全30件 (30件中 1-30件目)
1
東京二期会 2020-21シーズンの演目が発表された。 http://www.nikikai.net/lineup/2020shusai.html すごく豪華です! タンホイザー フィデリオ ファルスタッフ などなど 大興奮です。 キャスト発表が楽しみです。 並みいる高名な海外の演出家の中で、日本人演出家堂々の3シーズン連続登場!深作健太さん 演目はフィデリオ 最も演出家泣かせの作品と言っても過言ではないもの。 音楽が素晴らしすぎるので凡庸な演出は要らないのだ。 奇想天外完全読み替えの深作健太さん演出、 いやー楽しみです! タンホイザーはKウォーナー演出 コーバー指揮 読響って神ですか?Aコーバーはバイロイトでも指揮をしている人。 マジやばい。
2019年05月30日
昨日はなぜかアクセス2000超え。久しぶりの投稿のせいか、記事ではなく全体的にアクセス記事数が増えている。ロボット検索成せる技⁉︎ ところでSNSでは昨日は小澤さん 今朝はヨナスが降板したパリオペのトスカ情報。 代役はマルセロ・プエンテ。 トスカはセラフィン スカルピアはルカ・サールシ 指揮エッティンガー。 これは悪いはずはない。 (^^) SNSによるとネルソンスのゲヴァントハウス 入りが悪かったようだ。 知名度低く 値段設定高過ぎのなせるワザか。 ネルソンスウィーンフィル 楽友協会で立ち見で聴いた。 次代のマエストロですよね。もったいない。 私は高過ぎオケには手が出ない。 しかし私の見たいと思う演し物は売れない。 特に食指を動かさないものに限って完売。 やっぱり自分の趣味がいかに一般人からずれてるか痛感する。昔からわかってたことだが。 再確認の日常。 ローランギャロスもたけなわなんですが レッドクレー (^.^)
2019年05月30日
GWに図書館から大量に本を借りてしまい 怒涛のように読んでいる。 今回なぜ10冊以上借りてしまったかというと 加来耕三さんの講演がおもしろかったからで 手当たりしだいに借りたが、 歴史学者のカヴァーする範囲の広さに驚かされる。 幕末中心だが。 あとは戦国時代も。 あとは 芝健介氏 …私の先輩だった のニュルンベルクとヒトラー 太平洋戦争についても読んでいる。 事実に基づいた歴史を知ることは重要だ。 歴史を学べば人は歴史から学べるはずだが、 なかなか学べないんだよね。
2019年05月29日
すばらしいバリトン野村光洋さんからのお知らせです。***(以下転載) 来たる6/2に新宿の『ガルバホール』というサロンでオペラ《電話》に出演致します。こちらは電話を題材にした2つのオペラの抱き合わせの企画でシリアスな一人芝居とコメディの2つの小さなオペラを身近なサロンでお聴き頂けます。僕は《電話》のベンという役と《人間の声》の解説を担当しています。もしご興味があれば是非お越し頂ければ幸いです。以下詳細オペラカッフェマッキアート58×ガルバホール共同企画オペラシリーズ vol.5《人間の声》 《電話》日時:6/2(日)14:00開演(13:30開場)チケット:全席自由5000円出演《人間の声》女:加藤早紀《電話》ルーシー:別府美沙子ベン:野村光洋ピアノ:高瀬さおり
2019年05月26日
Oe1Live aus der Wiener Staatsoper: "Richard Strauss: Die Frau ohne Schatten" Chor und Orchester der Wiener Staatsoper, Dirigent: Christian Thielemann(Live-Übertragung der Premiere einer Neuproduktion aus der Wiener Staatsoper in Dolby Digital 5.1 Surround Sound)Präsentation: Michael BleesDIRIGENT Christian ThielemannREGIE Vincent HuguetBÜHNE Aurélie MaestreKOSTÜME Clémence PernoudLICHT UND VIDEO Bertrand CoudercDRAMATURGIE Louis Geisler Der Kaiser Stephen GouldDie Kaiserin Camilla NylundDie Amme Evelyn HerlitziusGeisterbote Sebastian HolecekBarak Wolfgang KochSein Weib Nina StemmeHüter der Schwelle des Tempels Maria NazarovaStimme eine Jünglings Benjamin BrunsStimme des Falken Maria NazarovaStimme von oben Monika BohinecDer Einäugige Samuel HasselhornDer Einarmige Ryan Speedo GreenDer Bucklige Thomas Ebenstein1. Dienerin Ileana Tonca2. Dienerin Mariam Battistelli3. Dienerin Szilvia Vörös1. Stimme der Ungeborenen Ileana Tonca2. Stimme der Ungeborenen Mariam Battistelli3. Stimme der Ungeborenen Virginie Verrez4. Stimme der Ungeborenen Szilvia Vörös5. Stimme der Ungeborenen Bongiwe Nakani1. Solostimme Ileana Tonca2. Solostimme Mariam Battistelli3. Solostimme Virginie Verrez4. Solostimme Szilvia Vörös5. Solostimme Bongiwe Nakani6. Solostimme Zoryana Kushpler
2019年05月26日
BBC Radio3 Opera on 3 Verdi's La forza del destino Today 18:30 BBC RADIO 3 Martin Handley presents and during the interval chats to Flora Willson. Leonora.....Anna Netrebko (soprano) Don Alvaro.....Jonas Kaufmann (tenor) Don Carlo di Vargas.....Ludovic Tezier (baritone) Padre Guardiano.....Ferruccio Furlanetto (bass) Fra Melitone.....Alessandro Corbelli (tenor) Preziosilla.....Veronica Simeoni (soprano) Marquis of Calatrava.....Robert Lloyd (bass) Curra.....Roberta Alexander (soprano) Alcalde.....Michael Mofidian (bass-baritone) Maestro Trabuco.....Carlo Bosi (tenor) Antonio Pappano conducts the Royal Opera Orchestra and Chorus 日本時間26:30
2019年05月26日
KUSCLASaturday, May 25, 10 AMMozart’s The Clemency of TitusTitus: Russell Thomas. Vitellia: Guanqun Yu. Sesto: Elizabeth DeShong. Servilia: Janai Brugger. Annio: Taylor Raven. Publio: James Creswell.Los Angeles Opera Choir and Orchestra. Conductor: James Conlon.Recorded March. (3 hrs.)LAとの時差16時間日本時間26時~
2019年05月26日
新国立劇場 高校生のためのオペラ鑑賞教室 2019「蝶々夫人」(会場:新国立劇場)ジャコモ・プッチーニMadama Butterfly / Giacomo PUCCINI全2幕〈イタリア語上演/日本語字幕付〉2019年7月6日(土)13:00 オペラパレス2019年7月8日(月)13:00 オペラパレス2019年7月9日(火)13:00 オペラパレス2019年7月10日(水)13:00 オペラパレス2019年7月11日(木)13:00 オペラパレス2019年7月12日(金)13:00 オペラパレス予定上演時間:約2時間40分(休憩1回含む)チケット料金(税込)全席指定:2,160円(高校生のみ)前売開始:2019年6月16日(日)新国立劇場ボックスオフィス 03-5352-9999(10:00~18:00 年中無休) ※お求めの際には、学生証をご用意ください。また、残席がある場合に限り、当日券として4,320円で一般(大人)の方も購入可(高校生以下2,160円)。お一人様1枚限り。スタッフ指揮飯森範親演出栗山民也美術島 次郎衣裳前田文子照明勝柴次朗キャスト<7月6・9・11日>蝶々夫人小林厚子ピンカートン小原啓楼シャープレス青山 貴スズキ山下牧子ゴロ―内山信吾ボンゾ島村武男神官千葉裕一ヤマドリ星野 淳ケート佐藤路子<7月8・10・12日>蝶々夫人木下美穂子ピンカートン樋口達哉シャープレス成田博之スズキ小林由佳ゴロ―晴 雅彦ボンゾ峰 茂樹神官山下友輔ヤマドリ吉川健一ケート山下千夏新国立劇場合唱団東京フィルハーモニー交響楽団
2019年05月25日
第3回 歌劇者公演ヨハン・シュトラウスⅡ《こうもり》公演情報日時:2019年7月24日(水) 17:30開場 18:00開演場所:くにたち市民芸術小ホール(最寄:JR谷保駅他)チケット:5000円 (全席自由)日本語上演上演予定時間:3時間(全3幕 休憩2回 各15分)指揮:澤村杏太朗演出:古川真紀アイゼンシュタイン:大沼徹ファルケ:黒田博フランク:岸本大アルフレード:高柳圭ロザリンデ:久野綾子アデーレ:宍戸茉莉衣オルロフスキー:杉山由紀ブリント:与儀巧イーダ:永島優子フロッシュ:志村文彦2幕ゲスト:大倉由紀枝・岸本力合唱:東京シングアカデミー髙山美帆・梁瀬彩加・櫻井日菜子・渡谷真衣岡田淳志・石福敏伸・櫻井航・寺西一真ピアノ:三澤志保・織井香衣後援:公益財団法人東京二期会チケット申し込み先◆チケットぴあ受付番号:0570-02-9999Pコード151010http://t.pia.jp/◆くにたち市民芸術小ホール電話番号042-574-1515◆歌劇者主催問い合わせメールkagekimono@yahoo.co.jp
