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【スタッフ】監督=黒澤 明 製作=本木荘二郎 脚本=黒澤 明、菊島隆三 撮影=中井朝一 美術=松山 崇 編集=後藤敏男 振付=縣 洋二 音楽=早坂文雄 助監督=本多猪四郎 【キャスト】三船敏郎 =村上刑事 志村 喬=佐藤刑事 淡路恵子 =並木ハルミ 三好栄子=ハルミの母 千石規子 =ピストル屋のヒモ 本間文子=桶屋の女房 河村黎吉 =スリ係石川刑事 飯田蝶子=光月の女将 東野英治郎=桶屋のおやじ 永田 靖=阿部捜査主任 松本克平 =呑屋のおやじ 木村 功=遊佐 岸 輝子 =スリのお銀 菅井一郎=ホテル弥生の支配人 清水 元 =係長中島警部 柳谷 寛=水撒きの巡査 山本礼三郎=本多 伊豆 肇=鑑識課員 清水将夫 =被害者中村の夫 高堂国典=アパートの管理人 伊藤雄之助=劇場支配人 生方 明=若い警察医 【あらすじ】ある猛暑の日、『村上』刑事は射撃訓練からの帰りのバスの中でコルト式拳銃を掏られた拳銃には7発の銃弾が入っており、事件が起きるのではないかと「村上」は焦り 戸惑う「村上」は上司の『中島』警部の進言で、スリ係の『市川』刑事に相談し、鑑識手口カードを調べるうちに 女スリの『お銀』に目星を付ける「お銀」を訪ねるも、彼女はシラを切るばかりだったが 彼女を一日中執拗に追い回し、とうとう 場末の盛り場をうろついてると ピストル屋が袖を引くというヒントを与た復員兵姿で闇市を探し歩く「村上」は、ピストルの闇取引の現場を突き止め、ピストル屋のヒモの女を確保するが、先に女を捕まえたためコルトを渡しに来た男に逃げられてしまう淀橋で強盗傷害事件が発生し、その銃弾を調べると村上のコルトが使われたと分かった辞表を提出するが、中島警部はそれを引き裂き「君の不運は君のチャンスだ」と叱咤激励警部の配慮で「村上」は 淀橋署のベテラン刑事『佐藤』と組み捜査を行うことになったピストル屋のヒモの女を聴取して、拳銃の闇ブローカー『本多』の存在を突き止め 「本多」が野球好きだと知り、捜査陣は巨人対南海戦が行われる後楽園球場に網を張ったアイスキャンディー売りが「本多」を発見、二人は場内放送で本多を玄関に呼び出し逮捕「本多」の口から ピストルは『遊佐』の元にあることが判明した早速「遊佐」の実家の桶屋へ向かい、姉から復員の時に 汽車で全財産のリュックを盗まれそれが原因でグレたとを知り また部屋で発見した便箋で、恋人『ハルミ』の存在をつかむ二人はミュージック・ホールを訪ね、そこで踊子をしている「ハルミ」を訪ねるが・・・・・ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー『黒澤明』監督は1910年(明治43年)生れ 1927年(昭和2年)、中学を卒業した「黒澤」は画家になることを志し美術学校(現・東京藝術大学美術学部)を受験するが失敗、 川端画学校に通って洋画を学んだ1928年(昭和3年)、二科展に「静物」が入選 同年プロレタリア美術研究所に入る1929年日本プロレタリア美術家同盟に参加 洋画家岡本唐貴(白土三平の実父)に学ぶ 当時黒澤は、ミケランジェロやレオナルド・ダ・ヴィンチなど、ルネッサンス美術の絵画や 彫刻に心酔していたという ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー「黒澤明」監督での「三船敏郎」出演映画 三作目 ヤクザから医師 そして今回は刑事役「志村喬」との絶妙コンビも ピッタシ息があってセリフのやり取りも心地よい拳銃を密売するオンナ「千石規子」 彼女を尋問する「志村喬」 アイス・キャンデーを二人で齧りながら世間話で笑い合い タバコに釣られて容疑者の名前を吐いてしまうオンナそれを傍でじーっと見ていた「三船敏郎」が それだけで尊敬してしまうシーンは秀逸 こういった刑事物映画・ドラマの教科書的な作品 この時代の背景や状況をドキュメンタリータッチで見事写し取って それに 最後まで目の離せないスリリングな展開のストーリーと 戦争の後遺症や格差社会等の 社会的な問題提起を さりげなく盛り込んで・・・・んなことより理屈抜きで面白い バランスのとれたエンターテイメント作品に仕上げた傑作黒澤監督が絵画の勉強をされていたというコトで それが充分理解できるそれはスクリーン上で表現する芸術世界 「空気感」であり「奥深さ」や「季節感」そして「軽重」「明暗」「柔剛」「静騒」「善悪」「美醜」等々 バランスを充分に考えた構成でそれは監督の「哲学」や「思想」を主張するものであり 歴史を映した記念碑でもある戦後間もない 東京の場末の繁華街を隠しカメラで撮影した映像は大変貴重なもので道路には市電が走り サイダーを飲み アイスキャンデーを齧り 射的があり 鯨テキが 街娼が立ち 簡易旅館は満員 腹を空かせて ただアテもなく歩き回る大人たちの群れ ミュージックホールのラインダンスとダンサーの衣装 踊り終わって暑さのために全員が楽屋でゴロゴロと寝そべり 息も絶え絶え汗をかく その中に16才の「淡路恵子」 後楽園球場を5万人の観客が炎天下にピケ帽で埋め尽くした 巨人対南海ホークスの試合青田・千葉くらいは判る 特にファーストで背番号16 左バッターの川上は何度も映り丁度この頃 オイラ たった一度だけ父親に後楽園球場に連れてってもらった記憶が蘇る流行歌が 次々と流される「東京ブギウギ」「ブンガワンソロ」「夜来香」バック音楽の効果も充分に計算し尽くされたものハモニカで繰り返し吹く「ダークアイズ」 格闘した後に流れる あのピアノ練習曲「ソナチネ」 そして子供達の歌う「蝶蝶」効果音も「蒸気機関車」「ぽんぽん蒸気船」「激しい雨音」「雑踏音」「子供の泣き声」・・・そして この映画から チラチラ出てくる黒澤組の俳優陣 お馴染み「千石規子」「東野英治郎」「三好栄子」「高堂国典」「清水将夫」「千秋実」もちょっとだけ 兎に角 黒澤監督ファンには 色々と話題が豊富な 堪らん映画「野良犬」です ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・高井城址公園の「紫陽花」
2015年06月30日
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【スタッフ】監督=黒澤 明 原作=菊田一夫 脚本=黒澤 明、谷口千吉 撮影=相坂操一 美術=今井高一 衣裳=藤木しげ 編集=辻井正則 音楽=伊福部昭 音響効果=花岡勝次郎 【キャスト】三船敏郎 =藤崎恭二 三條美紀 =松本美佐緒 志村 喬 =藤崎孝之輔 植村謙二郎=中田 進 山口 勇 =野坂巡査 千石規子 =峯岸るい 中北千枝子=中田多樹子 【あらすじ】太平洋戦争のさなか 南方の野戦病院で軍医として働く青年医師『藤崎恭二」は、患者の『中田」を手術中に、誤って自分の指に怪我をし、患者の梅毒に感染してしまう復員後、父の産婦人科医院で外科医として働くことになったが、梅毒の感染を隠し、婚約者の『美佐緒』と結婚することが出来ずにいる婚約者の「美佐緒」は生真面目で気丈な性格であり,戦中からすでに6年も「藤崎」からの結婚の申し出を待っていて、だからこそ「藤崎」は完治には長い年月のかかる梅毒に感染したことを「美佐緒」に言い出せなかったのだそのことを話せばきっと「美佐緒」は治るまで待つと言うに決まっている「彼女の青春のすべてを犠牲にさせる勇気は僕にはない」と「藤崎」は自分のことをあきらめるよう彼女に冷たくするしかなく,実の父からも「美佐緒」への仕打ちを責められていたやっとのことで父には病気のことを打ち明けるが,立ち聞きしていた看護見習い『峯岸』には,普段高潔なことを言っているのに梅毒に感染していると,理由を知らずに誤解されてしまうある日,相変わらず人道主義を口にする「藤崎」と「峯岸」は口論となったそのなかで「藤崎」は今まで心の奥へねじ込んでいた「美佐緒」への思いと苦悩を「峯岸」に すべてぶちまけてしまう真実を知った「峯岸」は「藤崎」のこれまでの耐えがたかったであろう胸中と自分の浅はかさに号泣するそして医師としても人間としても誠実な「藤崎」の姿に自らの人生観さえも変えていくことになるのだった・・・・・ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーこの映画のタイトル「静かなる決闘」 あれェ~ どっかで聞いたことあるなァそう「黒澤明」監督がリスペクトしてた「ジョン・フォード」監督作品映画「静かなる男」と「荒野の決闘」を くっつけ合わせたような感じ じゃない?「菊田一夫」原作の舞台劇戯曲「堕胎医師」を脚色したものなんだそうで・・・・でも映画「静かなる男」は1952年公開の映画だから決して模したモンじゃない観れば解るるが 青年医師「藤崎」(三船敏郎)が 誤って感染してしまった「梅毒スピロヘータ」と自分自身とが 心の内で静かに決闘してるってコト?前作「酔いどれ天使」では ヤクザだった「三船敏郎」が 外科医師役となって同じく医師役だった「志村喬」は 今回も医師役で なんと「三船」の父親役如何にも 凄みのきくヤクザ役がピッタリという様な気がしてたが・・・・なんとなんと真面目な人道主義者 患者思いの優しい医者の役柄もチャンと嵌っていて(格好イー) 特に冒頭の十数分間に渡る 野戦病院での手術シーンの「三船敏郎」は 迫力満点今でこそ「梅毒」は怖い病気だけど 不治の病ではないが 当時は未だペニシリンが発見されておらず 今時のエイズの如き存在だったようで・・・・許嫁だった「美佐緒」役(三條美紀)が 何度も何度も 断られてもなほ 会いに来るが彼女に 真実が言えないで悶々と悩み葛藤する 真面目すぎる「藤崎」(三船敏郎)ソレは成人男性としての欲望についても同様の悩みでもあり・・・・・ダンサー出身の看護婦見習い「峯岸るい」(千石規子)に その苦しい胸の内をぶちまけるシーンは両者の演技力の見せ場 あまりの熱演に黒澤監督も涙したとかオイラ的には どこかすっとぼけた おかめ顔の「千石規子」が どうして黒澤監督のお気に入り女優なのか理由がわからんかったけど このシーンで納得ラストには正看護婦になり 母親にもなって すっかり女らしく変身して 女は化物ヤクザから医者に変身の三船敏郎もバケモノだってか・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・野原一面をを黄色に染めて咲く「コレオプシス・春車菊・蛇の目草」
