2013.10.24
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 楽しくブログを続けていくうえで、リピーターの存在が重要な意味をもつことが多いでしょう。
 読者から何らかのリアクションが得られると、次の記事も頑張って書いてみようかという気にもなるものです。

 訪問者の分布を簡単に表してみると、つぎのようになります。

訪問者の分布

「物言うリピーター」
 ブログを更新すると、毎回のようにブログにコメントを残してくれたり、楽天プロフィールや twitter などの SNS で働きかけてくれる人たちが集まる層

「物言わぬリピーター」
 定期的、不定期的に見にきてくれる読者だが、管理者に対しては特に何も働きかけたりはしない
 いわゆる「読み逃げ」の層

「一見さん」
 検索で迷い込んできた人や、読んで字のごとく、一度読んだらもう戻ってこない人たちの層


 上図のピラミッドは、「一見さん」 60%、「物言わぬリピーター」 30%、「物言うリピーター」 10% の割合で作成しています。

 ごく一般的な情報を扱ったブログの場合はこのようになる可能性がありますが、ブログの専門性が高ければ、「物言わぬリピーター」の層が厚くなったり、管理人のコミュニケーション能力が高ければ、「物言うリピーター」の層が厚くなったりすることでしょう。


 ブログ管理者との結びつきの強さは、「物言うリピーター」 > 「物言わぬリピーター」 > 「一見さん」 の順になりますが、 カッコ でくくったように、「物言うリピーター」以外は、特に管理者との付き合いがないせいもあって、いつでもブログから離脱してしまう可能性があります。





 ちなみに、馴れ合いは、「物言うリピーター」の層で発生します。
 馴れ合いの対象人数が増えると、ブログ記事の品質維持能力よりも、高いコミュニケーション能力を持つ人が、安定したアクセスを稼ぐことになるでしょう。

 しかしながら、馴れ合いが進むにつれ、コミュニケーションの範囲を狭めてしまったり、頻度を少なくしたりすると、次第に「物言うリピーター層」から離脱する人たちが増え、アクセスが落ちていってしまうというリスクもあります。





 と、ここまで書きましたが、楽しさを追求するブログ運営なら、実生活に支障のない範囲で無理なく続けるのがベストであることにはまちがいありません。
 上記は参考程度にご覧いただければ幸いです。


 今回は、リピーターの定着率をよくするために、ブログの記事に根拠となる情報を盛り込む方法をご案内します。


読者が納得する根拠とは


 まず、先日ご紹介した、主張を整理するための図をご覧ください。

主張をまとめる
(クリックで実寸表示)




1. 主張を支える理由づけは、読者に興味をもたせつつ、わかりやすく書く


 ここでは、「災害時に備えあれば憂いなし」という主張を支える二つの理由が示されていますね。
 これは元のダメ記事にも一応書かれていました。

ダメ記事



 しかし、ご覧のように、あまりにもさらりと流してしまっているので、読者はこの時点で読む気が失せてしまう可能性が高いでしょう。
 この導入部は記事を続けて読んでもらえるかどうかを左右してしまうポイントですので、できるだけ興味を持ってもらえるように書きなおす必要があります。




2. 理由に対する対応策を根拠とともに示す


 災害時の対応策は多ければ多いほど読者には歓迎されます。
 まずは対応策を箇条書きにして、その根拠をわかりやすい文章で挙げていきます。



(1)独自に調査して、ウラが取れている根拠

 調査対象の団体や当事者に直接問い合わせることによって、口頭または書面による回答を得た情報です。
 自分だけが持ちうる情報ですが、特ダネになりますし、調査先の情報も掲載することによって先方との確認が取れていることを示しますので、信憑性としては最も高いものになります。

(2) 一般公開されているデータ

 新聞、ニュース、技術文献、論文など、特に数字が出ているものを吟味し、自分なりにその信憑性を確認したうえで、引用情報として示します。
 読者に信用されやすい情報になる可能性が高いので、一般的な記事を書く際にはこの方法がおすすめです。

(3) 一般的な経験に基づく根拠

 日本在住の者なら、長年住んでいると同じような経験をすることが多くなります。
 一般的に常識として挙げられている情報に、自分の経験を重ねて根拠として示すことで、信用を得られやすくなります。

(4) 自分の体験に基づく根拠

 他人はどうかは知らないが、自分が直面した問題を自分なりに解決した方法を示すパターンです。
 前例がない分、信憑性としては (1)~(3)よりは劣りますが、新しい情報として参考にしてもらえる可能性があります。

(5) 自分の知識に基づく推論

 読書経験、他人との対話による経験、学習による経験、実務経験、人生経験などから蓄積した情報を利用し、自分なりにこうであろうという推論を根拠として出す方法です。
 提示のしかたによっては多くの共感を得られますが、推論の域を越えていないという点から、机上の空論と片付けられてしまう可能性もあります。



 これらのパターンを意識しながら、根拠となる文章を対応策に追加していくと、読者に理解されやすくなります。
 以下が、主張、理由、対応策、根拠を効果的に盛り込んだ記事となります。

見出とアフィリエイトを入れた記事
(クリックで原寸表示)


 それぞれの部分を色分けで表示しましたので、把握しやすくなっていると思います。
 前回の記事でご紹介させていただいたとおり、見出しを使ったブロック分け、アイキャッチ代わりのアフィリエイト画像も配置してありますので、ご興味のある方は併せて確認してみてください。









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最終更新日  2013.10.29 10:23:06
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