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機動警察パトレイバー<雑感> 「機動警察パトレイバー」について調べてみると、週刊少年サンデーでの連載期間は1988年~1994年。ストーリーの舞台は1998年からの数年間であったことがわかります。 つまり今となっては過去となりましたが、80年代に想像した「10年後の未来像」がそこに描かれているわけです。 「OSによるレイバーの制御」とか「東京湾全体を干拓と埋め立てで土地に変える国家的な巨大土木事業「バビロンプロジェクト」」など、リアルな近未来感があふれた作品でした。 現在は2005年。そう考えるとパトレイバーの連載を読んでた時代からはかなり遠くまで来てしまいました(もう少しで連載開始から20年だもんな・・・)。 ロボット工学はかなり進展したとはいえ、今のところレイバーなるものは存在していません。しかし「事実は小説より奇なり」というか、現実が想像を追い越したというか、「携帯電話の登場」はさすがの「パトレイバー」も想像していなかったのでした。 これまた調べてみると、パトレイバーの連載終了が1994年、携帯電話の「端末売り切り制導入と他社参入」によって、契約台数が爆発的に増加したのがやはり94年と、くしくも原作の終了と携帯の普及が同時期であったことがわかります。 もしパトレイバーに携帯電話が登場していたら・・・と思うと想像が膨らみます(「シャフト襲撃による特車2課孤立」の話もだいぶ違った展開だったはず)。 「パトレイバー」ですら想像しえなかった今の携帯電話はホントすごくなりました。インターネット通信機能、写真撮影機能の充実もさることながら、テレビ電話や「ドラクエ」等のゲーム、動画(ムービー撮影)、GPSナビ、電子マネーなど、機能の拡張には際限がありません。 「ケータイ」などと普通の単語になってる今ですが、もはや「携帯電話」というより「携帯情報端末」とでも言うべきシロモノです。これを日本国民のほとんどが一人一台持つ時代など一体誰が想像しえたでしょう。 自分が子供の頃にそんな話を聞いたら「まるでマンガかアニメの話」。到底信じられる話じゃありませんでした。 普通にみんな持ってる「ケータイ」に、「未来がここまで来たか!」と感動と驚愕を覚える自分がいます。 今、私の携帯は「talby(タルビー)」(コレ↑)の緑です。「talby」は「au design project」の第3弾モデルとなる三洋製CDMA2000 1x端末。未来っぽいデザインと機能美が気に入ってます。 「パトレイバー」にもし携帯が登場していたら、こんなデザインだったかも・・・などと勝手に想像している今日この頃です。
2005.07.24
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魁!!クロマティ高校 週刊少年マガジンKC著者/訳者名 : 野中 英次 出版社名 : 講談社 (ISBN:4-06-312942-X) 発行年月 : 2001年02月 <感想> 「ウォーレン・クロマティ(51)が「クロマティ高校を訴えた!」」って話を聞いたときは新しいギャグかと思いましたよ。 「クロ高」ならそれくらいやりかねん(笑) しかし、連載開始時はマイナーなマンガだったのに、コミックが売れ、アニメになり、そのうえ映画化されるとは誰も思わなかったでしょう。元祖クロマティもさすがにシャレじゃきかなくなったのか? でも、訴えは取り下げたっていうし、なんか「最初から話題づくりだった!?」って思うのは俺だけ? しかし、元祖クロマティの弁が笑える。「(少年野球の監督をして)青少年のために活動しているのに、自分の名前が不良高校の名前に使われており、憤りを感じる。などと話しているという・・・」って(笑)、シャレでしょシャレ。アメリカ人ならそれくらい理解しろって。 っていうか、クロマティなんて15年以上前に巨人を退団してるわけで、「クロ高」読んでる読者層なんて、「クロマティって誰?」ってな感じでしょう。 むしろ「本物の俺も登場させろよ!」ってツッコんでほしいよなー。 しかし今後、「クロマティ」の名前が使用禁止になったら、この漫画どうするんでしょう? あっさり「魁!!シロマティ高校」とかに改名したりして。「クロ高」ならマジでやりかねん(笑)
2005.07.22