2015年06月29日
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【スタッフ】監督=黒澤 明 製作=本木荘二郎 脚本=植草圭之助、黒澤 明 撮影=伊藤武夫 美術=松山 崇 編集=河野秋和 作詞=黒澤 明 作曲=服部良一 音響効果=三縄一郎 音楽=早坂文雄 演奏=東宝交響楽団、東宝モダンニャーズ 【キャスト】志村 喬=眞田 三船敏郎=松永 山本礼三郎=岡田 千石規子=ぎん 殿山泰司=ひさご 木暮実千代=奈々江 清水将夫=親分 久我美子=女学生 中北千枝子=美代 飯田蝶子=婆や 谷 晃 =子分 笠置シヅ子=歌手 堺左千夫=与太者 木村千吉=子分 進藤英太郎=高浜 【あらすじ】東京の片隅 活気ある闇市のある街、空襲で廃墟と化した建物があり、どぶのような水溜りがあって、その傍で開業する反骨漢医師『真田』自分自身を「酔いどれ天使」 と称する 呑ん兵衞先生ある晩 ヤクザ者『松永』が駆け込んできた 左手に銃弾をぶち込まれているそれを「真田」は抜いてやるのだが、麻酔もかけずピンセットで抜き出す「松永」が痛みで悲鳴をあげると、ヤクザ者には麻酔などいらぬといって突き放すすると「松永」は怒り狂って 恩人であるはずの「真田」に暴力を振るう「真田」はヤクザなどけだものだといいつつ、「松永」が結核にかかっているらしいことが気になり・・・・何が気に入ったのか なにかと「松永」の世話を焼く「松永」は 当初そのおせっかいを迷惑がっていたが、そのうち自分が結核にかかっていることを知って、少しは心を入れ替えるそぶりを見せるが・・・・そこに 兄貴分のヤクザ『岡田』が刑期を終えて出所してきた「岡田」が帰ってきたことで「松永」はなにかと岡田の風下に立たされるようになる松永の情婦『奈々江』までが威勢のいい「岡田」の方へとなびいてしまう「松永」の方は結核が進行して次第に体力を消耗、ついには真田の診療所に起伏して治療に専念しようとしていたが・・・・そんなことから 親分も「松永」を見捨て、「岡田」の方を大事にしているコトも解って「松永」は ついに縄張も取り上げられ、自分が孤立しているのを思い知るかつてのオンナ「奈々江」のアパートに押しかけ、そこにいた「岡田」をナイフで刺そうと襲いかかるが 刺そうと手を振り上げた瞬間 大量の血を吐いて・・・・・ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー25日 オイラも含め日本人映画ファンにとっては大変嬉しいニュースが飛び込んできた「1977年に亡くなられた俳優『三船敏郎」さんが、国際的映画スターとして【ハリウッド殿堂入り】を果たすことが分かった。 三船さんの名前が、米カリフォルニア州の観光名所である「ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム」に敷かれる星形のプレートに刻まれる」・・・・という日本人映画俳優としてだけじゃなく 歴代の世界の映画俳優の中でも稀有の素質を持った魅力に溢れた俳優だった「三船敏郎」の偉業が改めて見直され残されるという 万歳三唱ということで 本日から「黒澤明」監督作品に出演してる16本を連続で観ることにした01)1948年(28才)「醉いどれ天使」 松永(ヤクザ)02)1949年(29 )「静かなる決闘」 藤崎恭二(医師)03) (29 )「野良犬」 村上(刑事)04)1950年(30才)「醜聞」 青江一郎(画家)05) (30 )「羅生門」 多襄丸(盗賊) 06)1951年(31才)「白痴」 赤間伝吉(豪農)07)1953年(33才)「七人の侍」 菊千代(元農民) 08)1955年(35才)「生きものの記録」 中島喜一(経営者) 09)1957年(37才)「蜘蛛巣城」 鷲津武時(城主) 10) (37 )「どん底」 捨吉(遊人)11)1958年(38才)「隠し砦の三悪人」 真壁六郎太(武将) !2)1960年(40才)「悪い奴ほどよく眠る」西幸一(官僚) 13)1961年(41才)「用心棒」 三十郎(浪人) 14)1962年(42才)「椿三十郎」 椿三十郎(浪人)15)1963年(43才)「天国と地獄」 権藤金吾(社長) 16)1965年(45才)「赤ひげ」 赤ひげ(医師)つー ことで第一回目作品は「酔いどれ天使」 主役は酔いどれ医師の「志村喬」なんだけど準主役の「三船敏郎」が完全に食ってしまった 黒澤監督作品に初出演映画 敗戦後3年目という混乱時代に 当時の観客はこの映画と 三船敏郎を どう観たんだろう?48年キネマ旬報ベストテンで第一位にランクされているから高評価だったに違いないがオイラが観たのは よく覚えていないが 封切から10年以上後 恐らく大学時代だったろう「羅生門」や「七人の侍」を観ての 又 黒澤監督の名声が高まってからの鑑賞だったが・・「山本礼三郎」と「三船」のペンキまみれの格闘シーンと「笠置シズ子」の「ジャングル・ブギ」が強烈な印象として残っただけで・・・・・当時はヌーヴェル・ヴァーグだのイタリアン・ネオ・リアリズムなんかに傾倒してて・・・・(でも 黒澤監督は三船の対抗馬に必ず 鋭い切れ味の役者を用意して(今回は「山本礼三郎」)緊張感を高めるネ 「宮口精二」とか 「藤田晋」「仲代達矢」「山崎努」とかサ それでも 今までに4~5回は観てるのだが 観る度に「三船」の男としての魅力を感じるそれは 黒澤監督が自作にはなければならない俳優と位置づけしたコトでも理解できるとにかく 「三船敏郎」の様々な姿格好 その表情は みんな絵になるというか・・・・ 青年ヤクザの機敏な動き 医師の前で上半身裸の背中を見せるが筋骨隆々白のスーツに縦縞のネクタイ 花屋でカーネションを抜き それを嗅ぐ様子もさまになって ジャングルブギに合わせ 背中を丸めて踊るジルバのステップも軽い手に当たった銃弾を取り出す苦痛の表情 吐血し げっそり頬がこけ目の周りを真っ黒にしそして くんずほぐれつの格闘場面 腹を刺され手すりをへし折って逆さ吊りの死にザマ その相対に居るのが医師の眞田「志村喬」 薬用純アルコールにお茶を混ぜて飲む程 アル中?音感が全くのダメ男 近所でギターを爪弾くのは「小雨の丘」(サトー・ハチロー詩服部良一曲)で「雨が静かに降る 日暮れの町外れ そぼ降る小雨に 濡れゆく我が胸・・・」そのメロディーが聴こえているのに 志村が口ずさむ歌は「港が見える丘」で「あなたと二人で来た丘は 港が見える丘・・・・」と 全然違う曲で よく歌えるなあァとそれと もう一つ 空のコップを箸で叩きながら歌う「じいさん 酒飲んで 酔っ払って転んだ ばあさん それ見て びっくりして・・・」婆や(飯田蝶子)「あたしゃ、びっくりなんかしませんよ」(笑)「三船敏郎」と「志村喬」のコンビも絶妙で 何本も共演して黒澤監督を盛り立てた ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・我が家の塀に沿って置かれた植木鉢に咲く「アガパンサス」
2015年06月25日
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【スタッフ】監督・脚本・美術=新藤兼人製作=松浦榮策、新藤兼人撮影=黒田清巳 音楽=林 光【キャスト】乙羽信子=トヨ(妻) 殿山泰司=千太(夫)田中真二=太郎(長男) 堀本正紀=次郎(次男)尾道放送劇団 千葉雅子笹島小学校生徒 鷲浦安楽寺住職【あらすじ】瀬戸内海に 夫婦と男の子二人の四人家族が住む 電気・ガス・水道がない周囲約500メートルの小島(広島県三原市にある宿彌島(すくねじま))があった島には平地はほとんど無く、島の頂上辺りのわずかな平地に小屋を建て、ヤギやアヒルと共に住んで 島の斜面に春はムギ、夏はサツマイモを植え、生活の糧としていた長男は小学2年生、次男は未就学であるが、両親を助け家事を手伝っている夫婦の日課は、隣島まで小舟を漕いで、飲料と畑の作物のための水を汲みに行くこと隣島より桶に入れて櫓漕ぎ舟で運んだ水を、島の急斜面を天秤棒を担いで運び上げる時に妻が誤って水をこぼしてしまうが、夫は 妻を平手打ちにするほど厳しい生活だ条件の悪い土地であるが、夫婦所有の土地ではなく、地代として農作物を納めているある日、子供たちが鯛を釣り上げた。