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【2006年アナログ収穫ベスト10】(すべて英オリジナルLP)1 Keith Christmas/「Stimulus」(ヤフオク)※1 Dear Mr. Time/「Grandfather」(海外通販)※3 Dando Shaft/「Kingdom」(ヤフオク)※4 Sweet Slag/「Tracking With Close-Ups」(中古屋店頭)5 Ricotti & Albuquerque/「FIRST WIND」(中古屋店頭)6 Keef Hartley Band/「Halfbreed」(ヤフオク)7 Paper Bubble/「Scenery」(国内通販)8 Mike D'Abo/「D'Abo」(国内通販) ※9 Walrus/「Same」(国内通販)※10 Chris Youlden/「Citychild」(国内通販)※以下次点Andrew Leigh/Magician(悲しきアメ盤からの買い替えのため選外)※DENNIS COULSON/SAME(悲しきアメ盤からの買い替えのため選外)※ Liverpool Scene/St Adrian Co. Broadway and 3rdNEIL INNES/Innes Book of RecordsThe Bonzo Dog Band/Keynsham PETER BARDENS/The answerColin Blunstone/One Year DRANSFIELD/THE FIDDLER'S DREAMPISCES/same※HEADSTONE/Bad Habits CASUALS/HOUR WORLD※DAVE CARLSEN/Pale Horse※IGUANA/SameAYNSLEY DUNBAR BLUE WAHLE/same 等々・・・・・・・・・・・(すべて英オリジナルLP) (※印のアルバムは、当ブログでアップしております)月に2、3枚しかアップできませんでしたが、いつもご覧くださった皆さんと、更にはコメントまでくださった方々には、大変感謝しております。ありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願い致します。m(_ _)mそれでは、よいお年をお迎えください!!
2006/12/31
●Andrew Leigh/「Magician」 (1970年 英国原盤LP Polydor 2343 034) AMagician Get Myself Together Goin' Out to the West Solitaire Windy Baker Street BTake Me Back Leaving Song Fresh Brown Eggs Up the U.S.A.Andrew Leighは、MATHEW'S SOUTHERN CONFORTとSOUTHERN CONFORTのベーシスト。このアルバムは、多分彼唯一のソロ作品。共同だがプロデュースも担当。あとは、ヴォーカル、ベース、リコーダー、アコギ、エレキギター、エレピ、メロトロン等々、ドラム以外の様々な楽器も担当。両バンドでは、カントリーロックといった内容の米国への憧憬ものを演ってましたが、この作品はもっとロック寄りのSSW作品。それもそのはず、参加メンバーが凄い。英国ロックマニアが唸るような面々ばかりなんです。Blossom ToesのKevin WestlakeとBrian Godding。The ActionのReg king。The T-Bonesやソロアルバムで有名なGarry Farr。あと、Gordon Jackson, Bryn Hayward, Mike Kellie, Gary Wright。アルバムの雰囲気的には、アングラ臭がするReg kingのソロアルバムや、Garry Farrの1stソロアルバムに似ていると思います。A-1からいきなりのアングラ臭を漂わせたヘヴィなロックサウンドで最高にカッコイイです。A-2はKevin Westlake作の美しいメロディーのバラードで、メロトロンが効果的。素晴らしい曲です。感動します。A-3と4はパブロック風。A-5はメロディーもサウンドも叙情性たっぷりのまさに英国的な曲で、これも最高。B-1はロック的な曲で、これまたカッコイイ曲。B-2はちょっと幻想的。B-3はご機嫌なフォーキーなカントリー・ロック。で、凄いのがラストのB-4。ニール・ヤングの「Down By The River」を髣髴とさせるナンバー。へヴィーな曲調といい、長尺ナンバーといい、それを連想させます。今まで悲しきアメ盤で愛聴してきましたが、ちょっと状態はよくありませんでしたが、本日やっと英原盤をゲットしました。ヤッタア!!大大大好きなアルバムなんです。
2006/12/25
●PISCES/「SAME」 (1971年 英国原盤LP Trailer LER2025) メンバー:Richard Digance , John O'Connor , Tim Greenwood 内容ですが、男性3人のハーモニーを生かした気品あるアコースティックな英国フォーク・ロック作品といった感じで、陰翳や湿っぽさといった感触が強いけど、どこか温かさや人懐っこさも感じてしまう、そんな感じがする作品です。英国フォークの魅力を存分に伝えてくれます。全9曲中、以下が作曲の割合です。解散後のソロシンガーでの活躍を見てもわかるとおり、Richard Diganceが一番の才能の持ち主だったんでしょう。Richard Digance:6曲、O'Connorとの共作1曲John O'Connor:1曲、Diganceとの共作1曲Tim Greenwood:1曲 だけど白眉は、John O'Connorが作り、彼がリードヴォーカルをとっているA-1でしょう。この曲を聴くためにだけにCDを買ってもいいでしょう。これぞまさに英国フォーク・ロックといった感じで、翳りのあるメロディー、ヴォーカル、そしてサウンドが最高です。あと、Tim Greenwoodが作り、彼がリードヴォーカルをとっているA-4も名曲。他の作品とはちょっと感触が違って、少しアシッド臭を醸し出していて、そこがなんとも魅力的なんです。B面はRichard Diganceワールド全開で(全曲彼の作品と共作)、後のソロ活動に通じるような内容です。Digance作のB-5は感動的なバラードで、これも大好きな曲。
