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米国4/18(金)のダイアリに書いたように、4/18(金)は1日に2つの外部機関主催のセミナを聴講してきた。さすがに1日に2つも立て続けに聴講したというのは初めてで、事実上、この日は大学での活動時間の多くをセミナ聴講に当てたことになる。いずれも、私の大学での分野(ComputerScience)とは全く異なるが、両者とも国際的視野や経済的視野を広げるには良いと思い、楽しみにしていた内容である。。。今日は この4/18の19時から行われたMIT(マサチューセッツ工科大学)のRichard J. Sammuels教授による『イタリアと日本の類似性/相違性』について書いてみようと思う。MITと言えば、工学系の単科大学ではあるもののハーバードやスタンフォード等と共に全米、いや国際的に、名が通った超優秀校だけあって、どこかで一度関係者と接点はもっておきたいと思っていたため、良いチャンスではあった。ただ当初、何故MITのような工学系大学の教授にして『イタリアと日本の類似性/相違性』がテーマなのかな?といった根本的疑問はあったが、どうも講演前の資料によると、彼は国際政治学の教授ということが分かった。。。こうした分野もMITには含まれるのですね。。(^-^;) ま、あまり細かいことにはこだわらず、とにかく聴講してみた。こちらは、完全に英語Onlyのセミナ内容。。。■ この日のセミナ第2弾『イタリアと日本の類似性/相違性』 ―――――――――――――――――――――――――――― 全編英語なので、どこまで聞けていたか大変あやしいのだが、まあ、よくここまで長きに渡って日本の政治・経済・風土を研究してくれているものだ、と驚いた。セミナは『日本人は赤信号の間 車がなくても待つが、イタリア人は赤でも行こうとする。これは両国の典型的な違いとしてよく語られる。』といった、ステレオタイプな日伊のイメージ論から始まるが、実際はそれほど日本は 保守的でも閉鎖的でもなく、かつては非常に躍動感あふれる国だったことを指摘していた。 日本の躍動感ある時期というのは、この手の話によくある明治の近代国家黎明期を指す。伊藤博文、山縣有朋、福沢諭吉といった突出したリーダー達を、同時期のイタリア指導者達と類似したもの、と指摘していたあたりは興味深かった。 以降、彼の話は 日伊の工業化の時代、第2次世界大戦中のファシズムに基づく日独伊3国同盟にまで及ぶ。ただ、この時代の話については、もっぱらイタリアのムッソリーニの特殊性に重きが置かれていて、東条英機氏らについては特に触れられていなかった。 よく研究しているな、と感じたのは、戦後の両国の民主化の軌跡だけでなく、その中で時々目立つ 強硬論の人たちの存在にも注目していたこと。笹川良一氏に始まり、最近では、石原慎太郎氏や小沢一郎氏の存在にも注目しながら、彼らの強硬論を日本の柔和政策の下で ある一定の意義として注目しているようだった。個人的には、こうした議論を聞きながら『脱亜論』を説いた福沢諭吉や、『不沈空母発言』で物議をかもした中曽根元首相等も、強硬派として名前が挙がるかな?等と思っていたが、今回そうした例示はなかった。一方、日伊に共通した戦後の発展要因として、徹底して非戦を貫いたことを挙げていた。つまり、そうした非戦によって、民主化や工業化が十分に醸成された、という指摘であるが、個人的には、日本に関してはそんなきれいごとではなかなか済まないのではないかと思っている。なぜなら、戦後の日本発展は決して自発的な要因ばかりでなく、すぐ近隣で起こった悲惨な朝鮮戦争の特需で助けてもらった面が絶対的に否めないからである。 それにしても彼の論調において、小泉政権の存在感と実行力は、なんと低い評価であったことか。。。構造改革の名の下に、直近の経済対策はお留守で、それでいてその構造改革も様々な障壁のもとに遅々として進まない。。。これは、岸-福田譲りのもたもたか?等と冗談を言っていたが、連日株価が¥8,000を切るような超異常事態を前に、とても笑い事どころではない。。。セミナ最後には、質疑応答のコーナーがあり、将来の税収に関わる出生率の低下や、実質失業率の悪化などにも議論は及んだが、全体を通して概ね日伊の比較論に終始しており、もう少し違う視点からの提言めいたものがあれば、さらに有意義だと思った。