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正直いうと、近鉄のここまでの奮闘振りに驚いている。まず、開幕まえ大塚を放出。最近では、中村ノリも故障でスタメンをはずれ、ローズも暴行で出場停止。特に投手力では、ダイエー、西武には大きく差を開けられていると思うのだが・・・。ここで頑張っているのが、いわゆる「外様」組である。5月31日のスタメンでは、2番セカンド星野、5番ファースト吉岡、6番DH益田、8番サード永池である。途中から、DHに北川が入ったが彼もそうである。投手陣でも、山村、門倉がローテに入って、三澤が中継ぎエースである。吉岡を除く4人は打率3割を超え、星野は7本益田は4本ホームランを打っている。最近すごいのは永池だ。現在打率、5割5分6厘。彼は、92年ドラフト2位で横浜に入り、阿波野とのトレードで巨人に入った。そして、このオフ、小野仁とともに、トレードで近鉄入りした。二遊間が守れるので貴重な選手だが、打撃がそれほど目立つ選手ではなかった。近鉄には、打撃開眼させる何かがあるのか・・・?星野は自由契約、益田はシーズン途中での金銭トレードで獲得した選手だが、あとはトレードなのが特徴。トレードが行われたそのときは、なんとなくあまり意味のないトレードというか、「近鉄損してるんじゃないの?」と思わせるものが多いのだが、こうしてみると、有効なトレードが多いことが多いことが分かる。そして、今年の打撃開眼ぶり。パ・リーグはセ・リーグから移ってきた選手が活躍する頻度が少ないという印象があっただけにうれしい。観客が少ないので、テンションがさがるのかな・・・と思っていたのだが、きちんと育成(指導)が機能していれば、こういうことがおこるのだ。現在、1軍での出場機会に恵まれず、2軍でくすぶっているのは、セ・リーグの球団に多くおり、戦略上、同一リーグのチームには選手を放出しない慣例がある(特にシーズン中)以上、そういう選手を救えるのは、パ・リーグ各球団ということになる。そして、そういった選手を思い切ったトレードで獲得し、鍛えなおすことがもっとも手っ取り早い戦力補強といえると思うのだが・・・。現在、低迷している、3弱の各球団は考えてみて欲しい。こうした、「再生」選手がもっと増えれば、各球団戦力の厚みがまし、パ・リーグももっと盛り上がるはずだ。でも、永池と小野を取ったときの放出要員は、中浜と吉川だった。中浜はウェスタン首位打者経験もあり、吉川は野手転向で期待の長距離砲候補だったことを考えると、やはりもったいなかったのかなぁ。この2人が近鉄で活躍するところを楽しみにしていた人も多かったはずだし。阪神にいった平下もそうだけど・・・。
2003年05月31日
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僕は、“苦労人”と呼ばれる選手はだいたい好きなのである。しかし、なかにはあまり好きでない選手もいる。それは、派手なガッツポーズを繰り返すタイプの選手である。ムードメーカー的役割も担う選手たちなので気持ちもわからないではないが・・・。見ているほうとしてはなんだか・・・。僕にとってそういう印象だった選手が今年そろって活躍している。中日の大西崇之と巨人の後藤孝志である。大西は昨年あたりから急に「いいところでまわってくるといやだな」と思う選手になったと思う。昨年は115試合で.307をマークした。今年は、特に5月にはいってからがすごく、月間では.418、7本塁打である。左投手限定の起用だが、(右投手のときは、関川がでているが、こちらも今年は調子がいい)まさに、「ブレイクした」という感じである。この、「休み」が試合出場時の集中力を高めているのだろうか?後藤は現在、18試合.333、3本塁打、10打点である。故障者続出のなか、かれにもスタメンのチャンスが回ってきたが、彼もまた故障。30日から1軍に復帰した。4月は神がかり的ともいえる、代打成功だった。とくに、6点差追いつく阪神戦の仕上げの3ランなど。先日、後藤選手を追いかけた番組(ZONE)をやっていた。江藤の加入などで目標を失いかけていたが、今は控えに誇りを持ってやっているということだった。ケビン山崎氏のジムで肉体改造にも取り組んだという。大西は今年32歳。後藤は今年34歳である。彼らは今年なにかを掴んだのだろうか?それとも、ただの一時的好調?しばらく注目したい2人である。
2003年05月30日
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今日は、宮出がセンターで先発出場。5月25日松山で初ホーマーを打ち、それが認められての起用。相手は、高橋建だったが、ことしのヤクルトは高橋尚、ムーアと左腕に苦手が多い。それに、宮出は岩村欠場以来、スタメン平均年齢が高い位置でキープされているヤクルトにとって期待の若手。(今年で26歳だけど)チーム活性化のためにも、本当に起爆剤になって欲しい選手なのだ。真中をおしのけての起用も理解できる。(真中もそんなに調子は悪くない)それにしてもセンターとは・・・ファームでは守っていたようだが。宮出は、投手から野手に転向した選手である。しかも、入団7年目からと遅い。こういう選手で成功した例があるのか・・・と考えると、1人しか思い浮かばないのである。横浜などで活躍した畠山準(はたやま・ひとし)選手である。畠山は池田高校で後輩の水野雄仁ともに全国制覇を成し遂げ、南海にドラフト1位で投手として入団した。投手としては、入団から4年間で55試合6勝18敗防御率4.74である。とくに、2年目は5勝12敗ながら、153イニングも投げている。(防御率4.24)打者として成績が残っているのは6年目の88年からである。しかし、ダイエー(旧南海)では芽が出ず大洋(現横浜)にトレード。93年には、128試合出場で打率2割8分1厘、14本塁打、72打点をマークし、主力打者と成長した。ともかく、宮出には頑張ってもらいたい。というのは、いま、2軍には、宮出にような長身の右打ち選手がごろごろいるのである。野口、牧谷、大原など。若松監督や荒井2軍打撃コーチが、真中や岩村をうまく育てるのは、想像しやすいだろう。なぜなら、体型が近いし、左バッターだし、アベレージヒッターだったのだから。では、彼らが、右の大型選手を育てられるのか?リーチが長くてインサイドをうまくさばけない選手にどう指導するのか?と、いうところに興味がでてくるのだ。宮出が成功せれば、いきなり「生きた教材」が目の前に現れるのだから、選手たちにも好影響を与えるのは必至なのである。(現在、彼らが参考にすべき「右の長距離砲」は、ヤクルトにはいません)そういう意味で、宮出が成功すれば、ヤクルトの未来は明るくなる・・と思うのだ。
2003年05月29日
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前々回、書いた「魔の8回」今日は克服されました。しかし、山本1/3,河端2/3の「細切れ継投」。これは、きのう雨で流したからできた・・ともいえる。連戦が続くとやはり、最低1イニングは抑えてもらわんと。すこしずつ、自信を取り戻させようということなのか?8回を乗り切ったと思うと今日は高津。現在10連続セーブと最近は調子はよかったのだが、今日は3連打などで1点とられ、さらにノーアウト満塁。(4-2から登板)ここから、始まりました高津劇場。緒方サードインフィールドフライ、木村拓ファーストゴロ、町田三振。堪能させていただきました。「高津のXX球」って感じですね。(球数数えてないって)最近、カープの森笠が調子がいいと聞いていたが、何が変わったって体がかわっとるじゃないか!細くて、俊足売りのスイッチヒッターのイメージだったが、いつのまにやら、緒方を思わせるマッチョぶり。きょうも、低めの変化球をライトスタンドに運んでました。けっこう、プロ野球選手が体を大きくするのって難しいと思うのだが。あなどりがたし、広島!いま、「野球小僧テクニカル」を読んでいる。(途中)途中だが、面白い。原点回帰という印象。ここ何号かの『野球小僧』のなかでは一番じゃないか?とにかく、インタビューが多く、相手も多士済々(若手から年配、有名無名投手も打者も)、ボリュームも充分。「テクニカル?技術あんまし興味ねえよ、もう野球プレーしてないし・・・」という人にもおすすめだ。なぜなら、カーブ特集といっても、カーブだけでなくほかの変化球の話にももちろん波及し、その考え方、使い方などの比較が読ませるし、配球、故障(防止)などの話題も出てくる。むしろ「テクニカル」というタイトルで損をしているんじゃないか?という印象だ。
2003年05月28日
