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でんすけ@スマイル

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2020.01.25
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テーマ: ニュース(99972)
カテゴリ: science
ESA(欧州宇宙機関)は、レゴリスと呼ばれる、月表面の砂れきや塵などの堆積物から、呼吸用の酸素を取り出すことに成功したと発表しました。
過去のアポロ計画により、月面から地球上へと持ち帰られたレゴリスは、その成分の40~45%が、酸素から成っていることが判明しており、そこから酸素を抽出するという取り組みです。
この課題にオランダのESTEC(欧州宇宙技術研究センター)の研究メンバーが酸素の抽出システムに取り組んできました。
仕組みは、レゴリスを950度にまで熱するシステムで、溶融塩化カルシウムの電極を通すことにより、レゴリス内の酸化物から酸素を分離抽出するというものです。実は、このシステムはレゴリスは合金に生まれ変わらせるもので、分離した酸素は廃棄される予定でした。しかし、システムを改良し、排気口から出てくる酸素を蓄え、同時にできた合金も、3Dプリンターで使用できる素材にしていく方向性で、レゴリスをフルに有効活用すべく、研究されているそうです。
月の砂は、人体に有害とされてきましたが、こうして酸素を生み出す貴重なものと判明したことで、将来の宇宙計画の形は、大きく変わってくる可能性があります。





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最終更新日  2020.01.28 05:59:58 コメントを書く


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