家族四人が揃って笑顔を見せる妻はよそ行きの衣装に着替え、家族全員で巡航船に乗って尾道の市街へ行き、鯛を売って普段では手に入らない日用品を買ったり、また外食を楽しむこともできたある日、長男が高熱をだし 父が医者を探し、島まで連れてきたが間に合わなかった葬儀は僧侶と通学先の担任の先生と同級生が来て、遺体は島に埋葬された葬儀が終わり、家族にはまた日常の生活が繰り返される しかし畑の作物に水をやっている時、妻は突然桶の水をぶちまけ、狂ったように作物を引き抜き始めるそして大地に突っ伏して号泣するのである夫は妻の心情を思いやり、ただ見ているだけであったほどなく妻は落ち着きを取り戻し、水やりを再開したこの家族にはこの土地で生きてゆくほかなく、今日も明日もこの小島で生きてゆく ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー先日 CS・TVで「ベニチオ・デル・トロ 広島をゆく」というドキュメンタリー映画を観た「新藤兼人」監督を敬愛し2011年に「新藤兼人回顧展」をニューヨークで開催したことでも知られる世界の名優「ベニチオ・デル・トロ」が、新藤監督の生まれ故郷であり、数々の映画の舞台となった広島を初めて訪問 広島の平和記念公園や、最も感銘を受けたという映画「裸の島」のロケ地を訪問する様子を追った映画だった「宿祢島」へ渡り あの山の頂上で映画「裸の島」を語ったのです 今や彼等が住んでいた家も畑も その痕跡を残すのみで何もない ただ雑草と雑木に覆われた無人島になっていたが・・・・ その島のテッペンから眺める瀬戸内海 そこに浮かぶ島々行き交う大小様々な船 そして広島の山並みは 映画のそれと何も変わっておらず映画「裸の島」での 印象に残る数々の名シーンが脳裏に蘇り 感慨にふける「ベニチオ」 その魅力について「この作品は「生き抜くこと」を描きました 人間の闘いです そして 多くの暗喩を秘めています 人生への暗喩 そして全てのものの・・・・世界万人の心に響く 50年後の今でも通用する永遠の名作だと以前「新藤兼人」監督との対談で聴いた 人生の裏と表 手のひらの表と裏「絶望」と「希望」の話 そして 毎日毎日 繰り返し繰り返し 乾いた大地の苗に 水遣りをするシーンについて 「乾いた人の心に 水遣りをしているのだ」という説明に感動した「ベニチオ」というようなコトで 再度観直した映画「裸の島」会話のない モノクロ映画 「殿山泰司」と「乙羽信子」の夫婦が 隣の島へ手漕ぎ船でわたり桶に「水」汲んでかえり 急な山道を上り 乾いた土の苗に水遣りを繰り返す 何度もなんども子供達の楽しみは 母親が船で送ってくれる学校 岩場での釣り夕方 ドラム缶の入浴 二人の兄弟で用意をする 家族四人で囲む食卓たまに構ってくれる父親との水遊び 遠くにうち上がる三原の花火 尾道の夏祭りしかし お兄ちゃんの突然の哀しい死 なにもない葬式は 山の頂上に遺体を埋めるだけ船に乗って お坊さんと学校の先生と生徒たちが やってきた・・・・その時の 「トヨ」の服装が哀しい 喪服なんかないのだろう 白っぽい浴衣姿で・・・・次の日 悲嘆にくれることも 休むことなく同じリズムの生活が始まり 黙々と水遣りをと・・・・突然 「トヨ」が狂った様に水桶をひっくり返し 植えられた苗を引き抜き始め地べたに倒れこみ腹ばいになっって喚き散らす 初めての人の声が その泣き声で それが悲鳴のように聞こえた それを見つめる「千太」(殿山泰司)の表情 何とも言えぬ複雑なでも、それは一瞬で直ぐに立ち上がった「トヨ」 何もなかったように水遣りを始める切々と繰り返される 「林光」のテーマ・メロディーが 何時までも頭から離れない殿堂入り 日本名作映画の一本 新藤兼人監督作品ベストワン作品です ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・玄関脇の植木鉢で白く咲く「フロックス・花魁草・草夾竹草」
2015年06月22日
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【スタッフ】 監督=黒沢 清 脚本=黒沢 清 撮影=林淳一郎 音楽=ゲイリー芦屋 主題曲=洞口依子 美術=丸尾知行 編集=大永昌弘 録音=井家眞紀夫 照明=豊見山明長 【キャスト】西島秀俊=吉井 豊 役所広司 =藤森岩雄 菅田 俊=吉井真一郎 りりィ =岩谷幸子 麻生久美子=吉井千鶴 哀川 翔=加崎 大杉 漣=室田 洞口依子 =ミキ 【あらすじ】 14才の時に交通事故に遭い、昏睡状態が続いていた『吉井豊』が10年の眠りから突然覚めたしかし、彼を出迎えたのは懐かしい家族ではなく『藤森岩雄』という風変わりな中年男だった産廃処理業を営む「藤森」は「豊」の父『真一郎』の友人で、離散した豊の家族に代わって数年前から東京郊外にある豊の家の一部を釣り堀に改造して暮らしているらしい「藤森」に連れられて、すっかり変わり果てた家に帰る「豊」彼は心のリハビリを兼ねて、かつての友人たちに会って失われた時間を取り戻そうとするが、既に成人している友人たちとの溝は埋められる筈もなく、ひとりやりきれなさに苛まれるばかりそんなある日、一頭の馬が「豊」の家に迷い込んできた「豊」は「藤森」に頼んでその馬を買い取り、ポニー牧場を作り始める「豊」の家はかつてポニー牧場を経営していたのだ暫くすると、今は宗教活動をしている父「吉井眞一郎」 そして アメリカへ留学している筈の妹『千鶴』が 恋人の『加崎』と共に帰ってきたしかし、10年ぶりの家族の再会はどこかぎこちなく、数日後、彼らは再び家を出ていったまた、「千鶴」から母『幸子』の住所を聞いた「豊」は、父と離婚し自立している母に会いに行くが、どうやら彼女には一緒に生活している誰かがいるようだったその後、「豊」はポニー牧場再建に向けてこつこつと働くようになったが・・・・・ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー題名の「ニンゲン合格」は あの『太宰治』の自伝的小説で 遺書だとも言われる内容の・・・ 無邪気さを装って周囲をあざむいた少年時代 そして次々と女性に関わり、自殺未遂をくり返しやがて 薬物におぼれていくその姿を描いた「人間失格」を 何らかのカタチで模したものかと・・・・それは とんだ思い違いで、全く 似ても似つかないモノであった14才~24才の現在迄 10年間の寝たきり状態から覚醒した「吉井豊」(西島秀俊)その10年間という時間と その10年間に得られたはずのもの 又失ったモノ から自分の生きてる意味や 存在感 そして そのブランクを埋める必要性があるのか等を観客にも考察させる映画じゃない? (・・・・あんまし自信は無いのだけれど)もしも それがオイラだったとしたら・・・・中学校での初恋、修学旅行 高校時代はバスケットの部活、親友、映画三昧、受験勉強大学時代の映研、アルバイト、大恋愛、学生運動・・・・そして就職 等々人生の中でも 一番輝いてた 楽しい想い出がぎっしり詰まった宝箱の様な10年間で その10年間のブランクは 後のちには絶対埋めることなど出来やしない 「豊」は 父親と母親 妹の4人の家族 今現在 みんなバラバラに生活しており父親の友人で 父親の地所で 釣り堀を経営してる「藤森」(役所広司)が・・・・ 「豊」を 何故か病院に迎えにきてて 退院した後も なにかと面倒ているのだその「藤森」が「10年間のブランクを取り戻さなくちゃネ」と 過去の雑誌・新聞・ビデオ等 事件・ニュース・ファッション等を時代を追った資料を山ほど取り揃えて・・・・でも「豊」は「何を 取り戻すのかわかんないよ」と・・・・戸惑うばかり そう 「豊」の知識は14才のままなんだから・・・・失ったモノなんて解るはずがないのだその上 自動車事故を起こした張本人の加害者(大杉漣)の異常さもも 半端なく・・・・さらに「豊」の近辺で起こる様々な事件は 生きて経験しても なんの意味もなく むしろ そんな経験なんぞ したくもないようなモノばかりで・・・・・そして「豊」は、気づく「自分は10年間のブランクを埋めることばかりを考えて、現実に目を向けようとしなかった、そろそろ目を覚ます時が来たんだ」しかし 丁度そんな時 迎えに来た「藤森」のトラックに馬を乗せようとして・・・・・「豊」は 山積みしたスクラップの下敷きになって あえなく命を落としてしまうそして その死に際の「豊」は 「藤森」に訊いた 「俺、ちゃんと存在した?」自分の存在を 誰かに認めてもらいたい・・・・自分は何の為に生まれてきたのか?そう 「豊」が誰かに言った言葉「オレ 眠り続けていたほうが良かった」は正直 それが一番正しいのかもしんない・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・昨日は姉の3回忌の法事だった 帰りに甥っ子「シンちゃん」の営む あんみつ屋へ寄り予約がなかなか取れない 北千住にある豆腐料理「宇豆基野」で会食でしたとれたて「湯葉」や 目の前で造る「よせたて豆腐」等ヘルシーな料理「マイウー!」幾つものプールに浮かぶ湯葉を 夫々が箸で掬いあげ 暖かいまま モンゴル岩塩でいただく
2015年06月19日