最後、セミナの後に、このベイエリアで活躍する著名な若手弁護士である日本人Nさん(男性)に初めてお会いした。彼はNYで弁護士の資格を取り、シカゴやSF、シリコンバレーで実績を積まれてきた人であり、容姿も長身で抜群にハンサムである。年齢は殆ど私と違わないと思われる。その彼が 「こうして日本にまだ興味を持ってくださる人がいるのは嬉しいことですよ。本当に、最近は国際的な舞台における日本の地位の低下が著しいですからね。。。」と言われていた言葉、何とも言い当てており、印象深かった。。。特にここシリコンバレーにいると、インド、中国、韓国、台湾、イスラエルといった国々の躍進が非常に目立つ。。。その中で、いつまで経ってもバブルの後遺症を引きずったままの日本。。。本当に国策として具体的な手を打たない限り、彼らに抜き去られるのは、もはや時間の問題と感じる。。。まあ もっとも公共投資と言えば、ブロードバンドを国中に敷設して関連産業を総出で支援するそうした新興勢力の国々と、日本のように相変わらず収支の合わない高速道路を作り続けようとする幼稚な国策との間には雲泥の差があるのだが。。。そろそろ、日本の政治家達も産業界ばかりに頼るのをやめ、ドラスティックな頭の転換か、若返りによって効果的な政策を打ち出さなければ、"日沈む"ことは明白である。(今日はちょっと辛口になってしまいました。m(__)m)
2003/04/19
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米国4/18(金)は、1日に2つの外部機関主催のセミナを聴講してきた。さすがに1日に2つも立て続けに聴講したというのは初めてで、事実上、この日は大学での活動時間の多くをセミナ聴講に当てたことになる。いずれも、私の大学での分野(ComputerScience)とは全く異なるが、両者とも国際的視野や経済的視野を広げるには良いと思い、楽しみにしていた内容である。。。1つめは 大学から車で比較的近くの中華レストランにおいて、昼12時からランチ・ミーティング風に開催された『アメリカ経済はいつ回復するか?』というセミナ。ベイエリアでは非常に有力な銀行の代表の方がプレゼンターとなって実施された。こちらは、参加者の全員が日本人で、どなたも皆 私よりも年配の方々。よって、セミナ開始前のネットワーキング時間中は、妙に「貴方のような若い方に、どんどん活躍してもらわないとね!」的コメントと多種多様の名刺を頂いた。。。(^-^;)一方、もう1つは夜の19時から行われたMIT(マサチューセッツ工科大学)のRichard J. Sammuels教授による『イタリアと日本の類似性/相違性』に関するセミナ。MITと言えば、工学系の単科大学ではあるもののハーバードやスタンフォード等と共に全米、いや国際的に、名が通った超優秀校だけあって、どこかで一度関係者と接点はもっておきたいと思っていたため、良いチャンスではあった。ただ当初、何故MITのような工学系大学の教授にして『イタリアと日本の類似性/相違性』がテーマなのかな?といった根本的疑問はあったが、どうも講演前の資料によると、彼は国際政治学の教授ということが分かった。。。こうした分野もMITには含まれるのですね。。(^-^;) ま、あまり細かいことにはこだわらず、とにかく聴講してみた。こちらは、完全に英語Onlyのセミナ内容。。。■ この日のセミナ第1弾『アメリカ経済はいつ回復するか?』 ―――――――――――――――――――――――――――― セミナ内容に、私自身によるの調査事項を加えたレポートを、別ページにまとめてみました。是非、こちらをご覧下さい! (^-^) ■ この日のセミナ第2弾『イタリアと日本の類似性/相違性』 ―――――――――――――――――――――――――――― 『イタリアと日本の類似性/相違性』については、4/19のこちらのダイアリに記してみました。是非、ご覧下さい! (^-^)
2003/04/18
