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2007/05/28
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カテゴリ: カテゴリ未分類
前回の Ascorbic acid deficiency and hypertrophic osteodystrophy in the dog: a rebuttal. に関しまして、類似事例の記載を忘れていました。

High dose vitamin C harmful, say scientists は、モルモットを使用した研究ですけれど、高用量のビタミンCを投与した群では、自発性の膝変形性関節症発症の兆候が増加する、という研究に基づくニュースです。
オリジナルのレポートは Ascorbic acid increases the severity of spontaneous knee osteoarthritis in a guinea pig model で、モルモットを3群に分け、ビタミンCの投与量をそれぞれ

・低用量 : 壊血病を防ぐ最低用量
・中用量 : 実験室のモルモットの標準的な給餌用量で、人間が200mg/日摂取した場合と同程度の血中濃度をもたらす用量
・高用量 : 外科的に誘発されたOA(骨関節炎)の進行を抑制すると考えられていた用量

とし、高用量の場合、OAを悪化させた、とあります。
トランスフォーミング増殖因子 )ベータによる骨棘の形成が進行し、関節の炎症に繋がるのではないか、としています。


このレポートの最後には、この結果はビタミンCが推奨値(男性は 90 mg/日  女性は 75 mg/日)を越えてサプリメント摂取すべきではないことを示唆する、とあります。



上記ニュースが、このYahoo!知恵袋の ビタミンCをいっぱい取るとどうなるんですか? に対するベストアンサーの中で

『また医学誌「Arthritis & Rheumatism」ではビタミンCの過剰摂取は変形性関節症の原因になる可能性があることがモルモット実験で示されました。』

という言及のソースと思われます。




更に、このベストアンサーのリンク 【ビタミンCといえども過ぎたるは・・・・】 の最後には、『ビタミンCには酸化作用もある?』というタイトルで、過剰のビタミンC(500mg/日)がリンパ球の遺伝子DNA構成塩基の内のアデニンを酸化する、ということが雑誌「Nature」に報告された、とあります。


多分、これがきっかけとなって、この Vitamin C Pills Tied to DNA Risk の様な、過剰ビタミンCが(非常に効率的に)DNA損傷性の高い物質を作り出し得る、というレポートに繋がったのではないか、と思います。

このニュースでは、DNAの損傷は直ちに発がんを意味するものではない、細胞は精巧な修復メカニズムを持つ、としていますけれど、日本では、 【ビタミンCが遺伝子毒素を作る!?



そして、この関連としまして、 Vitamin C-induced decomposition of lipid hydroperoxides to endogenous genotoxins. に見られるような、一連のビタミンCの詳細な挙動の研究が現在も進行中の様です。

上記レポートは、田辺製薬の ビタミンCによる脂質ヒドロペロキシドの内因性遺伝子毒素への分解 (4件目です)という翻訳があります。

『・・・しかし、vitCは癌の化学予防療法研究では無効であることが示されており、さらに、前酸化体は遷移金属イオンを介して有害な影響を及ぼすのではないかとの懸念も生じてきた。・・・



容易にはうなずけませんけれど、ビタミンCが癌の予防に効果がない、ということだけは何となくわかったような気がします。









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最終更新日  2007/05/29 04:28:40 AMコメント(0) | コメントを書く


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