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【スタッフ】監督=森田芳光 脚本=森田芳光 撮影=沖村志宏 美術=山崎秀満 衣裳=宮本まさ江 編集=川島章正 音響効果=伊藤進一 音楽=大島ミチル 主題歌=辻詩音『ほしいもの』 照明=渡辺三雄 装飾=湯澤幸夫 録音= 高野泰雄 【キャスト】小 雪 =山吹摩耶 黒谷友香=魚住サキ 井坂俊哉=道上保 山中 崇 =川上 孝 小澤征悦=保利 満 小池栄子=平場さくら 仲村トオル=溝口雅也 北川景子=記者 小山田サユリ=道上かえで ピエール瀧=平場まさる 藤田弓子=川上たみ 永島敏行=クラブの住職 袴田吉彦 =天草大二郎 加藤治子=神林多恵 天光眞弓=摩耶の母 【あらすじ】ある日、民家数軒の郵便受けにそれぞれ1キロの金塊が投げ込まれていたというニュースが流れる中、『山吹摩耶』が東京から故郷に帰ってくるそして、新居の引っ越し作業を終えた業者に心付けを渡すと、その額の大きさに業者を驚かせるのだった外出し、市電に乗る「摩耶」その運転手は摩耶の高校時代の同級生『道上保』だった彼はかつて、世界の路面電車めぐりをしたいという夢があったそんな今では先立つものがない彼に、“そのお金、私が出してあげようか”と言う「摩耶」すると後日、「道上」のもとへ「摩耶」から小包が届くそこには、大金と世界の路面電車の資料が入っていた同級生のひとり『魚住サキ』の夫が急死し、その通夜で同級生たちと久々に再会した「摩耶」やがて「道上」の時と同じく、彼らの夢や希望を聞き出すと、次々に大金を差し出していくのだが・・・・・ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー「わたし出すわ」って この映画のタイトルの言葉を聞いたら・・・・・アナタきっと「エッ 何を?」って、思ったでしょ (でも アレじゃないから)それに「いや 俺が出すよ」な~んて 変に返しちゃダメよ アノね あの憂い顔の美女「小雪」が出すモノって・・・・ビックリするゾそう 上のポスター写真の様に ストレートに「札束」か「金のインゴット」 「オイオイなんでなんだァ?」って誰でも思うよネ こんな人 何処に居るんだろう?冒頭に表示される言葉『できるだけ儲けて できるだけ貯めて できるだけ与えなさい』【ジョン・ウェスレー】 そして もう一つ 『富は海の水に似ている それを飲めば飲むほど のどが渇いてくる 【アルトゥル・ショーペンハウアー】コレが「森田芳光」監督が訴えたいテーマなんだろうネ きっと 先ずは 引越し業者の運送屋の青年に「どうもご苦労さん」って 手渡したポチ袋には なんと10万円も 「これは戴けません」と返そうとするが 「イイのよ とっておいて」彼女が どうやって莫大な金を手に入れたのかは語られないが 恐らく株式投資なんだろうでも 世の中には こういった巨額の富を手にした人達が ゴマンといるのだろうが・・・・こんなに気前のイイ人は 何処にもいない と 思うけど・・・・でもネ 映画にも出てくるんだけど 無差別に個人宅のポストにお金を放り込んでる人がいるらしい「ゴールド・バー 事件』 それがねえ 宝くじで1億円当たったりした「平場さくら」(小池栄子)がその人で 旦那に内緒で配って歩いてるんだって・・・・「ウチにもこないかな~」(欲張りでケチなジジイの所にはゼッテー来ない)という様に故郷に帰ってきた謎の金持ちオンナ「麻耶」(小雪)は同級生達夫々に言われるままに あっさりと大金を差し出して・・・・・高校時代からライバルだった『魚住サキ』(黒谷友香)は 金のインゴットを5枚も・・・・でも 再び玉の輿に乗ろうと焦り、摩耶の制止も聞かず、殺人事件の被害者となって今は路面電車の運転手『道上保』(井坂俊哉) 世界中の路面電車を巡る夢を持つその為の資金を受け取るが、妻「かえで」に使い込まれて・・・・その「道上」の妻『かえで』(小山田サユリ) ホストに狂い 金を使い果たし後も消費者金融に手を出し 逆恨みから摩耶宅へ包丁を持って乱入する実業団マラソン選手の『川上孝』(山中崇) 練習中に故障、治療手術費用は麻耶がアメリカでの手術も成功し、走り続ける『保利満』(小澤征悦)は 魚類系の研究員 研究費用を摩耶から受け取るが・・・・こんな風に 夫々が お金を頂いたが それで幸せになるとは限らないというのを 色々な例をあげて見せてくれた?・・・・ なんだかなァ そして 少しだけ気になったこと「摩耶」の部屋に飾ってあった「アンドリュー・ワイエス」の この絵何を 言いたかったのだろう? それだけが印象に残った映画だった
2015年06月18日
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【スタッフ】監督=中村義洋 原作=湊かなえ『白ゆき姫殺人事件』(集英社刊) 脚本=林 民夫 撮影=小林 元 美術=西村貴志 衣装=丸山佳奈 編集=川瀬 功 音楽=安川午朗 照明=堀 直之 装飾=湯澤幸夫 録音=松本昇和 劇中曲=芹沢ブラザーズ 【キャスト】井上真央 =城野美姫 綾野 剛=赤星雄治 菜々緒=三木典子 谷村美月 =前谷みのり 染谷将太=長谷川 金子ノブアキ=篠山聡史 小野恵令奈=満島栄美 秋野暢子=城野皐月 ダンカン=城野光三郎 山下容莉枝=八塚絹子 宮地真緒=間山 TSUKEMEN=芹沢ブラザーズ 朝倉あき =平塚 蓮佛美沙子=狩野里沙子 貫地谷しほり=谷村夕子 生瀬勝久 =水谷 【あらすじ】国定公園《しぐれ谷》で 女性の惨殺死体が発見される被害者は《白ゆき石鹸》が大ヒットした地元企業《日の出化粧品》の美人社員『三木典子』ほどなく、被害者とは対照的に地味で特徴のない同僚女性『城野美姫』に疑いの目が向けられるワイドショー番組のディレクターを務める『赤星雄治』は、さっそく「美姫」の周辺取材を開始するとともにその足取りを追っていくそして「美姫」の犯行との確信を強めていく中、取材で得たホットな情報を無頓着に次々と SNS(ツイッター)でつぶやき始めるのだったが・・・・・ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー【付録】■SNS(social networking service、】とは インターネット上の交流を通して社会的ネットワークを構築するサービスのこと■広義 社会的ネットワークの構築の出来るサービスやウェブサイト■狭義 人と人とのつながりを促進・サポートするコミュニティ型の会員制のサービス■主なSNS「Ameba」「Facebook」「Google」「GREE」「Instagram」 「mixi」「Mobage」「Pinterest」「Twitter」■基本的な機能「プロフィール機能」「メッセージ送受信(私書箱)機能」「日記(ブログ)機能」「タイムライン(ウォール)機能」「ユーザー相互リンク機能」「ユーザー検索機能」「アンケート機能」「コミュニティ機能」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーこの「オイラのブログ」も インターネットを使ったSNS機能の一つ ブログ機能オイラが好き勝手に観た映画を 忘れないようにメモっている感覚で書いてるだけのモノこうやって 毎日書いてると 所謂日記のようなモノなのになるのですが 公開してる故に 結構アクセスしていただいてる方も沢山おられるたりして その上 記録が残ってしまうのでいい加減なことは書けないし これでも結構気も遣ってるこの映画「白ゆき姫殺人事件」は 内容的には美人OL殺人事件の顛末なのですが物語を進行していくのが この【SNS】ツイッターの書き込みと それを見たテレビ局デレクターのいい加減な取材から犯人を特定しTV放映に至る 今の時代には有りそうな話で大方のテレビ局は 一般大衆の喜ぶものを提供するのが第一義としているから、題材を興味本位とするので 話題性がある事件には ことのほかセンセーショナルに取り上げるこれに対しSNSという情報発信の手段を手にした人々は、マスメディアが取り上げないこと又 取り上げにくいことを発信しようとする それは SNSを使えば カネやコネがなくても個人の主張を誰にでも直接届けられるからフリーで 使い勝手があってそれらは 顔の見えない部分 ストレートに無責任で辛辣で容赦のない 的を得ているモノも得てないモノも 又 真実もガセも一緒くたに 延々とやりとりが続き・・・・或る意味 面白くもあり 怖い部分もあったりして この映画では 主人公のTVデレクター役「綾野剛」が そのSNSで得たネタから「城野美姫」(井上真央)を容疑者に仕立ててゆく・・・・不真面目で不謹慎な男なんか本物っぽい 現場TVデレクターぶりの感じが なんかこんなの居そうって思えて しかし「井上真央」が犯人らしい行動を見せれば 見せるほど犯人じゃないと思えて・・・逆に 犯人探しの面白みは どうやって彼女が犯人じゃない事を説明するか?の興味に案の定 随分と手の込んだというより お手軽な方法で 同僚の嘘つきダメ女OLの犯行だったという結論は なんか2時間テレビのサスペンス劇場的なモノで・・・・あの「告白」の原作者「湊かなえ」の作品なので 期待して見たんだけど・・・・ミスキャストかな?「井上真央」と「連佛美沙子」を入れ替えてれば 面白かったかも ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・高井城址公園の林の中で白く咲く「紫陽花・あじさい」
2015年06月15日