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このHPにも聴講レポートとして掲載しているが、私の書いた米国名『Miata』(日本名:ユーノス・ロードスター)デザイナー俣野氏のセミナ・レポートが 主催者側の正式採用となってしまったらしい。。。このセミナは だいぶ前から大変興味のある内容だったため、セミナ当日、熱でふらふらしながらも最前列で楽しくノートPCを叩いていたのを スタッフの方々が見ていて、レポートとして採用したい旨を申し出て頂いていたのだった。。。だが、どうも本当の話になったらしい。。。テキストOnlyのレポートがWebページ向けに美しく整形されたこともあって、以下に超短期限定でURLリンクしてみました。(すぐに外してしまいます。)俣野さんの温かい気さくな人柄・素顔などが伝わるかと思います。 http://www.jtpa.org/event/sv_20030225a/
2003/04/17
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ついに念願叶って 米国4/11(金)の晩、サンフランシスコのPacBell BallParkにて『SFジャイアンツ vs LAドジャース』の試合を見ることができた! 昨年夏の渡米後、1ヶ月ほどサンフランシスコに住んでいた際に見損ねて以来、やっと叶ったことになる。。。野茂は前日の先発登板だったので この日の登板がないのは分かっていたが、19:15の試合開始随分前にスタジアム脇のスポーツBarにてライトBeerを飲んだ後、練習風景を見に行った。日本と違い、バックネットを除いて グラウンドと観客席の間にネットがない米国のスタジアムは、試合開始前に練習を見に行って、選手とあわよくばコミュニケーションをとるのは常套手段らしい。。。(^-^;)それが楽しみの1つと言われる。。。(^-^;)結局サインこそもらえなかったものの、それでも間近で 野茂や石井、木田?らの練習風景を楽しむことができた。そして試合開始。。。(詳細は写真を挟んで下へ続きます。。。) 【上段左】PacBellボールパークを球場脇の跳ね橋から撮ってみました。。。ご覧のように、外野側は観客席がなく、場外ホームランはそのままマリーナ行きとなります。。。(^-^;)【上段右】PacBellボールパークの正面ゲート。巨大なレンガの外観にSFジャイアンツの巨大なロゴが・・・ とても眩しい西日にサングラスがないと目がやられてしまいます。。。【中段左】球場は超満員!なんと4万2000人強のお客さんです!【中段中】球場裏手の美しいマリーナの風景。【中段右】数々の情報を映し出すバック・スクリーン。。。【下段左】練習中の野茂! おっと、やはりトルネードだ!【下段中】上段左の写真を夜景で見るとこんな感じです。【下段右】さて、こちらは石井(後ろ髪長し)と木田?のご両人!--------------------------------------------------------野茂も石井も出場しないこと、そしてLAよりは勿論SFに馴染みが深いので、今日はSFジャイアンツの応援に臨んだ。LA(ロスアンジェルス)とSF(サンフランシスコ)はただでさえライバル意識の強い西海岸の有力都市同士。。。そして、その両チームの現在の成績は、SFジャイアンツがナショナルリーグ西地区の1位、LAドジャースは同リーグ同地区の3位と拮抗。そして金曜日の夜ということで、観客のボルテージは最高潮になるとの事前情報通り、スタジアムは最高の盛り上がりとなった。。。試合は、全体を通して こぎみのよいピッチで進んだ。日本のような ともすると間延びした進行がなく どんどん進んで行く。。。先行したのはSFジャイアンツ! 2回裏のバリー・ボンズ この日の第一打席が、いきなりのソロ・ホームラン617号だった。おそるべし。。。以降、LAドジャースが6回表に1点を返し同点。6回の裏にボンズ2打席目が敬遠まがいのフォア・ボールとなると、スタジアムはすごい勢いのブーイング。。。(^-^;)ところが、そこがボンズ。。。なんと30台後半の体で、果敢に2塁への盗塁を決めてしまった。この盗塁が功を奏して、この6回の裏にSFジャイアンツは見事に2点を返して華麗に逆転!! スタジアム内の興奮は最高潮に達する。。。それからは双方 無得点が続くが、先発のLAドジャースがなんと、最終回9回の表 1アウトの後に突然のソロホームランで1点を返してしまった。。。(^-^;) ここでSF3:LA2となる。「あと2人っ!」的なコールが起こる中のホームランだっただけに、ジャイアンツ・サイドは 一同しばし呆然とするも(^-^;)、気を取り直して応援をした結果、SFジャイアンツは見事に勝利した。。。真冬並みの防寒の用意はしていったものの、やはり寒さは本当に大変なものだった。。。それでも、周囲の元気なおじさんと、何度も手を叩きあって散々、Ball Parcでの球宴を楽しんだのだった。。。次は5月中旬の『SFジャイアンツvsNYメッツ戦』にも行ってみようかな。。。(^-^)この日の試合結果の詳細はこちら。。。(MLBの公式ページより)
