2014.02.12
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 Google が中身の薄いサイトを排除していくという警告を発したということが、本日の Yahoo! ニュースで取り上げられていました。

 参考記事:
グーグルが内容薄いサイトに警告 サイトの中身って一体どうやって判断してるの? [外部リンク]

Google

 ここ数年、Google のスパムサイト排除の動きはめまぐるしく、特に広告満載のアフィリエイトサイトへの影響は多大なものでした。
 この件に関しては、当ブログでも何度か話題にしておりますので、ご興味のある方はご覧いただけると幸いです。



 検索機能つきの SNS の普及により、検索エンジンよりも新鮮な情報を閲覧できるようになってきているため、検索エンジンによる情報拡散力は以前ほどではないと言われてきています。

 よって、検索エンジンも従来のようなドキュメントを単純収集するタイプのものから、利用者にとってより情報価値の高いコンテンツを収集することによって、情報の検索精度を向上させることが検索エンジンとしての存在意義を左右する段階にきているといえるのでしょう。


 それでは、記事のポイントを挙げながら、Google に薄いと思われないコンテンツづくりを目指すにはどうしたらよいかをまとめてみることにします。

無断転載はしないこと




 記事の丸写しはもちろんのこと、一部語句や表現を変えるのも、自動的に無断転載と判断される可能性があります。
 どうしても原文を写したい場合は、引用という形で、流用部分を最小限にとどめ、残りはしっかり自分の言葉で文章を綴るようにしましょう。


 参考: パクリと間違えられないように、きちんと引用しよう


広告を誘導するためだけの目的で記事を書くのはやめよう


 これは、アフィリエイト広告だらけのブログが該当します。
 いわゆる、チラシオンリーのブログですね。

 チラシのリンクが置かれているだけの記事や、画像を貼ってあるだけのブログは要注意です。
 商品を紹介するのであれば、その商品の特徴がよく伝わるような情報を付加し、他ブログとの差別化をはかる必要がるあるでしょう。

外部リンク、相互リンクを張っている人は、リンク先のブログの内容をもう一度確認しよう


 記事にもあるように、検索順位を上げるための意図的なリンクは Google によって悪質と判断されるほど、検索アルゴリズムの精度が上がってきているといわれています。

 意図的な順位操作をしているという自覚があれば、そのような制裁が下ってもそれは仕方ないでしょう。
 しかし、ただ純粋に気に入ったブログにリンクを張ったり、ブログ仲間どうしで相互リンクを張ったりしているという場合は、要注意かもしれません。

 相互リンクの場合、Google によってその先のブログやサイトの質を評価して、総合的にあなたのブログのコンテンツを査定するようです。




 ご自身のブログの評価を真剣に考えたい方は、義理や慣れ合いで追加してきたリンクを見直してみるのも、検索エンジン対策になるといえます。

 小手先のテクニックになりますが、リンクを張る際に、検索ロボットに辿らせたくないものに関しては、リンクタグの中に rel="nofollow" 属性を付加するとよいでしょう。
 これにより、検索ロボットのリンククロールを防ぐことができます。

 参考: rel="nofollow"(ウェブマスターツール) [外部リンク]


記事の文章量に気をつけよう


  Google では一記事内の適正文字数を公表していない模様ですが、人間が見ても短文ばかりが並んでいるような記事や、同じ表現が必要以上に繰り返されている記事は、Google によって内容が薄いという評価になる可能性があります。

 楽天ブログでは文字数上限が約 10,000 字ですが、個人的な見解として、その半分くらいの文字数を目標に記事を書けば問題はないのではないでしょうか。


文法力を鍛え、わかりやすい文章を書こう


 キーワードのみを羅列した記事、語句をランダムに生成させた無意味な文字列はワードサラダと呼ばれ、Google ではスパムとして排除されるようになってきています。

 小手先の順位上げが通用しなくなってきているのは、検索エンジン利用者として大変よろこばしいことですが、それを無自覚でやってしまっていると、記事やブログそのものがいきなり検索圏外に飛ばされたりする可能性があるので要注意です。





1) できるだけ正確な語句を使い、句読点も正しく打つようにする

 文字の変換ミスが目立つ文章は、読者を混乱させるだけでなく、検索エンジンからの評価が下がってしまう恐れがあります。
 文章として自然に読めるように読点(、)を打ち、文章の終わりには句点(。)を打つようにしましょう。


2) 文章は簡潔に、ロジックが破綻しないように書く

 ロジックが破綻しないように書くとは何ぞや、と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、書きはじめと終わりで話のつじつまが合うように文章を書くという意味になります。

 文章はダラダラ書けばよいというものではありません。
 長文になるほど、文節が増えていく傾向がありますので要注意です。

 句点に至るまでの間に話題が二転も三転もしてしまうような文章は、読みにくいものになります。
 また、文節をバラして図式化したときに、意味が通らない(ロジックが破綻している)ようになってしまいます。

 たとえば、以下の文章をご覧ください。

寒いなあと思ってカーテンを開けたら東京に似つかわしくない雪景色が窓の外に広がっていて、近所の人たちがせっせと雪かきをしている音が聞こえてきたけど近所の人に挨拶するのも面倒だし、せっかくの週末がもったいなかったので、布団に入ってテレビを見ていたらいつのまにか寝てしまったので、時間を無駄にした気分です。


 言わんとしていることは何となく伝わる文章ではないかと思いますが、とても読みにくいですね。
 これは、独立した文章を無理やり繋げて一文にしているため、主張がぼやけてしまっているのです。

 文章は切れるところで独立させ、段落としてまとめるようにしましょう。
 以下が改善例となります。

 あまりの寒さに目がさめてしまい、カーテンを開けてみると、東京に似つかわしくない雪景色が窓の外に広がっていました。

 近所の人たちがせっせと雪かきをしている音が聞こえてきましたが、挨拶に出るのも億劫でしたし、せっかくの週末が雪かきでつぶれてしまうのももったいなく感じられたので、居留守を決めこみました。

 布団にくるまってだらだらとテレビを見ているうちに、うとうとしてしまいました。
 今思えば、雪かきより二度寝の方が無意味な時間の過ごし方だったような気がします。





 以上、Google にコンテンツを薄いと思わせないコツをまとめてみましたが、コンテンツは文章量より、扱っている題材がモノをいいます。

 それを踏まえたうえで、Google 検索の落とし穴に自分でうっかりハマってしまわないためのヒントとして参考にしていただければ幸いです。


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最終更新日  2014.02.13 10:07:04
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