全28件 (28件中 1-28件目)
1
クリーミーな泡でビールがますます・・・・天野智也・ジョッキジョッキがどんどん走り始めました。備前焼の窯では大物から小物までバランスよく詰めないとうまく焼けないと言う事がありますしたがって、ジョッキばかりを詰めて焼くわけにもいかないのです。これが備前焼の窯の泣きどころ。頑張る人でも年2回の窯出しになる理由でもあります。天野さんのエライところは、やわらかい発想。古い備前焼屋さんの跡継ぎにはない発想。師匠ゆずりでしょうか?これ以上は書けませんが、一挙に解決とはいきませんが、3歩前進です。あんたはエライ!
2009.06.30
コメント(0)
素朴な作りと焼けのペアのぐい呑プレゼント第182弾 備前焼 ペア・ぐい呑 備前陶苑作ネットリした土あじ、胡麻 登窯ならでは。窖窯(あながま)作家の皆さんも 登窯全否定でもない。ただ、惹かれるポイントが違うだけ。ネットリした土あじ、胡麻 の良さは窖窯(あながま)焚きのほうが気づいている。これからがおもしろい。
2009.06.29
コメント(0)
蕪型で存在感のあるどっしりとした徳利。プレゼント第181弾 備前焼 徳利 備前陶苑作 蕪型で存在感のあるどっしりとした徳利。ねっとりとした登窯特有のゴマも印象的。窯のなかの温度は右肩上がり一本調子ではない。作家の焼き物哲学によって千差万別。「ワシの窯は調子の悪い(わーりい)窯で、(温度が)あがりゃーせんのよ」いつも同じ人と組んで窯を焚いていた。二人で長丁場(人の2倍~3倍)を凌ぐなんて超人的 と思っていた。(先生凄いスタミナじゃなあ~もう20日ちかいが)「この酒、うめーなあ、ええ酒は売らずに隠してもっとんか?」(そりゃそうよ、先生のとこだけ持ってくるんよ)「ハッ ハッ ハッ そんならええことを教えちゃる」元気のもとはナメクジを飲み込むんよ とでも言うかと思ったら。「ちゃんと寝るんよ」(?)「寝とる間は 神様が焚いてくれるんよ」 「せえでも夜があけたら神様はここに居れんのよ」「しょうがねーからまたセッセと焚くのよ」永年の畏敬の念が吹っ飛びました。 けどほんとかどうかは責任持てずです。
2009.06.27
コメント(0)
エクボのあるカワイイ丸いボディー。渡邊琢磨・雀口徳利窖窯(あながま)の中で、何度か違う方向から灰をかぶり、そのたんびに灰釉になっている。備前焼ならではの景色。窖窯だから出来た景色。ここら辺が分かるようになると、見えてくるんですよ。窯の中の炎の走りが・・・そう言われてみるとなんとなくわかるでしょ?写真は丁寧にあとをたどっている。いっぱい知りたい情報がある、しかしだれかが言ってくれなきゃわからない。備前焼作家は言わない。言ったら誤解されてしまう悲しい経験を誰もが持っている。だから店長は窯の神様を何かにつけ引っ張り出す。窯の中のことは想像がすべてなんです。想像がうまく実現するひとが、うまい作家なのです。備前焼は窯の神様と二人三脚です。
2009.06.26
コメント(0)
黒くなる土を塗った伊部手の貝の目がある 転がし窯変のボトル 澁田寿昭・焼酎ボトル黒備前にふりかかった胡麻。勢いのある濃厚なゴマとのコントラストが、黒備前の黒を強調している。クリックして入ってみてください。二つ目もなかなかいいでしょ?黒備前も桟切りも窖窯が増えることによって、皆さんのお目にふれるチャンスが増えました。じっくりご覧ください。
2009.06.24
コメント(0)