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みなさんは野球の日本代表に興味はありますか?僕はすごくあります!「全然ねぇよ!」という人は、きっとこれまでの協会(連盟?)の中途半端な人選にほとほと嫌気がさした人だろう。しかし、今回はホームだけに国内(メジャー組は期待できそうにない)最強チームが編成されそうだ。11月5日からアジア五輪予選をかねた「アジア選手権」が開かれる。長嶋監督率いるわが日本代表。果たしてどんなメンバーがえらばれるのか?個人的には「ドリームチーム」より「勝てるチーム」を選んで欲しい。そうすると、「大物うち」と「小技系」のバランスが難しい。それと、おそらく、協会のひとたちが「主力」と睨んで、ここ数年の国際大会で「経験」をつませた高橋由(巨人)、藤井(ヤクルト)、井端(中日)などが、今期故障に泣いているのが気にかかる。とにかく、故障を持っている人を選んで欲しくないのだ。シドニー五輪での松中の姿を思い出す人もいるだろう。負けた場合の「言い訳」を極力少なくして欲しいというのもある。しかし、今大会は3試合しかないので強行出場もあるかもしれないが。あとは、安直なコンバートをしてほしくないということ「外野はおおすぎるな・・・よし、福留、セカンドだ!」というようなことはして欲しくない。これも、なれないポジションで・・という言い訳は聞きたくないからだ。今月発売の「スポルティーバ」で小宮山悟氏と行木茂満氏の選ぶ日本代表が載っていた。内訳は、22人で、小宮山氏は投手9人、野手13人。行木氏が投手8人野手14人を選んでいる。驚いたのは、2人とも松坂大輔を先発3人に入れなかったこと。行木氏は記事中全く登場しないし、小宮山氏は先発トラブル時の「ロングリリーフ要員」として名が出てくる。(ちなみに、小宮山氏は川上、工藤、井川をあげ、行木氏は上原、川上、新垣をあげている。)ここ数年で、一発勝負の場面に弱いというイメージがついてしまったのだろうか・・・2000年のシドニー五輪に始まり2001年はシーズン終盤、ノリにド派手なホームランを打たれ、昨年の日本シリーズと・・・持っているボールは球界NO.1だと思うけど。実際にどういう決め方をするかは分からないが、ぼくはとりあえず10人ぐらい「日本代表候補」の先発要員を決め、5人をペナントレース終了後にしぼり、直前の様子を見ながら先発をしぼるぐらいの慎重さがあってもいいと思う。日本代表に是非選んで欲しいのが清原だ。若いときから「お祭り男」といわれた人だし、札幌ドームの観客が全員で「とんぼ」を合唱したら・・・その宗教的雰囲気に相手が飲まれてしまうのは間違いない。D.H.でも代打でもいいので・・・是非、おねがいします。これからちょくちょくほかのポジションも検証していきたいと思います。
2003年05月27日
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5月19日の日記で今週、正念場と書いたが、結果的に2勝3敗で終えた。なんといっていいのか・・・最悪の結果は逃れたが、うまくやれば4勝1敗もいけたのでは・・・と思ってしまう。5月に入ってじりじりと成績を落としていっている。先発は5人全員役割を果たしたので何も言うことはない。むしろ、中4日でO.K.の投手が2人いるのは、心強い。問題は中継ぎである。巨人戦から3試合連続で8回に失点を許しているのである。河端にしろ、五十嵐にしろ、楽なケースではおさえるので、首脳陣も期待するのだが、勝ちパターンで結果を出せない。今日は左の山本を使ったが、赤星から4人続いた左バッターに対して、1死しかとれず、その1死も金本のつなぎを意識した進塁打なので、まったくいいところがなかった。(2安打、1四球)はっきりいって、伊東コーチ、1軍投手コーチ就任以来のピンチといっていいだろう。高津の調子が悪いときよりも今のほうがたちが悪い。これほど、軒並み悪いのはここ数年なかったことである。五十嵐はやはり、キャンプでの出遅れが響いていると考えるのが自然だろう。今年はずっと、こんな調子のような気がする。河端はやや登板過多か?キレで勝負するタイプだけに、疲れがたまるときつい。山本は去年投げてなくて、今年も病み上がり。まだ、これからだと思いたい。こういうときは、先発が完投するなりして、休ますのがいいのだろうが、もうヤクルト投手陣は継投でいく体質になっているので、いまさらそんなことを期待するのが無駄というものである。勝ちパターンの中継ぎ投手を作るのが一番難しいといってもいいのだ。阪神だってまだ、完全には確立していない。トレードに期待するにしても、他球団で活躍してない選手がいきなりは活躍しないでしょう。再生工場にもそれなりのプロセスが必要なのである。今の状況に特効薬はないだけに、伊東コーチの手腕が見ものである。攻撃面では、ついにベッツをはずした。かわりに、宮出を起用し、阪神戦ではこれがあたった。とおもったら、鈴木健がけが。いくら軽くても2,3試合は様子を見なくてはならないだろう。そうなると誰にサードを守らせるのか?畠山?度会?宮出?とりあえず、先発は安定してきたが、次から次へと課題の出てくるヤクルトであった。
2003年05月25日
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今日は最近の野球から。巨人では清水が復帰したが、変わりに2軍に落ちたのが山田真介。少し、応援していたので残念だった。彼の魅力は、とにかく笑わないところ。タイムリーを打っても笑わないし、ガッツポーズもしない。「おれの目標はもっと高いぜ・・・」という感じの表情が好きだった。また頑張って1軍に上がってきて欲しい。ことし、どうしてしまったの?というのが近鉄の星野おさむ。打率は軽く3割を超え、ホームランもすでに7本。主なポジョションはショート。いまや、近鉄になくてはならない戦力だ。星野は一昨年、阪神を自由契約になり、近鉄に拾われた。野村監督が、「星野もなぁ、彼もプロにはいってなんも考えんとバットだけふっとた選手の典型やな」とボヤいていたのを覚えている。しかし、彼は89年ドラフト外で入った苦労人で、左うちで二遊間を守れることから、「ヤクルトに来ないかな」と思っていた選手なのだ。近鉄の優勝に貢献できるよう頑張って欲しい。今週は、ナンバーとヤァ!両方買ってしまった。ナンバーはヤンキース特集、ヤァ!はそれも含めてメジャー全般という感じ。それにしても、昨年までのマスコミのヤンキースの扱いは「悪の帝国」イメージが強かったと思うのだが、松井が入ると、「いやいや、じつは選手の育成もうまいすばらしい球団で・・・」という感じだ。ヤァ!で面白かったのは、メジャー通3人による座談会。中地区には中地区の楽しみ方があることを改めて感じた。ロイヤルズがそんなことになっていたとは、全く気づかず・・・。思えば、イチロー渡米の1年まえが、メジャー中継がある意味1番充実してたのでは?野茂、吉井、マック、の先発を放送したおかげで(ときどき、佐々木や長谷川の登板にヤマをかけたりもした)いろんなチームが見れて楽しかった。いまは、松井、イチローに偏重しすぎでは?大家だってローテに入ってるんだから、中継しろ!
2003年05月24日
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きのうのニュースステーションでなぜ、ビッグイニングが増えたのか?を栗山英樹氏が解説していた。その趣旨は以下のとおり1.ストライクゾーンが、昨年、高めをとるよう改正されたが、今年は前々年と同じに戻ってきたという現場の声がある。つまり、ストライクゾーンが狭くなり、打者に有利に働いている。2.飛ぶボールと軽いバットの普及 簡単に反対方向の打球でも長打が出るようになった。3.送りバントをしない作戦が増えてきたどうでしょうか?1番と2番は、ビッグイニングの解説でなくて、「打高投低」(チーム防御率4点台続出)傾向の解説だと思う。では、3番はどうか?たしかに、犠打の数を調べると宮本(ヤクルト)の23個がダントツで2ケタは彼だけ。阪神や二岡が2番に入ったときの巨人がバントが少ないのは認めるが、他のチームでは、結局バントすべきところでバントできず、打たせたらヒット・・・そんなシーンが多かったのではないか?ともかく、今年のビッグイニングの増加の特徴は、リーグを問わず、チームを問わず起きていることなので、3番も解せない。栗山論では今年はこの傾向がずっと続く(審判が改めないかぎり)ということになるが、そうなのだろうか?僕なりに考えてみると・・セ・リーグでは、やはり投手の打撃を無視できないだろう。とれるところでとれなければ、やはりビッグイニングにつながる。あとは、やはり特に中継ぎ以降の投手の質が悪い印象をうけるが。若手だけでなく、ある程度実績のある人もことしは調子が悪い。先発投手がつくられるビッグイニングについては、むかしなら4点ぐらいとられると勝ち目がなくなる!と、2回ぐらいでも交代させるケースもあったが、先発はある程度なげてもらわないとやりくりできないという感じで、連打をくらっても続投させているような気がする。(ホッジスの場合など)先発の件はメジャーもそういう傾向だとおもう。しかし、できれば一過性のものであってほしい。この2ヶ月ほど「筋書きのないドラマ」をたのしんだというよりは、「ちょっと野球が粗いよなぁ」という印象のほうが強い。投手の調子があがっていけば、改善されると思うが。
2003年05月23日