2019年05月25日
Y's companyオペレッタシリーズ第5回公演E(エメリッヒ).カールマン作曲「チャールダーシュ侯爵夫人」皆さま、9月は大いに笑いに!大いに泣きに!?ムーブ町屋へいらして下さい!ーーーーーーーーーー【 公 演 詳 細 】Y's companyオペレッタシリーズ第5回公演E.カールマン作曲喜歌劇《チャールダーシュ侯爵夫人》全三幕オリジナル日本語歌詞・台本上演20199/6(金)18:30開演9/7(土)13:30開演(開場は両公演共に開演の30分前)シングルキャスト(両日同キャスト)公演指揮 平野 桂子演出 飯沼 友規ピアノ 谷塚 裕美合唱 コーロワイズ日本語歌詞 飯沼 友規・平野 桂子台本 飯沼 友規於 ムーブ町屋 ムーブホール東京都荒川区荒川 7-50-9 センターまちや3・4階アクセス東京メトロ千代田線 町屋駅 0番出口より徒歩1分京成線 町屋駅 / 都電町屋駅より徒歩1分全自由席4,500円ーーーーーーーーーー出演者シルヴァ・ヴァレスク / 奈良原 繭里エドウィン / 飯沼 友規シュタージ / 森 真奈美ボニ / 浜田 耕一フェリバーチ / 上田 誠司レオポルト・マリア侯爵 / 中原 和人アンヒルテ / 久利生 悦子ローンスドルフ男爵 / 永尾 宗大舞踏 / 矢鳴 優花 Mie 飯田 惣一郎舞踏振付 矢鳴 優花演出助手 浜田 耕一照明・美術・舞台 FULL SPEC主催 Y's company / 多賀定男商店ーーーーーーーーーーチケット申し込みは、各出演者もしくは下記のワイズ事務局までY's company事務局 03-6804-2383http://yscompany-opera.comーーーーーーーーーーチラシ・チケットデザイン 福間 祐子
2019年05月25日
Yomiuri Nippon Symphony Orchestra(The YNSO)Popular Series No. 622Friday, 24 May 2019, 19:00 Suntory HallConductor = SEBASTIAN WEIGLECello = JULIA HAGENWAGNER: "Die Meistersinger von Nurnberg" Prelude to Act I SCHUMANN: Cello Concerto in A minor, op. 129BEETHOVEN: Symphony No. 3 in E flat major, op. 55 "Eroica"***読売日本交響楽団(読響)第622回名曲シリーズ2019 5.24〈金〉 19:00 サントリーホール指揮=セバスティアン・ヴァイグレチェロ=ユリア・ハーゲンワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲シューマン:チェロ協奏曲 イ短調 作品129ベートーヴェン:交響曲第3番 変ホ長調 作品55「英雄」※この演奏会では、当初コンサートマスターを日下紗矢子が務める予定でしたが、事情により小森谷巧が務めることになりました。なお、日下はトップサイド(コンサートマスターの隣)で出演します。何卒ご了承くださいますよう、お願いいたします。***ヴァイグレ ファーストイヤーの3プログラムめサントリーホールマイジン前奏曲とシューマンチェロコンツェルト エロイカエロイカはとても良かった。今日はNHKの収録が入っていて、ホルンへのプレッシャーは相当なもんだったんだろうな。お疲れ様です。Hrn.美しかった。いい音だった。hrn.第3楽章のアンサンブルのクレッシェンド ディミヌエンドすばらしかった。エロイカ第4楽章になったら急にモーツァルトになる。室内楽的部分とかRシュトラウスっぽい部分がヴァイグレお得意そう。ヴァイグレはすごく細かくオケに指示しているようだ。分析的でベートーベンの偉大さを実感できた。ベートーベンの前にベートーベンはいない。ベートーベンの後にベートーベンはいっぱいいる(笑)サントリーホールの残響をたっぷりつかう。第4楽章の踊るような感じヴァイグレ。オーボエ神。よく響くサントリーホールに最適化された精緻なエロイカ。ヴァイグレのすごさ、エロイカで浮き彫りになった。シューマンは作品が小品なので、チェイサーのようなシャーベット的なイメージ。チェロソリストがもったり演奏するのでヴァイグレもフォローしきれない。マイジンはうーんやっぱりサントリーホールがでかすぎるのかな。席が遠すぎるかなぁ。期待が大き過ぎたか。ヴァイグレにとっては定番なので流してたのか。弦も美しくない。最初に巨大な編成で小編成古典編成となるベートーベンの偉大さを実感したが、やっぱりサントリーホールでかすぎる。ヨーロッパや北米のオケ向きキャパなんだ。
2019年05月24日
藤村実穂子さんのクラシカ・ジャパンでのインタビューがすばらしい。 歌っている彼女を見て感じていた全てが インタビューにもそのまま表出している。 繕うことなく本音勝負で その芸術活動への意欲の激しさに驚かされる。 一種神がかりな没入ぶりだ。 彼女の熱に浮かされたようなトークは大野和士のデリリアスなトークと似ているところがある。 今の日本では死に絶えた「芸術家」だ。芸術家は頑固で常軌を逸しているものだ。それでいい。至高の芸術の神=作曲家に仕える女神であってほしい。私は無神論者だが、いつも劇場では彼の存在を感じている。 今後も活動を注視していきたい。
2019年05月23日
今回のロイヤルバレエ来日で一番に近い人気を誇るスティーヴン・マクレーが怪我のため来日中止の報 衝撃だった。 彼の出演公演はほぼ?全て売り切れていた。 代役は未発表。 今回演目がドンキなだけに、超絶技巧を踊れる人でなくてはつらい。 ゲスト招聘も考えられるのでは? なぜ今回フランケンシュタインやリアム・スカーレットの全幕や ロイヤルお得意のマクミラン、アシュトン またウィールドンをやらないのか。 世界に冠たる演技派バレエ団なのにもったいなさすぎる。 今回の配役が世代交代なのか全くベテランが踊らないのも気になっていた。 今旬の平野さんをぜひフューチャーしてほしい。
2019年05月23日
Photo AlbumPhoto:©Shevaibra, courtesy of the artist5月に愛を歌う 高橋基之と仲間たち「アンサンブル・フリーデ」による夢のコンサート2019/05/18 (土) 19:00 - 21:00 JST音楽の友ホール新宿区神楽坂プログラム・オペラアリア・モーツァルト「ドンジョヴァン二」より♪窓辺においてヴェルディ「ルイーザ・ミラーより♪伴侶の選択肢は神聖であり、他・日本歌曲 落葉松、他 ほか テノール 高橋 基之 テノール 又吉 秀樹 バリトン 井口 達 メゾソプラノ 南 あかりほか ピアノ 武澤 陽介→高橋知里ピアノ 下地 直子ピアノ 池田 宏之 特別出演 フレーベル少年合唱団OB合唱団***けっこう内輪の会だったようで部外者が闖入してしまい恐縮でした。スーパーテノール又吉秀樹さんの大変レアな真珠取りの二重唱も聴けました。バリトンはドイツ在住の井口さん。すばらしいドイツ語でした。美声のバリトンでアンサンブルもうまかったです。まずは主催者、高橋基之さんのソロ歌唱。(はしご高です)続いて井口さん美声だ!ドイツ語がすばらしい!窓辺に出でよ昨日ニコラで聴いたwルイーザミラーのアリア一転、演技的に歌うそしてスーパーテノール又吉秀樹登場出てきて必ずステージの一番前まで来るwライト当たってないとこまで来る。いつもそう。ち…近っ!そして必ず喋る。フェデリーコのストーリー。彼の説明は面白すぎてお笑いの人のよう。しかし突如別人格になって先にフェデリーコの嘆きを歌う。これがすごかった。ホールが彼には小さすぎる!すごい声量だ!そして♪Sonntag また曲紹介が面白すぎて笑いが止まらない。令和でも爆笑王🤣これは彼のリサイタルの定番曲愛らしい曲。第1部の締めくくりは又吉さん、井口さんの真珠取りの二重唱フランス語です。二人ともすばらしい!第2部合唱この合唱ハーモニーがすばらしかったです。特に低音部のハモリがすごかった。メゾの南さんフランス語の歌唱これもすばらしい!表現力!お疲れ様でした!
2019年05月18日
Photo AlbumPhoto:©Shevaibra, courtesy of the artistえびかんクラシカルコンサート♯38 東京二期会 プッチーニ歌劇「蝶々夫人」ハイライト&イタリアオペラ名唱集東京二期会との提携公演第4弾!ドニゼッティ『愛の妙薬」より「人知れぬ涙」ロッシーニ『セヴィリアの理髪師」より「今の歌声は」ヴェルディ『椿姫』より「プロヴァンスの陸と海」ヴェルディ『椿姫』より「ああ、そは彼の人か〜花から花へ〜」ヴェルディ『ドン・カルロ』より「友情の二重唱」プッチーニ『蝶々夫人』第1幕より・ヤンキーの二重唱・愛の二重唱第2幕より・手紙の二重唱・花の二重唱第3幕より・愛の家よ、さようなら・ある晴れた日に2019年5月18日(土) 13:30開場 / 14:00開演海老名市文化会館 小ホール東京二期会梶田真未(蝶々夫人)前川健生(ピンカートン)花房英里子(スズキ)今井俊輔(シャープレス)ピアノ:朴令鈴***海老名で行われた東京二期会蝶々夫人のプレコンサート。すばらしいキャストが揃ったので海老名まで行ってきました。前半がガラ形式でアリアや二重唱、後半ががっつり蝶々夫人という贅沢すぎるラインナップ。今回シャープレスが前回の東京二期会蝶々夫人 DAY2、DAY4で同役だった今井俊輔さん。今井俊輔さんのシャープレスは今までのシャープレス の温厚だが頑固で説教くさい老人というステロタイプを壊した人。若く常識人で燃える情熱を理性で押さえつけたセクシーなシャープレスを演じ、とても魅力的だった。その彼がまたシャープレスをやるならば!と。思ったとおりほぼ舞台上演のオペラで演じるように演技付きでのパフォーマンスでした。彼の演技は目線で殺す!ピンカートンは彼の目線で殺されてましたねwそして今回そのピンカートン、シャープレスに軽薄な男と本音を吐露されたその軽佻浮薄なヤンキーは前川さん。なぜかすごくぴったりw。先日の渋谷のルチアで瞠目だったエドガルド。圧倒的な歌唱でピンカートンもすごかった!リリックテノールのきらめくような美声でHigh Cがものすごかった!堪能しました。前川さんは東京二期会蝶々夫人のピンカートンのカバーキャストだそうです。そして今日の蝶々さんもカバーキャストを務める梶田さん。 パワフルなリリックソプラノで全身全霊を込めて歌ってくれました。前半はヴィオレッタがあったのでちょっと負担が大きかったかも。後半プッチーニをガンガン歌うのに前半ヴェルディとは。男性陣も前半ヴェルディがっつりで特に今井俊輔さん最初の歌がプロヴァンスっていくらなんでも重過ぎでチャレンジングとハラハラしましたが。