全10件 (10件中 1-10件目)
1
勝手きままに始めたブログですが、今では色んな方々に支えられていると感じる日々となりました。昨夜なんかも、ここの掲示板にケータイアドを間違って載せてしまった方がいたようで・・・これに気付いた方が、私のケータイにメールをくれましたお陰様で、載ってから1時間以内に対処できました。ありがとうございますm(_ _)mそれから、先日ここでご紹介した 「腹膜播種」 の教科書ですが、詳細がわかり次第お知らせします。米村先生と、他の多くの医師との共同執筆で、ネット書店のアマゾンでも買えそうです。もう出来上がっているみたいです。米村先生いわく、今までにない程の渾身の論文だとか^^「大変でしたぁ~」と仰ってましたわ。以前、ここでもご紹介したことがありますが、50代のスキルス胃癌の患者さん(男性)の経過が届いております。昨年の8月に、胃癌、それも印環細胞癌と診断を受け、胃4/5切除しています。(印環細胞癌=スキルス胃癌という訳ではありませんが、こう分類しても良いかな?って風ですので、敢えて、スキルス胃癌とさせて頂きますね)癌がショウ膜を出ていて、限りなく、腹膜播種にクロだったんですが、リンパに転移がないという珍しい患者さんです。普通はこういう場合、リンパに転移がある事が多いですから。他にも同様の患者さんを知っていますが、こちらも、術後4年、再発もなく元気してます。一般的には、ショウ膜を癌が突き出ている場合、目視できなくても、洗浄細胞診が陰性でも、はたまた病理での結果がシロでも、腹膜播種が疑われます。病理で調べて癌が検出されなくても、医師が狙いをつけた個所の細胞から、たまたま出なかったとも取れるからです。全ての細胞を調べられる訳じゃないですからね。とは言え・・・疑ってもキリがないですし、この時点でシロと出たのであれば、素直に喜んでおきましょう~っていうのが、普通。で、この患者さんの場合、術後TS-1を服用。ですが今年に入り、腫瘍マーカーが上昇を始めました。CA19-9が100を越えてしまい、ここで腹膜播種での再発と診断が出たのです。3月に入ってから私に相談メールが届き、それから米村先生の元で、腹腔内化学療法を受けています。で、現在は腫瘍マーカーも下がり、正常値を保っています。仕事もちゃんと出来てますよ~腹腔内投与の間隔も、正常値に入ってから延びました。その分、楽にもなったようです。太らないのが、目下の最大の悩みのようですが、これは胃癌患者さんであれば、皆さん同様ですからね。そもそも、胃があったって太れない人だっているんですから^^;この患者さんの場合、何が一番変わっているかと言えば・・・このご家族の中では、「ひろりんがプチアイドル化」 している点ですわ。奥さんから経過報告をよく頂きますけど、患者さんご本人、大きなお子さん、それぞれの方からメールを頂いてます。何かよ~わかりませんが、私はここのご家庭では、人気者みたいですわ^^
2009年09月29日
コメント(0)
久しぶりに届いたメールで、術後2年経過の方がおられました2007年に胃癌で手術を受けた方ですが、その時に腹膜播種が確認されたようです。手術内容は、胃2/3切除。40代かな?若い年代の男性患者さんです。普通、開腹した時点で腹膜播種と判明すると、何も切除しないまま閉じる事が多いです。この患者さんの場合、胃の2/3切除ですから、恐らく、術後の病理で腹膜播種が判明されたのではないか?と思われます。腹膜播種と診断を受け、その翌月から米村先生の元へ来られました。そこで、TS-1服用と併用して、腹腔内化学療法が開始されたんです。術後の腹腔内化学療法は、再発予防としても行っておりますが、基本的には、手術を目的として行います。この患者さんの場合、腹腔内化学療法を月に1回の割合で行いました。12回行った間の細胞診が、クラス5→2→3良くはなっているものの、陰性と断言出来る状態にまで安定せずでした。で、腹腔鏡による温熱療法を施行し、その後、陰性と変わりました。