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阪神の独走もなんだかしゃくにさわるので、こんなことを調べてみた。題して、「独走から一転混戦」の歴史(ただし、90年代)。最近の例で最も印象深いのは、98年の日本ハムだろう。オールスターも終わった7月26日、7月27日の時点で2位の近鉄に9.5ゲーム、3位の西武に10ゲーム差をつけていた。しかし、8月以降14勝32敗の大失速で西武にペナントを奪われてしまう。この年の失速の主な原因は、後半戦の極度の打撃不振。この年から、「ビッグバン打線」と命名されたのだが、前半戦.277だったチーム打率が後半戦は.220に。田中、片岡ら主力クラスが揃って成績を下げた。日ハムはこの2年前にも、シーズン終盤優勝争いを繰り広げたが、上田監督の家庭問題からの辞任などもあり、敗れた経験がある。なお、このとき(98年)の主力、片岡、野口、下柳が今は阪神にいる。セ・リーグでの主役は巨人になる。まずは、96年の11.5ゲーム差をひっくり返したいわゆる「メイクドラマ」である。7月7日に最大ゲーム差をつけられたが、そこから巻き返したのだ。ひっくり返されたのは広島。このときの失速の原因は、やはり故障。江藤の眼カテイ骨折なんかもありました。前田もアキレス腱故障のあとで万全でないし・・。ちなみに、金本はこの年には十分レギュラーを張っており、126試合で3割、27本を打っている。もうひとつは、逆転はされなかったが「国民的行事」の「10・8」までもつれこんだ、94年である。この年の巨人は6月まで42勝22敗のハイペース。それが、69勝60敗で並んで、「勝った方が優勝」という、「10・8」までもつれこむ。ちなみに、このときの中日監督は星野でなくて高木。矢野輝弘はこの年35試合の出場にとどまっている。こうしてみると、いまの阪神には92年の生き残り、八木も含めて、「いいところまでいって敗れた経験」のある選手が多いということだ。彼らがかつての経験を生かして今年は栄冠を勝ち取れるのだろうか?最後に、今年で140試合になって3年目だがまだ、4月の首位がそのまま優勝したことがないことも付け加えておこう。
2003年05月22日
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今日は毎日新聞から。(5月21日付)大リーグコラムによると、むこうでもヘッドスライディングの是非が話題になっているらしい。きっかけは、ジーターのケガ。3塁に滑り込んでベースカバーの捕手のレガースに肩を強打。6週間の戦線離脱を余儀なくされた。ジーターら「ヘッドスライディング派」の言い分は、頭から突っ込むほうが速い、タッチアウトを避けやすい、確実にベースにふれる・・・というもの。いっぽうの監督、コーチ陣は危険度の高さから、反対しているたちがほとんどだ。メッツのマイナーでは、ヘッドスライディングに罰金まで課しているという。この記事をよんで、「珍プレー」でよく流れる、清原の練習している、タックル。あれはどうなっているんだろうと思った。今年もたしか、ドジャースのジョーダンが捕手にぶちかましていたと思うが・・・。あれは、ヘッドスライディングとは違う解釈がされているのかな?まあ、メジャーも変わってきたなという話。ジーターはこれからもヘッドスライディングを続けるといっているそうです。セ・リーグの調査した投球間隔などの結果がでた。ボールを受けてから、投球動作に入るまでの長さをはかったもので、ホルト、ホッジス、など外国人投手が短く、中継ぎ、抑えほど時間がかかると言う。(いずれもランナーがいないときで比較)試合時間短縮のために測ってみたのだと思うが、皆さんは試合時間て気になりますか?僕のばあい、4-1ぐらいであっさり負けて、8時半ぐらいの試合終了だと、「もう少し粘れんかったのか?」という気持ちになります。それはともかく、やはり、試合時間の長時間化の原因は中継ぎ以降にあるのは間違いがない。とくに、交代時の投球練習。セットに入って、ランナーを見るしぐさをして・・・と、ほぼ本番どおりまさに「練習」しているため、本当に時間がかかる。アメリカは本当に肩慣らしという感じなのだが。(体のデリケートさが違うといえばそうなのだろうが。)実際、用心には用心を・・という感じの無駄な継投も多い。本気で、時間短縮したいならベンチ入り人数(1軍枠)を減らせばいいと思う。アメリカはたしか25人で延長無制限でやっているはず。現在の28人を27人にするぐらいできるだろう。1軍枠を減らすとFA権などほかの制度にも影響が出るが、「既得権」を放棄するぐらいでないと改革はすすまないだろう。
2003年05月21日
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先日書いたから・・・というわけでないのだが、ロッテを見にヤフーに行く。「再生好き」の僕としては、波留と代田のスタメン出場がうれしい。波留は試合開始時点では、1割に満たない打率で、ロッテファンからもやじられていた。しかし、この日は2安打。優勝経験者としてチームを引っ張ってほしい。代田はこの日結果は出なかったが、サブローを刺激する存在にはなれるのでは。他にも、橋本武広が登板。(先日阪神より移籍)橋本もパリーグのほうが、相手のことを知り尽くしている分やりやすいだろう。山崎健も昨年広島からきた投手なので随分再生組の多い球団である。生え抜き組みでは、立川が1発打ったが8番というのは少しさびしくないか?はやく「下位にいると怖い1発を秘めた選手」の域を脱して欲しい。オリックスのほうでは、後藤が元気だ。今日も盗塁を決めた。今年2年めの選手だが昨年も一時期活躍したが、故障をきっかけにジリ貧だった印象。平野が帰ってくれば二遊間はこの2人にしてほしいもんだ。オーティスはまた走塁ミスをやらかした。ほんといつになったら本領発揮するのやら・・・。話は変わるが、濱中だ。1塁帰塁の際のけが。このとき、多くの関西の阪神ファンは福本豊氏の解説を思い出したに違いない。「頭から、塁に帰るなんて危ないだけ。なんで足から帰らんのか・・・。」このことは、走塁に関してアナウンサーにふられると必ずいうことなのだ。つまり、このケガは防げるケガだということ。軽症だったら、いいけどね。
2003年05月20日
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きのうも書いたが阪神は好調で、他の5球団はあまりよい話題が少ない。そんな中ヤクルトは、ちょうど5割で5位である。今週は巨人3連戦(福岡ドーム)のあと、阪神2連戦(松山)。正念場である。ヤクルトは5割だが大きく負け越しているチームがない(最大借金1。3チームあるが。)のは評価できるだろう。来週あたる2チームは借金1の2チーム。3勝2敗で乗り切れるか?先発予想をすると、石川、ベバリン、ホッジス、佐藤、花田になる。ベバリンの中4日を予想しているが、このところボールが高い。ホッジスはとにかく復帰してくれないと困る。間をあけて調整させ阪神戦にもってくるかも。阪神戦は下手をするとむこうは、伊良部、ムーアとくるところだけに、非常に不安のあるローテーションである。そういえば、横浜戦鎌田の登板がなかったことを考えると、巨人戦先発もあるのかな。とにかく今のチームを見ていて感じるのは若手の元気のなさ。4月は福川がでればヒット。宮出も5割近く打ったりと、そういうところでチームも活気づいたのだ。5月にはいると、福川は止まって、後の若手もぱっとしない。首脳陣は、高井に期待をかけたが、まだまだ。城石、三木、野口の二遊間トリオが打撃でもう少し頑張って欲しい。今ベンチにいる中では本郷かな。十分にチャンスを与えてもらってないという印象があるが、結局凡打でも、「次は打ちそうだ。」という思わせるものを出して欲しい。中途半端なスイングでの三振や狙い球絞れていない印象の打撃が多い。投手では、2軍だが館山に期待したい。この日曜に好投したようなので。成本に敗戦処理させるぐらいなら、若手にチャンスを与えましょう。若手にチャンスを与えたくても、使いたくなる選手がいないのが現状か?しかし、ラッキーボーイが1人でも2人でも出ないと、この苦境を脱することなどできないのも現実なのだ。
2003年05月19日
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しかし、つらい。いまの関西で阪神ファンでないというのは非常に生きにくい。きょうもまた勝ってしまった。中日(阪神に3つ勝ち越し)とヤクルト(阪神に借金1)のファンにしてみれば、「巨人ももう少し根性出してくれよ~」という感じなのだが。で、さっそく関西地方では「優勝特番」のようにも見える応援番組が放送された。「優勝したチームにはあとになって振り返れば、あの試合がターニングポイントだったという試合がある・・・・。」という振りで、振り返っていたのが4月11日の巨人戦だ。6点差を追いつかれて引き分けた試合。といえば、ああ、あれね。という感じだろう。いわく、「あの流れで負けなかったことに今年の強さを感じた。」「1球の怖さを改めて感じ、ゲームセットまで気を抜かなくなった。」「逆に(タイガースも)粘り強く戦うことの大切さが分かって、諦めなくなった」など。う~ん。確かに印象深い試合ではあるだろうけど、今年はどこも、ビッグイニング作ったり作られたりしているからなぁ。それほど貴重な試合というほどでもないと思うが。まあ、矢野本人が言っているのだから構わないけど。あの試合の1番の収穫は、新外国人ポールを見切ることができたということだと思う。さて追いかけるチームはどこも厳しい。2位は広島。どこがそんなに強いの?と思うがなんと中日に7勝1敗。ここの貯金で持っている。3位は巨人。ほんと対阪神何とかしてください。4位は中日。アレックス1番にしてから調子よかったけど。いまからミラーを連れてくるとか。今度はサーズで断られたりして。谷繁、井端の故障はどうなんだ?5位はヤクルト。とにかく疲れている。6連戦の日曜日はなんだか痛々しい。若手野手!奮起せよ!6位横浜。新外国人コックスが今日初本塁打。ウッズと一緒に出すため、佐伯が割りを食ってベンチに。ポジションかぶる外国人2人とって何考えてたんだ?石井琢が故障し、内川がショートに入ってラッキーボーイの予感。とにかく上位いじめだ!