きっと皆が知ってる曲をやらなくてはいけないという使命があったのでしょうね。前半トスカにしたらきっとさらに面白かったでしょうね!妄想が膨らんでしまいます。すみません。今回の発見はメゾの花房英里子さん。マジすばらしかったです。超美声!彼女は二期会本公演の蝶々夫人の大村組のスズキだそうです。楽しみですね!ピアノの朴令鈴さんもすばらしく、歌手に寄り添う演奏でした。お疲れ様でした。***ロッシーニ『セヴィリアの理髪師」より「今の歌声は」花房英里子(MS)すばらしい美声!ロジーナにぴったりだ。B High C B High Cドニゼッティ『愛の妙薬」より「人知れぬ涙」Una furtiva lagrima前川健生(T)感情移入がすごい!爆発的発声最高音A すばらしい~!ヴェルディ『椿姫』より「プロヴァンスの陸と海」Di Provenza il mar, il suol今井俊輔(Br)Dio m’esaudì!でパワー全開。伸ばせるだけ伸ばした。ヴェルディ『椿姫』より「ああ、そは彼の人か〜花から花へ〜」梶田真未(Sop.)E strano!Ah,fors'e luiSempre liberaアルフレードの裏歌はもちろん前川さん!最後はHigh Esヴェルディ『ドン・カルロ』より「友情の二重唱」ドン・カルロ:前川健生ロドリーゴ:今井俊輔すばらしい~TもBrも声がないとこの二重唱は歌えません!カルロがロドリーゴに手を差し出しロドリーゴはひざまずき手をとるという芝居も。休憩第二部プッチーニ『蝶々夫人』ハイライト梶田真未(蝶々夫人)前川健生(ピンカートン)花房英里子(スズキ)今井俊輔(シャープレス)ピアノ:朴令鈴後半に入るといきなりしもてのお立ち台に今井俊輔氏が現れ、シャープレスとして物語の説明を始める。これが自分の言葉でしゃべっているので、すごくおもしろい。口調も重々しい歌のときの声と異なりめっちゃ軽い(笑)。GAPがすごくておもしろい。講談師のように軽快にしゃべる。だってしゃべり終わってマイクを置いてステージに歩み出したらすごい重い声になり、性格も激変するのだ。(以下はメモを元に記述)今井「生の舞台でオペラ『蝶々夫人』を見たことがある人はどのくらいいらっしゃいますか?」パラパラと手が上がる。見て、今井「100%ですね!」ときっぱり断定(爆)笑いを取ってあらすじを説明する。舞台上には白い服に着替えたピンカートン役の前川が現れる。今井「見てのとおりピンカートンは軽薄なところがあるので…』(客笑)第1幕より ヤンキーの二重唱Dovunque al mondo lo Yankee vagabondo シャープレスも舞台にピンカートンはシャープレスにウイスキーを勧める。美しい高音È un facile vangeloAmerica forever!二人ともものすごい~今井はシャープレスそのものだ。体に入っている感じ。思い出すあの舞台を。***・愛の二重唱Vogliatemi bene蝶々さんは梶田さん。着物に着替えている。梶田さんは大変パワフルなリリック・ソプラノ。蝶々はピンで留められてしまうのね!Perché non fugga più抱きしめるVieni, vieni! 最後は二人ともHigh C!強靭で美しくすばらしい!!第2幕より♪ある晴れた日にUn bel dì, vedremo蝶々さん感情を込めて歌うe un po' per non morire morire で激情の放出。 l'aspetto・手紙の二重唱いよいよこの場面です。シャープレスと蝶々さんの名場面。シャープレスの演技力が試される場でもあります。また今井俊輔さん演じるこの場面が見られるなんて幸せです。(シャープレスはピンカートンから来た手紙の内容を蝶々さんに伝えるためにやってきたのだ。気が重い役目だ。ヤマドリたちが帰り、)シャープレスOra a noi. Sedete qui「さあやっと私たちだけになれました。そこに座ってください。」シャープレスは手紙を読もうとするが、蝶々さんが取り上げて口づけする。手紙を返す。"Amico, cercherete quel bel fior di fanciulla『貴殿にあの花のように美しい娘を訪ねてもらいたいのだ』蝶々さんはシャープレスが読む言葉の一言一言に有頂天になりシャープレスを悩ませる。"E forse Butterfly non mi rammenta più「『もう蝶々さんは私のことを覚えてないでしょう』」シャープレスは蝶々さんを見る蝶々さんは目を反らす覚えてない、ですって!スズキ!"Se mi vuol bene ancor, se m'aspetta"「『もしまだ私のことを待っていたら…』」蝶々さんは無邪気に手紙を取り上げるがまた返す「『彼女に心の準備をさせるようにしてほしい…』」「帰ってくるのね!」「『衝撃に耐えるよう…』」「すぐなの?すぐなの?」「…もう無理だ。」シャープレスはもう手紙を読むことをやめ、しまうと立ち上がって言う。Quel diavolo d'un Pinkerton! 「ピンカートン、ひどいヤツだ!」diavoloを強調する。シャープレスのたぎる怒りが伝わってきて胸が締め付けられるシーンだ。真顔で蝶々さんを見つめて言う。「もうピンカートンが帰ってこなかったらどうするんですか?ヤマドリと結婚なさい。」蝶々「あなたさままで、そんなことをおっしゃるんですか!?」Santo Dio, come si fa?「くそ、どうすればいいんだ!?」tanto male, tanto, tanto!「ひどい人だわ!ひどい人!」蝶々さんはよろめく。シャープレスが支える。劇的なシーン。蝶々さんは子供を連れてくる。E questo, egli potrà pure scordare?ここまで。前回の蝶々夫人では今井さんが子供を軽々と抱き上げた。そのシーンをまざまざと思い出す。・花の二重唱スズキと蝶々さんが庭の花を摘み部屋に撒き散らす。美しい!ハミング・コーラスをピアノが奏でる第3幕よりシャープレスはピンカートンとその妻を伴って再び蝶々さんの住む高台の家を訪れる。・愛の家よ、さようならスズキに協力するよう説得するシャープレスとピンカートンの三重唱。Io so che alle sue pene non ci sono conforti!私にもわかっている彼女の苦しみは誰にも癒すことはできないでも子供には将来がある。Sorda ai consigli, sorda ai dubbi, vilipesa nell'ostinata attesa raccolse il cor彼女は忠告に耳を貸さず疑いも悪意も抱かず頑なに信じていたんだ真剣にシャープレスは自責の念に駆られているピンカートンの肩に手を置き、Andate行きたまえ。シャープレスの目線には殺気に近いものが漂っているAddio fiorito asilすばらしい!オレは言ったはずだぞピンカートンをにらみ続けるシャープレス。ah! son vil, ah! son vil!すばらしい!そしていよいよ蝶々さんの自害のシーン駆け寄ってきた子供に短刀をしまうTu? tu? tu? tu? tu? tu? tu?piccolo Iddio! Amore, amore mio絶唱!Va, gioca, gioca!子供を行かせると腹を刺しバッタリと倒れる。了。ハイライトなのにここまでやっていただけるとは!ありがたい限りです。ここからトークタイム。それぞれ『蝶々夫人』への思いを語り、秋の公演の宣伝をする。前川「さきほど今井さんが言っていたほど私は軽薄ではありません。(背後で思いっきり首をかしげる今井)…ピンカートンは最も嫌われる役。東京二期会の本公演の蝶々さんは森谷真理さんと大村博美さんという世界で活躍するお二人で東京二期会の誇るプリマドンナ。ぜひお運びください。」今井「私は今回は関わっていないのですが、横浜で『カルメン』にエスカミーリョ役で出ますのでそちらもどうぞよろしくお願いいたします。」大拍手。
2019年05月18日
Photo AlbumPhoto:©Shevaibra, courtesy of the artistNNTT OperaDon Giovanni 2018/2019 SEASONMusic by Wolfgang Amadeus MOZART17 May, 2019Don Giovanni : Nicola ULIVIERI Il Commendatore:Hidekazu TsumayaLeporello:Giovanni FURLANETTODon Ottavio:Juan Francisco GATELLDonna Anna : Marigona QERKEZIDonna Elvira : WAKIZONO AyaZerlina : KUSHIMA KanaeMasetto :KUBO Kazunori Conductor: Karsten JANUSCHKE新国立劇場 ドン・ジョヴァンニ2019再再演2019年5月17日新国立劇場指揮カーステン・ヤヌシュケ演出グリシャ・アサガロフ美術・衣裳ルイジ・ペーレゴ照明マーティン・ゲプハルト再演演出 三浦安浩舞台監督 斉藤美穂ドン・ジョヴァンニ ニコラ・ウリヴィエーリ騎士長 妻屋秀和レポレッロ ジョヴァンニ・フルラネットドンナ・アンナ マリゴーナ・ケルケジドン・オッターヴィオ フアン・フランシスコ・ガテルドンナ・エルヴィーラ脇園 彩マゼット久保和範ツェルリーナ九嶋香奈枝合唱指揮 三澤洋史新国立劇場合唱団東京フィルハーモニー交響楽団***新国立劇場ドン・ジョヴァンニの初日。キャストが適材適所ですばらしかった!このキャスティングした人はマジネ申神です。指揮者の音楽すばらしかった!タイトルロールのニコラ・ウリヴィエーリがすばらしい!美しい声で大声量。主役のオーラがあり、ノーブルで貴族然としている。ハンサムで背が高く、惚れ惚れする伊達男ぶり。彼になら騙されてもいいと感じさせるプレイボーイ。すっかり魅了されました。新国立劇場デビュー?の脇園彩さんのドンナ・エルヴィーラもすばらしかった。ひょっとすると女性の主役的存在になっていたかも。気が強い娘だが、すっごく可愛い!最後までレポレッロ嫌いという演技で去っていくとこがとことん可愛いらしい、陰影を感じさせる美声と表現力!すばらしかった。ドン・オッターヴィオのガテル。今回注目の新国立劇場デビュー?だったがすばらしかった。まさにモーツァルト・テノールで高音域が美しい。フォルテとピアノを使い分け装飾音も入れてきてアレンジする。端正に歌った。レポレッロのジョヴァンニ・フルラネットはヨーロッパの劇場で大活躍。喜劇役者のように面白い。だから全く飽きなかった。レポレッロは大事ですよね。ドンナ・アンナのケルケジも新国立劇場デビューなのだろうか?パワフルなリリック・ドラマティック・ソプラノで美しい瞳。今後成長が期待できる歌手。ゼルリーナ九嶋さんはリリック・ソプラノで美しい強靭な声。最後に出てくる騎士長 妻屋さん 安定のすばらしさ。美しい響きのバス。お疲れ様です!すばらしい公演に拍手が鳴り止みませんでした。皆様お疲れ様でした。
