。内容はたわいもないことで、昔の(だって私の高校時代よりも古いんだもの)高校生の(それも地方の)ほのぼのとした生活が描かれている。部活に夢中になったり、文学青年を気取ってみたり、ちょっと突っ張って不良の振りしてみたり、女の子が気になったりHなことに興味を持ったり。そんな昔のフツーの高校生のお話。それでも年代も違い、場所も違うので、共感まではいかず、かといって、かけ離れた世代の話を「そうだったのかー」というほどでもなく、ちょっと私にとっては中途半端だったかも。今の中学生には通じるかなぁ。あまりタイトルから興味を持ったようではなく、本棚から持ち出すとういことはなかった様子。それにしても、17歳と言えば、以前に「17歳の硫黄島」も読んだけれど、同じ17歳なのに、生まれた年が30年違うと、17歳の体験が天と地ほども違う。平和な時代に感謝するべきなんだろうなぁ。作者も、私も。そして作者から35年後に17歳を過ごすうちの中学生も。
2007年10月01日
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