その後も、腹腔内化学療法は月1回ペースで行い、現在計25回、TS-1も32クールとなりました。この患者さんの場合、TS-1の副作用は大したことは無いようですが、腹腔内投与の方は、辛い副作用が出てしまうタイプです。投与後10日間くらいは、ダメダメ状態らしく・・・それでも、その嫌な嵐が過ぎれば、元気にパワフルに日常が送れているようです。いやぁ、驚きました腹膜播種と言われて2年・・・ここまで、お元気に普通に社会人をされていて、尚且つ、腹腔内投与を25回とはこれまで、腹腔内化学療法の副作用の辛さを、患者さんから多々聞いてきています。「先生は、副作用は無いって言ったけど・・・」って、愚痴交じりの現状は、私のとこには、よく届きますわ。先生は、もっと酷い副作用を引き起こす抗癌剤治療をご存知なので、それに比べれば・・・っていう言葉が実は、前に付いているんですよね^^;それを省略しちゃうから、患者さんにしてみれば、「こんなキツイとは(T T)」 になってしまう・・・TS-1単剤でも、ネをあげてしまう患者さんもいますし、TS-1を市販のビタミン剤のごとくに飲んでいる患者さんもいます。腹腔内投与も同様で・・・って言いたいとこですけども、腹腔内投与で、楽チンしている方は、まぁ、少ないんじゃないでしょうか。それでも、何日か耐えれば元気なるんで、皆さん、気合いれて踏ん張ってますね。だって、腹膜播種ですよ、どこに癌が飛んでいってしまうかわからない・・・と思えば、踏ん張ちゃいますよ。話は戻って、この患者さんの場合、23回目あたりから、寝込んでしまう日数が増えてしまったようで・・・ちょいとお休みして、また開始して・・・って具合です。楽では無いけれど、腹膜播種と診断を受けた患者さんにとって、これって凄い希望でしょう?手術をすると、大なり小なり、癒着が起こり、薬剤が行き渡らない個所がどうしても出来てしまいます。そこには、腹腔内投与の効果が期待できないから、どこまで、効果が出るのか、実際は???だったんですけども、こーゆー患者さんもちゃんといるんですね。まだまだ、頑張れ~って心底思ってます
2009年09月26日
コメント(0)
大型連休中なんで、こんなブログを見てる人なんかおらんやろ・・・と、たかをくくっていましたけども、そうでも無いようで・・・最近ではサボってばかりで、更新もろくにしてないのに、アクセスして下さっている方々、申し訳無いですm(_ _)mそー言えば、米村先生が 「送ります」 って言ってた 「腹膜播種」 の本がまだ届きません。1ヶ月くらい前だったかなぁ・・・ 今、腹膜播種の教科書を書いているんですと言われるんで 確か、3週間くらい前にも、お聞きしましたけど? もう、締め切りが1ヶ月過ぎているんです(・・・って、んな自慢気に言わんでも^^;)で、この本が出来たら、送りますと言われるんで、 「じゃ、勉強します」 って返事しておいたんですが、ちぃとも、届きませんまぁ、米村先生は 「送りますって言ったけど、送ってこない」 前科2犯ですけどね。1回目は、大阪に移動されたばかりの頃、岸和田名物の 「水なす」 が大層気に入られ、美味いからと、ぬかづけにした物を、わざわざ持って来てくれた事があります。我が家には、ぬか床がありますと言うたらば、 「じゃ、今度は箱で送ります」 と言いながら、送ってこない。。。2回目は、大層、感銘を受けた和歌山県出身の偉人がいて、その偉人伝が素晴らしいから、 「この本を送ります」 と言いながら、やはり送ってこない。。。生き方がご自分と似ているとかで、感動しまくったそうな。。。まぁ、この場合は送って頂いてもナンなんですけども^^;そもそも、この偉人が誰だったか、話を適当に聞いていた(←興味ない話はいつもこんな風)んで、???なんですけども。ははは・・・私って、こーゆーヤツなんです。でも、今回の 「腹膜播種の教科書」 は、これは興味あります。どうなっているのやら??なんで、ちょいと煽ってみようかしらん?