2019年05月17日
Photo AlbumPhoto credit:Shevaibra, courtesy of the artist公益財団法人ヤマノ文化財団主催コンサートアンサンブルで魅せるオペラの情景―4つの名作を紐解きながら―2019年5月15日(水) 19:00開演 サントリーホール・ブルーローズ(小ホール)ソプラノ:西谷衣代、城えりかテノール:城宏憲バリトン:青山貴ピアノ:辻田祐希、中ノ森めぐみビゼー:オペラ『カルメン』ヴェルディ:オペラ『リゴレット』ドニゼッティ:オペラ『ランメルモールのルチア』ヴェルディ:オペラ『アイーダ』入場無料(自由席) (ウェブ予約制)お問い合わせ ヤマノ文化財団***ヤマノ文化財団主催の無料コンサート。日本のオペラ業界のトップの歌手たちが集った。ラインナップは単なる独唱だけではなく、ほぼ重唱で構成されていてとても聴きごたえがある。オペラのシーンをそのまま 4人で工夫をして上演する。重量級の演目が並びお腹いっぱいの豪華さ。ピアノは2台 連弾です。しかもピアノがスタインウェイとベーゼンドルファー・インペリアル!ピアノは総譜から分けて演奏するという徹底ぶり。バリトンの青山貴さんは正月の南大沢のこうもり以来でしょうか?ものすごかったです。やはり彼はヴェルディ・バリトンと呼べる数少ない稀有なお方です。堪能しました。その豊かな響き。本当に世界的歌手と伍すレベルです。しかも彼の声にぴったりの選曲ばかりでした。アモナズロ エンリーコ エスカミーリョテノール城宏憲さんもいつものように俳優レベルの没入ぶり!慟哭の絶唱の数々、すごかったです!エドガルドすばらしかった。ドゥカもラダメスもロドルフォも!贅沢な時間でした。リリコスピントです。びっくりしたのが城えりかさん。今回ソプラノもメゾも歌ったのです。強靭なリリコ・スピントでやはり役に没入した熱唱でした。パワフルで圧倒的な迫力でした。ソプラノ西谷さんはリリック・ソプラノでしょうか。ジルダやルチアなどの難役を美しく演奏しました。数々の名シーンが演じられましたが、アイーダとアモナズロのシーンはマジすごかったです。今回豪華このうえない演奏家陣を集めた、この人とこの人でこのオペラのこのシーンが聴きたい!というオペラマニアの欲望をそのまま叶えてくれたようなこの企画、いったい誰がプロデュースして選曲、構成したの?と考えていました。素人じゃないよねオペラを知ってるプロ中のプロ、いったい誰なのか?関係者の方に僭越ながらうかがってみたところ、やはり!という答えが。ご許可を得まして掲載させていただきます。それによると…「歌手の人選、プログラム構成」は城宏憲さんが担当したとのこと。ただし、選曲に関しては、無料公演なので必ず馴染みある曲を入れることなどが条件だったそうです。<<「キャスティングが全て」そう考える城宏憲。プログラミングにも徹底的に拘る男です。>>これまでも城さんのリサイタルやデュオコンサートを聴くと、彼のプロデューサー的側面をけっこう意識するようになりました。今回もそうだったんですね!興味深いお話をありがとうございました!感謝します。***ビゼー「カルメン」からCARMEN 前奏曲ピアノ連弾♪セギディーリャSéguedille et duoカルメン:城えりかドン・ホセ:城宏憲Près des remparts de Sévilleカルメンだけではなくホセも登場カルメンはソプラノの城えりかさん。カルメンはメゾが歌う役なので確認したところ、えりかさんは以前はメゾだったそうなのです。確かにしっかりした中音域の響きはメゾと言ってもおかしくない。ホセの城さん城宏憲さんのホセは横浜オペラで1回聴いているカルメンに誘惑されていく心の機微が見事に演唱されていて魅了される。縄をほどく演技も細かい。戒めを解かれたカルメンの雄叫び♪闘牛士の歌Votre toast ... je peux vous le rendreエスカミーリョ青山貴さん会場の背後の上手側奥の入り口から入ってきて客席をぐるぐる巡りながら歌う。なかなかステージまで到達しないw。闘牛士の歌はレガートが延々と続く長尺の曲低音への降下がいきなりあり、低い声のポテンシャルがないと厳しい。青山貴さんは既にWotanなどバスバリの役も得意としていてよく響く中低音域を持ち高音域では圧倒的なパワーを放出できるヴェルディ・バリトンの見本のような歌手。彼のエスカミーリョは初めて聴いたのかは判然としないが歌い終わるとブラヴォーが飛び交う名演奏だった。最後のラムールフラスキータ西谷衣代(いよ)さんメルセデス えりかさんあれ一人足りない、どうするの⁉︎と思っていたらかみてから城宏憲さんがファルセットでラムールと歌いながら登場。(ムールは地声)これには吹いた。しかもエスカミーリョの反応が城宏憲さん好き!だったのでますます受けた。最後もエスカミーリョ伸ばす伸ばす!すばらしい。ヴェルディ「リゴレット」からCaro nomeジルダ:西谷衣代Gualtier Maldèカーロノーメはソプラノ西谷衣代さん。西谷衣代さんはリリック・ソプラノHigh Cis HighC High D など出していたと思う。続いてリゴレットの最もおいしい場面女心の歌La donna è mobileドゥカ城宏憲さん軽やかに歌う最後High C四重唱Bella figlia dell'amoreリゴレット:青山貴ジルダ:西谷衣代ドゥカ:城宏憲マッダレーナ:城えりかUn dì, se ben rammentomiからマッダレーナのえりかさんがドゥカ城宏憲さんをあしらうのが面白い。ジルダ西谷衣代さんもすばらしい。リゴレット青山貴さんの重低音が入ってくるとやはり深みと支えができる。青山貴さんのリゴレットもいつかお聴きできると期待している。もちろん既に金沢でやっていらっしゃるようですが。***ここで影の声とMCを兼ねる女性が登場しインタビュータイム。(以下はメモを元に記述)司会:歌ってて緊張しませんか?ちなみに城宏憲さんは全く緊張しないそうなんですけど。(客驚く)(西谷衣代さんに)どうやって緊張をほぐすんですか?西谷衣代 : お客様のために精一杯歌う。Q(プロに進むきっかけは)城宏憲:舞台で緊張しないと言ったんですが、若い時緊張しまくりで舞台上で声が出ないこととかたくさん経て緊張しなくなった。中3の時に応援団をやっていた。人前で大きな声を出すのが好きだった。(合唱の?)先生が僕の声を褒めてくれて自信が持てた。Q 頭が真っ白になるような経験は(?)(設問メモなし)青山:去年3月 日比谷でリハが5時半に終わったら電話がかかってきて今夜7時、サントリーホールでヴェルレク歌ってくださいと言われた。ジーパンで、ジャケットをマネージャーに借りてわけもわからず歌った。(客驚く。)ピアニスト中ノ森さん:2台ピアノの説明)かみてがスタインウェイ、しもてがベーゼンドルファー・インペリアル。これには倍音のために鍵盤が5つ加えられている。(客驚く。)Q 2台で演奏する工夫は?ピアニスト辻田さん:フルスコアを見て音をチョイスしている。ベーゼンドルファーは弦楽器パート スタインウェイは管楽器パートと分けて弾いている。Q 指揮者がいないのだが 6人のコミュニケーションはどうしているのか?城えりか:信号機のない東南アジアの交通量の激しい道を6人で手を繋いで渡る感じ。私は今日内声を歌っている。指揮者がいないと耳が何倍にもなっている。身体表現で合図したり、体を揺らしながら音を聴いている。休憩後、後半ドニゼッティ ルチア第1幕の二重唱ルチア西谷衣代エドガルド城宏憲Lucia, perdonaエドガルドが待ち合わせの場所に現れる。Intendo!ルチアの発言に怒り出すエドガルドM'odi, e trema.モーディ・エ・トレマのマは上げ!さすが城宏憲さん。エドガルドが悲痛な思いを歌い上げる城宏憲さんエドガルドにめちゃめちゃ合ってる!カットありでエドガルドとルチアの二重唱Verranno a te sull'aure I miei sospiri ardentiIo parto.Addio!了第二幕 エンリーコの居城エンリーコとルチアルチアの怒りIl pallor funesto orrendoNobil sposo私には誓った相手が偽の手紙を渡すエンリーコルチアは泣き崩れるエンリーコSe tradirmi tu potrai凄まじい声の迫力、エンリーコ!なんというパワー!最後はエンリーコがDからのG上げ。ルチアも同じ音(?)***最後の作品ヴェルディ「アイーダ」からアイーダ 城えりかラダメス城宏憲アモナズロ 青山貴アイーダはヴェルディの中でも大変パワフルな歌い手が必要なのでこのようなコンサートで披露されることは滅多にない。しかし今日はすごい声の歌手が揃った。まずはピアノ連弾で凱旋行進曲。編曲を自分たちで行ったのであればすごい!個人的にはトランペットのパパパという高音の連続が欲しかった。ナイルの岸辺テーベの神殿の入り口アイーダのもとにアモナズロが忍んで来る。Ciel! mio padre!アモナズロはアイーダにラダメスが率いるエジプト軍の進軍行路を聞き出させようとする。giammai!大声量のアイーダ抵抗するアイーダを罵倒するアモナズロNon sei mia figlia! Dei Faraoni tu sei la schiava!アイーダを床に這わせるアイーダ泣く私は王の奴隷ではありません。まだ娘と呼んでいただけます。アモナズロは娘を助け起こしながらPensa che un popoloここ私の号泣ポイントです。アモナズロは隠れる。そこにラダメスが。Pur ti riveggo, mia dolce Aidaアイーダはつれない素ぶりあなたにできるかしらアムネリスをかわすことがIo vi difendo僕が守るよ無理だわ。どうすれば逃げるのよFuggire!逃げるだって!大声量しかしアイーダの妖艶な誘いに屈したラダメスFuggiamo! ラダメスは軍の進路を喋ってしまう。アモナズロがわいてくる。ナパタだな!お前がアモナズロお前がエチオピア王!茫然と口走るラダメス城宏憲さんの演技がすごい。錯乱しておかしくなっている。俳優・城宏憲きた~~sogno... delirioここで裏切り者!と出てきたアムネリスが西谷衣代さんソプラノだったので驚く。アモナズロとアイーダを逃がすラダメス。神官様Sacerdote, io resto a te.ひざまずくラダメス。大拍手。城宏憲さんトーク:皆様アンサンブルの魅力はいかがでしたでしょうか?ヤマノ文化財団にお礼を申し上げます。アンコールはプッチーニ「ラ・ボエーム」第3幕 幕切れのシーン別れの四重唱ロドルフォ:城宏憲ミミ:西谷衣代マルチェッロ:青山貴ムゼッタ:城えりかDunque è proprio finita?Addio, dolce svegliare alla mattina!濃い四重唱とても難しいシーンです。Rospo !Strega !ムゼッタとマルチェッロの大ゲンカが迫力!罵倒しあいます。ロドルフォとミミはしっとりと歌います。すごい重量級シーンのオンパレード堪能しました。お疲れ様でした!