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【スタッフ】監督=河瀬直美 原作=ドリアン助川 脚本=河瀬直美プロデューサー=福嶋更一郎、大山義人、撮影=穐山茂樹 照明=太田康裕 録音=森 英司美術=部谷京子 衣装=小林身和子 主題歌=秦基博【キャスト】樹木希林 =徳江 永瀬正敏=千太郎 内田伽羅 =ワカナ 市原悦子=佳子 水野美紀 =ワカナの母 兼松若人=田中 浅田美代子=大将の奥さん 【あらすじ】刑務所から出所したのち、どら焼き屋「どら春」の雇われ店長となった『千太郎』ある日 その店に『徳江』という老婦人がやって来て 働きたいと強く希望する「千太郎」は 体力的に無理だからと 断るが・・・・「徳江」は 再度やってきて自分が作った「あんこ」 食べてみてと置いていった一旦は捨てようとするが 試しに食べてみると 香りも味も 素晴らしく・・・・その「あん」が欲しくて またまたやってきた「徳江」を無条件で採用早朝から 小豆を洗い 煮て 甘味をつけて まるで子供をあやすような優しさでそんな「徳江」が作る「粒あん」が評判となり、店は行列が出来る程の大繁盛 そんな中「徳江」は、毎日のように つぶれたどら焼きをもらいに来ていた女子中学生の『ワカナ』と親しくなったところがある日、かつて「徳江」がハンセン病を患っていたことが近所に知れ渡りパタッと客足が途絶えてしまって・・・・・ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー絵画仲間の「Iさん」推薦の映画「あん」を 柏のキネマ旬報シアターで観てきました今のオイラのブログの流れからすると「是枝裕和」監督の「海街diary」なんだろう・・・・けど 「Iさん」との映画トークの楽しみを優先しましたそれにしても「海街diary」の番宣は凄いよネェ 毎日テレビに4人が出ていてそれはソレで映画産業発展の為 是非頑張ってほしいコト 別に文句を言ってる訳じゃないそんなこたァ別にして この映画「あん」 そうタイトルは「あんこ」の「あん」なのだ今やカンヌでは名匠と もてはやされる「河瀬直美」監督らしい 特に欧米人を意識した 美しい日本的画面作りを前面に押し出した 優等生映画となりました8割方入った館内のオバサマ方には好評の様子 時に笑いさざめき そしてすすり上げ 四季折々の「桜」の姿を 主人公達の心理状態を表現するかのように 変化させ映して見せる春爛漫 満開の桜 散り始め 花吹雪 道端に積もる花びら 若葉から 涼しげな日陰の青葉へ 風にざわめき 枯葉が散り 雪の中の枯れ枝は凍え そして芽吹く季節へ・・・・・ 「ドリアン助川」原作の物語は解り易く 単純明快 何も足さないし 引くこともない 唯一 刺のように刺さる ハンセン病(癩病)についても 特に問題提起はしていない世間一般の眼は こんな風で 病気に対する理解度が行き届いてはいないコトを撮すだけそして 一番の見所は なんといっても「樹木希林」さんの 巧まざる名演技飄々というか 淡々というか 楽しそうに 嬉しくて仕方ない風な自然の演技にひき込まれるとくに 「あんこ」を 小豆を洗うところから炊きあがるまで何時間も 常に豆に寄り添い時々話かけながら 永年の薀蓄を注ぎ込んで おいしい「あんこ」を仕上げていく様子が「永瀬正敏」演じる ワケありどら焼き店「店長」は 寡黙で気難しそうな アンちゃん じゃなく もう「オジさん」か この二人の取合せが絶妙で キャスティングの勝利「希林」さん演じる「徳江」の 「店長さん、店長さん」の連呼が なんとも微笑ましく煩がっていた「店長」も おいしい「あんこ」から 「徳江」を見る目がごろっと変わって一枚加わるのが「希林」さんの孫娘「内田伽羅」 そう「モッくん」の娘が中学生役で出演さすが役者の娘 おちゃらけないで つーか あんまし可愛いらしくないキャラが イイそれに 悪役ちゅー 訳じゃなく 意地悪な人達役「浅田美代子」と「水野美紀」それに いかにもバカっぽい若者役「兼松若人」も それなりに わかりやすく最近の流行りらしいが 行列して並ぶ 美味しいと評判の食べ物屋外国からの初出店だったり TV番組や グルメ雑誌 ネット等で評判になったり・・・・しかし 食べ物屋(食品類)は つくづく怖い商売だと思う最近のニュースでも 放射能汚染 中国産 虫や異物の混入 禁止着色剤 賞味期限の改ざん 表示内容と現物の違い・・・・・少しのミスも許さない風潮は・・・・どうなんだろう?オイラもファンだった「ペヤング ソース焼きそば」の復活は 超嬉しいでも この映画のキモ部分 「どら焼き」作りや 包装する「徳江」さんヤッパり ケロイド状の傷のある手で 直接どら焼きを持って差し出されたらそれもハンセン病隔離病棟から通ってくる老女だと知れたら 誰でも引くでしょ そんな痛い目には 何十年間も味わっている「徳江」なのだから 分かってる筈「店長」の自宅で 嬉々として「あんこ」作りに精を出すべきだったんじゃないの?こんなこと言っては「差別?」「無理解?」 隔離病棟で亡くなられた方々のお墓は無いのだそうです敷地内に埋められ樹木を植える 「徳江さん」の木は勿論「桜」でした「河瀬直美」監督は どうしたら良かったと言ってる のだろうか? ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「立葵・たちあおい」
2015年06月14日
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【スタッフ】監督・原案・脚本・編集=是枝裕和 撮影=山崎 裕 美術=磯見俊裕、馬場正男 衣裳=黒澤和子 音楽=タブラトゥーラ 照明=石田健司 録音=弘巻裕 【キャスト】 岡田准一 =青木宗左衛門 宮沢りえ =おさえ 古田新太 =貞四郎 浅野忠信 =金沢十兵衛 國村 準 =伊勢勘 中村嘉葎雄=重八 香川照之 =平野次郎左衛門 田畑智子 =おのぶ 夏川結衣 =おりょう原田芳雄 =小野寺十内 上島竜兵 =乙吉 木村祐一 =孫三郎 石橋蓮司 =青木庄三郎 千原靖史 =留吉 加瀬 亮 =そで吉 寺島 進 =寺坂吉右衛門 平泉 成 =善蔵 絵沢萠子 =お勝 遠藤憲一、 田中哲司、 中村有志、 石堂夏央、 勝地 涼、 トミーズ雅【あらすじ>元禄15年、徳川5代将軍綱吉の治世巷では、赤穂浪士が切腹させられた主君、浅野内匠頭の仇を討つかどうかが大きな関心ごととなっていた信州松本から江戸に出てきた若者『青木宗左衛門』が貧乏長屋に腰を据えて、2年が経とうとしていた 「宗左」は剣術師範だった父を斬り、江戸へ逃亡した『金沢十兵衛』を捜して町を回るが、一向に見つけられない仇討ちが上手くいけば百両は報奨金がもらえるが、今では里からの仕送りも途絶えがちしかも「宗左」は剣の腕はからっきしで、長屋の遊び人『そで吉』にこてんぱんに負かされる「宗左」の向かいには美しい未亡人『おさえ』とその息子『進之助』が住んでおり、「宗左」は「おさえ」にほのかな恋心を抱いていた一方長屋には、浅野内匠頭の仇を討とうとする赤穂の侍も潜んでいた治療院の看板を掲げた首領格『小野寺十内』のもとに患者を装って集まる男たちは、いっこうに仇を討とうとしない「宗左」は吉良側の間者ではないかと疑う「小野寺」は同士の『寺坂吉右衛門』を「宗左」に紹介し、探りを入れさせる実は、「宗左」は「金沢」を見つけていた・・・・しかし、刀を捨てて人足となり、妻子と静かに暮らす「金沢」の姿を見て以来、そして 毎日を楽天的に過ごす長屋の住人たちと交わるうちに、仇討ちを果たすことが本当に武士の道なのか宗左の中に迷いが生じ始めるそんな折り、「おさえ」もまた亡き夫の仇をもつ身であることを知ってしまう暮れも押しつまったある日、長屋の大家は住人たちに、建て替えのため年が明けたら立ち退くよう宣言する彼らの困る姿を見て、宗左はある決意をする それは、住人たちの協力を得て仇討ち成功の大芝居を打ち、藩から報奨金をくすねようというのだが・・・・・ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー「是枝裕和」監督作品「花よりもなほ」は 4作目が大評価を得た「誰も知らない」で その次の 第5作目の作品 オイラ的にはとっても好きな映画で・・・・・1作目からこうやって順を追って観てくると 監督の熟練度とか 余裕とか 遊び心とかが覗い知れて 観てるこっちまでが リラックスして楽しめるつーか ここまできたかァ的な親心みたいな嬉しさまで味わってたりして・・・・・(ジジイ偉そうに モウ) 第一作目から 終始一貫 底に流れてる 思想だとか 哲学だとか 拘りだとかも 敢えて生意気を言うようだが見えるようになって このコメディータッチの時代劇にさへボロ長屋に住む庶民の立場に立ち お上や武士 そして権力者に強烈な皮肉を浴びせかけ 争い事を賛美する風潮にも否定的で 大げさに言えば反戦思想マデ 表現してみせる赤穂浪士の吉良邸討ち入りに「年寄りのジジイの寝込みを襲うなんて卑怯だぜ」と 切り捨て綱吉の「生類憐れみの令」にも 神輿に犬を乗せて練り歩くバカバカしさを強調しつつ 密かに長屋の連中に 犬を鍋にして喰わせちゃう つー反骨精神をむき出しに主人公は「青木宗左衛門」 あのジャニーズ系の「岡田准一」が演じるのだが(チョッと不満)武士なんだけど 実際に喧嘩は弱く 剣術もダメ そんな「宗左」は仇討ちの相手を見つけても 手を出せずにいるのは 仇に同情してるだけが理由じゃなさそうで (返り討ちに?) それと 「仇討ち」こそ武士の誉と、もてはやされた時代にだよ・・・・・「仇討ち」を果たすことが本当に人の道なのか? と思い悩む姿は 時代劇を全否定すもので更に 武士道たる礼儀作法をわきまえ あくまでも律儀に武士として生きる「平野次郎左衛門」役「香川照之」に 又もボロ衣装を纏わせ 垢で真っ黒けな顔で 建前だけの台詞を並べさせてそんな愚かで 滑稽な武士の成れの果ての浪人姿を晒させて・・・・・可哀そうということで・・・・リアルに再現された おんぼろ長屋が舞台で演じる俳優さんたちも豪華でその長屋に潜む赤穂浪士たち「原田芳雄」「寺島進」「田中哲司」「中村有志」がコミカルにお笑い芸人の「木村祐一」「上島竜兵」「千原靖史」も違和感なく 個性を発揮してイイ曲者役者の「浅野忠信」「中村嘉葎雄」「古田新太」「加瀬亮」「石橋蓮司」も夫々が渋く決めてオイラ好みの女優さん達「宮沢りえ」「田畑智子」「夏川結衣」も 極めてグッドでなんか皆が集まってする井戸端祭り?は 黒澤明監督の「どん底」の馬鹿囃子を思い出したゼィ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・梅雨入りしましたねえ 「紫露草・むらさきつゆくさ」