2009年09月23日
コメント(0)
今日は私の戦友でもある、ヒゲさん(40代)の命日です。2007年の暮れに体調の異常を訴え、その後、膵臓癌が判明し、昨年の今日旅立ちました。2008年早々に病院に行き、膵臓の腫れが見られ、膵臓炎との診断でした。電話で話を聞いた時、私は、「なんだぁ、膵炎か」でしたけど、博士は「膵臓癌じゃないのか?」でした。。。その時の博士いわく、ヒゲさんの家系に糖尿病の人がいない。ヒゲさんから、健康診断等で血糖値で引っかかったなんて話は聞いたことがない。それなのに、膵炎なんておかしい、膵臓癌の可能性が高い・・・だけど実際に検査を受け、膵炎と言われた人に、膵臓癌かもしれないから腫瘍マーカーを計れとか、病院を即、変えろとか・・・実際は言えないもんですねぇ・・・(腫瘍マーカーには反応しないタイプでした)癌が何たるか、若年層の癌患者さんがいかに多いか、多少なりとも現実を知っている私でも、言えなかったです。「まさか、あのヒゲさんが?(笑) 絶対、ありえね~」って感じでね。変な話ですけども、米村先生ですら、私が 「胃が痛い」 と言っても笑って相手にもしてくれませんわ。この年代にスキルス胃癌患者さんが多いことは、誰よりも知っているくせに、自分の周りから患者が出るなんて、全然思ってないフシがあります。専門家ですら、そーゆーもんです。結局、博士の悪い予感は的中して、膵臓癌と判明するまで、それから1ヶ月かかってしまいました。膵臓癌に関しては、スキルス胃癌より性質が悪いという認識をもっています。この1ヶ月は、本当に悔やまれてなりません。この1ヶ月にさっさと切ってしまったら・・・違う余後があったかもしれないと今も思います。奥さんをスキルス胃癌で亡くしてから(2002年冬)、ヒゲさんの周りでも再婚を勧める人は何人もいました。奥さんのお身内からも、話は出ました。再婚しなよって。ですが、いつも 「そんな相手、いないから」と笑って聞き流してましたね。ある時、こそっと私に「もう、あんな思いは嫌だよ」って言いました。。。再婚なんかして、また、奥さんに先に逝かれるようなことの方が怖いって。だったら、一人身の方が良いってことだったみたいです。ケータイの待ち受け画面は、機種変しても奥さんの写真で、結婚指輪もずっと外さずにいました。2008年2月下旬に手術して、その後、ジェムザールで再発予防をして、8月に肝臓への再発が確認されて、それからTS-1に切り替えて・・・胃癌に良く効く薬なのに、ヒゲさんの膵臓癌には全然効いてくれなくて・・・9月22日に旅立ちました。膵臓癌って、胃癌以上に抗癌剤が無いって感じました。常々、大腸癌は沢山あるのに、胃癌は少ないって思ってましたけど、膵臓癌はもっとないし、時間も厳しい・・・あまりにも厳し過ぎました。旅立つ日の昼間に会った時も、必死に生きようとする様が見て取れました。まだまだ、死にたくなんてなくて、死ぬ訳にはいかなくて、それでも逝ってしまった・・・あれから1年です。。。
2009年09月22日
コメント(2)
今年もカズオさんから恒例の 「梨」 が届きました・・・って言うか、実際は奥さんからなんですけどね。カズオさんは、スキルス胃癌で2005年の秋に旅立ってますから・・・40代でした。梨農家を営まれていて、ご自身がご自分のことを 「梨バカ」 と表現するほど、このお仕事に情熱と志と、誇をもっておられました。理念を持った農家が、利益が出るようになるまで、楽ではなかったようです。ご自分が納得できる梨が出来、仕事としてようやく軌道に乗り始めた頃、病に倒れたのだと、ご本人から聞いています。TS-1の副作用は色々ありますが、カズオさんには紫斑が出ました。腕や、背中の一部分で、服に隠れる場所ばかりですが、この紫斑って、実は珍しいです。TS-1を服用している患者さんを沢山知ってますけども、私が知る限りではカズオさんだけ。痛くも痒くもなく、ただ、部分的に肌の色が変わっていただけで、これ自体が悪さをする事は無かったようです。カズオさんが旅立って、そろそろ4年が経とうとしていますが、奥さまとは今もお付き合いが続いています。私を応援して下さる方は、今や本当に増えました。ご遺族となってからも尚、応援メールを頂きます。元気な患者さんのご家族はもちろん、ご遺族、そして患者さんご自身・・・多くの方々に支えられ、今に至ります。