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でんすけ@スマイル

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2021.05.09
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テーマ: ニュース(99437)
カテゴリ: science
大阪大学の研究グループが、ネコがてくてくと安定して歩く「反射」の仕組みを、神経や筋肉の特性を再現するネコ型ロボットを開発して明らかにした、と発表しました。
反射は、ヒトなどの動物が熱い物に触れると瞬間的に手を引っ込めるなど、刺激を受けて無意識に起こる反応の仕組みです。動物が歩くためには脳や脊髄の複雑な回路ではなく、この反射回路をうまく使って動きが生まれていることが、近年の研究で分かってきたそうです。
それに関わるとみられる個々の神経回路は過去の研究で分かっていても、歩行を実現するための全体的な配線は未解明だそうです。
生体を動かす神経の仕組みを調べることには限界がある上に、動物愛護のため動物実験が厳しく管理、制限されるようになっています。
研究グループは、動物を使わずに実験ができるよう、動物の神経や筋肉の特性を再現して歩く四つ足のネコ型ロボットを開発しました。全長47センチ、重さ7.6キロで、力強くかつ柔らかい動きができるよう、高出力でギアを多く使わないモーターを採用しました。コンピューターが計算した筋肉の特性を再現できるようにしたとしています。
完成したロボットで実験した結果、膝から腰に伸びる回路と、逆に腰から膝に伸びる回路がクロスして機能しているとみられることを発見したそうです。
過去の研究を参考に、この全体的な仕組みをプログラムで再現すると安定して歩くことができました。
ネコが地面を踏みしめて膝の筋肉が力を受けると腰が後ろに動き、腰の筋肉が力を受けると膝が伸びるという、自動連動があって歩行が実現しているそうです。
また、この回路の電気信号をゼロにして働かなくしたところ、歩行のリズムが崩れてしまったそうです。





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最終更新日  2021.05.09 04:00:05 コメントを書く


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