2003年05月18日
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昨日(5月16日)の時点で3強が22勝16敗で並び、熱パの様相を呈してきた。実際面白い。各チーム、エースクラスはある程度完投が期待され150球ぐらいまでは許容範囲になっている感じだ。セ・リーグほど中継ぎに人材がさけないチーム事情からくるのだが、ある意味「継投、継投」の今の野球(メジャーも含めて)へのアンチテーゼにも見える。エース級は140キロ後半を常時出す本格派ばかり。しかもエース同士の投げあいも結構ある。むかし、(といっても10数年まえ)ぐらいは、確実に勝てる投手で確実に勝つためローテーションをいじったりしたものだが、最近はそんな小細工はしなくなったようだ。(阿波野と西崎の投げあいがなかなか実現しなかったりしたもんだ。)きのうは、近鉄-ロッテで岩隈久志と清水直行の投げ合いが実現し、きょうは、西武-ダイエーで松坂大輔と斎藤和巳が投げあった。松坂はともかく、斎藤は去年の後半あたりから凄みを増してきた。顔が小さくて、「8頭身はあるな」と思わせる長身投手だが、若いときにあれだけ故障に苦しんだ投手が、これだけすごい投球ができるようになるのか・・・とみるたびに思う。きっと、いま故障で苦しむ若手投手に勇気をあたえていることだろう。(ヤクルトの泉とかね)さて、来年からは上位3チームによるプレーオフを企画しているパリーグ。今年(現時点)のような、3強3弱が最も興をそぐことになるわけだ。というわけで、3弱のほうにも頑張ってもらいたいのだが、とくに、「3強に割って入りそう」なチームとしてロッテを推したい。パリーグでは珍しいロースコアを守って勝つスタイルなのだが、今日(5月17日)の時点で18勝20敗の成績。投手力を全面にだしたスタイルだが、黒木知宏と加藤康介を欠いていることを考えれば健闘しているといっていい。3強に対しては、西武に5分(4勝4敗)、近鉄に勝ち越し(5勝3敗)なのに、ダイエーに大きく負け越しているのが痛い。(2勝7敗)今日シコースキーの先発で勝ったが、明日の先発神田義英、イースタン防御率トップの渡辺俊介あたりが戦力になるとおもしろい。打線もフェルナンデスが日本の野球になじんで、サブロー、堀あたりが復調すれば、少しはよくなるだろう。オフの補強で注目された波留も、まだ結果がでてないが、ぜひもう一暴れしてほしい選手だ。
2003年05月17日
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今週の週刊ベースボールは阪神特集。ここのところ、毎年同じ時期にやっている気が・・・。その中で、浜中のうねり打法を現役時代の田淵コーチと比較した企画があった。解説しているのは、手塚一志氏。氏の分析によれば、今年の阪神打線は1番から8番までこの「うねり打法」を取り入れたことにより、好成績をあげているという。手塚って誰?という方もいるかもしれない。彼は、スイング系スポーツのパフォーマンス・コーディネーターの先駆者的存在の人である。運動力学、運動生理学、物理学などを根底としたその理論は、プロ野球だけでなく、多くのアマチュア指導者にも支持されている。『ピッチングの正体』『バッティングの正体』『魔球の正体』などの著書がある。ちなみに、「うねり打法」は彼の造語である。ただ、手塚氏は3年間ダイエーでコンディショニングコーチを務めたが、そのときの監督が田淵氏。いわば、身内で、そのあたり割り引いて読んだほうがいいかもしれない。しかし、浜中や今岡はともかく、赤星や藤本といった小さい選手の打球の質が変わってきたと感じるのは事実で、それは、田淵コーチの指導のたまものなのだろう。田淵コーチは3年間ダイエーで監督を務めている。(90年~92年)ストライプのユニホームにガッチャマンヘルメットのダイエーを覚えているだろうか。まさにそのころの監督である。6位、5位、4位の成績だが、一年も4割5分以上の勝率を残せなかった。いわば「ダメ監督」のイメージが強い。当時のチームもよく打つイメージがあったが、ホーム球場だった平和台球場が狭いため割り引いて考えられていた面がある。どんなメンバーがいたかというと、佐々木誠(92年首位打者、21本塁打、盗塁王)、山本和範、藤本博史(92年20本塁打、巨体でセカンドも守った)岸川勝也(89~91年20本以上)、吉永幸一郎(92年からレギュラー、.290の高打率)など。91年には門田博光がオリックスから帰ってきて、92年にはブーマーまでやってきた。いまの、「ドラフト勝者」になって作り上げられたダイエーに比べて、野性味というか、野武士感のただようチームである。(ちなみに、チーム打率は毎年.250ぐらいで目立った成績ではありません。本塁打数では、91年に152本うっており、近鉄157本西武155本に遜色ない成績を残している。)こういう「荒くても思い切りのいい打線」を作っていったのだが、そのときフィーチャーされたのは、高畠康昌コーチ。当時の記事(ナンバーだけど)によれば、コーチの狙い球の支持が的確でそのことが思い切りのよいスイングにつながったとある。高畠コーチとは、南海時代からの野村門下生として知られた人で、当時のID全盛を思わせる記事だ。ちなみに、佐々木は臨時コーチできたドン・ベイラーのアドバイスがよかったと(別の記事で)いっている。つまり、田淵氏がどの程度打撃理論を選手に伝えようとしたのかは見えてこない。監督だから個別の指導などは遠慮したのだろうか。そういえば、広島で前田、江藤が出てきたときも、水谷コーチがフィーチャーされて、山本浩二監督がどの程度アドバイスなどしたのか見えてきにくかった。(といっても、この二人は同じカープ出身で考え方は近いものがあると思うが)それとも、監督をやめ、評論家をしている間に自分の持っているものを伝える術を身に付けたということだろうか。こう考えるほうが自然だろう。当時は、まだ40代半ばだったし・・・。こういうことがあるんだよなぁ。田淵コーチはいまのところ最も難しいとされる、「右の和製大砲」の育成に励んで欲しい。そして・・・。46歳で監督をやめてしまった石毛宏典氏。充電期間中に、「自分の持っているものを伝える術」を是非身に付けてください。
2003年05月16日
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この日記は5月11日、13日付けのつづきです。先にそちらをご覧ください。<前回のおさらい>年の近い選手を集めるというやりかたは、弱いチームを強くするうえで、一時的には有効だが、よいチーム状態を長く続けるためには、けして有効な手段とはいえない。それにしても、日本の野球選手にとって、「同い年」の選手というのは相当意識するもののようだ。年が近くても、1歳違えば「先輩・後輩」の関係になるこの世界。「同い年」だからこそのライバル関係も生まれて当然である。たとえば、ヤクルトの岩村。彼自身は現在休んでいるが、同じ3拍子タイプで左うちという共通点のある、福留孝介(岩村の1つ上)よりも同期の浜中おさむ、阿部慎之介の好調さのほうが気になるのではないだろうか?また、松井秀喜も好投手との対戦という意味で、石井一久(松井の1つ上)とは違った感情を黒田博樹や野口茂樹に対して感じたはずだ。同期の優れた選手が同じチームにいればどうだろうか。お互いに意識しあい、切磋琢磨する関係になるのは自明であろう。そして、その関係がチームによい効果をもたらし、相乗効果を生む。同期がセンターラインを組んだチームを3つ紹介しよう。1962年生まれ 秋山幸二、伊東勤(西武)1965年生まれ 池山隆寛、古田敦也(ヤクルト)1970年生まれ 谷繁元信、石井琢朗、波留敏夫(横浜)いかがだろうか?いずれも、「一時代を築いたチーム」といえる。そして、お互いのライバル関係も面白い。秋山は1981年にドラフト外で入団。伊東は82年に球団職員を経て、ドラフト1位で入団した。2人とも熊本で同郷である。伊東はご存知のように森コーチのもと英才教育をうけ、83年の日本シリーズでは、全7試合のうち後半4試合でスタメンマスクをかぶった。(ちなみに、このときの相手は巨人。結果は西武が勝った。)翌84年から、レギュラーを確保した。そのころ、秋山は別の意味での英才教育をうけた。米留学である。スタメンを確保した85年に130試合出場(当時の全試合)を果たし、40本のホームランを放ち、一躍脚光を浴びた。はじめは、サードを守っていたが、のちにセンターにコンバートされた。その後、2人は黄金時代の中核メンバーとなるわけだが、秋山は94年から電撃トレードによりダイエーに移籍。99年にはチームリーダーとして日本一に導いた。その後、02年現役を引退。伊東のほうは、西武の黄金時代終了後も球団にとどまった。そして、97年、98年のリーグ連覇に貢献。現在は現役兼任総合コーチとなっている。古田、池山も同郷である。兵庫県。まず池山が84年にドラフト2位で入団。高校卒のスラッガーとしては比較的順調に成長。入団4年めの87年にはレギュラーを確保。翌88年から92年まで5年連続30本を打つなど広沢克己とともにチームの顔になった。古田は90年にドラフト2位で入団。池山から遅れることじつに6年。ご存知のように、野村克也監督の「捕手至上主義野球」ともいえる独特の環境で英才教育をうけた。ドラフト時点では、けして評価の高くなかった打撃が飛躍的に向上。2年めの91年には、首位打者を獲得。92年には30本のホームランを打つ。野村野球のもとでは、古田への比重はおもくなるばかり。池山のほうは、故障との戦いが続くようになる。