2019年05月15日
Photo:©Shevaibra, courtesy of the artist今井俊輔・福井由香ジョイントコンサート2019年5月 12日 開場18:00 開演19:00ミュージック・レストラン アルテリーベ 新橋・東京S福井由香 Br今井俊輔 P濱野基行 ***今をときめくバリトン今井俊輔さんと明るく楽しいソプラノ福井由香さんのジョイントコンサート。新橋のアルテリーベで日曜の夜に開催された。数カ月前に設定されていたものが延期になって本日となった。ディナーショー形式でお食事後にがっつり休憩入れて2時間のパフォーマンスを楽しめる。しかも終演後ほぼ客の全員と(?)撮影会。ここまでやるとはさすが純烈 あ、じゃなくて今井俊輔!日本の歌ばっかりだったらどうしようと思っていたが意外にも前半がっつりイタリア歌曲にオペラ 後半は日本歌曲 そして歌謡曲 アンコールでミュージカル ポップスと名曲ばかりを厳選したすばらしいプログラム。しかもオペラはバリトンが主役のRigolettoから!これは大変うれしかった。鬼め悪魔め コルティジャーニ のアリアジルダとの二重唱ピアンジそのまま Si, vendetta と続く。ヴェルディ・バリトンの最高のシーンを丸々やってくれたのです。幸せでした。後半のミュージカル・ナンバーはジャヴェールのスターズを予想していたのですがハズレでジキルとハイドの This is the moment でした。ソプラノ福井由香さんはコロラトゥーラ・ソプラノでしょうか。カーロ・ノーメなどでハイ・ノートも連発していました。高音も出ますが声質がメゾのように陰影のあるお声です。以下はメモを元に記述させていただきます。ドン・ジョヴァンニのお手をどうぞの二重唱を歌いながらお二人が登場。イタリアに二人とも留学していたそうで、そのエピソードも紹介してくれました。バーチョ福井由香 Sop最高音も。ノンターモピウ今井俊輔分厚い声だ!アルテリーベの最後方にいたのだが数メートルのそばにいるように聴こえる。表現力もすごい。リゴレットの曲紹介。今井俊輔「(背を屈めてみせながら)リゴレットは背の曲がった僕の得意なタイプの役です。」(オペラについての解説)カーロ・ノーメ福井由香コロラトゥーラ部分のHigh E(?)も出した。いよいよCortigiani, vil razza dannataA泣きAh! Ebben, piango Marullo... SignorePietà, pietà, Signori高音も決まるジルダが来るParla... siam soliジルダの打ち明け話Ah! piangi, fanciulla, scorrer二重唱レチタティーヴォモンテローネの移送シーンはもちろんカットだがちょうどそこでアルテリーベの支配人が戸口から歩いてきたのでこれは芝居か?とハッとなったが考え過ぎでした(笑)リゴレットの復讐心に火がつく。Sì, vendetta, tremenda vendetta 二重唱ジルダ最高音リゴレット Aに上げか?大拍手!休憩第2部福井由香「私はイタリアに8年いた。ウチでご飯を炊いていたが、炊飯器が売っていないので鍋で炊いていた。」今井俊輔「僕はフライパンでやっていた。」福井由香「どうやって鍋で炊くのかというと はじめチョロチョロ〜今井俊輔「僕はフライパンなので、のるかそるかでした。(笑)(イタリアの米は)粒が大きかった。豚の角煮をイタリアでよく作っていたが、醤油の匂いが臭いからやめろと言われた。歌の留学なのか料理の留学なのかわからなくなる。歌は週に1回レッスン、バカンスに入ると二カ月ない。すると何のレッスンしてるんじゃ!と(笑)。僕の先生は運良く週5、週6の先生だった。日本歌曲1二重唱2行く春Sop独唱蝶々のメロディ3今井俊輔声圧パナイ!レガートがすごい!日本語なので客の集中力も増して聴き入っている。4ふるさとの四季二重唱今井俊輔さん ♪いらかの波 で声を張るすばらしい!バリトンの圧倒的なパワー。??手拍子も促すふるさと は入りが斉唱で音程が高いそして二重唱今井俊輔さんは強音と弱音を駆使して表現力豊かに歌う。歌謡曲パート今井俊輔「次は歌謡曲…日曜ですけど…」というギャグも。TALKSop福井由香さんに令和の目標を聞く。今井俊輔「僕は死ぬ気で前進。退路は絶っている(笑)音楽家あるあるですけど(笑)次は最近ミュージカル化された黒澤明名作の挿入歌バリトン→ソプラノ→ピアノ→二重唱転調しっとり染み入りますね。さらに!令和への改元意識した選曲か。美声表現力しっとりと演奏。アンコールミュージカル My fair lady からI could have danced all night Sop 福井由香英語歌唱明るく軽やかに歌う。客席巡りミュージカル ジキルとハイドからThis is the moment 今井俊輔Br.英語歌唱美声。圧倒的発声クレッシェンド転調し高くなる音程さらにクレッシェンド最後は圧倒的伸ばし。マイクなし歌唱でここまで伸ばせるのはヴェルディバリトンならでは。肺活量パナイ。アンコールの最後はMy Way二重唱そしてまだ終わりじゃない壮大なる撮影会の開始。サイン会ではなく撮影会。キャストは立ちっぱなしで一人一人に丁寧に対応。やっぱり純烈w皆満足して帰途に。お疲れ様でした。純烈はリーダーの強烈な人間力が牽引しているよね。時代は人間力を求めているのか。
2019年05月12日
超豪華男声カルテット ハッピーベアーズw
2019年05月11日
10連休が終わり最初の土日を迎えようやくここで10連休疲れを癒しているwどうして10連休中あんなにしんどくて体調壊す人が多いのかやっとわかった日本人の性分として連休と聞くといっしょけんめリア充しなきゃ!と思っちゃうんだ普通の週末には思わないのにリア充しないと海外旅行している人に対して悔しい!負けた!!と思っちゃうんだツイッターで他人がヨーロッパ劇場めぐりレポートしてるのだけは読みたくないw いいねしたくないwwそれがゆえの阿鼻叫喚地獄日本列島すべてはジェラシーを自分が感じなくてすむようにリア充したい!と焦るからこうなるんだよだから来年からはそれをかわすためにはこうするしかない1行きたくなくても海外旅行に行くw2したくなくても仕事する3リア充なんかに興味ないと自分に言い聞かせるさあ来年もがんばろう!
2019年05月11日
近況 35日間で蝶々夫人4回はさすがに… どんだけ~~!?
2019年05月09日
4月の風景2はぴばサプライズ ~Go Men'sPhoto:©Shevaibra, courtesy of the artist
2019年05月09日
日記詳細昨日のアクセス数トータルのアクセス数2019年05月03日Shinzo Kinen Opera カルメン2393152019年05月02日AHP ファボリータ&ルチア852702019年04月27日藤原歌劇団 蝶々夫人 Day 1203702019年05月01日アルテリーベ新経営7周年記念ガラコンサート162352019年04月29日すみだオペラ アイーダ Day 282552019年04月28日エロディアード Day 263472013年01月10日バリトン千葉裕一さんがイタリア声楽コンコルソでシエナ大賞受賞41462016年06月23日ザルツブルクイースター やっぱりスター!カウフマン二本立て44332018年05月12日東大和市の魔笛・オリジナルの全編コメディに大笑い46202009年04月09日プルースト「失われた時を求めて」4109
2019年05月05日
Photo AlbumPhoto:©Shevaibra, courtesy of the artistプロ声楽家によるオペレッタとミュージカルの調べ演奏家集団「石塚組」定例公演ピアノ: 松岡なぎさ阿部祥子(ソプラノ) 沖藍子(ソプラノ) 小坂梓(ソプラノ) 手老香保里(ソプラノ) 吉川歌穂(ソプラノ) 渡部史子(ソプラノ) 舛田慶子(メゾソプラノ) 石井怜(テノール) 石塚幹信(テノール)内田吉則(テノール) 中川誠宏(テノール) 浅地達也(バリトン) 井出壮志朗(バリトン) 岩田健志(バリトン) 上田隆晴(バリトン) 平岡基(バリトン) 星田裕治(バリトン) 室岡大輝(バリトン)企画構成・制作: 石塚幹信2019年5月5日(日) 13:30開場 14:00開演自由席:3,000円(税込)豊洲シビックセンターホール初めて石塚組を見に行ってきた。オールスターでめっちゃ面白かったです。特に石塚さんと平岡基さんがマツコになって出てきたのがツボでした。開始前に、「写真は禁止しておりませんが、撮影時に音の出る撮影はご遠慮ください、またきれいに撮れた写真のみ、SNS に公開してください」というアナウンスがあり、すでに爆笑でした。あまり日本では上演されないオペレッタから超人気ミュージカルまで面白い演し物がいっぱいでワクワクでした。ウエストサイドストーリーのトゥナイトをジェット団とシャーク団付きでやるというのはステージでは初めて見たので最高でした。歌う背後で両団がどつきあってガンつけあっているのがおもしろくて、爆笑でした。バリトンの井出さんとてもすばらしいバリトンです。ビロードのような声のバリトンでパワーもあり、今後のご活躍が楽しみです。Starsがアメージングでした。またバリトンの岩田健志さんのThis is the moment 最高でした!美声のハイバリトンで、クレッシェンド していく高まり、そしてレガート見事でした。ソプラノの阿部祥子さんがとてもすばらしかったです。***司会(ナビゲーター)の石塚さん。しもてに司会用のスタンドがある。平岡さんがガラーンガラーンと開幕の鈴(?)を鳴らす(笑)「こうもり」から♪乾杯の歌オルロフスキー:舛田アデーレ:阿部祥子アイゼンシュタイン:石塚幹信合唱:全員(?)まず最初から全員が合唱で出てくるのに驚く。選曲がソロ中心ではなく、ソロも重唱もあり、合唱付きの重唱というのを中心に組んでいてこれだとかなり全員でリハをしなくてはいけないので大変だが、音楽的には非常に迫力があってありがたい。石塚さんは美しい声のリリックテノール♪侯爵様、あなたってお方はMein Herr Marquis, ein Mann wie Sieアデーレ:阿部祥子最後の最高音を長く圧倒的に伸ばす。すばらしい!♪泣き泣きお別れ"To part is such sweet sorrow"ロザリンデ:手老香保里ロザリンデうまい!ベナツキー:オペレッタ「白馬亭」の二重唱♪せめて一度でいい、あなたに伝えたいBenatzky "Im weißen Rössl" レオポルド:岩田健志ヨゼファ:吉川歌穂レオポルド岩田さん、芝居心がありすばらしい。ヨゼファ吉川さん、役にあったクラシカルな衣裳で可愛らしく表現する。オッフェンバック『天国と地獄』よりハエの二重唱ユリディス:小坂梓ジュピター:井出壮志朗本当に喜劇そのものの内容。可憐なユリディスにハエになったジュピターがセクハラしまくる。東京二期会でやるときはどう演出するんだろうと心配になった(笑)カールマン「チャールダシュの女王」より三重唱♪ジプシーの調べに耳を澄まそうシルヴァ:渡部史子フェリ:室岡大輝ボニ:中川誠宏楽しく踊る。レハール『メリー・ウィドウ』より♪七重唱行進曲 女だらけのマーチFranz LEHAR - Ach die Weiber aus der Operette "Die lustige Witwe"ダニロ:石塚 幹信ツェータ:井出 壮志朗カスカーダ:内田 吉則サン・ブリオッシュ:岩田 健志ヨン・ブリオッシュ:石井怜クロモウ:上田 隆晴ボグダノヴィッチ:星田 裕治ブリチッチ:浅地達也ニェーグス:平岡 基通常よりだいぶ増えてます。4ブリオッシュ!とニェーグス。楽しい!♪ヴィリアの歌ハンナ:沖藍子さん表現力抜群の沖さん。ソプラノ森 麻季さんに似た声質で非常に高い声。レッジェーロでしょうか。合唱付きのヴィリアの歌はやっぱりいいですね!プッチーニ「つばめ」より♪わたしたちがお近づきになった証に、愛の祝福に乾杯La Rondine(イタリア語歌唱)ルッジェーロ:内田吉則マグダ:阿部祥子プルニエ:石塚幹信リゼット:小坂梓合唱ここまでずっと日本語で、ここだけイタリア語です。内田吉則さんは先日のすみだオペラの「アイーダ」でも屈強な兵士役で出演しているのを拝見しました。スピント気味の強いお声です。マグダの阿部祥子さん、とてもすばらしいです。