備前焼 マグカップ(面取、手びねり)■内田和彦内田和彦・マグカップ面取りはタイミングが大事。堅くなく、柔らかすぎもせず自在に面取り可能なタイミング。内田さんは最近子宝を授かった。その所為ばかりでもなかろうが、大分前向きの度合いが進んでいる。誰しもおなじ。先輩たちも昔を思い出して、頑張らなくっちゃ!と力が入る。ユルキャラで生きたい内田さんと、頑張らなくっちゃの内田さん どうする?ひとつアドバイス。お客様は両方に尽いてるよ、あったかい人ばっかりだ。まだまだ備前焼の長い歴史を見てみれば、内田さんは若い。人間磨きにかかった時間は真剣であれば、みんな財産。まあ備前焼作家の真剣は、あまり部外者には伝わらない。窯焚にしても、真剣にやっている真夜中は仲間だけ。朝、窯を封してポーとしていると「オハヨー」世間は一日が始まる。備前焼屋は3日ぶりのベッドに向かう。神様はやっと眠る事をお許しになる。
2009.06.23
コメント(0)
ソーサーはひっくり返しても使えます。内田和彦・コーヒーセットソーサーはひっくり返しても使えます。というのは、裏側もなかなかいいでしょ という意味です。内田和彦さんがデザインに目覚めました。プレートもなかなか、カップもなかなか。女性ファン狙いに、ターゲットを変えたの?期待できそうです。
2009.06.23
コメント(2)
窖窯(あながま)の焼成 おしゃれな線香立て(香皿付) 泉 裕理おしゃれな線香立て(香皿付) 泉 裕理お洒落にデザインされたシンプルな香立てです。お気に入りの香りに包まれてホット一息。お皿の輪に1、2本のストックを。
2009.06.22
コメント(0)
シンプルなシルエットのビアカップ 小橋順明小橋順明・ビアカップシンプルなシルエットのビール呑みです。糸きりがよくわかる糸切り底、この底作りがもてはやされて、陶人たちが競った時代があった。何も知らない小橋順明くんは、チャレンジを続ける。 そして新しい感動がもたらされる。荒土らしくところどころ小さい石ハゼがあり、それが雅味を呼んでいます。派手に入ったサンギリがきれいです、登窯の魅力です。まん丸い口、薄い口作り、かたくなまでに拘る 基本。備前焼作家の大半の人とは違う考え方。まだまだ、気づく人は少ないが、潮目は変化している。備前に埋没していない小橋君。鷹取閑山の弟子だからもっている自由。自由万歳!
2009.06.20
コメント(0)
砂糖入れなどいろいろと使い道がありそう 澁田寿昭澁田寿昭・蓋物金平糖をねだる子供によしよしとおもむろに出してあげるための蓋物。いまのお子様たちはどうなんだろう?よろこぶかな?案外、孫もりの大奥様たちが、「ワッ なつかし~」となるかも。薇(ぜんまい)のつまみが古色を帯びるくらいに金平糖入れに使っていた爺様たちは鬼籍の人。若い奥様たちは、いろいろ考える。「新しい使いみちが考えやすいのが、古い本物」古い本物をもってない人のための新しい本物。金平糖でないものを入れる、若い感性。 期待して備前焼作家は待ってます。作家たちは、日々創造の渦中であがいています。あるひとは、眠る時 枕元に粘土をひとかたまり置いておくのだそうです。夜中だろうとなんだろうと ひらめいたらモデルを作るのだそうです。(それでいいものが出来た事があるんか?)「あるわい!」しつこく迫ると、とうとう もってきて見せてくれました。10cmに満たないミニサイズの作品でした。(それでこれを大きくしたものは?)「簡単に出来たら苦労するか!」ミニサイズは傑作でした。どういうわけか自分の窯で焼かず、悪友の窯で焼いて、それでも目に付くところに置いてあります。彼の新しい作品に(アッあれだな)と思うことがあります。彼の頭の中で進化は続いているようです。チラッとこちらを見る目が、何か言いたそう。
2009.06.19
コメント(0)
あるようで無いのが備前焼のピッチャー 渡邊琢磨備前焼・渡邊琢磨氷水を入れておいて置くと、ピッチャーが水滴をまといます。水滴と備前焼の器肌が「よく合うなあ~」と実感する瞬間です。古備前の皿を前の日の深夜から水に浸けて置いて、お使いになるご主人が居られました。しっとりと落ち着いたお皿を眺めて「湯上り美人よりエエぞ」と仰いました。(?)でしたが、いまは(!)と思います。渡邊琢磨先生のピッチャーはどうでしょう?
