心理士夫妻ブログ

PR

プロフィール

gherardini

gherardini

カレンダー

バックナンバー

2025.11
2025.10
2025.09
2025.08
2025.07

カテゴリ

カテゴリ未分類

(0)

心理職

(7)

妻 皮膚むしり

(3)

妻 休職 その後

(9)

心理学

(1)

育児

(2)

コメント新着

コメントに書き込みはありません。

キーワードサーチ

▼キーワード検索

2024.03.31
XML
カテゴリ: 心理職


こんにちは、妻です。

妻は精神科の病院でカウンセラーの経験があります。

学生の時にカウンセリングの姿勢について学んだことは、主にカール・ロジャーズのクライエント中心療法です。特に、カウンセラーに必要な態度として、
・共感的理解
・無条件の肯定的関心
・自己一致
これらの3条件を、これでもかというくらい学びました。

また、カウンセリングには枠が大事であるとか、いろんな基本的なことを学びました。

でも、それらを実践することが、いかに難しいか痛感しました。




自分の特徴として、
・共感性が強い
・感受性が強い
ということがあげられます。

なんとなく良いイメージかもしれないし、実際、困っている人や辛い思いの人に共感できることは、カウンセラーとして長所だと思っています。半分は。

しかし、自分はこの特徴がとにかく強いです。

つまり、共感しすぎる、自分と他人との線引きができない、まるで一心同体?、といった感じです。

カウンセリングをカウンセリングとして成り立たせるために、客観的・俯瞰的にみるために、記録したり、アセスメントしたり、ケースカンファレンスしたり、、、そういうことはする訳ですが、、、。

それにしても共感する体験がしんどすぎです。ポジティブな気持ちも一緒に感じるけれど、だいたいはネガティブなことが多いので(カウンセリングするくらいなので)、絶望感や無力感なども一緒に感じます。

本当に絶望するんです。人生が終わったと思うくらいに。他人のことなのに。

こんな体験をしていたら、自分がもつわけがありません。「もう無理だ」「やりたくない」と思うほどでした。もちろん、カウンセリングがしんどい理由は他にもいろいろあるでしょうが。自分、初学者ですし。




ものごとには必ず、良い面と悪い面の両価性があるというということは、当たり前なのですが、、、。だんだんと、もはや短所としか思えないようになりました。

ちなみにこういった、共感性や感受性が強いという特徴は、最近よく聞く、

他人が注意れていたり、怒られていたり、いじめられていたり、そういう場面をみると、自分も怖いし恥ずかしいし、耐えられないです。だから、ドラマなどは滅多に見ません。

あと、むちゃくちゃ空気を察知します。読めます。読みます。過剰適応してしまいます(それはまた別の問題か)。


こんな自分には今のところ、カウンセラーをするには、責任が重すぎるし自分自身を守れないので、すっかり自信をなくしてしまいました。


人を支えられるカウンセラーに憧れて心理士になったけど。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2024.03.31 10:00:09
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: