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2019年08月24日
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カテゴリ: 絵画・拓本・収集






金仙公主 689-732 は唐の第5代皇帝、そして8代皇帝も努めた、睿宗の娘。且つ、高宗の孫、そして玄宗皇帝の姉でもある。そして墓誌には太宗のひ孫、曽孫とまで書かれている。太宗とは李世民のことであるからどれだけ高貴な血筋かが分かる。
この墓誌の書丹者は同じく睿宗の娘、玉眞公主 691-762 となっている。つまり金仙公主の妹であり、玄宗皇帝の妹でもある玉眞公主が墓石に書丹したということになる。
最後の写真、欧陽詢の書風を学んだとも考えられる素晴らしい文字である。金仙公主は43才で亡くなったから、この時玉眞公主は41歳位か、この時代、女性であっても皇帝の娘ともなれば書が能く出来て当たり前だったのかもしれない。
蓋は無いが非常に大きな堂々とした墓誌銘である。西安で購入した。
この勅撰の墓誌の撰文者は、集賢院学士の徐コウ=山へんに高 ジョコウ と記されている。徐コウ は、顔真卿が書いた王淋墓誌銘の王淋の夫であり、妻の方が先に亡くなったから墓誌銘を注文した人物であるらしい。





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Last updated  2019年08月24日 22時21分39秒
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