2015年06月13日
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【スタッフ】監督・脚本・編集=是枝裕和 撮影=山崎 裕 美術=磯見俊裕 録音=森 英司 助監督=西川美和、熊谷喜一 【キャスト】ARATA=敦 伊勢谷友介=勝 寺島 進=実 夏川結衣 =きよか 浅野忠信 =坂田 りょう =夕子 遠藤憲一 =きよかの夫 環 中村梅雀 =菊間刑事 津田寛治=勝の兄 山下容莉枝=実の元妻 村杉蝉之介=宮村 梓 =勝のガールフレンド、梓 木村多江 =老人ホームの看護婦 【あらすじ】 カルト教団『真理の箱舟』の信者が東京都の水道水に新種のウィルスを混入させ128名の死者と8000人に及ぶ被害者を出すという無差別殺人事件が起きたその後 5人の実行犯たちは教団の手で殺害され、教祖も自殺したそれから3年目の夏この物語の主人公である実行犯の遺族4人が、彼らの命日に殺害現場である湖へ向かうひっそりと静かに死者の霊を慰めるための旅が折り返し点に差しかかったときに、彼らの目の前にひとりの男が現れる彼は元信者で犯行直前まで実行犯たちと行動をともにしていたのだという乗ってきた車が盗まれるというアクシデントから、彼ら5人は かつて信者たちが暮らしていたロッジで一夜を過ごすことになり、今まで目を背けてきた[記憶]と、自分自身と否応なく向き合うことになるのだった私たちは被害者なのだろうか、加害者なのだろうか果たして私たちは 何か確かなものを手にすることができたのだろうか・・・・と ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー「是枝裕和」監督の三作目は「DISTANCE ディスタンス」 この作品 オイラにはチョッとばり 無理だったかナ? 「何が って?」監督とオイラの距離(ディスタンス) な~んてネ予備知識なしに観てたもんだから・・・・ハナから 主人公達の行動が 意味不明で それでも なんとか我慢して 最後まで観終わったんだけど・・・・ワケわからん つーことで 公式サイトで【あらすじ】を読み~の もう一度録画で見直し~ので ・・・・ナルホド そういうコトだったのね って訳なんだけど・・・・それでもサア 上の【あらすじ】の3行の強烈な内容のことが ネ タイトルが出る迄の主役4人 夫々が いま現状で どんなことをしているかを映しバック流れてるテレビかラジオ・ニュースの音声からなの それがまた聴きとりにくくて4人は こんなに恐ろしい事件の実行犯の遺族達だった(恐らくオーム教のコトだよね) それを知らなきゃ 彼らの言動の重みなんか 全然伝わらないわけで・・・・そして この四人「寺島進」「伊勢谷友介」「ARATA」「夏川結衣」に「浅野忠信」が加わり五人で カルト教団が使っていたロッジに宿泊するコトになるのだが・・・・■「ARATA」ってサア あの日曜美術館の「井浦新」だったのね 似てると思った でも あの森でRV車とバイクが盗まれちゃうって・・・・一体誰が? こんな山奥でそれで そこからは歩いては帰れないって 直ぐ諦めちゃう? 変でしょ ソレたまたま 教団のロッジが近くにあったからイイようなもんだけど なにか嘘っぽくて2~3時間も歩けば 携帯電話も継るだろうし 何処かの道路に出るはず 車で来た道だよ先ず こんなコトが気になってしまって 悪いけど「是枝」監督にダメ出しなんだ けどしかし 彼等5人は ヤッパり 事件のことを お互いが 話し合いたかっただねどうしても 自分たち自身だけでは納得できなかったとして 監督が場面作りをしたんだそこで「夏川結衣」が 夫役の「遠藤憲一」が教団に入信する時 必死になって止めたり「寺島進」が 妻が連れてきた教団の男と対峙し言い争う時の場面はリアルで緊迫感に溢れなんで あんな狂ってるとしか言いようのない教団に入信するのかの不思議さを描いてて普通の人間には到底考えられない宗教団体への入信者たち そしてその盲信ぶりと暴挙先日 坐禅会のお茶の時間に そのような新興宗教について 住職に訊いた「やはり 人間だからでしょうね」・・・・が 答えだった一概に 新興宗教が悪いものばかりだとは 決めつけられないし心の隙間を狙い撃ちされると それが琴線に当たればコロッといってしまう人もいると今朝の新聞で評論家の「岡田斗司夫」氏が「日本人の大半は宗教を信じておらず無節操だが世界の大多数の人々は神様を信じているが その神様のせいで悲惨な戦争を経験し 今なお宗教の対立で紛争が絶えない 神様を信じる人達は 聖書や戒律に従い 正しいかどうかを選択する しかし現実的には「神様による正しさの保証はない」として・・・・神も自分自身も信じられない私たちは・・・・なにか頼れるものを常に探していて つい「アナタは 何を信じ 何を心の糧に 生きているのですか?」そう 是枝監督が問かけてる映画だと思いました ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・先日の「天声人語」に「どくだみ」の話が載っていた(なんと素晴らしい褒め言葉)一輪挿しにして眺めてドクダミを見直した 濁った感じの名前に似ず 白い十字の花と見える苞は ひっそりと清楚だ スペード形をした葉の濃緑が白をキリリと引き立てて はびこるだのけちくさいだの雑草呼ばわりが申し訳なくなる 白い星を散らしたように木の下闇に咲いている
2015年06月11日
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【スタッフ】監督=是枝裕和 脚本=是枝裕和 撮影=山崎 裕 美術=磯見俊裕 郡司英雄 音楽=笠松泰洋 録音=滝澤 修 音響効果=柴崎憲治 照明=佐藤 譲 編集=是枝裕和 衣裳=青木 茂 スタイリスト=山本康一郎、山本和子 【キャスト】ARATA=望月 隆 小田エリカ=里中しおり 寺島 進=川嶋さとる 内藤剛志 =杉江卓郎 伊勢谷友介=伊勢谷友介 谷 啓=中村健之助 内藤武敏 =渡辺一朗 吉野紗香 =吉野香奈 香川京子=渡辺京子由利 徹 =庄田義助 山口美也子=食堂係 白川和子 =天野信子 木村多江 =食堂係 志賀廣太郎=山本賢司 原ひさ子 =西村キヨ 阿部サダヲ=渡辺一朗 【あらすじ】古びた学校の様な 木造の建物の事務所に、5人の職員が 集まってきた所長の「中村」 職員の「望月」「川嶋」「杉江」 アシスタントの「しおり」「おはようございます!」中村所長の朝礼が始まる彼らの仕事は、既に死んだばかりの 集まってきた彼等 死者達から 7日間で 人生の中で一番印象的な想い出を 選んで貰うこと・・・・そして、その想い出を映像化して 死者たちに見せ、彼らを幸福な気持ちで 天国へ送り出すというものだ・・・・そう、ここは天国への入口『リンボ』なのである今日も、22人の死者たちがリンボの施設にやってきた職員たちは、彼らへの面接を開始する死者たちは、それぞれに印象的な想い出を決めていく、それらは千差万別戦時中、マニラのジャングルで米軍の捕虜になった時に食べた白米の味を選んだおじいさん子供を出産した瞬間を選んだ主婦幼少時代、自分を可愛がってくれた兄の為にカフェーで「赤い靴」の踊りを披露した時のことを選んだおばあさんパイロットを目指してセスナで飛行訓練した時のことを選んだ会社員だが、中には想い出を選べない人もいた 「渡辺」老人は、自分が生きてきた証になるようなものを選びたいと言うが、それが何か分からない・・・・ちなみに5人の職員は 想い出を選べないか 想い出したくない人達なのだ・・・・ ----------------------『是枝裕和』監督 二番目の映画作品「ワンダフルライフ」この作品 誰もが興味を持てるし 誰もが想い出そうとしてしまう アイデアが素晴らしい22人の死者が 夫々に職員との面接で語る 自分の人生の中での 一番の想い出プロの俳優に混じって 素人さんが語る 人生の想い出が 面白い オイラ的には この素人さんの想い出話を 沢山並べて見せてくれるだけでも 充分に ドラマチックで スリリングな 物語りになるんじゃないかと 思ったネ由利 徹ならではの女性に関する 奥の深い興味深々の話は もっともっと聴きたかったし白川和子の だめ男遍歴での苦労話も あまり語らないが 面白そうだし(なに ただ暴露話が 聞きたいだけ?・・・違うよ その中で一番の印象話が聴きたいの) 都電に乗って中学校に通った思い出「運転席脇の窓から吹き込む風を忘れない」と中年男性 出征してゆく恋人と別れた橋の上の思い出を懐かしそうに語る 初老の女性ディズニー・ランドで仲間とスプラッシュ・マウンテンに乗った話は 若い女の子 大震災の時 皆がしていたので 甲州街道に両手をつけていた おばちゃん何故か何も語らない「原ひさこ」オバアチャン・・・・既に9歳の想い出に生きているのだ職員間で話し合う人生で一番最初の想い出・・・・幼稚園でのプラスチックの定期入れや 給食の時のほうじ茶 故郷の雪景色・・・・(平均的には4歳の頃が初めとか・・・・) 今では 胎児でお母さんのお腹でのことを 覚えている人も居るんだとか・・・・ この映画、オイラは 不満が残った・・・・ARATAと小田エリカと内藤武敏の話 今昔の男女が絡み合い うだうだと説明が続き、だれる それと・・・・ みんなの話から映画撮影をして 個々人が それを観てから 天国に旅立つのだけれど完成した映画 一本もその映像を見せてくれない・・・・なんでーえ?それにしても、この脚本を考え付いた是枝監督は凄い! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・門柱脇の壁際で 淡い紫色が可憐「ふうろそう」
