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●JOHN JONES/「COLLAGE」 (1971年 独原盤LP BASF 20 29065-4)これはJonesyの中心人物でギタリストJohn Jonesのファーストソロアルバム。録音はイギリスですが、Jonesy結成前の1971年(彼が22歳)にドイツのみで発売されたもの。全曲彼のペンによるオリジナル曲で、バックの演奏陣のクレジットはありません。以前やっていた「英国ナイト」というDJイベントで、知人の音楽ライター藤崎登氏に紹介され、知ったアルバム。その時にどの曲を聴いたのかは、もう記憶にないのですが、それはなんとも儚く美しい曲で、ものすごく印象に残りました(今考えるとA-1だったんじゃないかなあ・・・)。 翌日どうしてもこのアルバムが欲しくてなってしまい、ネット検索で海外通販サイトで探し出し、即オーダー。英語が理解できないので、歌詞の内容はわかりません。よって、感覚的な話になってしまいますが、22歳の若者の描く世界は、どこまでも儚くて美しいものとなっています。A-1「Oh,What A Pity」とB-1「Anthem」は、このアルバムの白眉でしょう。美しすぎます。B-1「Anthem」は、CD化されたJonesyのお蔵入りとなった4thアルバムに再録されている曲と同じもの。アコギの弾き語りによるA-4「Man Of 21」は、とにかくメロディーが美しい絶品。ピアノが印象的な愛らしい曲B-3「Smiling Eyes」は、ちょっとPOPで印象的。B面のラスト曲「Live In 2」は混沌とした雰囲気のアングラ臭漂うロックで、異彩を放ってます。A面のラストもロック的な曲。このあたりがJonesyに繋がっていくんでしょうか。夢心地で、とっても美しい世界。一生もののアルバムです。出会ったら即ゲットして下さい。
2006/11/14
●DEAR MR.TIME/「GRANDFATHER」 (1970年 UK原盤LP SQUARE SQA101)これは激レアなアルバム(正規盤かどうかわからないが、遂に最近CD化されました)。激レア盤の中には、中身が伴なわないものも結構あるけど、これは違います。素晴らしい作品!!英国の男性5人組のバンドで、本作は彼ら唯一の作品。内容は、1人の男の人生をテーマにしたトータルコンセプト作品だそうだ。「フォーク風味のプログレの傑作」or「プログレ風味のフォークロックの傑作」。どちらかと言えば、プログレファンや英国ロックファンにピンとくる内容なんですかね?ハードな部分があったり、アコギ中心の牧歌的なフォーク風の曲があったり、サックスやフルートといった管楽器が絡むジャズロック的な部分があったり、SEやストリングス、キーボード等が入り多彩なアレンジで聴かせるプログレ的な演奏があったりで、英国ロックの美味しいところがすべて凝縮されているような名作。1970年でこの内容というのは、非常に先進的だったとも言えるでしょう。まさにプログレッシブです。叙情的で哀愁度も高く、美しいメロディーの曲も多く、ヴォーカルパートも大切にしているので、英国的な感触を好む方なら、フォークロックファンでも間違いなくストライクゾーンでしょう。今日相互にリンクを貼らせていただいた「ウォータールーレコーズ」さんで、原盤が販売されています。ちょっと値は張りますが、絶対価格に負けない内容なので、資金に余裕がある方は是非原盤でご賞味ください。
2006/11/12
●Dennis Coulson/「Same」 (1973年 UK原盤LP Elektra K42148 ) 彼はアーシーでポップなフォークロックバンド McGuinness Flintのボーカル&キーボード奏者だった人。この作品は、同バンド脱退後、同バンドのメンバーGraham Lyle, Benny Gallagher, Hughie Flintの全面的なサポートを受けて制作されたもの。Gallagher&Lyleは、楽曲も全11曲中5曲提供しています(残りの6曲はCoulsonが中心で書いたもの)。少年のような少し甲高い声質は、それだけで個性的。時にはアーシーで力強く、時にはノスタルジックで切なさを醸し出すような、そんな声質がなんとも魅力的。A-1「Yesterday's Dream」の、まさに'音の塊'といった音圧にはTKO。McGuiness Flint風の土臭いフォークロックや渋い英国ロック風の曲もいいけど、心が締め付けられるような感触を味わえる哀愁たっぷりのバラードA-2「Job On The Tyne」とB-1「What Went Wrong」が特に素晴らしく、感動的な名曲。この切ない2曲は彼が中心となって書いた曲だ。Henry Lowther、Kenny Wheeler、Paul Rutherford等の英国ジャズメンの参加が、本作の英国的な雰囲気を更に高めている。見開き&テクスチャード仕様のジャケットは魅力的なので、是非アナログで持っていたい英国SSWものの傑作。ヴィニールジャパンからCD化されているので、まずは音だけでも是非聴いていただきたいと思います。ちなみに英国盤LPとアメ盤LPを所有しているので、ちょっと聴き較べました。英国盤は中域の音が厚く感じ、アメ盤は高音が伸びているように感じました。やっぱり音質的にも英国盤をオススメします。
2006/11/11
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