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第4学区 著者/訳者名 : 古舘伊知郎/著 石橋貴明/著 出版社名 : 集英社インターナショナル (ISBN:4-7976-7018-5) 発行年月 : 2000年09月 <目次> 『第4学区』誕生秘話池袋・「東明大飯店」にて成増・「栞」にて滝野川・「亀の子たわし」にて西麻布・「さくら」にて大山商店街・「松屋甘味店」にて朝霞市宮戸・田園にて和光市・「レインボーモータースクール」にて青山・「スターバー」にて湯布院・「無量塔」にておまけ・「未放送トーク」から『第4学区』と私<感想> これ、前に深夜のテレビだったものを単行本化したものです。「第4学区」とは、豊島・文京・板橋のいわゆる都立高校受験区域としての、昔の「第四学区」という意味らしいです(地方出身者にはよくわからんが)。 同じ東京の地域で育った古館さんと石橋貴明の青春回顧トークみたいな内容になってます。 これが面白いのなんのって!文章を読むだけで、二人の声のトーンとかノリがビシビシ伝わってきます。まるで番組を頭の中でプレビューできるような感じ。 話の内容がまた面白くて、この本を読みながら息もたえだえに爆笑したところが何箇所もありました。 しかし、こういう面白い人間っていうのはやはり都会のセンスがつくるんでしょうか。小さい頃から東京みたいな環境で育った人間は、やっぱり色んな人を見てると思うんですよ。 人間の種類の幅というか。すごい金持ちとすごい貧乏人。すごく頭の良い人とすごく悪い人。センスのずばぬけて良い人悪い人。職業も様々、芸能人からスポーツ選手、ヤクザとか浮浪者まで。 均一的な人間の多い田舎に比べると東京あたりに住んでれば、経験も発想もかなり幅広いものが持てそうです。 これは幻想なのかもしれないけど、間違いなく言えるのは人的資源というか生身の人が扱う社会的コンテンツが、田舎では圧倒的に不足しているということです。 例えばコンサート、演劇演芸、野球・格闘技等のスポーツイベント、著名人の講演会、有名予備校・資格試験学校、有名シェフのレストラン、果ては難病の治療まで。 生身の人間がおこなう「価値あるパフォーマンス」というものは田舎ではほぼ壊滅状態です。 ネット社会の到来によって情報資源、モノ的資源は田舎でも豊かになりました。都会の情報はなんでも入ってくるし、ネット通販で買えないものはありません。しかし「人と人とが接することにより生まれる価値」というのが田舎にはないんですね。これがけっこうデカイ。「面白い人間はみんな上京してしまう」 もともと幅の狭い人間しかいない田舎からちょっとはみ出た人は、皆東京に行ってしまうから、東京には面白い人間が集まるし、田舎に残るのは一定のパターン化した生き方しかできない人々になるというアンバランスさ。 ただし、地方にいるかぎり、ある一定の人生の保証と言うものはあります。それは幅の狭い生き方をせざるをえないから故の保証ですが・・・。 もし東京にいってしまったら、様々な誘惑に負けて、退廃的(?)人生になってしまったかもしれない人でも、地方にいるかぎりそれほどレールを外れる危険性は少ない。 これは退廃とは関係ないですが、例えば結婚の話をすれば、30才にも40才にもなっても独身でも、東京ならそんな人はざらにいるので気にならないけど、田舎でそれをやるのはけっこうツライので(みんな結婚しちゃうので)自分もする。みたいな。 なんだかんだ言って親や親戚、地域の目があるし、みんなそうやって行く中で「違う道行きます」というのはけっこうキツイ。「良くも悪くも無限の可能性と生き方のお手本がある都会」「あんまり幅はないぶんつまんないけど、それなりに安定している田舎の生活」これはねー、やっぱ迷いますよ。特に若いうちは。(東京コンプレックスその3に続く・・・かも)
2005.07.21