次第に、チームの顔は池山から古田へと移っていった。池山は02年現役引退。古田はいまだ正捕手としてチームをひっぱりつづけている。谷繁は89年ドラフト1位で入団。石井は同じ年にドラフト外で入団。谷繁は入団1年めから1軍で80試合に出場した。チーム事情もあるにしてもこれはすごい数字。しかし、当時の大洋ではまるで捕手にもローテーションがあるような不安定な起用が続いた。はっきりいえば、伸び悩んでいた。一方の石井は、投手での入団だった。1年目から1軍登板を果たし、90年にはイースタンで防御率のタイトルをとるなど、高校卒新人としてはなかなかの滑り出し。しかし、投手としては限界を感じた石井は野手へのコンバートを直訴。コンバートされたその年になんと69試合の1軍出場を果たした。92年のことである。翌93年、レギュラーを確保した石井は盗塁王、ゴールデングラブ賞(サード)を獲得。横浜の若きニューリーダーとして名乗りをあげた。この時点で、石井の年棒は3000万まであがり、入団以来ずっと1軍でやってきた谷繁を上回った。(谷繁は2600万)ここで、谷繁は奮起し・・・といいたいところだが、まだまだ苦難は続いた。95年には、谷繁96試合、秋元宏作101試合と正捕手の座まで奪われた。この間、93年に佐伯貴弘が、94年に波留敏夫がともにドラフト2位で入団した。96年に大矢明彦監督が就任すると、石井琢、谷繁ともに転機が訪れた。石井は3年続けてゴールデングラブをとった、サードからショートへコンバートされた。谷繁は正捕手として、使い続けてもらった。二人とも期待に答え、98年へとつながっていく。谷繁は02年よりFAで中日へ移籍。今期は2人とも試練のシーズンとなっている。どのケースも2人の浮き沈みというか、野球人生の交差が面白いと思うのだがいかがだろうか。できることなら、センターラインに同期の選手をすえたほうがいい(できれば、ショートと捕手)・・・と思う。さて、いよいよ最後に横浜はどんな選手を指名していけばいいのか考えよう。しかし、これはすぐには書かない。そのうち、気が向いたら書きます。
2003年05月15日
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予告をしておきながら、申し訳ないですが、今日はちょっと「横浜再建計画シリーズ」を休憩。明日にでも再開します。きょうは、高井が登板した。今日の登板を見ての感想。「やっぱり、1軍は少し厳しいかな・・・」だ。同情する部分はある。小雨の降りしきるマウンド。相変わらず、バックに足をひっぱられた。しかし、それを度外視しても厳しい内容だった。まず、球種が少ない。ストレート、スライダー、カーブの3種類。今のプロ野球でこれだけの球種でやっている人はいないだろう。しかも、3つとも枠に入れるのがやっとという程度のコントロール。カーブに至っては、解説の彦野さんも指摘していたように、腕の振りがゆるくなる。特に、フォークがないのが、古田のリードを苦しくしていた。フォークか井川のようなチェンジアップを覚えないと苦しいだろう。また、追い込んだ後、力みかえって、カウントを悪くしていくのが気になった。三振をねらっているのだろうか?「とりあえず、アウトならなんでもいい。ひとりずつ、とっていこう。」という感じのピッチングにはみえなかった。ヒットらしいヒットがなくても、四球でランナーを貯める。これでは、守備にも攻撃にもリズムがでない。バランス的にもう1枚左の先発が欲しいのはわかるが厳しいだろう。しかし、投手がいないのですぐ降格ということもないだろう。ここにきて、中継ぎ陣がそろって調子をおとしている。鎌田も一時好調が続いていたが・・・。彼は本当に純粋な先発タイプで、好調なうちに試してあげたかったなと思うのだが。
2003年05月14日
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この日記はきのうの続きです。さきにそちらをお読みください。昨日の日記でいくつか、93年と現在との類似点を上げ、現在は新しいチームを作る出発点なのだと書いた。まるで、98年優勝チームを理想とし、このままそっくり、焼きなおすことができればベストだと考えているかのような印象を持たれた方も多いだろう。しかし、それは決してベストではない。現在の凋落ぶりをみれば分かるだろう。あまりにも、このチームは旬の時期が短すぎた。5年連続Aクラスで十分という意見もあるかもしれないが、やはり「下り坂のスピード」がはやすぎるのではないだろうか?このことの原因については、「権藤監督から森監督への移行に無理があった。」とか、「選手育成に問題がある。」とか、「結局谷繁の流出が痛い。」とか、決して答えはひとつではない。だが、ことチーム作り(選手の集め方)に関していえば、原因ははっきりしている。同じ年齢の選手を集めすぎたのだ。98年チームのメンバーをざっと思い出してみよう。1番石井琢朗 2番波留敏夫 3番鈴木尚典 4番ローズ 5番駒田徳広 6番佐伯貴弘 7番進藤達哉 8番谷繁元信。6番の佐伯が中根仁と相手投手の左右で入れ替わり、代打で井上純も活躍(71試合出場は中根の70試合より上。)佐伯以外のスタメン7人規定打席に到達した。規定投球回数に到達したのが、斎藤隆、三浦大輔、川村丈夫、野村弘樹。40試合以上に投げたリリーフ陣が、佐々木主浩、島田直也、五十嵐英樹、横山道哉、関口伊織、阿波野秀幸。と、野手11名。投手10名の名をあげた。では、つぎに1969年から1971年までの3年間に生まれた選手を当時の選手名鑑からあげてみると、(誕生日順、主な選手)1969年6月30日 野村弘樹1969年8月23日 五十嵐英樹1970年1月14日 進藤達哉1970年2月14日 斎藤隆1970年3月17日 島田直也1970年4月18日 佐伯貴弘1970年5月25日 波留敏夫1970年6月8日 井上純1970年8月25日 石井琢朗1971年8月10日 河原隆一1971年10月6日 関口伊織となる。じつに21名のうち、10名がほぼ2学年に集中している。河原とて、この年30試合に登板しており、十分戦力になっていたのだ。佐々木や鈴木もこの枠を1年ずつ拡大すれば入ってくる。異常なまでの集中ぶりをご理解いただけただろうか。このことをふまえると、98年の優勝チームはまるで高校野球のチームが解散せず、5年も6年も延長して鍛錬したようなもの・・・という感じがする。チームの旬は短かったが、同じ顔ぶれの選手たちでずっとやり続けたという意味ではチームの寿命は長かった。これは、フロントが狙ってやったことなのだろうか?もし、狙ってやったとしたらものすごい戦略だと思うからだ。というのは、長期低迷に陥った球団をすこしずつ強くしていこうと思えば、選手を固定し、一貫した野球感を植えつけていくというのは、手段として有効なのではないだろうか?マシンガン打線誕生の背景として、お互いのことを知りつくしているからこそ、「打線のつながり」も生まれたと思うのだ。では、どのような選手構成が理想なのか?92年から01年までの10年間で5回優勝しているヤクルトを見てみると、65年生まれ 古田、池山68年生まれ 土橋、飯田70年生まれ 真中、宮本(真中は71年の早生まれで、同学年ということ)このように、中心選手がグラデーションのようになっていくのが理想だと思う。ちなみに、ここにあげた6人はすべて、いわば「センターライン」を守っている選手。センターラインに同学年の選手がいる・・・。このことは、強いチームに欠かせないことといえるのか?98年ベイスターズも谷繁、石井、波留が同学年なのだが・・・。あしたは、「センターラインと同学年」にこだわって話しを展開します。あと、HPを開設しました。上の家のアイコンから入れます。日記の感想など掲示板のほうによろしくお願いします。
2003年05月13日
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それにしても横浜が弱い。横浜が頑張ってくれないと阪神の独走は止まらないのになぁ。頼みの斎藤も2回7失点では・・・。捕手も中嶋や中村を使うより、どうせ打たれるのなら、相川を起用したほうが、「来期への糧」となるのでは?それにしても、阪神の同一カード8連勝は97年の対横浜以来だという。ん?97年の横浜?この年は突如躍進して、2位になった年ではないか。気になって調べてみると、対戦成績は10勝17敗。しかし、(横浜側から見ると)8連敗も含め、1勝10敗から巻き返している。つまり、12回戦以降は、9勝7敗と勝ち越している。何が言いたいかというと、いまは8連敗しているがガラッとチームはかわるかもよ・・・といいたいのだが。しかし、阪神ファンとしては、横浜からどのぐらい貯金できるのか・・・。と考えるだろう。ちなみに、横浜は93年(横浜ベイスターズに名前が変わった年。だから、結構最近だ。)に対ヤクルト4勝22敗という大貯金箱に化した過去がある。97年のように巻き返すか、93年のような大貯金箱と化すか・・・。僕は、貯金箱の可能性が高いと思う。と、いうのは93年は今とチーム状況が似ているのだ。その年は、石井琢朗、進藤達哉らをレギュラーで使い始めた年だ。今年、村田修一、古木克明をレギュラーとして使い始めている。93年と今年は、「新しいチームの歴史」を歩み始める年ということで共通点がある。93年から5年後の98年、横浜は優勝したが今回も5年後(もしくはそれより早く)栄冠を勝ち取れるだろうか・・・。「歴史は繰り返す」ということがありうるのだろうか?ほかにも、似ている点はある。ともに新監督だが、2人とも生え抜きのショートである。(93年は近藤昭仁氏)この2人、随分キャラクターが違うようだが、もしかして、根っこは同じということもあり得る。93年との類似点を考えていて、あのことを思い出した。高木豊、屋しき要、山崎賢一など「大洋色」の強い選手を大量放出したのはこの年である。ちなみに、高木豊は規定打席にも達していた。この件があった当初、早急すぎるリストラだとか、ファンの気持ちも考えろとか、このあと、FAで駒田を獲得したため、とにかくいろんな批判があった。しかし、このリストラは結果的に、チームの若返りを加速させ、5年後の栄冠へのプロローグとして有効だったといえるだろう。ということは・・・。あの選手やあの選手を放出して「マシンガン色」の一掃なんてことだけは、絶対にやめてくれよ!!冒頭の「横浜は阪神の大型貯金箱になってしまうのか?」の結論をまとめよう。今年はなってしまうかもしれない。しかし、あのすばらしいチームだった「98年横浜ベイスターズ」の初期段階(チームの出来始め)にも、4勝22敗という過去がある。きっと、このことを糧にすばらしいチームへと飛躍していく・・・に違いない。明日は、横浜は歴史を繰り返すか?ということについてもう少し書きたいと思います。