2015年06月10日
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【スタッフ】監督=是枝裕和 原作=宮本 輝 脚色=荻田芳久 撮影=中堀正夫 美術=部谷京子 編集=大島ともよ 音楽=チェン・ミンジャン 【キャスト】江角マキコ=ゆみ子 浅野忠信=郁夫 内藤剛志 =民雄柏山剛毅 =勇一 渡辺奈臣=友子 木内みどり=道子柄本 明 =喜大 桜むつ子=とめの 赤井英和 =マスター市田ひろみ=初子 大杉 漣=浩 寺田 農 =刑事【あらすじ】『ゆみ子』が12歳の時、ゆみ子の祖母が失踪した以来、「ゆみ子」は自分が祖母を引き止められなかったことを深く悔やんでいた「ゆみ子」は25歳になって間もなく、祖母の生まれ変わりのように 目の前に現れた『郁夫』と結婚するが、祖母の失踪はトラウマとなって 今も「ゆみ子」を苦しめているしかし「郁夫」との間に息子の『勇一』も生まれ、ゆみ子は幸せな日々を送っていたがある日「郁夫」は自転車の鍵だけを残して列車に飛び込み、命を絶った「ゆみ子」は祖母に続いて郁夫と、大事な人を次々と見送ってしまったと途方に暮れる5年後、「ゆみ子」は 日本海に面した奥能登の小さな村に住む『民雄』と再婚した先妻に先立たれた民雄には娘『友子』がおり、春が来て夏が過ぎ、次第に勇一と友子も仲良くなじむようになって、ゆみ子にも平穏な日々が戻ってきていた半年後、弟の結婚式のために里帰りしたゆみ子は、否応無く再び郁夫への想いに取りつかれる冬のある日、漁師のとめのがゆみ子に蟹を取ってくると約束して舟を出したしかし、静かだった海は次第に荒れ始め、夜になってもとめのは帰って来なかったゆみ子は、またしても自分が人を死に追いやったと絶望にとらわれるやかて、とめのは無事に帰ってきたのだが、ゆみ子の心は晴れなかった「郁夫」の想い出の品である自転車の鍵を「民雄」に見咎められたのをきっかけに、ついに「ゆみ子」は家を出てしまうのだが・・・・ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー『是枝裕和』監督の「海街diary」が13日に公開されるからだろうか「是枝」監督作品をシリーズで CS・日本映画チャンネルで放映しているその「是枝」監督の初監督作品は 20年前1995年の「宮本輝」原作「幻の光」暗めに抑えた画面 拘った背景と画面構成 逆光を上手く生かして 光を撮る 少し離れて撮ってるからか 窺い知れぬ登場人物たちの表情、黒が主体の衣装も時々 何も映らない濃灰色の画面が数分間続いたり、意識的に その意思を見せないセリフもボソボソと聞き取りづらいし なんか もやァ~っとした もどかしい雰囲気でも オイラ的には 監督の意図するトコロ なんとか掴もうと・・・・息を殺してそれって・・・・ 観客に考えさせてるんじゃない? この映画で 言いたいコトを 子供の頃に 死にゆくオバアちゃんを引き止められなかったコトそして 結婚し 子供が出来たばかりの幸せの絶頂期に 「いってらっしゃい」と見送った最愛の夫が 鉄道自殺を図ったコト・・・・みすみす 二人も死に追いやってしまったという罪悪感 止められたのではなかったのだろうか?という後悔 そして その哀しみ人間が生きていくということは そんな苛酷な試練を いくつも乗り越えてゆくことそして 必ずや その試練は乗り越えられ いや乗り越えなくても いつか幸せが・・・・・そう信じて・・・・・生きていくしかないんだオイラ的には 是枝監督と中堀正夫キャメラマンの 絵的に素晴らしい画面に魅入って映画の内容以上に感動したのでした ■オバアちゃんが独り家を出て行ったのを 追いかける12才の「ゆみ子」■奥能登の漁村 海辺の家に引っ越してきた「ゆみ子」達■再婚相手の女の子と 「ゆみ子」の息子は 直ぐに打ち解け近所を散歩■「柄本明」は笠智衆の如く イイお爺さん役で なんか小津安二郎的演出が■ラストは 全てが吹っ切れた「ゆみ子」の心のように 明るい色彩になってそう 主役は「光」だったのかもしれない・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6月の主役はなんといっても「山紫陽花・やまあじさい」
2015年06月10日
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【スタッフ】監督=日向朝子 原作: 八木沢里志『森崎書店の日々』(小学館文庫刊) 脚本=日向朝子 撮影=猪本雅三 美術=松本知恵 衣装=宮本まさ江 編集=菊井貴繁 音響=菊池信之 音楽=野崎美波 メイク=鈴木 彩 照明=北村憲祐 【キャスト】 菊池亜希子=貴子 松尾敏伸=英明 田中麗奈=トモコ 内藤剛志 =サトル 奥村知史=高野 吉沢 悠=森崎書店の客 きたろう =マスター 岩松 了=サブ 【あらすじ】付き合って一年半になる彼氏から突然べつの女性と結婚することを告げられた『貴子』あまりのショックに茫然自失・・・・・しかも社内恋愛だったため会社も辞めざるを得ず、恋も仕事も同時に失い途方に暮れるそんな時、神保町で古書店を経営する叔父の『サトル』から「ウチの店に住めばお金が掛からない」と提案を受けるこうして「サトル」の店“森崎書店”の2階に住み、お店を手伝うことになった「貴子」小説などほとんど読んだことのなかった「貴子」だったが・・・・店の客や喫茶店のマスターなど本を愛する個性豊かな人々に囲まれ、いつしか本の世界に魅了されていくこうして少しずつ失恋の痛手から立ち直っていく「貴子」だったが・・・・・ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー今更ながら「映画ってイイよねェ」って 思っちゃった・・・・そう あの懐かしい【神田神保町】の今を 裏側を そこに住む人達を 見せてくれたオイラ的には 一番最近 神保町を訪れたのは そうだ「岩波ホール」で映画を観た時題名 なんだったっけ? アンジェイ・ワイダ監督の「カティンの森」かなァ?兎に角 地下鉄から そのまま地上に出ることもなしに映画館に直行 そして直帰したそれも5年以上も前のことで(便利になるってコトは 大切なコトを見捨てるコトなんだネ) そんなことで気がつく すっかり田舎モンになりきってるオイラ 【古書店】 学生時代 あれだけ あの 何ともいえぬカビ臭い匂いに浸りきっていたのに明治・中央・専修・日大・・・・アテネ・フランセ カザルス・ホール YMCA会館・・・そう そんなセピア色の印象のする神保町の古書店が主人公の映画「森崎書店の日々」人間の主人公は「貴子」 演じているのは「菊池亜希子」さん 初めてお目にかかった女優じゃなかったらしいが・・・・モデルが本業? でも なんか新鮮な感じがしてイイ相手役が「サトル」叔父さん役の「内藤剛志」さん 自然体で飾らぬ演技がとてもイイ それと 脇役つーか ちょっとだけしか出てこないんだけど・・・・森崎書店の常連客「サブ」役「岩松了」 喫茶店のマスター「きたろう」 なんともイイソウなんだ みんなイイ人ばっかりが集まってる 集まってくる 神田神保町の古書店街そんな街に「貴子」は 彼氏にアッサリとフラれ 傷心を抱えたまま 引っ越してきてそんな街と そんなヒト達と 書籍に触れ合っているうち だんだんと心の傷が癒えてゆくという様な映画で・・・・内容的には 別にどうということもなしに進み 終わってしまうオイラ的には 神田神保町から膨らんだ 数々の想い出が・・・・イカったナァ あの頃 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「金糸梅・キンシバイ」
2015年06月08日