ご遺族の中には、若くして奥さまを亡くされた方も少なくありません。男女平等の世の中、こんな考えは偏見でしょうけども、残された方が女性で、尚且つ50代以上の方となると、再婚なんて選択肢は滅多になく、ご主人を亡くされても、変わらぬ生活を続ける方が殆どです。ですから、気軽に電話もできます。これが男性となると、そういう訳でもなく・・・「再婚」 という選択肢も少なからず出てきますので、私からの連絡はし辛くなってしまって・・・そうなれば私の存在など、この方にとっては消えた方が良い訳でして・・・残された方が女性であっても20代、30代になるとやはり同様です。カズオさんの奥さんの場合、40代という、丁度中間の年齢です。長男の家に嫁ぎ、義父母との同居でした。世間で言う 「嫁VS姑」 は無いけれど、 「嫁VS舅」 はあったらしいですわ。病床に伏すご主人に、 「あの舅とだけは暮らせない」 と泣いて訴えたと言います。だから、アナタ逝かないで・・・・って。ですが、ご主人は逝ってしまった・・・残された奥さんは、当時、中学生と高校生の男の子の母でもありましたが、実家に帰ることも考えました。でも、ご主人が愛した梨の木を切ることが忍びなく、1年だけ自分の力でやってみよう。無理なら、止めよう。と決心され、規模を縮小して、ご主人の意思を継いだのです。1年頑張り、2年目に突入した時に、今度はこのお舅さんが胃癌に倒れました。スキルスではありません。ですが、既にリンパ3郡に転移が見られ、手術不可。抗癌剤治療が始まりました。厳しい余命も告げられ、そのような状態の舅を放っておく訳にもいかず、 「献身な嫁」 に大変身です。嫌いと言いながら、よく面倒をみてましたよ。好き嫌いより、病人の看病はちゃんとしないと 「人間としてどーよ」 みたいな感じでね。ご主人の名代でもあったのだろうと思います。そのお舅さんが他界され、いよいよ、本気で将来を決めねばならない時が来ました。お姑さんと養子縁組をされ、名実共に、この家の人間となったんです。まぁ、このお舅さんという人は、クセのある人だったようで、それもあって、お姑さんとは変な仲間意識が芽生え、仲が良いんです。私はね、コソっと聞いてみましたよ、再婚は考えないんですか?って。そしたら、 「主人が死んだ時点で、私にとっては余生はもう老後みたいなもの 主人以外の男性と結婚なんて、考えられません BFぐらいは作るかも?ですけど、やはり、私は一生彼の妻です」って返事がきました。ってことは・・・私とはずっと親友でいられるってことかな?カズオさんが旅立って、4回目の秋がきました。今年の梨は、すごく大きくて立派!!です。カズオさん、奥さんは、私以上に華奢な体で毎年頑張ってますよ~、腕あげてますよ~こんな風に書くと、また、来年も送らなきゃいけない・・なんて思わないでくださいよ~
2009年09月20日
コメント(0)

随分と更新をサボりましたm(_ _)mメールやお電話の対応は、ちゃんとやっておりますです。で、ここでお願いがあります。あのですね、えっとですね・・・お電話を頂く場合なんですが・・・すみません 「形容詞」 を沢山くださいませ~ちょいと1階に降りてみたら、和室がこんな状態になっておりました。博士がPCを解剖?して、こんな事やってまして・・・・これがどーゆー状態なのか、わかる方あなたは、間違いなくマニアックです電気の線をいじって、あーだ、こーだとするのが好きな人ですわ^^;先日も、新型インフルエンザの話を書きましたけども、又、若い方、それも持病の無い方(20代・女性)の死亡記事を目にしました。また、新聞では、ここは神奈川なんで、地方版である 「神奈川版」 には、新型インフルエンザによる、インフルエンザ脳症の5歳の子供の記事がありました。死亡症例は、全国版の記事に載りますが、重症患者さんの記事は地方版にしか載らなくなったようです。私自身だって他人事ではないですが(ワクチン打てませんから)、免疫力が低下している癌患者さんを多数知っている私は、マジにビビっております。マスク着用や、手洗い、うがいの慣行は今や常識。それでも、完璧にウィルスを予防できる訳じゃないです。それに、これらの予防手段は健康な人だってやってますし、今はやっていない人でも、これからやるようになるでしょう。癌患者さんに対してという訳じゃないけれど、これらに加えて、イオン空気清浄機をプラスしてはどうか?