2013.08.01
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 当ブログはリンクフリー、ネタのパクリフリー、引用フリーですが、全テキストの丸写しはご遠慮いただいております。

 もう何年も前のことですが、とある時事ニュースに対する意見を自分のサイトに掲載していたところ、それを他人に無断転載されたことがあります。

 個人のサイトと思いきや、どこかの企業のスタッフブログでした。
 当方の文章を無断転載したことがバレないように、一部言葉尻や表現を変えたりしてありましたが、ほぼ同じ内容でしたので怪しさ一杯でした。


 文章を綴る行為は、それなりに労力を要します。
 しかし、ネットで配信された文章は、コピー&ペーストで、誰でも簡単に転載できてしまいます。

 彼らは、私が個人サイトの管理人と知ったうえで、自社のブログスペースを埋めるために、軽い気持ちで文章の無断転載をしてしまったのでしょう。

 私が名の知れたライターで、実名を伏せて個人サイトを運営したりしていた場合、著作権侵害を訴え出したりする可能性があるところまでは考えが及ばなかったのでしょう(これは単なるたとえですが^^)。

無断コピーはダメ


 匿名のように見える世界でも、元々の発信者は決して「名無しさん」ではありません。


 たとえば、ニュースサイトの記事の丸写し(無断転載)は、多くの新聞社(配信元)が禁止しています。

 最近は検索エンジンもスマートになってきていますので、他サイトの情報を無断転載したサイトは検索の上位にはヒットしにくくなってきているのです。
 ブログを運営する上では、むしろこちらのペナルティの方が気になるところではないでしょうか。

 掲示板の文章、ツイッターの文章等も、引用とわかるように掲載しなければ、後で発信者との問題が浮上しやすくなりますので、普段から注意されると良いでしょう。


【簡単な引用のルール】

2. 引用は、元のページ全体を書き写すことではありません。引用元のページで引用したい部分だけに留める必要があります。
3. 引用部分は「開始~終わり」、「BEGIN~END」、かぎカッコ、二重引用符などを用い、引用箇所がはっきりとわかるようにする必要があります。
4. 引用元の Web ページがある場合はそのページへのリンクを忘れずに張りましょう。
5. 文献を引用する場合は、文献の題名、著者、発行年、引用元のページ番号も併せて記載しましょう。



最も簡単な引用のしかた


 引用の開始と終了に目印をつけます。
 そしてそのすぐ近くに引用元(ソース)へのリンクを張ります。
 注意しなければならないのは、引用部分を一字一句弄ってはならない点です。

--- 引用はじめ ---

日本では、一定の条件を満たした「引用」は、権利者に無許可で行うことができる(32条)。これは著作権侵害にならない。

--- 引用おわり ---

引用(Wikipedia より) [外部リンク]



ちょっと凝った引用のしかた



 あとの操作は上記の引用方法と同じです。



日本では、一定の条件を満たした「引用」は、権利者に無許可で行うことができる(32条)。これは著作権侵害にならない。



引用(Wikipedia より) [外部リンク]



ブログコメントの引用のしかた


 だいぶ前の話になりますが、とあるブログ初心者の記事にコメントを投稿させていただいた後に、その方は次の記事に私のコメントをそのままコピー&ペーストで掲載されていました。

 悪気はなかったと思いますが、そのブログ管理者の個人的な意見と取られてもおかしくない文章の掲載のしかたは、思わぬ所で誤解を呼ぶことになりますし、コメントの無断転載を面白くないと感じる人であれば、苦情を申し立ててくる可能性があります。

 これを防ぐには、やはり引用と言う形を採用する必要があります。


 コメントが掲載されたブログ記事へのリンクを正しく記載するとともに、コメント投稿者の名前(またはニックネーム)も書くようにしましょう。


 これにより、誰がどの記事に対して発言した内容なのかが明確となります。
 気心が知れた仲なら、省略できる部分も多くなると思いますが、最初のうちは相手への敬意を示し、ブログへのリンクも添えるとより親切かもしれません。


 たとえば、以下のように書くことができます。

先日、○○さんより、興味深いご意見をいただきました。

参考記事:薬剤を使わないゴキブリの撃退方法について

 コメントの一部をご紹介します(○○様、掲載方法について問題があればご指摘いただければと思います)。

--- はじめ ---

> ゴキブリが良く出入りする場所に、フルーツの香りつきのガムテープを貼り付ける。
> ゴキブリを発見したら、上からそっと蜂蜜を垂らすと、窒息死する。

--- おわり ---


 ゴキブリの上に蜂蜜を垂らすには、ゴキブリより速く動かなければならないので、命中させるまでが至難の業ですね。



 または、飾り枠で囲っても良いでしょう。


引用に使える飾り枠コードの配布


 引用や見出しなどに気軽に使っていただける飾り枠のテンプレートをご用意しました。

ブログテンプレート集 [飾り枠編]
ブログテンプレート集 [引用枠編]


 コードの改変、二次配布も自由です。
 その他の使用条件につきましては、上記のページをご覧ください。


おまけ:ツイートの引用方法


 ツイッターでは、ツイートの埋め込みコードを取得してブログに貼り付けることによって、ツイートの引用を行えます。
 以下に手順を示します。

1. 引用したいツイートを選び、そのツイートをクリックします。

引用したいツイートを選ぶ


2. すると、そのツイートが展開され、操作メニューが表示されますので、「その他」をクリックします。

「ツイートをサイトに埋め込む」を選択

 その中から、上図のように「ツイートをサイトに埋め込む」というメニュー項目を選びます。

3. ツイート埋め込み用コードが新しいダイアログで表示されます。

ツイートの引用コードをコピーする

 このコードをコピーして貼り付けるわけですが、楽天ブログは JavaScript が禁止となっているため、コードから <script> ~ </script> の範囲を取り除いてください。

 また、<blockquote> タグも楽天ブログでは禁止になっていますので、これを div に変更して対応します。
 (そのまま保存しようとすると、楽天ブログの方でエラーが出ますのでその箇所を div に変更してください。)


 これをブログ記事に貼り付けると、ブログでは以下のように表示されます。
 ツイッター独自のウィジェットが使えないので見栄えは良くないですが、引用元のリンク、ツイートした人のニックネーム、日付が表示されますので、正しく引用できていますね。


パクリと間違えられないように、きちんと引用しよう http://t.co/V4h5m80zjt #r_blog

August 2, 2013



 必要に応じて枠を入れたり、背景の色を変えたりして目立たせても良いでしょう。


 その他、ツイートの埋め込み仕様については、以下の公式ページに説明があります。

Embedded Tweets (英文) [外部リンク]





 最後に、出典元に WikiPedia を使用する人が多いのは事実ですが(本記事でも使っておりますが)、WikiPedia 自体が皆で持ち寄った情報のまとめサイトですので、掲載されている情報が必ずしも 100% の信憑性があるとはかぎらないことにご注意ください。

 実際、私でさえも過去に WikiPedia に情報提供したことがあるほどですから、情報収集の一つとして利用するには便利な場所とはいえども、情報の正確性については疑わしい部分もあるのが現状です。



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最終更新日  2014.05.04 19:10:47
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