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【スタッフ】監督=石井裕也 原作=早見和真『ぼくたちの家族』(幻冬舎文庫) 脚本=石井裕也 撮影=藤澤順一 美術=栗山 愛 衣裳=馬場恭子 編集=普嶋信一 音楽=渡邊 崇 照明=金沢正夫 装飾=石渡由美 録音=小松将人 【キャスト】長塚京三 =若菜克明(父親) 原田美枝子=若菜玲子(母親)妻夫木聡 =若菜浩介(長男) 池松壮亮 =若菜俊平(次男) 黒川芽以 =若菜深雪(康介の妻) ユースケ・サンタマリア(康介の上司) 鶴見辰吾 =医師 板谷由夏 =医師 市川実日子 【あらすじ】郊外の一軒家に暮らす自営業の『若菜克明』とその妻で専業主婦の『玲子』には 2人の息子がいた大手電機メーカーに勤める長男の『浩介』は、結婚を機に家を離れて暮らし妻の「深雪」が 妊娠したところであった一方、大学生の次男『俊平』は、都内でひとり暮らしをし、親のすねをかじりながらも 家族とは一定の距離を置いて接していたそんなある日、母に脳腫瘍が見つかり・・・・医者から わずか1週間という余命宣告を受けてしまう軽口を叩き平静を装う「俊平」に対し、父も「浩介」もどうしていいか分からずうろたえるばかりで・・・・おまけに、母のサラ金通いと 父の事業失敗や ローンなどで・・・・多額の借金を抱えていることも判明して一家が すでにニッチもサッチも行かないところまで追い込まれていたことに初めて気づく「浩介」だったが・・・・・ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーあの映画「舟を編む」で一躍有名となった「石井裕也」監督の 期待の次回作品「ぼくたちの家族」 余裕も感じる ゆったりとした情景描写と 登場人物それぞれを 丹念に写し撮って その内面まで描き出した佳作ですオイラ的には もともと「余命モノ」映画は嫌いだァ! と宣言していますがコレもまあ 言ってみれば「余命モノ」の部類なのでしょう・・・・でも 「石井」監督作品つーことで どんな始末をするのかの興味もあっての鑑賞となりました 流石に監督 お涙頂戴じゃなく 湿っぽくもならず 或る意味コミカルに・・・・『原田美枝子』演じる母親が、脳腫瘍で余命わずかなことが判明したのをきっかけに、家族が抱えていたさまざまな問題が噴出するのですが 『長塚京三』演じる父親と長男役『妻夫木聡』と 次男役『池松壮亮』のバラバラだった3人が結束し 更には兄弟が母親を救うため 奔走する姿を描いたハートウォーミングな映画でしたということで ごく一般的な家族の様子を描いていると 言ってますが・・・・家族 特に父親と母親が抱えていた借金問題は 普通のコトじゃない父親の経営する会社が 6500万円もの借金で倒産の危機にあることその内 長男に連帯保証をさせてる金額が1200万円もあることいくらなのか明確にされないが 家のローンが払い終えていないコト母親は 夫の給料が殆んど無いコトから サラ金数社から300万円も借金してるコト二人の兄弟には借金はないのだが・・・・長男は 中・高時代を引きこもりで過ごしていたらしい 今は結婚して会社勤めをしているが なんか冴えない 最近 奥さんが妊娠したばかりで 母親の病気や借金の事は内緒にしている次男は大学生 家にいるが 殆んど家族との接触がないオイラ的に気になって仕方なかったのは それらの借金返済のメドがつかないまま母親の「脳腫瘍」のための入院費用や 有名病院での名医の手術費用などのことそして もっと気になったのは 冷たい医師達最初の病院では「脳腫瘍」に間違いない 治癒しないし 施術のしようがない一週間の命だから 病院から出て行ってくれと・・・・物凄い悲鳴を上げる母親何軒か病院を訪ね カルテと脳の輪切り写真を見せるが 何処でもダメと断られ最後に行き当たった親切な医師(鶴見辰吾)の紹介の医師(板谷由夏)の診察お蔭で「悪性リンパ腫」だったコトが判明 命が救われる或る意味「脳腫瘍」と診断し余命7日間と宣告した医師は・・・・じゃないの?別に 映画はその事について 深追いはせずに終わり借金の件は 父親が長男の嫁に「私が責任を持って処理するから」と許しを乞い長男はIT会社に転職し頑張るからと宣言し次男は 大学を辞め父親の会社に就職すると 夫々が決意を・・・・でも サラ金の借金返済だけでも 大変だと思うけどナァ・・・・少し甘くネ?でも「長塚京三」「原田美枝子」「妻夫木聡」 特に「池松壮亮」くん この4人の演技が素晴らしく・・・・オイラの そんな余計な心配は不要なのかもしかし 母親が長男に「あなた誰?」は ショックだったろうな?オイラも親不孝だったから・・・・・ ワカル ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・もう 殆んど散ってしまったが「ヤマボウシ」の白い花が・・・・
2015年06月05日
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【スタッフ】監督=ロブ・ライナー 脚本=ウィリアム・ゴールドマン 原作=スティーヴン・キング 撮影=バリー・ソネンフェルド 音楽=マーク・シャイマン 編集=ロバート・レイトン 字幕=戸田奈津子 【キャスト>ジェームズ・カーン =ポール・シェリダン キャシー・ベイツ =アニー・ウィクルス リチャード・ファーンズワース=バスター(保安官) フランセス・スターンヘイゲン=ヴァージニア(バスターの妻で保安官補) ローレン・バコール =マルシア(編集長) 【あらすじ】人気作家『ポール・シェルダン』は 自らの超ベストセラー・シリーズ・ミザリーに主人公ミザリーを死なすことで終止符を打ち、コロラド山中のロッジにこもって かねてより 念願の私小説を書き上げたところだったしかし 書き上げた その原稿を持ち 車で猛吹雪の中ニューヨークのエージェントに向かう途中 雪道から転落してしまう瀕死の彼は 付近に住む元看護婦で「ポール」の熱烈なファンだと名のる『アニー・ウィルクス』に救出され 献身的な介護を受けたしかしミザリー・シリーズの最新刊を読み 主人公ミザリーの死を知ると「アニー」の態度は一変 大声で「ポール」を罵倒すると、部屋の鍵を閉めて彼を閉じ込めたのだが両足を骨折し 動けない彼には なすすべもなかったそして さらには「アニー」は 彼に出来上がったばかりの 私小説を読んで・・・・文中の言葉が汚いからと 原稿を燃やせ! と強要するやがて タイプライターと車イスを買いこんできた「アニー」は今度は猫なで声で ミザリーを生き返らす様な筋書きで 続きを書くよう命じるのだ彼女の機嫌を取って 脱出の機会をうかがうつもりで「ポール」は言う通りにするが、脱出の試みは 全て失敗に終わったそして「アニー」のいないすきにこっそり部屋を抜け出した彼はアルバムの切り抜きから彼女がかつて何度も殺人を犯した精神異常者であることを知り、身の危険を感じ・・・・包丁を身に忍ばせるが、逆に彼女に 回復しかけた足を完全につぶされてしまったその頃「ポール」の失踪に不審を覚えた地元の保安官『バスター』が捜査を始め、ついに「アニー」の家を訪ねるのだが・・・・・ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー「呪われた町」(1975年)「キャリー」(1976年)「シャイニング」(1980年)「キャッツ・アイ」(1985年)「スタンド・バイ・ミー」(1986年)「トワイライトゾーン」「ペット・セメタリー」(1989年)「ショーシャンクの空に」(1994年) 「グリーンマイル」「Xーファイル」(1999年)「アトランティスのこころ」(2001年)「ドリームキャッチャー」(2003年)「ミスト」(2007年)・・・・(問題)上記の作品に共通する人物をあげなさい(答) そう正解です 総て この映画の原作者「スティーヴン・キング」の書いた作品です日本にも沢山のキング・ファンが居るようですが 映画化された作品も数多くあります どれか ひとつぐらいは 観てますよ ネエ 「グリーンマイル」とか「スタンバイミー」とかつーことなんだけど 何故かこの映画の前半 なんとはなしに B級映画的な展開なんだけど後半に入ると 一気に それはソレは恐ろしい ホラー映画に変身して ギャア~アァァ流石「スティーヴン・キング」流 半端ない 躊躇のない トッテモ過激な場面が続いてその恐怖は 「キャシー・ベイツ」演じる「アニー・ウィクルス」の異常者が・・・・ベテラン俳優「ジェームス・カーン」演じる ベストセラー作家「ポール・シェリダン」の大ファンで 特にヒット作品「ミザリー」は何度も読み返し主人公ミザリーに惚れ込んでる(ちなみに「シドニー・シェルダン」とは違いまっせェ・・・・) 「ポール・シェリダン」のナンバーワンのファン というのが自慢 でも その度が過ぎとうとうストーカーとなって後をつけてた時に たまたま事故った車から 彼を救い出し両足骨折をいいことに 自宅に軟禁・・・・・介護するフリをしつつ 誰にも連絡しない太めだけど 結構愛嬌があって 話も面白く 献身的に 食事の世話から 下の世話まででも だんだんと本性をあらわす・・・・・変 なんか微妙におかしい 狂ってる大きな茶色の豚をペットにして「ミザリー」と名前を付け 一緒に暮らしてる「ポール」も その異常さに気がついて・・・・・この辺からの「キャシー・ベイツ」の異常ぶりと通常ぶりの切り返し演技は見もの ツーか凄い彼女は この作品で アカデミー賞主演女優賞 受賞も頷ける演技も凄いんだけど やる事も 「ポール」の足を 片方づつ 大きなハンマーで叩き潰す捜査に来た 老人保安官の背中を 至近距離から猟銃で打ち抜き・・・・ポールにタイプライターで頭を強打され 血だらけになってもなお 掴みかかってくる執念深さやっと決着がついた後日 傷も癒えて 雑誌社編集長の「ローレン・バコール」と食事中ウェイトレスが近づいてくると・・・・ナナナナ~ンと 「キャシー・ベイツ」がナイフを手に後遺症で彼女が年中現れるらしい・・・・そしてウェイトレスが言う「ナンバーワのファンです」「オイラも ナンバーワンのファンには 充分気をつけるコトにしょう」「別になんも心配ないゼヨ ボケジジイ!」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・庭に白い花びらが散り始めて・・・・「梅花空木・ばいかうつぎ」
2015年06月02日
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