バーンスタイン「キャンディード」より♪僕たちの畑を耕そうMake our garden grow from Candide(英語歌唱)キャンディード:石塚幹信クネゴンデ:手老香保里全員手老香保里さん、ノーブルなお声です。休憩第二部バーンスタイン「ウエストサイドストーリー」より英語歌唱♪TonightWest Side Story - Tonight Quintet and Chorusトニー:石塚幹信マリア:小坂梓アニタ:舛田慶子リフ:室岡大輝ベルナルド:井出壮志朗ジェット団:上田 隆晴、中川 誠宏、石井 怜、内田 吉則シャーク団:浅地達也、星田 裕治、平岡 基、岩田 健志これが最高でした!完全に『組』でした。♪Americaロサリオ:沖藍子アニタ:舛田慶子女声ほぼ全員これもよかった!『オペラ座の怪人』英語歌唱♪All I ask of youラウル:上田隆晴クリスティーヌ:阿部祥子ラウルの上田隆晴さんは低音部分がよく響く素敵な声。7月にミュージカルに出演されるそうです。『ジキルとハイド』英語歌唱Jekyll and Hyde ♪This is the momentジキル:岩田健志さんすばらしい!高まっていくクレシェンド、完璧なレガート。大拍手。♪In His Eyesエンマ:吉川歌穂ルーシー:阿部祥子素敵でした。クンツェ『エリザベート』よりドイツ語歌唱♪私だけにIch gehöre nur mirエリザベート:手老香保里中音域がすばらしい。ノーブルで気品がある。クンツェ『エリザベート』より"Die Schatten werden länger" von Elisabeth ルドルフ:内田吉則トート:井出壮志朗 クンツェのロック・ミュージカル すごい迫力だった!『レ・ミゼラブル』英語歌唱♪On my ownエポニーヌ:沖藍子すばらしかったです。♪Starsジャベール:井出壮志朗♪One day moreジャン・ヴァルジャン:石塚幹信ジャベール:井出壮志朗マリウス:中川誠宏コゼット:小坂梓エポニーヌ:沖藍子アンジョルラス:内田吉則テナルディエ:平岡基マダム・テナルディエ:手老香保里合唱いや~これはたまりませんね。最高です!アンジョルラスの内田吉則さん、すばらしくパワフルです。マリウス中川誠宏さんもパワフル歌唱。歌心あってすばらしい!楽しかったです!お疲れ様でした。
2019年05月05日
Verdi - Aida from the MetAida.....Anna Netrebko (Soprano) Amneris.....Anita Rachvelishvili (Mezzo-soprano) Radames.....Aleksandrs Antonenko (Tenor) Amonasro.....Quinn Kelsey (Baritone) Ramfis.....Dmitry Belosselskiy (Bass) The King of Egypt.....Ryan Speedo Green (Bass) New York Metropolitan Opera Chorus New York Metropolitan Opera Orchestra Nicola Luisotti (Conductor) (3 hrs., 30 min.)Anna Netrebko sings her first Met AidaOn Stage 2018–19SEP 26日本時間 5日の2時~このシーズンのハイライトを振り返るラジオ放送ベロセルスキーのランフィスを確認したいもう聴いたかなあ?
2019年05月05日
Photo AlbumPhoto:©Shevaibra, courtesy of the artistSHINZO KINEN OPERA Vol.5オペラ「カルメン」/ジョルジュ・ビゼーCarmen/ Georges BIZET全3幕〈フランス語上演(セリフ部分日本語)日本語字幕付き〉日時:2019年5月3日(金・祝“憲法記念日”)17:30開場/18:00開演会場:東大和市市民会館ハミングホール 大ホール料金:2500円(全席自由)指揮:酒井 俊嘉演出:太田 麻衣子台本:大山 大輔振付:間 聖次朗プロデュース:新造 太郎カルメン:鳥木 弥生ドン・ホセ:秋山 和哉エスカミーリョ:大山 大輔ミカエラ:中江 早希スニガ:上間 正之輔モラレス:島田 恭輔ダンカイロ:高橋 駿レメンダード:宮西 一弘フラスキータ:長田 真澄メルセデス:山下 裕賀合唱:GIOVANI MUSICI合唱指揮:島田 恭輔原語指導:盛田麻央児童合唱:SHINZO KINEN KINDER管弦楽:TSオーケストラコンサートマスター:伊藤 太郎コレペティトール:岩上 恵理加、齊藤 真優、寺本 佐和子舞台監督:八木 清市(ニケステージワークス)照明:八木 麻紀(A.S.G)衣裳:AYANOイラストデザイン:bocca顧問:山本 幸正***誰が考えたろうか、カルメンが爆笑喜劇になるなんて!もちろん最後だけは悲劇だったんですけど…。前回の「魔笛」とつながっているミステリーワールドがすごい!知ってる人はデジャヴュに囚われる。H(爆)ミカエラは夜の女王の生まれ変わり魔女(爆)大山大輔さん 天才過ぎます!不条理の笑いがますますすごいです。太田麻衣子演出ももちろんめっちゃコメディー!鳥木氏のカルメンめっちゃ可愛いかった!ものすごく自分に正直なカルメン悪女じゃなくてめっちゃいい人カルメン!注目のドンホセ役の秋山和哉さんすごかったです!美しくもパワフルなリリコスピントでHuge power日本人レベル超えてます。福井敬さんの後継認定!福井敬さんも会場にいらしていました。本当に感動しました。生きててよかった!ご本人にうかがいましたが、ホセの演奏は2回目で、オケ伴でホセを演奏するのは今回が初めてとのこと。また大学公演以外の公演では主役デビューです。おめでとうございます!フラスキータとメルセデスもすばらしい逸材!フラスキータの長田 真澄さん。すばらしいパワフルなソプラノです。キャラクターも最高でした。国立音楽大学大学院修士課程修了演奏でのデズデモーナは忘れられません!メルセデスの山下 裕賀(ひろか)さん。ディープでセクシーな抜群のメゾ声でした。今後のご活躍が楽しみです。もちろん音楽レベルもとても高いです。酒井さんが渾身の牽引でした。テンポ、エネルギー、すばらしい!ミカエラ中江さん瞠目の歌唱でした。美しくパワフルでホントにうまいです。エスカミーリョの大山大輔さん あのびわ湖のダークなアルベリヒから一転、究極のナルシストになりきってました。***毎年完売となる人気シリーズ、今回も早々と完売したため早めに出かけ、開場40分前に現地入り。しかしすでに長蛇の列。すでに100人は並んでいた。最終的に会場の外まで列が続くという盛況ぶり。オペラ公演でかつてこんなことがあったろうか?期待のほどがうかがわれる。しかも客層がいつものオペラファン層(=シニア)ではなく10代~20代が中心なのである。オペラ公演でかつてこんなことがあったろうか?ステージ上奥にオケ。またセットは一つもない。大山大輔×太田麻衣子のシュールな世界にセットはいらないのだ。キャラクターは全員ひねりが加えてあり、本来の出演者に加えて印象的な役が追加されている(マヌエリータとアンドレス、そしてH(爆))。序曲は演奏をしっかり聴かせる。オケはだいぶ奥にいるので音が軽減されている。今回モラレス(島田 恭輔・バリトン)とズニガ(上間 正之輔・バス)はいつもセットになって現れる。上官で威張りくさっているズニガにへつらいまくるモラレスという図式。兵隊たちは噂している、「今度着任した上官は…」「何が?」「ナニガ」「ナニガ」…ズニガだっ!Sur la place Chacun passe, Chacun vient, chacun va駐屯している軍隊の兵士たちは町の人も密輸団も兼ねている。おなじみのメンバー。全員違う演技をしてすごい。全員芝居上手でびっくりだ。ミカエラの登場。お下げ髪に青いドレスの定番スタイル。食べ物の入ったバスケットを抱えている。モラレスが行こう行こうとしていかない。皆にけしかけられる。モラレスはミカエラに近づくととっさにイケメンの男(高橋駿さんか?)を盾にして話しかける。「あらあイケメン」とミカエラが振り向くとモラレスにすりかわっている。がっかりするミカエラ(笑)。ミカエラは幼馴染のドンジョゼに手紙を届けに来た。今はまだ交代の時間ではない。帰ろうとするが兵士たちはミカエラの周りに集まって帰さない。このミカエラは普通のミカエラではない。前回の「魔笛」で不思議な暗黒パワーを持った夜の女王役だった中江さん。その片鱗が…。一瞬のパワーでミカエラは男たち全員をなぎ倒してしまう。その隙に逃げる。男たち「なんだったんだ?今のは」「さあ…」子供たち。衛兵の交代だドンジョゼがかみてから登場。山田健人さん演じる衛兵と交代する。しかし彼は子供たちに銃を奪われてしまう。子供たちは銃で危ない遊びを始める。その後ろでの兵隊たちのリアクションがおもしろい。モラレスがホセに話しかける。「あーそういえば女の子が来たよ」「どんな子?」兵士たちが口々にいろんなことを言うのでホセは???「だれ?」(爆)普通ーだったらC'est Micaëlaなんですけど(笑)街の男(兵隊)たちはタバコ工場の女たちが休憩に出てくるのを待っている。全員チャッカマンを持って!(爆)このチャッカマンでの待ち受けスタイルが全員異なった決めポーズでおもしろい。この演出は決めポーズ必ず出てきます(笑)女たちはその火でタバコを本当にくゆらす。C'est fumée.カルメンが登場。華やかな美しい女性、女性にしてはモデルなみに背が高く際立った派手さ、そして明るさがある。Carmen, sur tes pas, nous nous pressons tousL'amour est un oiseau rebelle 男たちがダイビングしまくる(笑)実は元カレだったアンドレス(山田健人さん)がいて未練たらたら。カルメンに求愛するがカルメンは「あんたにもらったこのでっかいダイヤの指輪、返すわ!」と放り投げる。悲嘆にくれるアンドレス。これもカルメンの恋愛のパターンとして描かれているのでなるほどと納得。ここで(ここだったか?)前回の「魔笛」で「パパゲーノの良心」として登場したH(叡知)がまた登場している。兵士に紛れていて「H」の文字もないものの、ぼーっとした咎めるような表情、これはHだ。今回はズニガの良心として登場しているようだ。前回と同じ加藤隼さんが演じている。ホセはまったくカルメンを見ていない。書類にボールペンで文字を書いている。しかしボールペンを落とす。カルメンは落ちたボールペンを反射的に拾おうとして身を屈め、ホセと手が触れ合う。はっ!見つめ合う二人。カルメンはこの瞬間恋に落ちた。ぽっ。カルメンのこの習性をよく覚えていてください。一人でにやにやしながら顔を赤らめている。今まで強面だった女が一瞬で恋する乙女に変身した瞬間だ。カルメンは胸につけていた花を放り投げる。きゃっ!ホセは侮辱されたと思いながらも拾ってポケットに入れる。全員いなくなりホセ一人。ホセは拾った花の匂いをかぐ。「○×△…!!スパイシー!!」と絶叫(爆)めっちゃウケルミカエラが来る。「女の匂いがする!」ホセは花をポケットにしまう。ミカエラはホセの母親から息子へのキスを伝えるという。ホセはミカエラから母さんからのキスを受けようとしゃがんで待っている唇にキスする気満々だったミカエラは振り向いてがっかり。おでこにキス。Ma mère, je la vois Oui je revois mon village! 二重唱すばらしい!ここは美しいリリックな歌唱のホセ。O souvenirs chéris! ミカエラのバスケットを受け取るが「重(おも!)」どんだけ怪力なんだミカエラ。ミカエラは手紙を渡すが、「読んで、」「いいえ、読まないで!」と何度も繰り返すめっちゃぶりっ子。ホセ「どっち?」その押し問答をオケが全員立ち上がって注視しているはっと彼らに気づいたホセホセ「読むよ。」オケが「あ~そう、」と座る金管が三名まだ立っている。ホセ「読むよ。」金管が座る。ホセ、読む。「ミカエラと結婚!?」「母さん従うよ…」そこで騒ぎが。ここで登場するカルメンの喧嘩相手、マヌエリータ(別部まゆ子さん)がすっごいです。顔に赤い手形(笑)獰猛な怪物のように暴れまくっている(笑)。ズニガが女たちに詰め寄られ、誰か何とかしろ! と命令を下すが誰も従わない(笑)。仕方ないのでホセに命令する。ホセは様子を見にかみてに出て行く。