と思っております。単なる、空気清浄機は埃取り(花粉症の方には、花粉取りかな?)ですが、今の空気清浄機は大抵はイオンを発生させる機能が付いています。このイオンがウィルス退治に効果ありだと、うちの博士が申しております。ただ、一部のオゾン発生付きのものに関しては、濃度にご注意ください。オゾンでも効果はあるのですが、高濃度オゾンとなりますと、マイナス面もありますからね。オゾン発生でも、イオン発生でも、どちらでも効果ありみたいです。ちなみに、我が家には父の闘病中に購入した、イオン空気清浄機があります。父の為に購入したもので、2001年当時、3万円くらいだったと思います。風邪でもひかせたら、直ぐに肺炎になってしまうと懸念し、買ったものです。これの効果があったのかどうかはわかりませんが、風邪はひきませんでしたね。ずっと仕舞いこんでおりましたが、折角あるんだから、今年の秋から冬は活動させようと思っております。今度は、高齢になった母のためかな。空気清浄機を宣伝しても、アタシャ、空気清浄機を作っている会社のまわしモンじゃないですよ~
2009年09月16日
コメント(0)
先月下旬にここでご紹介した患者さん、ミハルさん(スキルス胃癌・30代・女性)の訃報を知りました。。。この患者さんの話はそれ以前にも書いています。3年前、スキルスでは無い胃癌で胃を2/3切除。リンパ転移も無かったことから、ステージ2bとの判定でした。ですが丁度1年前、胃カメラの検査で残胃に癌がみつかり、病理結果からスキルス胃癌と診断を受けたのです。同時に少量ながら腹水が認められ、腹膜播種とも診断を受けました。その後、米村先生の元へ来られた患者さんです。今年の2月に2度目の手術をするも、大動脈周りのリンパに癌があった事から、最小限の切除に抑え、後は放射線治療と抗癌剤治療を行うこととなりました。最初にメールを頂いた時には、既に 「米村先生の患者です」 との触れ込みでした。 「小さな子供がいるから、私は絶対に死ねないんです」とも書かれていましたっけ・・・・これまでも、多くの若い女性患者さんから、同じ言葉を聞いてきています。その中の多くの方々が、その時既にいなくなってしまった事から、同じ言葉を目にした時、胸にズッシリくるものがありました。「PCは苦手」 と言われながらも、ちょくちょく短文ではありますが、状況報告を頂いていたんです。 「いよいよ食事が摂れなくなってしまいました」というメールが届いたのは、いつの頃だったか・・・現在、自宅で摂っている食事量が書かれていて、栄養の点滴に通っているのだとありました。遠くから来られている患者さんが沢山いるのに、私の場合は、家から近くて恵まれていますとも書かれていました。それから、間もなくだったと思います、 「入院することになりました」 という連絡があったのは。それからずっと、連絡はなく・・・どうしているのだろうか?と思い始めた頃、米村先生から 「入院している患者さんの中に、ひろりんさんと直接話しがしたいから 僕に、ひろりんさんの電話番号を教えて下さいと、言うとる人がおるんだけど、 勝手に教える訳にいかんから、とぼけておきました」という話を聞きましてねぇ・・・即座に、 「ミハルさんだ!!」 って思いましたね。それで、このブログの中でも呼びかけました、PCにメールを送ったからご家族に見て貰って下さいって。それから、バイパス手術を迷う電話がありました。その後も、8月の下旬にバイパス手術が上手くいかなかったという電話(「やっぱりダメでした」の題目で日記に書いています)があったのです。今思えば、旅立つ2週間くらい前の事になります。 「体調に波があるから、電話できるときにしておかないとって思って」そう言って、電話をくれたんです。自分の手術が上手くいかなかったことよりも、米村先生の体を気遣う話の方が長かったです。迷って、バイパス手術を受けて、それが結果的に上手くいかなかったけれど、後悔の言葉は一言もなかったです。今はダメだけど、もう少し時間が経てば食べられるようになるかもしれない・・・って言ってました。 「こんな患者を診てくれるお医者さんなんていないから」って言ってねぇ・・・ 「私からも言っておきますけど、ひろりんさんからも、 患者の為に体を大事にして下さいって、米村先生に言ってくださいね」力を込められない声で、そう私に言いました。勝手な想像だけれど、今思えば、力を振り絞って私にわざわざ電話をくれたのではないかと、思います。あれが、まさか 「さよなら」 になるなんて、思いもしませんでした。。。