2003/04/11
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今日(米国4/8)、米国で誕生日を迎えることになった。。。まさか、自分でもこういう状況で迎えるとは思っていなかった(意識していなかった)のだが、1年前の誕生日から考えると、本当にこれが1年なの?と思うほど 劇的に色々なことが起こり、そして過ぎていった。。。正直なところ、こんなに自分自身と向き合って、同時に環境が変わり、外部から様々な刺激を受け、試行錯誤し、そしてEnjoyし、新しいことを身につけることができる濃密な1年というのも きっと長い人生そうそうないのだと思う。。。(^-^;)一方で、一昨年から昨年にかけての1年間は、ひたすら仕事にのめり込んでいたのを思い出す。本当に朝から深夜、そして ときに休日までそうした ある種異常な状態が続いていたが、存分にそれに徹することができ、自分の成長とも一致していたため、それはそれで充実して楽しかった。。。ただ、あまりに忙しい生活の中、来年1年間を米国で暮らすという突然の切替えが どうも現実的に感じられず、どこかヒトゴトのように思っていた。。。(^-^;)(^-^;)しかし 去年から今年にかけては、それとは また全く違う方向で様々な刺激を受けながら、ここシリコンバレー・Stanfordエリアで生活している。。。このHPにしても、昨年の誕生日が過ぎてから開設し、渡米前のばたばたや 渡米後の生活を綴ろうとしたのだった。つまり このHPのダイアリにあること全てがここ1年以内に起こったことだというのだから、自分でも本当に驚いてしまう。。。(^-^;)(^-^;)(^-^;)さて、ここから先の1年はどうなるのだろう。。。これからも、できるだけ偏りのないニュートラルな視点で、知的怠惰に陥らないよう、瑞々しさを無くさないよう、つぶさに様々なものを見て・聞いて・体験して行こう。。。そして、決して物まねせず媚びることなく自分のオリジナリティを大事に、少しでも情報発信型の人間であるようにしよう。。。そして、そして何より元気で行きましょう!※ お祝いのメッセージを下さった日米の皆さん、優しいメッセージを本当にありがとうございました。m(__)mこれからもよろしくお願いします。 一方、日本は、きっと桜が大変きれいな時期なんだろうなぁ。桜が満開の時期に生まれた桜マニア??な僕としては、大変羨ましい限りです。。。
2003/04/08
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ここしばらく、英会話に関して非常に面白い試みを実践している。。。ことの始まりは、毎週木曜日の19時からStanford内のカフェの一角を陣取って行っている『English/Japanese交換サークル』で 大変パワフルな女性Yさんと知り合ったことに端を発する。Yさんは、ご自身が長いアメリカ生活で得た経験を血肉にして、『真に役立つ』英語能力全般を身につけるための少数制の木目の細かい英会話教室(会社)を設立されようとしている。現在は そのスタート・アップ直前といった状態なのだが、私を含む何人かの有志は、モニタの立場で この企画に参加させてもらっている。Yさんが用意する教材とクラスの内容は、彼女と(後に述べる)周囲の優秀なネイティブの皆さんが徹底した研究に基づいて作成されているだけあって、掛け値なく『まさに実際のアメリカ社会で使える』内容となっている。なんせ、Yさん本人が「私ほど英会話にお金と時間をかけてきた人間はいない。」とよく言われるだけあって、自身の経験上良かった教材やご自身がアメリカに来てから本当に必要だと思った内容、苦労した内容等を、質と量に渡って咀嚼し 教材に落とし込んでいるため、非常に『無駄のない栄養たっぷりの内容』となっている。。。また、そこで会う講師の皆さんもしかり。。。非常にIntelligence溢れた、バランスのとれた素晴らしい人ばかりが厳選採用されている。皆さん基本的に非常に高いレベルでのバイリンガルである。