ホセはカルメンを連れてきて調べた罪状を報告ホセ「このスパイシーという女が…」(違(ちが))「いやカルメンという女が…」カルメンがマヌエリータに合図するとマヌエリータは急に機嫌を直して女たちと出て行く。これもマジック・パワー?カルメンを訊問するスニガTra la la la la la la laカルメンは答えず、歌いだす。「そうかそのつもりなら…」カルメンを収監することにして、見張るようにホセに命じて出て行くホセは縄でカルメンを縛ろうとするカルメン「下手ね、私がやったげようか?」ホセ「お願いします」(笑)ホセはできるだけ長く結んでカルメンと距離を取ろうとする。手前の自分の椅子に座ったカルメンに「そっち!」向こうの椅子に座らせるしかし近い椅子を舞台中央に持って行き座らせるカルメンが歌いだすPrès des remparts de Séville歌いながら縄でホセをぐるぐる巻きにする。Mon officier n'est pas un capitaine, Pas même un lieutenant, Il n'est que brigadierカルメンの歌に心乱されてしまったホセAh! Si je t'aime, Carmen, Carmen tu m'aimeras縄を解くそこにズニガが戻ってくるカルメンはホセを突き飛ばし、客席に降りて逃げるホセは捕えられるが酔ったような笑いを浮かべた表情第1幕了そのまま第2幕へリーリャス・パスティアの酒場客席の通路をうろうろするズニガとモラレスのコンビ。ズニガはモラレスに帰れ!と怒鳴っている。舞台上中央にフラスキータとメルセデスが登場。フラスキータが最初歌いだすLes tringles des sistres tintaient すばらしいパワー!ド迫力ソプラノ。そしてメルセデスすばらしく陰影のあるメゾだ!いつの間にかしもて手前にカルメンも来ていて歌う三人で歌うLa danse au chant se mariait D'abord indécise et timide. Plus vive ensuite et plus rapide, Cela montait, montait, montait!迫力!かっこいい!ここでの女たちのダンスがすごい!昨年のオタゲイダンスを彷彿とさせるかっこよさ。酒場の主人、リーリャス・パスティアは先ほどの「H」加藤隼さん。Vivat! Vivat Escamillo! 花形スターの闘牛士、エスカミーヨの到着を告げる人々。エスカミーヨが颯爽と登場Votre toast, je peux vous le rendre女性たちが群がり全員気絶するこのエスカミーヨはものすごく自己顕示欲が強くてナルシスト。女性にキャーキャー言われるのが命。そのためには何でもする。「オ・レ!(俺)」が合言葉(爆)常に大山大輔さんの台本にはキーワードがあるんです。カルメンはそんなエスカミーヨを「バカなの?」と横目で見ている「お名前は?」「カルメン、でもカルメンシータでも、ご自由に!」エスカミーヨの求愛にも「はあ!?(怒)」という感じ。カルメンの頭の中には今はホセのことしかないのだ。閉店後に集合した密輸団の仲間ダンカイロ、レメンダード、フラスキータ、メルセデス。フラスキータはプレイボーイのダンカイロ(高橋 駿さん)に「女の匂いがする!」レメンダード(宮西 一弘さん)に「あんたにはしねえ!」(爆)Quand il s'agit de tromperie, De duperie, de volerieすばらしいアンサンブル!Voyonsと連呼するとこで全員ジャンプ(笑)彼らは次の仕事にカルメンを誘うがカルメンは新しい恋に忙しいカルメンは「ホ♥セ」とピンクで刺繍した横断幕を取り出して広げる(笑)。ファンクラブかい!Dragon d'Almanza!ホセの歌うアルカラの竜騎兵が聴こえてくるかっこいいです!「来たわ!」カルメンの顔が輝く。仲間たちはお邪魔虫ねといなくなるホセとカルメンホセが「お腹すいちゃった」カルメンはホセの空腹を満たしたいという願いを完全無視。カスタネットを取り出し踊りだす。La la la la la la la la la la la laトランペットの帰営ラッパが聞こえてくる「待ってくれ、カルメン」「帰らないと」カルメンは激怒する「とっとと帰りな」Je souffre de partir ... car jamais, Jamais femme「オレだってつらいんだ」「話を聞くんだ!」ついに来た、花の歌。ホセはしもてに立つ。La fleur que tu m'avais jetée,ものすごい緊張感の中、せつせつと歌うホセ。ホセはもうどんどんパワーアップして超デカ声に移行しているEt j'étais une chose à toi. 最後の難しい高音への上げもすべて胸声!キタ~~!すばらしい!Carmen, je t'aime!入り込んだ表情。もうホセに入り込んでいる秋山さん!喧嘩「おい、おい!」スニガが戻ってくる「おやおや」ホセを見て侮蔑する上官のスニガ。ここで胸バンバンガチムチ対決(前回の魔笛の続き(笑))これはもう爆笑しかないっしょ!緊張の頂点でこれですから。人々が来てズニガを拘束する。ダンカイロはズニガを刺し殺す(まね)種明かしにまた(笑)合唱死んだと思い込んで気絶していたズニガが目を覚ます第2幕了。ここで休憩。第3幕山の中。密輸団のアジト軍隊を脱走し、密輸団に心ならずも入ってしまったホセ。表情は浮かない。カルメンとの仲はもう冷えている。カルメンと少しでも話している男がいると近寄っていて引き剥がす。ダンカイロはホセに頭を冷やせ!というしぐさ。ここでも不条理な笑いが。ステージの中央にピンスポが当たっており、なぜかそこを通るとけつまずく(笑)。まさにミステリー・スポット。合唱すばらしい!かみてのホセと宮西さんのレメンダードのテノール声がひときわ響く。ダンカイロはホセに告げる。「お前は見張りだ。」フラスキータとメルセデスのカード占い。すばらしい!カルメンが現れ、自分も占う。カルメンのカードは「死」しか出ない。ここで頼りない道案内(加藤隼さん、何役やってる?)がミカエラを連れてくる。「道間違えちゃって…」と堂々と開き直る。ミカエラ一人。いよいよです。ミカエラのアリアJe dis que rien ne m'épouvanteすばらしい!美しくよく伸びる声どこまでも美しく感情が乗っているまさに世界レベルProtégez-moi! Seigneur!発砲ミカエラはかみて側の客席へ下りる階段のあたりに隠れるだれ?オ・レ!だれ?オ・レ!もう笑うしかないっしょ。エスカミーヨが来る。ホセがエスカミーヨと握手する。しかしエスカミーヨがカルメンを追ってきたと聞くと表情が一変する。Carmen!ここの二重唱も夢のようにすばらしい!戦いはやはりギャグ満載エスカミーヨはナイフを落とす。人々が止めに入るエスカミーヨは床に寝そべりながら。「うれしいよカルメン」カルメンは「はあ!?」という表情「君たちを闘牛に招待しよう」しかし落としたナイフを拾おうとするカルメン、エスカミーヨと手が触れる。その瞬間バッキューーーン(笑)また恋に落ちちゃったんですね。カルメン、わかりやす過ぎ。(爆)乙女のように恥じらいを浮かべたもじもじした表情。ホセのときと同じだ。カルメンは恋愛スイッチってのがあるんですね落としたものを拾うときに触れ合う手これってボエームじゃん(爆)エスカミーヨが去るホセのことをすっかり忘れてぽわわんとしているカルメンの後ろでフラスキータとメルセデスがあの「ホ♥セ」と刺繍した横断幕を広げている。振り返ったカルメンはびっくりしてそそくさとその布をしまう(笑)。ミカエラが見つかってしまう。「ミカエラ!」「お母様があなたを待ってるの。泣いているの。ホセいっしょに帰って!」驚いたことにカルメンは話にほだされて同情する表情になっている。なんていい人なんだ!行ったほうがいいわホセはおかしくなり始めていて絶叫する。Non, non, non je ne partirai pas!いやだ、絶対帰らないぞ!ものすごい歌唱!そう、ホセはこれですよ!ミカエラも負けてないまだ言わせて最後に!すごい!お母様は危篤なのあなたを許してから死にたいってホセの表情が変わるホセはミカエラの手を引いて去るそでからエスカミーヨの歌う声が聴こえてくる。カルメンがまた夢みる乙女の表情になるカルメンの恋は誰にも止められない。第4幕闘牛場の前の広場物売りたちが盛んにいろんなものを売っているA deux cuartosズニガがミカエラと腕を組んで現れ、ミカエラがオレンジを買う。紙袋をズニガに渡すと「重(おも!)」どんだけ怪力なんだミカエラ!いよいよ闘牛したちの登場!…ですが。やはりここでももう笑うしかない展開が…!Les voici! les voici! Voici la quadrille!カドリーユの登場シーンでなんともうエスカミーヨが堂々と行進!真似するズニガに民衆は「消えろ!」と歌うSaluons les hardis chulosまたエスカミーヨ行進Voici les banderilleros!またまたエスカミーヨ行進何度か出てきては戻ってはまた歩いていくという繰り返し本人もこれで6度目、というゼスチャー(爆)L'Espada! L'Espada!いよいよエスパーダ、エスカミーヨの本来の登場シーンしかし注目!すでにここで荒んだ姿のホセが登場しもてがわの客席に下りる階段の横にうずくまっている。Bravo! Viva! Bravo! Bravo!エスカミーヨとカルメンSi tu m'aimes, Carmen愛を囁く二人の会話をホセはすぐ真下で聞いているのだ。表情はうつろだ。エスカミーヨは闘牛場に向かうぽわわんとしているカルメンにフラスキータとメルセデスが警告するこれがまたしつこい。Prends garde!気をつけてね!何回やった?そのたびに大丈夫よと応えるカルメンいよいよ来ました最終シーン!C'est toi?C'est moiホセは立ち上がり優しく歌う。Je ne menace pas, j'implore, je supplieちょっと呆けたようにすでにおかしくなっているホセ過去のことは忘れて、やり直そうカルメンは理性的に拒絶するEntre nous tout est finiあんたとはもう終わったのよホセは悲痛に歌うCarmen, Il en est temps encoreお前を殺したくないカルメン殺すつもりなの?Non! Non! Non! Je ne céderai pasCarmen, Il en est temps encoreカルメンTu n'obtiendras rien de moi!ホセEt me sauver avec toi!ホセTu ne m'aimes donc plus?じゃあもう俺を愛してないのか?カルメンNon, je ne t'aime plusそう。愛してないの。ホセ俺はまだ愛しているんだホセ激しくEh bienAh! Ne me quitte pas, Carmen捨てないでくれ、カルメンカルメンLibre elle est née Et libre elle mourra闘牛場の歓声カルメンの表情が変わるどこに行くホセはカルメンのドレスの裾をつかむ放してだめだいやよあいつのとこに行くのか?好きなのか?そうよ je l'aime!愛してるの再び歓声ホセの絶叫Ainsi, le salut de mon âmeおまえのせいで俺は破滅だ Jamais!Eh bien! Frappe-moi donc Ou laisse-moi passer.じゃ刺せば?さもなきゃ行かせてホセPour la dernière fois, démonカルメンは指輪を抜き取り投げ返す指輪はホセの足元に転がるホセはカルメンに抱きつくそして腹を刺すカルメンが倒れるカルメンはかみてで死んでいるホセは中央に立ったまま。闘牛場から熱狂して出てきた群集が次々にホセにぶつかっていく。ホセは叫ぶが誰も気づかないVous pouvez m'arrêter C'est moi qui l'ai tuée立ち尽くすホセ、カルメンに駆け寄りもせず呆然と。Ah! Carmen! Ma Carmen adorée!全幕了でもこれで終わりではありません。あんなに入り込んでいた二人ですがカーテンコールでは無邪気に踊りますそうです、オタゲイ?ダンスの復活です。ものすごい身軽な振り付けの方のダンスにも瞠目でした。ぜひぜひこのダンスだけ動画にして流して欲しいです!来年も期待しています。おつかれさまでした!