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下妻物語監督・脚本: 中島哲也 原作: 嶽本野ばら 音楽: 菅野よう子 出演: 深田恭子/土屋アンナ/宮迫博之/篠原涼子/樹木希林/阿部サダヲ/岡田義徳/小池栄子/矢沢心/生瀬勝久/荒川良々/本田博太郎<内容> 茨城県下妻市。田んぼだらけで未だにヤンキー文化が隆盛を誇る田舎町。そんな土地で、全身フリフリのメルヘンチックなファッションに身を包み周囲から浮きまくりの女子高生・竜ヶ崎桃子。 彼女は、東京の代官山にある某ロリータファッションブランドに熱を上げており、片道約2時間半の道のりにもめげず、毎週のように通い詰めていた。 桃子は服代を稼ぐため、父親がかつて失敗し家に山積みだった某有名ブランドの偽物商品の個人販売まで始めてしまう。 するとある日、特攻服で原チャリをかっ飛ばすヤンキー娘・イチゴがそれを買いに現われた…。 <感想> 私の住む町はやはり田舎です。本屋は小さいのが一軒。レンタルビデオ店はない・・・(泣)。 今はライブドアの宅配レンタルDVDで映画を観て、セブンイレブンのネット注文で本を買う生活です。 ネット社会の到来は、田舎の人の生活ほど便利にしました。 で、この映画ですが、これまで日本映画になかったブッ飛び加減で、テンポも良く、かなり面白い娯楽作品です。(キャストも豪華)。特にヤンキー「イチゴ」役の土屋アンナは、何か賞をとってもいいくらいの名演技!(この人、この映画で初めて知ったけどモデルらしい) 話は飛ぶんですが、この映画を観て、たまたま今読んでる社会学者・宮台真司の言う「第四空間」の話を思いました。 それは「成熟社会になって、家・学校・地域が空洞化すると、子供達は家でも学校でも地域でもない「第四空間」(ストリート、仮想現実、匿名メディア等)で「名前を欠いた存在」になって解放される」というもの。 「過渡的近代」から「成熟した近代」に入ると、「良い学校、良い会社、良い人生」みたいな幻想はもう過去のものとなり、「何が幸せかは個々人で皆違うように」なり、結果、共同体に所属するだけではダメになるって話です。 でも、田舎には保守的な人が多いわけで、とりあえず学校の成績が良かったり、家庭が安定してたり、地域の中で居場所があったりすれば、それなりに精神的に安定した位置にいられるわけです。 ところが映画劇中、モモコとイチゴは田舎にいるにもかかわらず、学校にも家庭にも地域にもスポイルされてしまった・・・。(「地域にスポイル」に関しては後述) で、結果、モモコはロリータ趣味(仮想現実)、イチゴはヤンキー趣味(ストリート)という「第四空間」に走ったというわけです。 ここで問題なのは「田舎の第四空間は選択肢が狭い」ってことです。すなわち「田舎の若いモンはヤンキーかオタクになるしかない」(笑)。 「ヤンキーかオタクか」って言うと極端なんですが、生き方のパターンが少ない田舎では、要は気質の問題です。 けっこう高い車をローンで買って週末たびに車を磨いて(田舎は金の使いみちがあんまり無い)、行き先は地元の峠かパチンコ屋。髪は茶髪、服装はジャージ率高い・・・みたいな「ヤンキー気質」。 もしくは、趣味はマンガか読書か映画。本屋や映画館に良く通い、地元のおいしい喫茶店も知ってます・・・みたいな「オタク気質」(当然、田舎でブログを書いてるような人はこっち!)。 別にどっちがどうとかいうわけじゃないんですが、地方の若い人はこのどっちかの傾向であることが多いような気がします。 実際、田舎に住んでる私が言うんだから間違いない(笑)・・・・・(「東京コンプレックス その2」へ続く)
2005.07.18
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唐突ですが、私の乗っている車はセリカです(コレ↑)なぜこのクルマにしたかというと「未来っぽかったから」。 このセリカを初めて見たときは正直「げげっ」って思いましたが、見慣れてくるとカッコ良くなってくるという。人間の目って順応が早いなー。 個人的に未来感のあるモノが好きです。この車「未来警察ウラシマン」にでも出てきそうでしょ?(笑) 今の車で「未来」を感じさせてくれる車ってのは、なかなか無くなりました。最近ではマツダのRX-8くらいかな。 今はそういう時代じゃないのでしょうか。エコカーみたいのに注目が集まってるみたいです。リアルな話をすればエコカーみたいのになるんだろうけど、いまいち夢がないんだな。 男の人にとって「クルマ」というのは色んな意味を持ちます。単なる「移動手段」だけではない、なにか「幻想」を与えてくれるものだと思うわけです。「もしかしてこのクルマに乗ったら人生ちょっと変わるんじゃない?」「このクルマのオーナーの俺って、ちょっとカッコいい?」みたいな幻想。最近80年代の話ばっか書いてるような気もしますが、今から20年くらい前には実に「未来志向のクルマ」が多かったような気がします。「よろしくメカドック」の世代(笑)セラミックエンジンとかね。 例えばホンダの「シティターボ2ブルドック」(↑)なんてホンダのCMが良かったのか、当時少年だった私の目にはやたらカッコよく映った「ミライノクルマ」なのでした。今でこそこの車の魅力を語るのはなかなか難しくなりましたが、まさに80年代ポップの時代を反映した、なにか新しいライフスタイルが始まりそうな車でした。