Yさんのように、我々からすればネイティブ・スピーカーに遜色のない人をしても「やはり真の英語力を身につけるには質のよいバイリンガルの先生と一緒にニュアンスまで学びとることが大切。。。」とのことで、我々にとっては嬉しい限りである。。。我々は もう随分 前に Yさんのお宅に招かれ、どういう主旨や背景をもって この企画に臨もうとしているかを十分に説明してもらっており、その後いくつかのプライベート・レッスンや一定の課題を通して参加させてもらってきた。そして、ここしばらくは土曜日の晩に 2時間半強をかけた我々モニタ用のクラスが開催されている。このクラスこそ、我々のモニタとしてのフィードバックが求められるシーンなのであるが、正直な話、よく研究された教材とクラス内容に、感心しながら非常によい勉強の場を提供してもらっている、といった状況である。。。(^-^;)教材やクラス内容に関してはYさんの営業秘密ゆえ、現時点では触れられないが、Yさん・我々双方とも、クラスの後のフィードバック・ディスカッションを非常に楽しんでいる。こちらも ここぞとばかり(?)存在意義を示すために(??)、実際のビジネスの場で求められるシーンや教材の提案、教材の視覚的効果から、クラスの進行に関すること等 細かな注文をお願いしている。。。(^-^;)しかし、こうしたディスカッションは双方の共通の目的にかなっているため非常に健全である。そして、これから 元気を沢山詰め込んだ1つの企画に少しでも関わっていける という手ごたえを感じられる分、非常に心地よくもある。これからも、非常~に微力な協力をしながら、英語に関する『栄養』をたっぷり摂取させてもらいつつ、企業をスタートアップさせる醍醐味をすぐ端から見せて頂きたいと思っている。(^-^)
2003/04/06
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ここ米国西海岸ベイエリア シリコンバレーにも春が訪れている。。。 春を意識したのは もう随分前で、日本よりも1ヶ月以上も早く満開となった桜や、毎日強くなっていく日差し、カリフォルニア特有のぬけるような青空から判断できていた。。。そして、ときにカリフォルニア特有の夏の天気のように からっと暑い日があるかと思えば、気温が急落することもあって、春らしいアクセントに恵まれながら(?)この季節を満喫している。。。ところが、例のイラク攻撃の話題において、日々戦争支持の偏りが激しくなっていく米国のメディアにすっかり嫌気がさしているのが正直なところで、言い知れない重苦しい閉塞感が続いている。。。(日本のような まだ中庸なTV放送は米国から見ていると大変貴重です。)そんな中、少しでも気分を明るくしようと、久々にHPのTopページやら、Topページ左脇の『米国スケッチ』のページに手を入れてみた。。。一連のクリスマスの写真は おかげさまで本当に多くの皆さんから大変好評を頂いていたが、さすがにひどく季節外れとなってきたので(^-^;)、この際新しい春景色に一新してみた。。。少しでも早くこの戦争が終わることを願いつつ。。。【上段左】サンフランシスコの『Palace of the Legion of Honor』というミュージアム。全米でも最も美しい美術館の1つということです。【上段中】モントレーの『Fisherman’s Warf』脇のマリーナにて。【上段右】サニーベールとSanJose(サン・ノゼ)のほぼ境にある大変洗練されたマンション&ショッピングエリア『Santana Row』の一角。最近は かの高級ショッピング・センター『Stanfordショッピング・センター』から大量に客層が移ってきているとか。。。【中段左】一大ワイナリNapaバレーの『ニーバウム・コッポラ』(フランシス・コッポラ監督所有のワイナリ)より。【中段中】『ニーバウム・コッポラ』の緑がきれいな美しい中庭より。【中段右】先の『Santana Row』の一角にあるカフェ。【下段左】SF(サンフランシスコ)は『ツイン・ピークス』からの夜景。SFのMarket St.や摩天楼の夜景、イーストベイにかかるベイブリッジ等が一望できます。【下段中】カリフォルニアの現在の州都があるサクラメントのそばから臨んだ夕暮れのグラデーション。【下段右】SF『Treasure Island』からのお決まりの夜景。SFのファイナンシャル・ディストリクト(金融街)の摩天楼が特に美しい。