2009年09月11日
コメント(0)
このところ、更新をサボりまくってますなぁ~現在、メールのお返事をお待たせしている方が、ざっと10人ちょっとですm(_ _)mすみませんm(_ _)m5日~7日遅れ状態でして、本当にすみませんです。。。これでも日々、対応しておりますんで、ちょっと待っとって~今年は新型インフルエンザの猛威が恐ろしいですねぇ・・・秋から冬にかけて、爆発的に広がるのは必至ってところじゃないでしょうか。ようやく、新型インフルエンザに対応出来るワクチンが出来上がって、現在、生産がフル活動とか。このワクチンですけども、ご存知の通り、鶏の卵が原材料です。私は自慢じゃないですが、幼い頃、それも2~3歳の頃にかかっていた、当時の小児科の医師から 「若干だけど、卵アレルギーが見られるから、卵はあまり沢山食べない方が良い」 と、母が言われたそうです。何を根拠に?は、今となっては大昔の話なんで、???です。母は、こう言われたという事だけを認識していて、ずっと、私は言われ続けておりました。ではありますが、普通に卵を食べてます。オムレツや、カニたまなんて料理になれば、普通に鶏卵2~3個は食べちゃいますが、これまで、一度たりとも、アレルギー症状なんて出たことナシ。本当に卵アレルギーなのかしらん??真実は不明なまま今に至っております。で、子供の頃は強制的にインフルエンザの予防接種が、学校でありました。ですが、私はアレルギーを理由に、一度も受けたことナシ。つまり、私自身はインフルエンザワクチンによる、免疫を何ももって無いってことでしょうか。こんな経緯もあり、特に持病も無いので、当然ながら私はワクチン接種対象者にはなりません。今年ばかりは、私もかかりそうだなぁこのワクチンですけども、要は、弱いインフルエンザウィルスを敢えて投与して、体内で免疫を作ってしまうというものですよね?もともと、季節性のインフルエンザの死亡率って、発表する所によっても違いますし、医師によっても数値はバラバラなんで、どれが本当か不明ですが、0.2%という数字をある所で見ました。普通の季節性のインフルエンザでも、0.2%は死亡しているということです。持病だとか、年齢だとか、そこまで詳細に分類されていないようなので、この数値をどう見るか?は難しいとこです。今回、一番懸念されているのが、新型インフルエンザワクチンによる、副作用です。一番懸念される副作用は、ギランバレー症候群。これは、先日亡くなった女優の大原麗子さんの病気です。免疫に異常をきたす病気のようです。国内産のワクチンと、輸入されるワクチンでは、微妙に異なるそうな・・・輸入されるワクチンは、ワクチンの中に免疫ぶかつ剤なるものが入っていて、これが、日本人に投与した場合、どう反応するのか、実際にわからない状態らしい。この免疫ぶかつ剤とは、ウィルスを投与しても発病しないように、免疫を活性化させてウィルスを抑える目的で入っているのだけれど、この免疫を活性化させる事により、免疫異常を起こす恐れが否定できないらしい・・・免疫を異常に強化させてしまって、ギランバレー症候群になってしまうかも??の懸念があるそうな。国内産のものでも、同様の可能性は否定できませんけどね。薬というものは、実は、人種によって効いたり、効かなかったりします。TS-1がアジアでは、最もポピュラーな胃癌の抗癌剤なのに、欧州では違うのも、アジア人には良く効くけど、欧州の人には効かないから・・とも言われています。つまり、海外で認可が降りている抗癌剤で、国内では認可が降りていない抗癌剤は多々ありますが、外国人に効いたからと言って、日本人にも効くかというと、それは断言出来ないようです。だから、国内でも臨床実験が必要となるんじゃないですかねぇ・・・効かないかもしれない、副作用だけかもしれない薬を、早々に保険適用にしてしまうと、健康保険もたまったもんじゃない!!ってとこですかねぇ?話を戻して、インフルエンザワクチンですが、副作用が起きた場合は政府が全面的に保証すると、今から発表がなされています。