上海から帰って来ちゃった

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Mar 10, 2007
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カテゴリ: 上海で買い物
帰国が決まった、ということで

「やり残し」を一つずつ潰して行こうって話になり、


「服のオーダ」を悔いが残らない程度に、することにした。



   +++



布市場といえば 以前は「董家渡軽紡面科市場」だったが、

昨年無くなり、お店は数箇所に散らばった。




ワタシが最近行ってるのが「南外灘軽紡面料市場」

陸家浜路×南倉街にある雑居ビル。

以前の市場のようにウジャウジャお店がひしめき合っている。





「上海十六鋪面料城」って布市場がある。ワタシは結構好き)





さて

初めてダンナを布市場に連行し、カシミヤを物色。



といっても、

カシミヤを買うときの店が決まっているんでウロウロせず直行。

(何故かなんとなく決まっている)




布や裏地だけ買って、仕立ては「常新」に頼む予定。

せっかく作るのだから、ちゃんと着れるものにしたい。



   +++



で、布を見ててもイメージが涌かないので

実際に出来上がったコートなどを見せてもらってたら




しかもダンナが着られるサイズのコートを発見した。



ダンナは身長190cmなので、

なかなか既製品ではサイズが合わないのだ。



なにかピンと来るものがあったのか、

その「誰かのために仕立てられたショートコート」を羽織ったダンナは







すかさず仕立てをチェック。

スバラシイ・・・かどうかは分からないが、


「酷くて着られない」とか「雑でしょうがない」

というわけでもなかったので、



「ダンナの体格にあわせて、このコートと全く同じものを」

と、


この店のテーラーに頼むことにした。


(ちなみに、ワタシは布だけ購入し常新へオーダー)



   +++



服をオーダーするときに気をつけなければならないことがある。



まず、

中国人のテーラーは、服をピッタリサイズで作るのが好き。



だから、ときどき

「太ったら着られない」とか

「上着なのに、セーターを着られない」

なんてことになる。



だから、

「この下にはスーツを着る」とか「セーターを着る」と言い、

「ちょっと大きめにして」と言った方がいい。



ワンピースなどは

「今空腹なんだけど、沢山食べても大丈夫なように」とか

先日は「フルートを吹くとき着るから」と、

思いっきり腹式呼吸で息を吸ってから、採寸してもらった。



また、

中に着る予定のジャケット等を持参し、着て採寸するとか、

中に着る可能性のあるセーターを着て行くとか





・・・トラブルを事前に回避するのは、結局自分だよね。






また、

袖を短めに作る傾向がある。



ので、袖の長さを測るとき、

自分で「ここまで」と指定した方が良い。






それから、


採寸が結構適当なので、

ウエストの位置が合わないことがある。(ワンピースやズボン)



ウエストの切り替えが低いと、足が短く見えるし

ズボンの場合は、ボタンが閉まらないことがある。



よって、



ワンピースの場合は、

肩からウエストまでの長さをきちんと測ること。

ズボンの場合は、どの位置で履くかを決め、股上を測ること。


そしてチェックしておくこと。


作ったものを「修正して」と頼んでも、

それが「気に入ったように修正してもらえない」というケースが意外に多い。




それから、「襟」について。


中国の服は、やっぱり「昔風」なわけで、

たとえ売ってる服が流行っぽくなってきても、

テーラーが作る服は、古びた印象を受ける。



特に中国人の服には襟に特徴がある気がする。



裏襟が何故か高いのだ。

(テーラードカラーの上の襟。首に当たるほうの襟
 柔道で言えば、奥襟)


昔のトレンチコートの襟の様なのだ。

(襟を立てたら格好良くなるんだろうか?)



なんていうか

「街行くおばさんが着ているウールのコートの襟」というか・・・



なので、

襟を高くしたい場合はそのままで良いが、

ショートコートなどを作りたい場合は、

あまり高くしないか、むしろ無い方が良いくらいだと思う。

(服の形にもよる。トレンチには必要)




うーん。これ、説明するのが難しいな。



まあオーダーするときに、

襟の形を確認した方が良い ってことだね。



   +++



それから、

出来上がった服を受け取るとき、必ず着ること。

コートなら、セーターを着てから着てみる。



以前

セーターを着たまま、出来上がった服を着ようとしたら

「中にそんな厚手のセーターを着たら、この服は着られない」

と、テーラーに言われたことがある。



「厚手のセーターを着る余裕」が無い服だったのだ。

なんだかな~





ワイシャツは、受け取るときに着ないことが多いかもしれない。

でも、着なくていいからボタンはかけてみること。


以前、ボタンホールとボタンの大きさが合わず、

ボタンが出来なかったことがある。



どんなにお勧めのテーラーでも(常新であっても)

絶対に、チェックをしなければならない。



   +++



そんなわけで、


数々のチャレンジと失敗を乗り越え、

最近はオーダーに成功するようになってきた。



失敗した、といっても

「絶対に着ることができない服」というのは無い。


今のところは、



服のオーダーは、

上海ならでは?の、遊びだ。




あまり期待せず、

あまり大物から挑戦しなければ、

なかなか面白いんである。




ちなみにダンナのコートの出来は、まずまず・・でしたよ。





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Last updated  Mar 14, 2007 09:50:28 PM
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