2003年05月11日
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今日の日記の内容はきのう(5月9日)の続きです。先にそちらをお読みください。話は前後するが、「再生工場」について定義づけしておいたほうがいいだろう。最も狭義に解すると、「自由契約になった選手を獲得して、活躍させる。」ということだ。1度クビになったわけだから、どの選手も背水の陣でキャンプから取り組むことになる。問題なのは、トレードで獲得した選手が前年までの不振を払拭し、活躍したケース。トレードというのは、(建前として)出すほうは「うちでは活躍の場がないが、よそにいけばまだやれる。」と思って出している。つまり、「活躍を信じて」いるのは、獲得したチームだけでなく、出したほうもであるということ。(建前として)また、ある程度活躍しても、交換した選手いかんによってはその印象は随分かわる。前年までの不振も、チーム事情や監督との不仲などが原因であることが多い。トレードの形も「トレード志願」というのもあって、「自由契約」と同じ次元の話にしてもいいのか・・・というのがある。しかし、ここでは面倒くさいので、移籍をきっかけに成績を伸ばした選手を全て「再生工場」と呼んでおくことにする。トレード入団の場合、交換相手もできるだけかいておこう。と、ここまで書いてきのうの再生工場で出した先発投手で抜け落ちた選手を紹介。まず吉井理人。95年に西村龍二とのトレードでヤクルトに入団。前年近鉄では、7勝7敗防御率5.47だったが、10勝をあげた。その西村は、近鉄では鳴かず飛ばずだったが、自由契約後ダイエーに拾われると、98年10勝をあげている。また、ダイエーでは武田一浩が日ハムから移籍した96年、前年の0勝から15勝をあげる活躍。交換相手の下柳剛も97年には65試合に登板するなど活躍した。それでは、予告どおりヤクルトの再生工場の歴史を見ていこう。まず、ベテランを有効に使って優勝に結びつけた、92年から。角(当時36歳)と新浦(41歳)である。(角は小川淳司とのトレード)おそらく、獲得したときはこんな出がらしのような選手をとってどうするのか?といった感じだったろう。角はこの年チーム最多の46試合に登板しているし、新浦もたびたび先発し苦しい台所を助けた。つづいて、「若いが見所のある選手」の育成にノムさんは興味を示す。その代表格が田畑一也である。(1996年、当時27歳)ちなみに、北原泰二という選手も西武から獲得しているがこれは成功しなかった模様(たしか故障があったと思う)ちなみに、この2人はトレードで獲得しているが、どれほど成功の確信があったのかは分からない。(田畑は、柳田聖人、河野亮との交換で佐藤真一とともに入団。北原は、桜井伸一との交換。)ベテランを採ってくることから、若手の才能発掘への嗜好の変化の原因を考えてみると、時期的にブロスの存在が考えられる。ブロスは大学までは、バスケを中心としたプレーヤーで野球に本格的に取り組んだのは大学卒業後。その選手をいろいろ指導して、防御率のタイトルをとらした経験が、未知の可能性発掘へのモチベーションになったのではないだろうか。田畑の成功に気をよくして、このころから「再生工場」は球団あげての事業となっていく。題して「下手な鉄砲も数打ちゃあたる」時代。97年には、小早川毅彦、野中徹博、佐藤剛、伊藤真、廣田浩章、野林大気の6名を自由獲得で獲得。さらに、馬場敏史などもトレードで獲得した。98年には、白井康勝、上原晃、高木晃次、松田慎司、阿部茂樹、渡辺久信を自由契約から獲得した。巨人のFA補強などの札束攻勢に対するアンチテーゼ的な部分もあったと思うが少しやりすぎた。というのは、この時期自由獲得選手を獲得するため、ドラフトでの獲得選手を減らしているからだ。96年オフ、97年オフのドラフトは5人ずつで終了している。このことは、現在ヤクルトに1974年生まれ前後の選手が極端に少ないことの一因となっている。若松体制になってから、この政策は見直され、「少数精鋭主義時代」に入った。おおむね、再生枠は1人から2人に抑制され、おおくても3人まで。これがだいたい結果を出しているのだからすごい。では、ヤクルトがおおむね把握した成功の秘訣とはなにか?投手の場合、使える変化球が1つあることを条件にしているようだ。つまり、トータルでバランスのとれた投手やスピードが売りの投手よりそちらのほうが好みのようだ。古田のリードの傾向とも関係があるのかも。あと、つまらないことだが、いい番号を与えるということ。年俸はそうとうケチっているが、背番号で「期待感」をあらわしている。それから、とにかくたくさんチャンスを与えている。なんだったら、期待の若手2軍選手以上のチャンスを与えている。佐藤秀も開幕は2軍だったが、オープン戦は最後まで1軍だったと思う。最後の成功の秘訣は他球団との比較など、まだまだ研究途上といった感じなので、その成果はまた後日・・・ということになりそうだ。
2003年05月10日
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佐藤秀が7年ぶり勝ち星をあげた。ランナーを出しながらも、要所を併殺で切り抜けたあたりに、かえって頼もしさを感じる。正直2度目も見てみなければ、なんともいえないのだが、2軍で好投してからの今日の結果なので期待できるのではないだろうか。それにしても、「毎度おなじみ」の再生工場である。今年は他に、戎、成本もいるのだが、佐藤が一番期待できるのでは?先日の巨人戦で、小関順二氏が主力が抜けても(抜け続けても)低迷しないヤクルトを指して、「ヤクルトの魔力」と呼んでいた。同じく主力流出で低迷しているオリックスと比較してのことだ。「魔力=分析不能」ということである。ドラフトなどをとおしての戦力分析が仕事の人の言葉だけにニヤけてしまった。低迷しない理由の大きな軸といえるのが「再生工場」の連発である。「再生工場」自体は他球団も成功しているのだ。阪神の遠山、伊藤敦規などである。では、ヤクルトの専売特許といえるパターンの「再生工場」があるのだろうか?あるのである。それは、ローテーション投手(10勝クラス)を作ることである。田畑一也、入来、10勝してないけど1年ローテを守ったということで前田もいれておこう。(あと高木晃司も9勝だけど・・・)他球団で「再生工場」でローテ投手をつくったのは、ダイエーから広島に移ったときの加藤伸一ぐらいしかいないのである。なんでヤクルトだけこうなるのか?おそらく、先発投手も投手の役割のひとつ。という考えが首脳陣に浸透しているのだろう。場合によっては、中継ぎのほうが難しいこともよく知っているのだ。もちろん、古田の存在も大きい。あと、長年再生工場をやってきたおかげである程度ノウハウを手に入れていると思う。このあたり、「ヤクルト再生工場の歴史と成功ノウハウ」を明日書きます。
2003年05月09日
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『松坂世代』という呼び方に違和感がある。といった意見がある。世代の名称に固有名詞・・・確かに前例がない。たとえば、相撲で「花のニッパチ組」という呼び方、(昭和28年生まれの世代)があるが、「北の湖世代」とはいわない。松坂世代だって、「花の55年組」ぐらいでいいんじゃないの。だいたい、松坂だってこれからの選手なんだし・・・というわけである。「世代」を辞書でひくとこうある。生まれた年をほぼ同じくし、時代的経験を共有し、ものの考え方や趣味・行動様式などのほぼ共通している一定の年齢層。ジェネレーション。あれ?これは少し違う。「松坂世代」はマスコミ的には単に同い年という意味で使われている。辞書の説明は、例えば「フォーク世代」とか「ピンクレディー世代」とか「しらけ世代」とか・・・そっちの意味である。僕自身は「松坂世代」という呼び方に肯定的である。それは、松坂という選手の出現のインパクトと存在感の大きさが1番の理由だ。松坂自身と55年組が豊作であることの因果関係は少ないかもしれない。しかし、この世代と前と後では、おそらく野球がかわるのでは・・・?とおもうのだ。現に、松坂の出現で高校野球界は変わったと思う。何が変わったか?「高校3年間での成長の限界」を変えたのだ。つまり、松坂以後の高校生はスピードを追及する投手は150キロを目標にするようになったし、総合力を高めたい選手は、フィールディングや牽制もおろそかにしなくなった。