2005.07.15
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獄門島 改版角川文庫 金田一耕助ファイル 3著者/訳者名 : 横溝正史/著 出版社名 : 角川書店 (ISBN:4-04-130403-2) 発行年月 : 1996年01月 <内容> 瀬戸内海に浮ぶ獄門島-南北朝の時代、海賊が基地としていたこの島に、悪夢のような連続殺人事件が起こった。金田一耕助に託された遺言が及ぼす波紋とは? 芭蕉の俳句が殺人を暗示…。 <感想> もしあなたの職場の同僚がお昼休みに自分の机で横溝正史「獄門島」なんて読んでたら、「ひき」ますか? やっぱひくよねえ(笑)。でも私はやってしまいました。ついでに「犬神家の一族」も(笑) で、日本ミステリ史上に燦然と輝く「獄門島」ですが、やはりすごいです。おどろおどろしい雰囲気、島の因習、複雑な人間関係・・・。そして驚いたのがこの独特の雰囲気の世界なのに、文体がすごく読みやすいことです。 キャラクターの個性も実によく立っていて、台詞も生き生きとしています。獄門島の潮気と霧と夜風が本を通して伝わってくるような文章がすばらしい。 実は横溝正史初読でしたが、こんなにすごい(親しみやすい)作家とは思いませんでした。 作品の舞台となるのは終戦直後の瀬戸内海です。この「戦後まもない頃」ってのは混乱の時代ですから、荒唐無稽な話が作りやすいんだと思います。復員兵や傷痍軍人、海賊なんかが登場し、拳銃や日本刀なんかも普通に登場します。「凶器が日本刀」ってのはすごく雰囲気がいいんですが、現代のミステリではまず無理ですよね。毎回、骨董好きの親父を出すわけにもいかないし(笑) さんざん映画化、ドラマ化されたこの「獄門島」なので、犯人がわかってて読んだりするんですが、それでも面白いんだなー。映画(?)で登場した、釣鐘の残虐シーンは実は原作にはなかったのでした。「きちがいじゃが仕方ない・・・」これは日本ミステリ史に残る名台詞だ!
2005.07.14
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キル・ビル Vol.1 監督 : クエンティン・タランティーノ 主な出演者 : ユマ・サーマン 、 デヴィッド・キャラダイン 、 ダリル・ハンナ <内容> ひとりの女が長い昏睡状態から奇跡的に目覚める。女の名は“ザ・ブライド”。かつて、世界中を震撼させた暗殺集団の中にあって最強と謳われたエージェント。5年前、彼女は自分の結婚式の真っ只中に、かつてのボス“ビル”の襲撃に遭い、愛する夫とお腹の子どもを殺された上、自らも撃たれて死の淵をさまよった。いま、目覚めた彼女の頭の中はビルに対する激しい怒りに満たされていた。復讐の鬼と化したザ・ブライドは、自分の幸せを奪った者すべてを血祭りに上げるため、たったひとりで闘いの旅へと向かうのだった…。 <感想> 実際のところタランティーノがスゴイ監督なのかどうかということはよく知らない。カンヌの最高賞だとか、大の日本びいきであるとか、映画オタクとかいう話だが、「パルプフィクション」も観たが、面白くないとは言わないが、それほどスゴイ!とも思わなかった。 ではなぜ「KILL BILL」を観たかといえば、この映画が深作欣二をリスペクトしているという点と、自分の「日本刀好き」があったから(笑)。 昔からなぜか日本刀には妙に惹かれるものがあり、昔は本気で模造刀を購入しようとしたこともあるくらい。「ルパン三世」の五右衛門の斬鉄剣などは大好きで、ある意味ロマンティシズムすら感じたりした(別に国粋主義とか右翼的なものとは関係ない。念のため)。 で「KILL BILL」であるが、日本的なもの(少しヘンテコ)が数多く登場する。傑作なのは栗山千明演ずる女子高生暗殺者「ゴーゴー夕張(こういう名前なのだ)」で、制服姿でドスを抜いたり、トゲトゲ付の鉄球を振り回したりするブッ飛び加減はさすがという気はする。 