2003/04/05
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何とも久々のダイアリの更新です。 。。。というのも、今日米国4/2(水)は以前から予定されていたUCB(カリフォルニア大学バークレイ校)と我々Stanfordの共同プロジェクトの研究発表会があり、そこでプレゼンテーションをしなければならず、精神的に余裕がなかったためなのです。。。(^-^;)せっかく、メッセージを頂いていながらお返事を書けていない皆様には、順次返信しますので、しばしご勘弁下さい。m(__)m そんな具合で、今日は朝7時半過ぎに車でStanfordエリアを出発し、サンフランシスコを経由してベイブリッジを渡り、UCBのあるBerkeley(バークレイ)の街へと向かった。今年1月半ばのLake Tahoe(タホ湖)でのカンファレンスに比べれば、準備もスムーズに行き 変な気負いはなかったものの、やはり両研究室の教授と企業からの若干の参加者、Ph.D(博士課程)の学生達を前にした、英語のプレゼンには緊張してしまう。。。どうも、この英語によるプレゼンの緊張感は 1年間に渡るVisitingScholarの留学生活が終わるまで克服できなさそうである。。。あっさり言うなって?(^-^;)それでも、今朝のStanfordエリアの高原のような爽やかな天気(以降、不安定な天気に移行したらしい。。。)が なんとか元気の後押しをしてくれ、昨日練習していたスピーチの内容を声に出しながら、Highway101号線をサンフランシスコ方面へと飛ばした。。。▼ Stanfordエリア、SF、Berkeleyの位置関係はこちら。。。(Special thanks to GHZさん!)今日の研究発表会の正味は、朝10時から夕方17時すぎ迄だった。そんな中、我々(UCBに社費留学している同期と私の組)のプレゼンは、今日の過密スケジュールの最後発にスケジュールされたため 他の人達のプレゼンをノートPCでメモしながらも 微妙な緊張が続いていた。。。(^-^;) 最後は嫌ですね。今回は PowerPointにして約15枚のスライドだったが、スライド内の密度が高く、話題も小さなコンピュータ・システムから広域コンピュータ・システムに広く渡る内容だったので、説明に結構エネルギーが要った。途中、何人からか意義深い質問やInformationをもらったり、教授からアドバイスをもらったり、関係の話題で数人の間でディスカッションが巻き起こる等、有意義な時間となった。プレゼンの後半を分担したI川君は(緊張で?)気付かなかったようだが プレゼン終了と共に拍手ももらい、まあ及第点といったところだったろうか。。。スライドはかなり練りこんで作ったつもりだったが、つたない英語力のおかげで、もっと誤解のないように説明すべきだったかな?といった反省箇所も幾つか思い出される。。。そういった箇所に関しては、後日 質問者に詳細な回答を送ろうと思う。。。それはそうと、Berkeleyでこうした発表会があった際の帰りというのは、何とも気持ちのいいものである。それは、プレゼンの達成感で心地よい疲労感が漂う中、ベイブリッジを渡る際のサンフランシスコの夜景が非常にきれいだからである。。。特に、Bekeleyに近い側のファイナンシャル・ディスクリクトと呼ばれるいわゆる金融街の高層ビル群の圧倒的な夜景がWeekdayは更に素晴らしい。。。やや遠方のツインピークス周辺のヒル・サイドの夜景もいいかな。。。いずれにせよ、少しだけ立派になった自分を感じることができる。。。(^-^;) ちょっとだけ得意になってサンフランシスコを突っ切るFreewayを飛ばしてみたりする。。。(^-^;)(^-^;)(^-^;)さてさて、次は6/4(水)~6/6(金)にかけて、SantaCruzで1月と同様大きなカンファレンスがある。。。近々、また来客予定があることだし 早めに着手しておこうっと!そして、こちらのHP。。。ここ2週間くらいで溜まった話題を少しずつ紹介して行こうと思いますので、皆さん、是非また遊びに来てみてください!キョウハ ツカレタカラ ハヤメニ オヤスミナサイ。。m(__)m
2003/04/03
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