2009.06.18
コメント(0)
連房式登り窯の還元焼成 コロガシ窯変ぐいのみ 小橋順明 コロガシ窯変ぐいのみ・小橋順明あながまの陶庵は、窖窯使いの作家中心のラインアップだが、登窯に重点を置く作家も居る。小橋くんもそのひとり。登窯作品ががまだまだ圧倒的に多い備前焼のなかで、独自の個性を確率する、そしてまた作風を認めてもらうことはなかなか難しい。その難しい中で、大学で身につけた手法で参入してきた小橋君。お客様の反応は、まず第一に作品の軽さに驚く。軽くする事はそんなに難しいことではない。備前焼では軽くしたいとおもう作家があまりいなかっただけ。軽くしたら備前土の可塑性は生かせるが、窯の中で変形が増える。したがって経済性が問題になる。小橋さんこの点で考える事も多かろうと同情する。しかし、苦労して工夫を生み出した作家は世の中には実に多い。小橋さん、苦労した今日が明日のバネになる、お客様に支えていただける、そんな日がきっと来る。
2009.06.17
コメント(0)
へろへろっと酔ったような焼酎杯 内田和彦焼酎盃・内田和彦へろへろっと酔ったような・・陽気な人好みの焼酎杯繊細なところまったくなし。山師、漁師、猟師 の皆さんが仕事の打ち上げにご注文。粘土の柔らかさをシッカリ感じさせる仕上げの陶土。皆さんけっこう繊細なんですよ。「生きて帰ったら、小屋で呑むから・・・」冗談も格別の味。あまり数が多いので、聞くと 「オレが代表で注文してるの!」恐れ入りました。
2009.06.16
コメント(0)
のぞき(醤油皿)として便利なサイズ 渡邊琢磨・のぞき青海波の模様を石膏型に彫りこむ。実に真剣だった。むかし、渡邊先生は今よりもっといい顔だった。きっと厳しい師匠が傍に居たからだろう。青海波はもっとチマチマしていた。いまは、おおらかで青い海をゆったり写している。顔もゆったり顔になってきた。そういえばあのころ、彫刻刀で手を切ってたことがあったなあ~真剣でかわいかったよ。
2009.06.15
コメント(0)
コロガシ窯変ぐいのみ 連房式登り窯の還元焼成 小橋順明コロガシ窯変ぐいのみ ・小橋順明(小橋君、ぐいのみのこの軽さでコロガシ窯変をねらって成功率ひくかろう?)「・・・・・」くちびる噛み締めて小橋君無言。たくさんコロガシ窯変のぐいのみを持ってきてくれた。と言っても、これでほとんど全部。彼は薄く挽く。ゆっくり乾燥させて、丁寧な窯詰へと進む。窯焚○○日目から、ぐいのみに空中で発火した松割り木が襲い掛かる。松割り木は“小割り”。ぐいのみは“熾き”に囲まれて静かに除熱にむかう。10日の後直撃を受けなかったぐいのみは小橋君のなみだ目に迎えられる。ドラマを終えたぐいのみたちが並んでいる。
2009.06.14
コメント(0)
調味料入れ(醤油、お酢など) 泉 裕理泉 裕理・調味料入れ今週はビールジョッキがよく売れた。泉 裕理さんのジョッキも品切れ寸前。あながまの陶庵の品物は全品、1品限定。したがって、売り切れましたのお詫びはいつも何処かで出ている。泉 裕理さんのジョッキはいつもギリギリ。お客様はほんとに目敏い。「ありがたいことです」泉さんテレながらそう仰る。泉 裕理さんが考えて制作に取り掛かることと、お客様が物色する隙間にコトンと彼女のデザインが落ち込む。そんな感じで、売れていくし、お客様がおっしゃるのです。新しい女流作家の道、そんな気がします。
2009.06.13
コメント(0)