あとはなんといっても、ルーシー・リュー演ずる女組長「オーレン・イシイ」がとにかくカッコいい。白い和服姿のオーレンとその一味が料亭青葉屋に登場するシーンなんかグッときたもんなー(そこのBGMは布袋寅泰だったりする)。 それで肝心の「KILL BILL」は面白いのか?という話だが、ここまで書いておいてなんなんだが、ハッキリ言って面白くない(笑)。脚本はあまりいいとはいえないし、外国人が無理やり使う日本語が、話のテンポをかなり悪くしている。劇中の残酷シーンは、日本全国の初デートカップルを気まずさのどん底に落としたという情報もあるし・・・。 でもやはりすごいのは外国人が作った「日本的なもの」で日本人が感動してしまう点にある。日本人が気づかない「日本的なもの」を、逆に海外から見て、それを凝縮したことに意味があるのかもしれない(それは別に伝統的なものだけの話ではなく、当然「アキハバラ」的サブカルチャーも含まれるのだが)。 こうなったら、お台場あたりに「KILL BILLミュージアム」でも作って、刀とか和服を展示したり、寿司も食わせつつ日本のアニメでも流したら、けっこう海外からの観光客が来るかもしれない。いささか間違った日本文化になるかもしれないが、面白けりゃーそれはそれでいいんじゃないかという気もする。
2005.07.10
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マトリックス レボリューションズ 特別版 監督 : アンディ・ウォシャウスキー 主な出演者 : キアヌ・リーヴス 、 ローレンス・フィッシュバーン <内容> 昏睡状態に陥り、現実世界と仮想世界の間を彷徨っていたネオ。仲間の助力で現実に戻ってきた彼は、ある決心を固め、トリニティーと2人だけで敵の中枢に向かう。一方、人工知能側は、ザイオンを壊滅させるため、センティネルズの大群で猛攻を仕掛けた。迎え撃つ反乱軍は、圧倒的に不利ながらも、モーフィアスたちの確固とした信念のもとに死闘を展開する。そんな中、エージェント・スミスは、人工知能も制御できないほどのパワーを増幅、完全にプログラムから独立し、人類の命運を賭けるネオとの最終決戦に備えていた…。 <感想> (※注、これは劇場公開時の感想です) 元来ミーハーなもので、この手の話題作は必ず見てしまう。このブームは今やものすごくて、「マトリックスを観なければ人にあらず」みたいな風潮もある。(んなことないか) 数年前の一作目から数えて、はや3作目。今回は完結編である。 それにしてもこの「マトリックス」シリーズは世界観が非常に複雑なうえ、謎も多いので、ちゃんと予習してから観ないと話が全然わからなくなる。この3作目を観るにあたって1,2作目もDVDで復習しておこうとも思ったのだが、めんどくさくなって、結局観ないで劇場に向かってしまった。で案の定、話はよくわからなかった(笑) この話は数年を経過しながら観るにはやっぱキツイね。しかし、劇場にはそれこそたくさんの人がいるものの、果たしてどのくらいの人が話を理解して観てるんだろう?なんて思ってしまう。 よほどのマニアでもない限り、ちゃんとわかって観てる人なんてあんまりいないんじゃないの?なーんて。(話のよくわからないらしい彼女に色々解説しながら観てる彼氏くんなどはほほえましいが) まあ映画なんて単純に観て面白いかどうかでいいんだと思うんだけど(負け惜しみではなく)。「マトリックス」シリーズにしたって、斬新な映像、ネオの洗練されたスタイルや、アクションの迫力で爆発的にヒットしたんだと思うし。 で、この「マトリックス レボリューションズ」なのだが、1,2作目にあった爽快感とかカッコ良さ(これら重要)がだいぶ薄れてはいまいか?まあ話の筋からいってああいった展開なのは仕方ないんだが、カタルシスという点からいってどうかなあと思う。雨の中、泥だらけで延々殴り合いをしてみたり、気持ち悪い敵がウヨウヨ攻めてきたり、アナログな弾込め作業を汗をかきながらもくもくとしてみたり、鑑賞中どうにも憂鬱な気分になってしまった。 もっとサングラス姿のネオとかトリニティーのアクションが見たかったなーと思うのは俺だけか?マトリックス世界ではカッコいいネオも現実世界じゃヒゲとか生えてるわけなんだよね。いっそネオには「かめはめ波」みたいのを出してスカッと決めてもらっても良かった。もう空は飛んでるし(笑)。 以上なんだかんだ言ったが「ミフネ船長」はヨイ。惚れたよ俺は。
