ネコ駅長とマラソンの旅

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2010.02.11

別府大分毎日マラソン…雑感

(2)

テーマ：マラソンに挑戦(5732)

カテゴリ：ランニング・レース

どうも最近「長文をまとめる」という能力が極端に衰退しているようで、

とりあえず思ったことを書いていこうと思います。

〇感激

仕事の異動などで８ヶ月ほど練習を中断、
その影響で一時「憧れの別大」の参加も怪しかったこともあり、
レース前から感情の高ぶりや色んな感激がありました。

まずは別府駅に降り立ったとき。
「やっとここにきた」という想いでいっぱいでした。

そして明日への期待感、ランナーとの出会いや再会とレース…
次々とやってくる色んな波に早く乗りたい…そんな感じでしょうか。

レース当日のスタート前後も特別な思いがわきあがりました。
やはり「とうとうここに来た」という想い。
ラインナップ(スタート前の整列)という言葉も始めて聞く言葉だったし、
そこでの最終コールも他のレースとは違うエリートレースならではと思いました。
そしてコースへの進入、スタート位置への移動…
周囲を大きく見回すとたくさんのテレビカメラ、応援の人、スタッフ…
「別大マラソン」という大きくて特別な空気に包まれているような、
そしてその中に確かに自分は居る…
去年はテレビでしか見ることが出来なかったこの空気感…

そんなことが感覚として頭の中を駆け巡り、感情が湧き上がってしまいました。

レース中は前半から突っ込んだこともあり余裕がなく、
景色や応援などあまり感じ取れませんでした。
しんどいからペース落とそうか、いやもうちょっと、今やめたらカコ悪…
終始自問自答でした。

去年テレビで見た、同じところでの小林選手の激走を思い出しました。
「あぁ、そういや苦しそうだったなぁ、今あのテレビのところを走ってるのか…
あとちょっと！速く終わってくれ。でも終わりか…」
そしていよいよ競技場のゲートをくぐる。
40分はムリだったが大幅自己新は間違いない、とうとう完走や、
そう思うとやはり感激してしまい、こみ上げてきました。
しかしご存知の方も多いとお思いますが、
こういう感動的でこみ上げてくると息が非常に苦しいですね(笑)
感激に酔いかけたもののあまりに苦しくなってすぐに
「平常心平常心…」と落ち着かせて気持ちを戻しました。
別大フィニッシュ.jpg

そしてゴール後、戻ってきたランナーと健闘をたたえあいながら、
やはりまた感激してしまいました。
とうとう完走した、誰もこんな記録出るとは思わんかったやろな…、
きっとびっくりするやろな…
フィニッシュしてからのこの数十分はまさに至福の時間でした。
腹筋は攣りかけ、首筋肩口も攣りかけ、足もくたくた、呼吸系はしびれ気味…
それさえ心地よく思えました。
別大フィニッシュ２.jpg

やはり「特別」だった別大マラソン。
初めての参加であり、初めてのエリートレース。
それだけに今回のような想いはもうないかもしれません。
そんな結果に終わって最高でした。

電車で追いかけ沿道で応援してくれたカミサンや一緒に走ったランナー、練習したランナー、応援いただいた皆さん、大会関係者や沿道で応援された方、
今回の別大参加にかかわったたくさんの皆さん、
ほんとにありがとうございました。

最高のレースに出ることが出来ました。
別大看板.jpg