酒器セット(片口酒器・ぐい呑) 渡邊琢磨渡邊琢磨・酒器セット渡邊琢磨さんは窖窯(あながま)作家です。師匠は山内厚司師、「登窯でも窖窯と同じように焚ける」と長い間、窖窯を作らなかった。時代と弟子のあおりには逆らいきれず 一年ほど前、窖窯を自設計、自築窯でモノにした。師匠はエライ!窯場、作陶場ともに創意工夫のオンパレード。コンピューターもおっきなヤツがデーンと座ってる。この師匠あっての渡邊先生!としみじみ悪縁(冗談!)をいっぱい感じた次第。「山内センセ、吉井川の水が随分きれいになったと建設省(ふるいねえ)が言うとったよ」山内センセ 2,3日の後、潜ってみたらしい。「アイツまだ人の言う事をすぐ信じる悪い癖がなおっとらん」師匠も弟子も自分で体験した事以外、信じようとはしません。いまの世の中、それが正解でしょう!そんな体験が詰まって、この備前焼が出来ている。心の底から、素晴らしい先輩と素晴らしい後輩に恵まれたと思う今日この頃です。(^。^ゞ
2009.06.12
コメント(0)
面取り片口(手びねり) 内田和彦 内田和彦・面取り片口登窯のなかで横向きにセットしてあったので、表と裏がまったく違う景色になっている。横向きにセットするとこうして製品になる確率は低い。高温をもった粘土は変形しやすい、それ を横向きにセットするのは作家ならでは。「多少の変形は景色のうち」そう言って下さる古い陶商様も随分少なくなった。そう言って下さる古いお客様も随分少なくなった。でも、この景色、捨てがたい。甘えてる訳じゃない、備前焼屋はリスクがあっても魅力が勝ると判断したら頑張らなくっちゃと、常日頃考えている。しかし、作家の方がリスクを避ける傾向が強まってきた。内田和彦さんは面白い存在だ。 決して甘えじゃない。
2009.06.10
コメント(0)
お茶漬け茶碗 (伊部手)澁田寿昭・お茶漬け茶碗 (伊部手)鉄分の多い土で外側を塗った、伊部手の飯茶碗。伊部手をつくるには、土探しから始まる。ボディの粘土と塗り土。企業秘密だらけの世界。もうひとつ窯は窖窯がいい。 これも企業秘密。「黒の発色の微妙な違いを見分けるお客様をつくらにゃいけんのよ」フォッ フォッ フォッと老人は笑った。 むかしむかしのこと。黒備前、けっこう研究熱心な陶工さんが取り組む。別名、伊部手 古い時代からある技術。ある意味、真価を世にアピールできていない。この茶碗で、お茶づけを食す。 池波正太郎の世界。「ここまで行かんとわからんよ」フォッ フォッ フォッと老人は笑った。 むかしむかしのこと。緋襷との組み合わせの妙をご観賞ください。
2009.06.10
コメント(0)
窯焚おつかれ!天野智也・土瓶(どびん)Yさんの窯焚きに入ってたはずの天野智也さん、翌朝早くもエンジン全開。容量900ミリリットルとすこし大ぶり。そこが天野智也さんらしいところ。ええかっこしではまったくない。だから、このネーミング“どびん”お客様がおっしゃる。「はじめはきれいな仕事だな、と思ったのね」使ってるうちに、だんだん土あじなるものがわかるような気がしてきたそうな。「やっぱり備前焼は使わなきゃダメね~」そうドンドン使えるものをええカッコ抜きで真面目に作っている天野智也さんです。
2009.06.09
コメント(0)
酒器揃え 渡邊琢磨。酒器揃え・渡邊琢磨あながまの陶庵では、この組み合わせの酒器セットがよく売れる。旧(ふる)いものを、組み合わせてあたらしいモノにする。片口は徳利以前。おそらくはぐい呑よりも時代をさかのぼる。片口もぐい呑も生まれた時は酒器ではなかろう。食器ですらないかもしれない。備前焼の歴史は千年、土器の歴史は・・・まだわからない。その頃から、つち捻りの得意なひとは、尊敬されるみんなの為の仕事だった。渡邊琢磨先生、その時代に生きていたらヒーローまちがいなし。おおぜいの美女に囲まれて・・・ま、いいか 調子に乗せても困る。旧いことを知るから、新しいことにつながる。身をもって実感している陶工たちが備前焼には、かなり存在している。
2009.06.08
コメント(0)