2005.07.08
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世界の中心で、愛をさけぶ 内容 結婚を控えていた朔太郎は、婚約者・律子の突然の失踪に困惑する。律子の行き先が四国と知り、彼女を追って四国へ向かう朔太郎。しかし、そこは朔太郎の故郷であり、彼の初恋の相手にして最愛の人・アキとの思い出が眠る場所でもあった。朔太郎は次第に初恋時代の思い出の中に迷い込んでいく――。高校2年の朔太郎は、アキとの甘く淡い恋に浸っていた。ウォークマンでの声の交換日記や無人島への一泊旅行…。ところが、約束されていたと思われた2人の明るい未来は、アキが不治の病であることが発覚し一転してしまう。 <感想> 元来ミーハーなくせに、こういう大ヒットものというのはあんまり評価する気になれなかったのだが、観てみたら意外に面白かったので驚いた作品。 「恋人が白血病で死ぬ」というベタな話なのだが、謎仕立ての展開や新鮮な高校時代の描写、80年代の郷愁がなんともいえない良い味をだしている。 ウォークマンとカセットテープがいいんだよね。自分も高校時代こういうのやりたかったなーなんて思います。 キャストもなかなか良い。大沢たかおってけっこう良いなー。あとなんとも良いのが写真屋のオヤジの山崎努。時間が止まったような写真館もファンタジックで良いです。 それにしてもテレビCMで全国的に有名になった「助けてください!」のシーンが一番盛り上がるシーンなのよ。映画見る前から一番盛り上がるシーンをみんな知ってるってのもどうかと思うけど(笑)、実際そこでもりあがってしまうから流石なんだよな。 余談だけど、平井堅の音楽にのせた予告編がすっごく面白そうです。こんだけ大ヒットしちゃうと、逆に観たくない人もいるかと思うけど、意外とオススメですよ。
2005.07.05
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APPLESEED 監督 : 荒牧伸志 主な声の出演者 : 小林愛 、 小杉十郎太 、 松岡由貴 内容 西暦2131年、世界中を巻き込んだ非核大戦は人類に大きな爪痕を残して終結した。そんな荒廃した世界の中で人々に唯一の希望を与えたのは、最後の理想郷“オリュンポス”。だが、その人口の50%は、ヒト社会の安定を目的に造られたクローン人間“バイオロイド”が占めていた。大戦を生き抜いた若き女性兵士デュナン・ナッツは、ある日突如捕獲され、“オリュンポス”に連行される。やがて目を覚ました彼女の前には元恋人ブリアレオスが。しかし、彼は戦争で重傷を負った体の大半を機械化されており、かつての面影を無くしてしまっていた…。 <感想> 昔、80年代半ばにアニメ映画ブームというのがありました。「幻魔大戦」「クラッシャージョウ」「ヤマト」「ガンダム」・・・。当時はやたら「大作感」のある映画がたくさんあったような気がします。(自分が多感な少年時代だったから?) 最近の「イノセンス」そしてこの「アップルシード」はそんな80年代の香りを思い出させてくれる感じの映画でした。 原作は士郎正宗の漫画ですが、これが実にまた古い。調べたらなんとコミックス第1巻の初版が1985年とまさに80年代なのでした(笑) もともと同人誌みたいのから始まった作品らしいですが、まさか2004年に劇場公開されることになろうとはおそらく作者も夢にも思わなかったでしょう。 内容もなかなかスゴイ。セルアニメとCGの融合で、「はあー、まさに未来のアニメって感じやね」って仕上がりになってます。アニメ好きは一見の価値アリ。脚本がいささか弱い感じもするんですが、「イノセンス」みたいな難解さに比べると「これはこれでいいんじゃないの?」なんて思ったりもします。映像とイキオイでガンガン押してる映画です。日本より外国で流行りそうな感じ(それが狙い?) 難解な話といえば、「最近の人達は難解さを嫌う」みたいな話をよく聞きます。本でも映画でもドラマでも漫画でもとにかく話がわかりやすくないと売れないらしい。「世界の中心で愛を叫ぶ」とか「冬ソナ」とか。「ダーリンは外国人」みたいな漫画エッセイはあいかわらず大人気だし。 話は戻りますが、80年代というのはちょっと難解そうなサブカルチャーが出現した時期でもあるような気がします。 アニメとか漫画なんか特に。士郎正宗とか大友克洋とかガンダムとかマクロスとか。ちょっと独特で難しそうで暗いマニアックな話。でも不思議と共有できた気がします。 でも「できた気がする」というのはけっこう幻想で、実は共有していた(もしくは今も共有している)のはちょっとオタク気質な人ばかりだったのでは?と思う今日この頃。 最近の「わかりやすさ」時代への逆行として、「あの頃は良かった・・・」みたいなナルチシズムなのかもしれないけど。「士郎正宗がさー」とかいう話って普通に通じるんでしょうか?というかもうしちゃダメなの?(笑)