現に、寺原や高井の出現がそれを証明しているとおもうのだが。むしろ、高校球児自身よりも指導者の目を覚まさせたのではないか?かつては、「勝てる投手」と「プロ好みの選手」との乖離がすすんでいて、まるで、両方の実現は無理・・・といったムードはなかっただろうか?それにしても、あれだけの好素材の出現で「あいつは別格・・・」とならず、あとを追って目標にする選手が多くいるのも興味深い。これはおそらく、松坂が出現した98年の高校野球の記事で「努力」の結果の偉業であることが強調されたからではないか。「努力」というのは、2年生での敗退後のアメリカンノックでの下半身作りとかオフシーズンのジム通いとか、中学時代はアンパンマンみたいだったのが猛練習で・・みたいな、そういう感じのことだ。これがイチローだと、小学3年から毎日バッティングセンターに通って・・・となるわけで、「これはまねできん」と思う人が多いはずだ。松坂が「作られた天才」であったことが、多くの選手に夢と希望を与えたといえるかも。なんだか話が随分それてしまった。松坂は世代の名称に冠されるに十分なインパクトを球界に与えた・・とは思う。しかし、本当の「松坂世代」は、松坂を見て野球をはじめたような選手たちにこそ使われるべき名称なのかも・・・。「ピンクレディー世代」といえば、ピンクレディーと同い年の人でなくて、当時まねして踊って歌った子供たちの世代をさすわけですからね。
2003年05月08日
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GW、終わってみればまさかの1強状態。全国的にはどうだか知らないが、関西圏では、今年のタイガースの強さは「本物」だといわれている。どこが、今までと違うのか?逆転勝ちが多い?先攻逃げ切りできるに越したことはないわけで・・・。おそらくこういうことだろう。こんなに貯金があるのに、意外とマイナス要素がパラパラと目に付く。井川、藪、下柳はけして、調子がよくはない。浜中の打率はもっと上がるはずだし、桧山も不振。このマイナス要素が改善されれば・・・・・・というわけだ。余力を残しながらのこの快走。ここに、ファンは期待をもっているのでは。しかし、うまく行き過ぎている面に目をつぶっているのでは?そういった意味で、今後注目されるのが、藤本敦士だ。「ほんとにこのままいくのかなぁ。」「絶対にどこかでバテるはず。」・・・と思われている方も多いはず。バッティング自体は、あきらかに力強さを増しており、年齢的にも伸び盛り。このまま、3割台キープでシーズンを終えることも十分考えられる。その場合まさに「影のMVP」ばりの活躍・・・ということになる。課題はスタミナで、調子を落とせば代わりがいくらでもいるだけに、「我慢して起用」の時期を経ず、スタメン落ちもありうる。あと、不安要素をもう2つばかり。桧山、片岡、アリアスの起用法だ。いま、この3人が2つのポジションを争っている状態。3人の立場をもう1度おさらいすると、桧山・・・選手会長であり、阪神の顔。生え抜き。今期、コンバートされた唯一人の選手で、現在不調。片岡・・・FA移籍のプライド。今期、故障で出遅れたものの現在好調。アリアス・・・チャンスに弱い印象があるものの、「ダメ押しの一発」という、「オンリーワン」の個性が光る外国人選手。この3人のうち1人を、外野にけが人がでないかぎり、ベンチに引っ込めないといけない。この3人のモチベーションをキープさせたまま、うまく使いまわせるのか・・・星野監督の手腕がみものだ。もう1つは、下柳-野口のバッテリー。週に1度、野口にマスクを被らせることについては、矢野のリフレッシュ効果を含めて、評価する向きが多い。しかし、結果が出ていないのが気になる。いまのローテで最初に見直すとなれば、ここだろう。しかし、下柳とて「矢野に受けてもらえば、違う結果も・・・」と思うはずだし、野口も他の投手なら抑える自信があるかも。いまは、貯金があってチーム状態がいいので、「野口起用」を続けられるが、もし、負けが込んできたとき、どうするのか。この「野口起用法」は、日ハムで正捕手だった、野口に気を使っているのかな?矢野休養なら浅井を使う日を設けてもいいような気がするが・・・?
2003年05月07日
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今日は、SG戦をテレビで観戦。解説席に座る小宮山。アナウンサーに「現役投手」と紹介されていた。それにしても、なにがどうなってこんなことになるのか・・・。小宮山入団、即ローテ入りの球団なんかごろごろあると思うが。だがしかし、デビット・コーンの例もある。(詳しくは、ナンバー575号のMLBコラムを見よ)今年1年が小宮山本人にとって、「結果的によかった」といえますように・・・健闘をいのりたい。で、その小宮山解説だが、それほど「野心的」というか、「俺にしか言えないことを言ってやろう」という雰囲気が全くなかった。つまり、予想以上に平凡だった。まあ、もともとこの局は解説者が多すぎで、新人解説だと役割を見出しにくい面があるだろう。(この日は、他に東尾、栗山、球種チェックの渡辺久)それから、解説者に馴染むのもどうかな・・という葛藤もあるのかも。カーブを事前に小宮山が投げて、そのVTRを見ながら、いろいろ語るコーナーみたいなのもあったが、個人的にはこういう「仕込み」を中継にはさまれるのは、非常にしらけるのでやめてほしい。(小宮山が悪いんじゃないけどね)番組冒頭に、プレビューっぽく挟むならまだ見れるけど・・・。小宮山といえば伊良部の解説をやってほしい。伊良部に詳しいのは、牛島と小宮山だと思うのだが(チームメイトということで)、放送局をいろいろ考えるとその機会が少なそうだ。伊良部は、松坂みたくいきなりデビューそうそうすごかったわけでなく、150キロ出しても勝てない時期をすごしている。そこから、一皮むけるところをこの二人は目撃しているのだ。そのあたりが、非常に興味があるので是非二人には話して欲しい。他の解説者だと、「気がついたら凄くなっていた。」という感じだとおもうので。あと、当時と今のフォームはどこがどうかわったのか。伊良部は95年が活躍した最後の年で、このころの伊良部のフォームをおぼえている人って少ないでしょう。(ロッテだし)もう「伝説的」という感じもあるし・・・・。試合のほうだが・・巨人はこれだけ若手が試合に出ていても守備に破綻がないのはすごい!と日記に書こうとした矢先、今日の試合ではでてしまったようだ。(しかも外野)巨人はさすがに由伸離脱は大きい。現状5割キープで御の字という感じでは?あと、仁志をもうすこしうまく使えるのでは?と思ってしまう。仁志は「プライド重視」の原采配あって、ほとんど例外的に煮え湯を飲まされ続けてきた。二番起用から始まって最終的には8番をうたされるなど・・・昨年は「週べ」今年は「ナンバー」に連載をもつ彼に対してなんと言う仕打ちだろうか。しかし、いまは彼のキャプテンシーに期待したい。まず、彼に気持ちよく野球のできる環境を与えるべきだと思う。
2003年05月06日
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昨日は、星野監督が大事な場面で伊与野を「試して」星を落としたわけだが、今日は若松監督が若手を試して、星を落とした・・・そんな印象。1番三木と8番宮出である。三木は1軍に上がってきたのも打撃を評価されてのことではない。二遊間を守れる選手がいないから。しかも、土橋をうまくつかうため、ときどきは休ませたい。城石、三木あたりにもう少しバッティングで貢献してもらいたいのだが。とにかく、引っ張ってばっかりでもう少し工夫しろ!という感じだ。宮出は、「左キラー」になれるか?といったテスト。結果は、1打席目外の落ちるボールを追いかけて、空振り。三球三振。2打席目は、インコースの球を力負けのファウルフライ。ここで、佐藤真に変えられてしまった。しかし、宮出は見所はある。それは、とにかく振れるところ。あとは、もう少し最短距離でバットがでるようになれば・・・。しかし、稲葉の離脱は痛い。1番がいなくなったというより、ベッツの代わりがいなくなった。ベッツ、さすがに巨人戦でも打てないようだとすこし考えるだろう。というのは、巨人は少し弱点の把握が毎年他球団より遅い傾向にあるとおもうからだ。ホッジスまで登録抹消。軽症であることを祈るばかりだが、どこまで故障者でんねん。
2003年05月05日
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きのうの伊良部のピッチングを見ていて、昔にみた野球4コママンガのネタを思い出した。むかし(1990年ごろ)の伊良部は球が速いだけでなかなか勝てないピッチャーだった。そのころ、チームメートには、球速は衰えたものの頭脳的ピッチングで勝ち星を重ねる牛島投手がいた。「伊良部のボディーに牛島の頭脳を移植し、最高の投手を作ろう・・・」というのが、そのネタである。しかし、現在の伊良部を見ているとその「牛島頭脳の伊良部」を彷彿とさせる。とくに、ランナーが出てからのピッチングはすばらしかった。1球1球に意思が感じられて。矢野のリードというより、伊良部の投球術だろう。阪神は安藤をリリーフエースにすえるのだろうか。大いに結構だと思う。資質的には何の問題もない。しかし、2年めの社会人出身投手がリリーフエースになる、というのは、60年と同じである。(中西清起)それに左腕(ウィリアムス)とダブルストッパーになるというのも同じ。(山本和行)といった具合に、調子に乗っていろいろあのころとの共通点をさがしてみたのだがあまりない。気がついたのは、1.1番バッターの背番号が同じ2.2番バッターの背が低い(赤星と弘田のこと)3.代打の切り札は背番号3(八木と長崎)ぐらい。とくに、背番号がらみは寂しくて、アリアス、浜中、桧山の背番号は当時投手がつけていたぐらいで・・・。まぁ、すぐにあのときと比較してしまいたくなるほど、あのチームは強烈でしたね。なんか他にも共通点に気がついたら教えて下さい。(ゲストブックからどうぞ)