これって、これまでの薬害患者さんの件から考えると、異様だと感じるのは私くらいでしょうか。いつだって、政府の責任は事が起こってから問われますし、責任を認めるまで時間がかかってますよね。ただ、今回ばかりは、こう政府が言わないと、副作用が出た場合、これまでの通例で全て製薬会社が保証せねばならなくなるから。製薬会社は、そんな危ない橋を渡ってまで、輸出したくないからなんですねぇ・・この副作用の発症率って、全然、掴めていないそうな。だって、現時点で6000万人分のワクチンを確保予定とかですし、これからもっと増えるでしょう。この人数に接種したことなんて、過去に無いから。免疫力をあげるとか、免疫力を強化させる・・・という言葉に、癌患者さんは特に弱いですが、アレルギーだって、アナフィラキーショックだって、免疫が異常に強く働いて起こる症状です。時に死に至ることもある症状。免疫というものは、ただ、強化させれば良いというものではなく、諸刃の剣とも言えます。実際に新型インフルエンザの死亡例が、少しずつ増えていて、現在確認されているだけで12人。この猛威ですから、今後も増えることは間違いないですよね。ワクチンで助かる命が、増える事は確かでしょう。その中で、ごく僅かながら副作用で苦しむ人が出てしまうかもしれないけれど・・・・これは抗癌剤治療で亡くなる人も、ごく僅かながらもいるのと同じかもしれません。多くの命を救う為、この接種選択は止む無しというところでしょうか。抗癌剤治療を受けている癌患者さんの場合、骨髄抑制により、常に免疫力が下がっています。この状態でのワクチン接種は、インフルエンザを発病させてしまうかもしれず・・・現場の医師はどう判断するのか、気になります。
2009年09月10日
コメント(0)
私が日記の更新をサボってしまうと、もしかしたら、どなたかにご心配をおかけしているのでは?と思ってしまうのですけども、元気ですんで毎日、メールのお返事には対応しておりますが、日によっては、どうにも時間が取れずに、対応メールは1通が一杯一杯の日もありまして、お待たせメールが今も蓄積しておりますm(_ _)m今日は、病気とは関係なく私の話で恐縮ですけども・・・2年前の9月に、従妹(30代)のご主人(30代)が、ある日突然に他界しました。過去の日記に、この件は書いております。病気でもなく、事故でもなく・・・自ら旅立ちました。。。彼女には当時、小学一年の女の子と2歳の男の子がいました。その子供達はそれぞれ、小学3年生、4歳となりました。ご主人の1周忌を迎える頃から、この親子を連れて遊びに行く機会が増えました。華奢な彼女が、二人の子供を遊びに連れて出かけられる場所って、どうしても限られてしまいますし、何より経済的に辛いものがあります。でも、子供が成長する過程で必要なことって、経済的には無駄なことや、贅沢なことってありますよね。その経済的応援を、祖父母や叔父、叔母が無理なくしています。このご時世ですから、本当の意味で 「贅沢」 にならないレベルでね。でも、金銭は出せるけど、体力的には難しい・・・そんな不足分を、うちの博士が喜んで引き受けてますわまるで、孫やな^^;今年の夏休みは、この親子を連れて葛西臨海公園に連れて行きました。ここは都営の公園で、全てにおいて割安です。この中の水族館に入った時のこと。ここは、小学生までの子供は無料、中学生でも200円、大人だって600円の水族館なんです。イルカやアシカのショーみたいのは無いけれど、それなりに楽しめる水族館ですよ。4歳の男の子は、疲れて途中で寝てしまいまして・・・博士が抱いていたんですが、ちっとも起きない。で、マグロが150匹もいるという、巨大な回遊水槽の前の椅子で座って休むことにしました。この時、母親が上の女の子に ○○ちゃんも、おねむかな~だっこかな~って、ちょっと茶化したんですそしたら、 お母さん、私をだっこできるの? 出来ないなら、そんなこと言わないでよ!!と、きつい言葉が返ってきました。まだ、小学3年生ですからね、父親がいれば、ちょっと抱えてくれることもある年頃です。小さな弟は可愛いけど、母親を何かと独占してしまう。小さい子だから、仕方ないと常に自分を納得させているようですが、本当は母親を独占したいし、ベタベタとしたいし、だっこされたいんだなぁ・・・と思いましたねぇ。。。父親が突然いなくなってこのかた、私はこの女の子が父親を恋しがって泣いた所を、一度も見たことがありません。