ショップハンター

2013.07.27

【記事構成編】訪問者の滞在時間を長くするために今すぐできること

テーマ：楽天ブログいろいろ(1503)

カテゴリ：楽天ブログ・アフィリエイト関連

　前回は、一つの記事をどのように改良すると、訪問者の滞在時間を伸ばすことができるかについて簡単にご紹介しました。
　今回は、前回の記事の内容を踏まえた上で、一度来た訪問者に暫くブログ内を巡回させる方法についてご紹介します。

【記事編】訪問者の滞在時間を長くするために今すぐできること

　一つのブログでいくつかのテーマを扱っていると、記事が増えるにつれて訪問者が迷子になりやすくなります。

　たとえば、当方ブログでは以下のテーマを扱っています。

　1. 商品のレビュー（ショップハンターを始めたきっかけがこのテーマになります）
　2. 楽天ブログ関連の話題
　3. 楽天プロフィール関連の話題
　4. 映画や音楽のレビュー
　5. その他雑談的な話

　この場合、テーマは「1.商品のレビュー」になりますね。
　この訪問者が一つの記事を読み終わり、他にも類似の記事がないか気になったとします。

　しかし、記事がたとえば以下のような単ページですと、すぐには類似の記事を見つけることができません。

　幸い、楽天ブログにはページナビゲーションリンクが用意されていますが、前の記事が雑談、その次の記事が音楽のレビューだったとしたら、訪問者は続けて記事を読む気になるでしょうか？

　答えはノーです。

　本ブログでも何度か申し上げていますが、訪問者は情報を求めてやってきます。
　目的の情報が得られないとわかると、すぐに訪問者は出て行ってしまうのです。
　テーマがいくつにも分かれているブログは、それこそ混沌とした環境になりがちです。

　そこで、前回の記事と一部内容は重複しますが、以下のように順に改善していきます。

【改善例 1】一番近くの関連記事へのリンクを張る

　関連性のきわめて高い記事へのリンクを用意します。

単ページリンク付き

　これにより、関連するリンクが一気に増えるため、訪問者をスムーズに関連記事に誘導することができるようになります。

ページにリンクを付けることで得られる効果

　ご覧のように、ミジンコの情報を求めている訪問者が興味を持ちそうな記事へのアクセスが一目瞭然ですね。
　しかし、このままでは、図中の二階層目のところで行き詰ってしまうため、訪問者はこれ以上得るものはないと判断して、そのまま出て行ってしまいます。

【改善例 2】上の階層に戻るためのリンクを各ページに配置する

　ここでは、二階層目の各ページに一階層目の「ミジンコを飼ってみよう」というリンクを配置していますので、一階層目に戻ってもらえる可能性が高くなります。

戻るリンクを付けることで得られる効果

　さらに、一階層増やしてみると、以下のようになります。

三階層以上になるとリンクが一気に増える

　それぞれの階層に正しい関連リンクを配置することで、一回の訪問で数ページ、数十ページを閲覧して回れるようになるのがおわかりいただけるでしょう。

　また、ブログがすっきりと整理されていると、リピータが増える可能性も高くなります。

　数千にものぼる記事数を抱えるスイーツ系ブログがあったとします。
　管理者はスイーツの情報のみを扱っていますので、訪問者は気力さえあれば、スイーツ情報だけを順に見て回ることができます。

　しかし、数日前に投稿された記事から始まって、数年前の記事まで順番に辿ってくれるような訪問者はほとんでいないでしょう。
　そこで、どうすればもっと訪問者にとって記事の構成がわかりやすくなるかを考えてみましょう。

　スイーツ関連で訪問者が気になる情報は、たとえば以下のように整理できるのではないでしょうか？

a. メーカー名
b. スイーツのジャンル（プリン系、ゼリー系、パン系、クッキー系、チョコレート系など）
b. 価格帯
c. カロリー
d. 発売年
e. 限定品かどうか（販売数限定、地域限定、季節限定など）

　たとえば、今まで掲載した記事のうち、扱ったメーカーが森永、グリコ、不二家、ハーゲンダッツだったとしたら、これだけで 4 メーカー分のリンクを作ることが可能ですね。
　さらに、ジャンルもしっかり分類して丁寧にリンクを張ると、訪問者が見たい情報を特定してブログ記事を閲覧して回ることができます。

　このとき、必ずすぐ上の階層、そして一番上の階層（上記ならメーカー名）に戻るためのリンクを、それぞれの記事に配置するようにします。
　その他にも上記の要領で記事をまとめながらリンクを増やしていくだけで、既存の記事の関連性が強まり、訪問者が迷子になりにくくなることがおわかりいただけるでしょう。

　そろそろブログ記事の整理が必要になってきたとお考えの方は、必要に応じて参考にしていただけると幸いです。

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