2003年05月04日
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ヤクルトの藤井投手が手術をうけた。巨人の桑田投手や元・ロッテの村田兆治投手と同じ手術のようだ。まず、手術を決断してくれたことがうれしい。彼にとって、「投手生命を左右する」クラスのケガが2度目なだけに、そのリハビリの辛さや思ったとおりにならない焦りなどわかったうえでの決断は本当に立派だと思う。ケガの直後、「(手術を)迷っている」と聞いたときには、もしかしたら野球をやめるという決断もあるのかなと思っていた。藤井投手を初めてみたのは、春の甲子園だった。その当時、僕はそれほど高校野球を熱心に見ていたわけでなかった。「藤井投手をみたい!」と思ったのはナンバーに紹介されていたからだ。(362号)『トルネード投法もびっくり。センバツに登場「ベロ出し投法」』こんな見出しがついた記事である。ベロを出して投げる・・・・?当時はガルベスも来日前なので、どのタイミングでベロを出すのか全く見当がつかなかった。振りかぶったときなのか?リリースの瞬間なのか・・・?それだけの興味でテレビの前にいたのである。(もちろん記事には大会屈指の好投手ということも書かれている。)そうしてこの大会は藤井投手を追いかけたのだが、そのシーンはまさに衝撃的だった。準々決勝の神港学園戦。それまで好投を続けた藤井投手だったが、9回に突然山なりのボールしか投げられなくなったのだ。この年から、投手に無理をさせない規則が強化されたこともあって降板。試合中に投手が(故障で)変調し、降板する姿を初めてみたのがこのときだった。チーム(今治西)は準決勝に進んだが、藤井投手は投げられなかった。このときの診断が「左腕屈筋群肉離れ」。二度とピッチングはできないだろうといわれたそうだ。藤井投手というと、上原や松坂とメール交換をしたり、中日の福留と仲がよかったり、というようなことが話題によくのぼる。いまの選手では普通のことなのかもしれないが、まあ交友関係は広いほうだろう。やはり、闘争心とかそういう面で問題ないのかなと以前は、そう思っていた。しかし、あるインタビューで、故障してから、野球的に全盛期にもどった感覚はなく、いまはピッチングができるだけで幸せと感じる、といっているのを読んだ。プロ入りしてからも、1度つぶれた選手という気持ちはある、ともいっている。この言葉を読んだとき、藤井投手の考え方が理解できた。「1度きりの野球人生を思う存分楽しもう。野球での出会いをもっと大事にしよう。」この気持ちが、人一倍強い選手なのではないか・・と思うのだ。藤井投手の決断の背景にはやはり、いまの桑田投手の活躍が大きいのは、まちがいないだろう。ファンとしては、リハビリがうまくいって、あの雄姿を再びマウンドで見られることをねがうばかりである。
2003年05月03日
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Gを3タテし意気上がるタイガース。しかし、次のスワローズ戦も同じくらい大事である。なんといってもタイガースはここ10年ぐらい、スワローズに勝ち越していないのである。スワローズはGと違って、Aクラスに定着していたわけでない。つまり、チーム状態がよくなくても、タイガースには勝てる・・・・。というぐらい、カモにされてきたわけだ。苦手の原因は古田?東京のチームなのに(阪神としては)闘争心の沸きにくい雰囲気?とにかく、この苦手も克服したほうがVへ近づくというものだ。しかし、多くの阪神ファンは「阪神のことはよく知っている。藤本の打率は毎日チェックしている。」が、「ヤクルト?さっぱりわからん。というより、今年はアウトオブ眼中や!」という感じではないだろうか。やはり相手の知識もすこしはあったほうが観戦も楽しめるだろう、ということで、ヤクルトの現状をレポートします。まずは、打撃。はっきりいって、落ち気味だ。スタメンのなかで、最も調子のいいのは、7番真中だ。広角にライナーを打ち分けており、開幕直後の不振がうそのようだ。体を独楽のように回転させての長打も復活した。7番になれてきた感じで、ランナーのたまった場面でも勝負強くなってきた印象。「そんなにいいなら、1番に戻せばいいのでは?」と思われるかたもいるかもしれない。しかし、若松監督は「7番でいいものは7番で使う。」という考え方なので、戻すことはないだろう。逆に最悪の調子なのがベッツ。さきの横浜戦では、落ちるボールとファウルを打たせる外角球で簡単に追い込まれ、高めのつり球で一丁あがり!という攻めを徹底されていた。ここから立ち直れればたいした者だと思うが、正直厳しいだろう。阪神としては、ベッツに打たれるようだと打線がつながってしまうので、絶対に押さえ込まなければならない。(・・・というぐらいのレベル)ラミレス、鈴木健も2週間前ほどの凄みはなくなってきた。ラミレスは打席によってムラがある。甲子園は広いので1発ねらいを自制できるかも。鈴木も疲れてきた印象。落ちる球に手が出てしまうケースが目立つ。稲葉は前日2本塁打で、復調の兆しはあるが、どうなるかはわからない。ただ、月曜日に先発の可能性があるムーアに対しては、全くあわないようなので、もしかしたら、その日はスタメンをはずれるかも。あとヤクルトの攻撃としては、若き代打陣、福川と宮出。特に福川は、代打成績5割。このあたりも侮れない。つづいて投手。阪神側は、巨人戦に投げなかった、伊良部、藤田、下柳が先発予想(順不同)だが、ムーアは中5日で月曜に登板可能。対して、スワローズはホッジス、花田、石川の順。ホッジスは、2勝上げているが、決して調子はよくない。彼の課題は「どう左バッターを抑えるか」なのだが、ことしはうまくいってない。左打者のアウトコースのコントロールが彼のピッチングを左右する。阪神は金本、片岡、藤本の調子がいいので攻略する可能性は大だ。「花田ってだれ?」という阪神ファンは多いだろう。彼は藤井秀吾と同い年で、柳川高、中大出身。巨人の阿部の1年先輩だ。ピッチングスタイルは、まっすぐと縦に割れるカーブを軸に緩急で攻めるタイプ。今年、中継ぎで好投を続け、今シーズン初先発となる・・・と思う。去年あたりから、ようやく大学時代の疲れが取れたという感じで、ストレートが力強くなったと思う。ちなみに花田投手、後藤正治さんの『スカウト』という本のなかで、素人目にみて(後藤さんが見て、ということ)よさそうに見えた高校生として名前が出てくる。(甲子園に出てきていたときのはなし)花田に5、6回まで投げてもらってあとは得意の継投で・・・ということになるだろうが、その救援陣も不安はある。とくに、石井弘寿の抜けた左。山本樹と前田だ。河端の調子がいいので、「右リレー」で来る可能性もある。石川はいまのヤクルトでもっとも調子がいい。内角攻めをより厳しくいけるようになっており、スクリューボールがより効果的に使えるようになった。彼のピッチングをみていると、ある一定の年齢以上のひとは「かわいい顔してババンバーン!」というフレーズがうかんでくるはずだ。と、駆け足で紹介してみたが、今回は阪神にやや分があるかなという感じだ。ただ、例によっての巨人戦の後のバーンアウトだけが心配なのだが・・・。
2003年05月02日
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ヤクルトの高井が初先発した。とりあえず、開幕前は「今年の楽しみはこれだけだ」と思っていたこの日が、意外に早く訪れたことを素直に喜びましょう。結果を先に書くと3回5失点KO。結果だけを見ると最下位横浜相手の結果だけに厳しいと思われるかもしれないが、随所に「良さ」は見せてくれたので、もう一回ぐらいはチャンスをもらえるかも。(二番手で投げた鎌田もよかったので、鎌田も先発させて欲しいのだが)最大の見所は、タイロン・ウッズにボール気味のストレートを三点目のタイムリーにされたあと。「これは長く投げさせてもらえないかも。のこりはいいもの全部出そう。」と思ったのかどうか分からないが、続く佐伯に対しては、すばらしいストレートで追い込み、すばらしいスライダーで三振。続く村田。第一打席はストレートで空振り三振。さあ、第2打席は・・・今度は、村田がストレートをライトに放り込むホームラン。コースは外角高めでやや甘かったとはいえ、140km/h以上のベストボールだと思う。前の巨人戦で「小学校以来、公式戦でホームランを打たれたことがない」と言っていたので、高井にとっては、ほとんど人生初のホームランということになる。しかし、高井に「プロの洗礼」を浴びせたのがルーキーとは・・・。この二人の対戦はこれから先も楽しみだ。今日の心残りは高井に打順がまわる前にかわってしまったこと。(かわりにでてきた宮出がヒットを打ってこれはこれで嬉しいのだが)はやく、定評のあるバッティングでも「さすが!」というところを見てみたい。というわけで、ぜひもう一度先発してほしいなぁ。
2003年05月01日
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