2005.07.03
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内容 1897年、ペンシルヴェニア州。深い森に囲まれ、外の世界から完全に孤立したひとつの小さな村があった。村人は大きな家族のように強い絆で結ばれ、ユートピアのような理想の共同体を築いている。この村には昔から奇妙な3つの掟が存在し、人々はそれを忠実に守ってきた。しかし、掟を破るとどうなるかは、誰も知らなかった。そんなある日、盲目の少女アイヴィーの恋人ルシアスが友人ノアに刺され、大ケガを負ってしまう。アイヴィーはルシアスの命を救うため、薬を手に入れようと村の外に出ることを決意。そして、彼女が掟を破って森に足を踏み入れることを許した父エドワードから、恐ろしい真実が語られるのだった。 <感想>(要注意。ネタバレ含む・・かも) M・ナイト・シャマラン監督の話題作。しかし「うーむこれはどうなんだろうか?」と思わせるものがあります。思えばこの監督「シックスセンス」以降、だんだんと評価が落ちてるような気が・・・。 まあ悪口ばっか言ってても仕方ないんですが、こういう「ちょっとしたアイデアを無理くり映画にしてしまう」ってのはもうそろそろ限界なんじゃないでしょうか? この作品、予告編はすごい面白そうなんだけど、本編を見るとけっこう違う映画でおかしいです。「おいおい、違う話じゃねーかって」(笑) 現代社会への警鐘であるとかメタファーとした感動作であるとか、そういう見方はあるにはあるんですが。「この監督独特の緊張感」ってのはやっぱり貴重で、次回作もおそらく見てしまうのでしょう。「なにかオチがあるんだろうーなー」ってみんな考えてしまうからイケナイんであって、たいした期待もせずに観るといいのかもしれないけど(今にして思えば「シックスセンス」は衝撃だったなー。) でもこの監督が「まともな感動作」とか作ったら、それはそれで文句言われるんだろうな。やっぱ(笑)
2005.07.02
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霧越邸殺人事件著者/訳者名 : 綾辻行人/著 出版社名 : 祥伝社 (ISBN:4-396-20740-9) 発行年月 : 2002年06月 本の内容 「この家は祈っている。静かに、ひたむきに」―猛吹雪の中、忽然と現われた謎の洋館、その名は霧越邸。訪れた劇団「暗色天幕」の一行は、住人たちの冷たい対応に戸惑い、館内各所で出遇う不可思議な“暗合”に戦慄する。やがて勃発する殺人事件の現場には、何故か北原白秋の詩集が…。奇怪な“連続見立て殺人”の犯人は誰か?館に潜む“何物か”の驚くべき正体とは…?本格推理と幻想小説の類例なき融合を成し遂げ、我が国ミステリ史上に燦然と輝く異形の傑作、ここに登場。<感想> 「十角館はすごかった・・・」というわけで館シリーズを読み進み本作にあたりました。 いろんな感想があると思うけど、個人的には正直、あんまり好きじゃないかも・・・。これは幻想小説の色合いが強すぎます。館シリーズでも「水車館」あたりは好きなんだけど。 小説内でおきる不可思議な事件がすべて解決されないのがイタイ(というかあえて解決しないんだけど)。 あと雰囲気の問題なんだけど、どうも蘊蓄が多いというか衒学趣味というか、余計な情報が多すぎのような気がするんだよナー。で、このぶ厚さはないだろう?と(笑) キチっキチっとした解決を望む人にはオススメしません。これはファンタジーに近いです。 名前はすごく面白そうなんだけどなー「霧越邸殺人事件」って。
2005.07.01
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