母親が無理して頑張っている姿ばかりを見てきています。葬儀の時に、声を張り上げて泣いた母親の姿を見ています。自分は、泣いてはいけないのだと、どこかで思ってしまったように思います。そんな女の子ですが、凄い父親っ子でしてね。どうやら、母親の前では、父親の話をしてはいけないと思っているフシがあります。他の面々が、絶対に母親の前では、亡くなった父親の話をしないからかもしれません。母親がいる時に父親の話しても、誰も反応してくれないからかもしれません。母親がいない所で、他の人には時々父親の話をしてくれます。全てが昔話で、 「お父さんがね、・・・」 って、他愛の無い日常の話ばかりです。どこまで父親の記憶が残るのか、どれほどの父親の記憶が残っていくのか・・・母親の前で話せない分、どんどん、薄れてしまうのではないか・・・そんな気もします。癌で亡くなった若い方を沢山知っています。力の限りに生きて、多くの思いを残して旅立っていきました。そんな人は、残った人の心の中にいつまでも生き続けていくと、思っています。ですが、自ら生きる事を放棄してしまった人は、本当に生き続けていきたい人の中で、どんどん自分の居場所が狭くなっていくのではないのだろうか・・・この女の子を見ていると、そんな風に思ってしまうのは、私だけでしょうか・・・
2009年09月06日
コメント(0)
ついこの間ですけども、入院中の患者さん(腹膜偽粘液腫・60代・女性)から電話を頂きました。この患者さんの話は、6月23日の日記にも書いております。良性の腹膜偽粘液腫の患者さんで、術後、本当に元気で1年半を過ごしておられましたが、体に異常が現れました。それまでも、ほんの時折ですが、ご本人と電話で話してまして、健康な人と何ら変わり無い生活を送っていたんです。良性って聞いていましたし、全く心配もしていなかったのですけども。。。もともと粘液を抜いても、手術で切除しても、再発を繰り返してしまう事が多い病気だという認識は持っていましたが、まさか?って思っていました。この患者さんが先月、手術となりましてね。今回の手術では、小腸の一部を切除、そして人工肛門を余儀なくされたのです。この術後の報告は、息子さんから直ぐに届いておりました。小腸というのは、言わば栄養を摂取する機能をもつ所です。ここを部分切除ということは、経口で栄養を摂取出来ても、栄養不良になりがちです。ですので今回の手術では、ストマ+IVHとなったのです。体に異常が現れ、急遽、米村先生の診察を受ける事となり、その際に何人もの同病の患者さんと話す機会があったと、以前、話してくれました。その時は、抗癌剤治療を受けている方の話、人工肛門の方の話・・・色々と、初めて聞くことが多かったようで、自分は術後から今まで、何と自由に幸せに過ごしてきたことかと、思ったと言います。こんな風に書くと、誤解を受けそうですが、抗癌剤治療を受けている方や、人工肛門の方が、不自由で不幸だなんて捉えないでくださいね。そういう意味ではないですから。こんな病気になっても、自分は幸せだっていう意味ですから。この方が、今は、IVHとストマとなられ、どんな思いで過ごされているだろうかと、案じていたんです。そんな時の、ご本人から電話だったのです。 おかげさまで、無事に手術を終えました 退院も○日に決まりました これからは、一生せなあかん栄養点滴があるんやわ その点滴の練習をせな、あかんのやわ それと、(ストマ)パッチ交換の練習もせなあかんのやわ 私はええ加減な性格なもんで、これが大変なんやわ~ 上を向いたまま、看護師さんの説明を受けるんやけど、よ~見えん 帰ったら、良いメガネを作らなならんわと、明るく笑いながら話してくれました。 とにかく、本当に前向きで、生きていけるんだから、これ以上の幸せはないって風なんです。 ここにおると、朝に晩に、米村先生が顔を見せに来てくれるんやわ 幸せ、幸せ~ あっはっは・・・と、これまた、チャキチャキって風に言われます これからも、宜しくお頼み致します~で、電話が終わりましたこちらが、逆にパワーを頂いた感じですわ^^どんな時でもご自分の力で、ご自分の中の幸せを見つけ出せる、素晴らしい患者さんだと思いました。
2009年09月01日
コメント(0)
全10件 (10件中 1-10件目)
1