2006/12/16
●DANDO SHAFT/「KINGDOM」 (1977年 英国原盤LP Rubber Records RUB 034) メンバー:Martin Jenkins, Dave Cooper, Kevin Dempsey, Ted Kay, Polly Boltonゲスト:Danny Thompson, John Stevens, Rod ClementsDANDO SHAFTと言ったらNeonレーベルから1971年に発売されたジャケが印象的な「Same」が一番有名なんでしょうが、僕は1977年に再結成されて作られたこのアルバム(4thアルバム)が一番好き(特にA面が素晴らしい)。今まで音が最高にショボいイタリア製のCD(多分正規盤)で我慢してきましたが、最近やっとヤフオクで原盤LPをゲットすることが出来ました。1977年ものなのでもっと見かけてもいいと思うのですが、今までお店で見かけたことはありませんでした。きっと売れなくて、ブツ自体が少ないのでしょうね。内容は、基本的にはフォーク・ロックなんですが、参加ゲストからもわかるように、ジャズ・ロック、プログレ、フュージョン、こんなキーワードが浮かんでくるような曲もあり、そこが何とも魅力的なんです。時代も時代なんで、全体的にちょっと洗練されている雰囲気もあります。サックスが入っている曲もあるし。もちろん、まさに英国フォーク!という曲もあって、素晴らしいメロディーやヴァイオリンやフルートが聴こえてくると、貴方を英国の森に誘ってくれます。A-1でビックリして、A-2のフォーク作品で安心するといった感じでしょうか(笑)。A-1同様A-5も革新的なフォーク・ロック作品で、英国でしか生まれ得ない音でしょうね。Polly Boltonはコーラスのみで、全11曲中6曲に参加。リードボーカルは全て男性陣。彼女のヴォーカル目当ての方は、買わないほうがいいでしょう(笑)。あと、土臭い系好きの方(彼らの1stが合うことでしょう)も要注意。
2006/12/16
●Archie Fisher/「Orfeo」 (1970年 英国原盤LP Decca SKL5057) 1 Orfeo (trad arr Fisher)2 To Joan Eardley (Morgan/Fisher)3 Silver Tassie (Burns/Fisher)4 The Mountain Rain (Fisher)5 Just In Passing (Fisher)6 From a City Balcony (Morgan/Fisher)7 The Norway Maid (Trad arr Fisher)8 Tak the Road (Trad arr Fisher)9 Sadness Salesman (Fisher)10 The Last Time I Saw Esau Shaw (Fisher/Noakes)11 Whatever Happened to Me? (Fisher) Archie Fisher (vocals, lead guitar), Rab Noakes (backing vocals, rhythm guitar), Daryl Runswick (bass), Bill Kemp (drums) Barbara Dickson (backing vocals) 60年代からフィッシャーファミリーやバーバラ・ディクソンとのコラボ、そしてソロアルバムを出してきた彼が1970年にDeccaに残した2ndソロアルバム。1stソロ「Archie Fisher」や誰もが認める傑作「Will ye Gang, Love」が有名だが、この2作はトラッドベースの内容である。しかし、本作「Orfeo」は、トラッドが3曲のみで、自作曲が大半を占めるというSSW的な作品。ラブ・ノークスの1stアルバムもDeccaからの発表で、レコード番号も「Orfeo」とは近い。この2作品はストリングスを採用したり、その雰囲気やテイストは結構似ていると思います。彼らは、10歳くらい歳は違うはずだが(Archieが年上)、60年代から彼らは親交があり、Archieはラブからポピュラーやロック的なものを、逆にラブはArchieからトラッド的なものを学んだのではないかと思う。さて内容ですが、深くて温かくてジェントルなArchieのボーカルは味があって素晴らしい。そして彼の自作曲がまた素晴らしいんです。彼のSSW的な佇まいも魅力的ですね。3、4、5、6、9、11あたりをを聴くと惚れ惚れしてしまう。白眉は4だと僕は思う。その証拠にウィズ・ジョーンズが「Lucky The Man」(2001年)で採りあげています。切ないメロディーの5もいいですねえ。ラブ・ノークスとの共作の10では、バーバラ・ディクソンとラブ・ノークスが参加。このロック的な作品もなかなかのものだと思うし、プログレッシブ・トラッドと呼びたくなるような意欲作1は、なんと8分を越える大作で、その解釈やアレンジは凄いと思います。もちろん、7、8のトラッドも良い出来。 彼のアルバムの中ではほとんど話題に上らないアルバムだし、多分純粋なトラッドファンには評判が良くないんでしょうが、僕はこれが一番好きなんです。英国SSWファンは必聴。
2006/12/09
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