徳利(黒備前)澁田寿昭澁田寿昭・黒備前徳利窖窯(あながま)のいきおいをそのままに、器肌に焼き付けた胡麻の見事。「備前(の良さ)は胡麻だよ」そう昔、教えてくれた先輩がいた。その人は本当にルーペで胡麻を観察していた。灰の種類も、窯の調子もわかるみたいだった。それが解りだしてから、ドンドン古備前に嵌まっていった。「備前は胡麻だよ」もっと真面目に聞いておけば良かった。
2009.06.07
コメント(0)
素朴な作りとしっかりと時間をかけた上質の登窯の焼けが印象的なカップです。備前焼・カップシッカリ焼きこまれた備前つちの魅力がしっかり伝わってきます。耐火度のあまり高くない備前焼の粘土は、長時間焼しめることで他の産地との競争に耐えてきました。焼締めの意味を、噛み締めるようになるにはかなりの修行がいる人もいます。このブログを読む人はそんなことはありませんが・・・?締めるだけでなく、色彩豊かに発色をうながすには神様との交信が不可欠です。「ほうじゃ、ほうじゃ」と賛意を素直に示してくれた人はみんな神様のもとへ旅立ちました。備前陶苑の人たちが交信できたとは思えません。しかし、神様が何か話しかけているのは確かです。
2009.06.06
コメント(0)
備前焼 灯籠 和の演出 窖窯(あながま)焼成渡邊琢磨・灯籠上から蓋がはずせます。底から電灯線が出せるようになっています。明かりとりに、消臭、防虫剤などの目隠しに、ポプリやお香などのアロマ用に…カゴのように作ってあるのでイロイロな演出が出来ます ・透かし模様は、『夏草』間もなく夏ですネエ。夏草の勢いが、癪に障りますネエ。せめて灯篭に閉じ込めましょうか。
2009.06.05
コメント(0)
いろいろな形と焼けを揃えた超お買い得な酒呑5客のセット 超お買い得な酒呑5客本当にお買いどくなセットです。カラフルな焼け色にあらためて驚かされます。それぞれの思いが詰まった色が土の中から出てきました。あとは色を愛でながらお酒を飲みますか。
2009.06.04
コメント(0)
鎬(しのぎ)窯変酒呑 四態。澁田寿昭・窯変酒呑窯変酒呑 四個をアップしました。 いずれも澁田寿昭先生の作。力作ぞろいです。窖窯(あながま)と鎬(しのぎ)の技術と窯変と三拍子そろっての酒呑です。三位一体の境地に遊ぶ粋人が、出てくるにはいい時代です。日本の伝統を基礎にして、新しい世界へ足を踏み出すチャンスです。じっくりご覧ください。
2009.06.03
コメント(0)
シンプルなかたちです、コーヒーカップ&ソーサー。泉 裕理・コーヒーカップ&ソーサー陽光もきつめになってきた瀬戸内海地方。大合併で生まれた瀬戸内市。瀬戸内海の潮の香も届こうかという丘に窯を築いて備前焼つくり。泉さんは、素直に陽光を取り入れている。緋襷が明るい。緋色が明るい。ほとんどの作家さんは、同じような陽光の下で暮らしているのにこの差はなんだ?ずいぶん前から、「明るさ」が気になっていた。窖窯(あながま)は、何回か焚いて窯が焼けてくるまでは緋色が出やすい。たぶんそれだろうと思っていた。ところがどうして、ますます明るく、緋色が濃くなってくる。(ひょっとしたら・・・) と思っている。怪しい社長も同意見。大きな声じゃ言わないけれど(ひょっとしたら・・・)とおもってます。
2009.06.02
コメント(0)
おひとり様用の小さめのポット(急須)。渡邊琢磨・急須おひとり用の小さめのポット。小振りの湯呑みならお二人でも可能です。青味がかった厚みのある灰かぶりが印象的。黄ゴマの隈取りなど見所が満載です。茶葉が捨てやすく、また、洗いやすい作りになっています。渡邊琢磨さんの最近の作品はルーペが要るほど微細な変化が数多い。この変化がすべて彼の創作の肥やしになる。いままでの「やきもんや」稼業で、知識も知恵もいっぱい。あとは(秘すれば花)をどう会得するか。一生彼に付きまとって、行く末を見届けたいと思う人、お友達になりませんか?
2009.06.01
コメント(2)
全28件 (28件中 1-28件目)
1