2019年05月03日
Photo AlbumPhoto:©Shevaibra, courtesy of the artistAHP-81 シルエットオペラシリーズ「ルチア」「ファヴォリータ」ハイライト2019年5月2日(木・祝) 18:30開演 すみだトリフォニー小ホール 「ランメルモールのルチア」 ルチア福士紗希 エドガルド小野裕正 エンリーコ栗原剛 アルトゥーロ稲垣啓輔ライモンド高橋雄一郎アリサ児玉真理子 「ラ・ファヴォリータ」レオノーラ松原広美フェルナンド渡辺文智アルフォンソ飯塚学 バルダッサーレ志村文彦 イネス中村彩乃 ガスパロ稲垣啓輔 ピアノ: 芦沢真理ナレーション: 林亘子演出・構成: 小迫良成音楽スタッフ: 高島登美枝運営スタッフ: 高島登美枝、石塚幹信、本村より ***錦糸町のダブルビル超ヘビー級だった!特に後半のラ・ファボリータレオノーラの松原さん強力な声でほとんどワグネリアンシンガーかヴェルディ歌いっぽかった。日本人離れしていてめっちゃパワフルで気持ちいい。アルフォンソのバリトン 飯塚学さんがすっばらしかった!全てが見事で聞き惚れた。バルタッザールの志村さんも超強力バルタッザールはバスでも苦労する低音がすごいので迫力だった。フェルナンドの渡辺さんはリリコ・レッジェーロ ・テノールで美しく歌った。前半のルチアは福士さんが圧倒的にすばらしかった。超難役ルチアを抜粋とは言え短時間で完璧に歌って見事だった。バスの高橋さんが本当のプロフォンドなバス声だった。
2019年05月02日
Photo AlbumPhoto:©Shevaibra, courtesy of the artistアルテリーベ新経営7周年記念ガラコンサート2019年5月1日開場18:00 食事18:30 開演19:00東京・新橋・ミュージックレストラン アルテリーベ楠野麻衣 Sop.別府美沙子 Sop.又吉秀樹 T大石洋史 Br.P:比留間千里***令和元年初日という記念すべき日、アルテリーベ新経営7周年記念ガラコンサート強力メンバーが揃った。平成の爆笑王 又吉秀樹さん 令和になっても爆笑王だった🤣出てくるだけで笑いがとれる愛され男最後まで盛り上げました。イタリア留学中なのでこれを逃すといつお聴きできるかわからないので貴重でした。また美しいハイバリの美声を轟かせたオーちゃんこと大石洋史さん藤原本公演で歌うベルコーレのヴェンティ・スクーディを一足早く披露してくれました。コミカルもあり表現力豊かなザザもすばらしかったです。楠野麻衣さん と別府美沙子さんは二人ともハイ・ソプラノHigh D High F High Esなどを出しまくる瞠目の歌唱だった。何よりオペラ大好きなお客様が多数いらして楽しかったです。選曲がいわゆるガラの定番ソングではなく、本当にレアな技巧に富んだ名曲揃いで堪能させていただきました。***以下はメモを元に記述。1ヴェルディ「乾杯の歌」全員まずは自己紹介。出身地など。2ドナウディ♪ああ愛する人のDonaudy : O del mio amato ben又吉秀樹僕は愛する人を永遠に失った…感情をこめて歌う。久々の「又吉節」甘い裏声も堪能!これが大好き!テノールの代名詞ですよね。先日のヴェルディでは封印していました。3ベッリーニ「清教徒」より♪あなたの優しい声がBellini : Qui la voce sua soave別府美沙子いきなりの難曲!ハイソプラノなのに声があります!High Cis, High Es あたりを出していました。***楠野さんトーク:私と別府さんはソプラノの中でも近い声種(コロラトゥーラ・ソプラノ)です。先日の魔笛で夜の女王のアリアを歌いました。(High Fのあるコロラトゥーラ・ソプラノしか歌えない難曲)スザンナは中低音域が中心で、私にとっては難しい。4モーツァルト「フィガロの結婚」より伯爵とスザンナのデュエット♪ひどいぞどうしてじらしたんだMozart : Nozze di FigaroCrudel! Perché finoraCrudel! Perché finorafarmi languir così?SUSANNASignor, la donna ognoratempo ha dir di sì.楠野さん、すばらしいお声です。透き通るようなそれでいて強靭な美しい声。スープレットの声ではなくノーブルな気品がある。ハイバリの大石さんはコンテにぴったり。5モーツァルト「劇場支配人」からソプラノ、ソプラノ、テノールの三重唱楠野麻衣 Sop.別府美沙子 Sop.又吉秀樹 T又吉:安心してください。日本語で歌いますから(笑)私がプリマよ!と言い張って喧嘩するソプラノ二人を「二人ともすばらしいよ!静かにしておくれ」といさめようとするテノール。とても愉快なコミカルな曲。ところがテノールがディミヌエンド、ピアノ、最後はPianissimo!と大声でどなってしまうというおもしろいオチ。さすがこういうのを演出してくるところが独特の又吉ギャグワールド。又吉さんはどうしてもおもしろソングを選びがち。なかなかレアなモノが聴けて楽しかったです。ここで休憩後半後半がますますすごくなります!6マスネ「マノン」から二重唱Massenet : Manon ; "Toi! Vous!"別府美沙子 Sop.又吉秀樹 Tこれが真打!すばらしい~!これがここで聴けるとはなんという幸せ。圧倒的な歌唱。又吉秀樹の真骨頂、ロミジュリの神歌唱が甦るデ・グリューの有名なアリアAh! fuyez, douce imageではなくわざわざ二重唱を配してくるあたりが又吉さんのオペラへの意気込みと熱意を感じて好きです。Ah! perfide! perfide!N'est-ce plus ma main que cette main presse? N'est-ce plus ma voix? 妖艶に迫るマノン!N'est-ce plus ma voix? n'est-ce plus Manon! ついに落ちてしまうデ・グリュー。Enfin!Je t'aime!又吉さん、最後はBに上げました!大喝采!7レオンカヴァッロ「ザザ」Zazà, piccola zingara. Zazà. Leoncavallo大石洋史 Br.大石さんによると、この楽曲はテノールに近い音域をバリトンが歌わなくてはいけないのでなかなか歌われる機会がないのですが、今回はチャレンジしてみたい、とのこと。大石さん、瞠目の熱唱でした。感情が声に乗っていて、すばらしい!8ロッシーニ「ランスへの旅」からフォルヴィル夫人のアリア♪私出発したいのPartir, o ciel, desio - Viaggio a Reims - Rossini 楠野麻衣High D, コロラトゥーラの妙技、High E?すばらしい空中戦!瞠目でした!9ドニゼッティ「愛の妙薬」から♪20スクーディでL'Elisir d'amore "Venti Scudi" Act II Scene I Gaetano Donizettiネモリーノ:又吉秀樹ベルコーレ:大石洋史 Br.楽しみすぎる二重唱!大石さんは藤原本公演でベルコーレを今年歌いますが又吉さんのネモリーノ全曲もそのうち聴きたいものです。又吉さんのVenti scudiは2018年の大雪の日、ウィスタリア「The Opera」コンサートで聴いております。今回も演劇的で客は笑いっぱなしの演奏でした。サインしろ!と書類を出されるが字が読めないので???というリアクション(爆)大石ベルコーレがクローチェ(ばつ)でいいよ!と言うとクローチェ?とそれすらわからず大石ベルコーレもさらなるアドリブを迫られる展開(爆)ほんとに要注意テノールですね。舞台上でのアドリブ合戦きっと大沼×又吉だとはちゃめちゃになるでしょうね10アンコール1曲目レハール「メリーウイドウ」から♪唇は黙しLippen Schweigen von F.Lehár全員日本語歌唱です。ここも楽しいアドリブがあります。11アンコール2曲目ここで長い相談があります(笑)O sole mio二巡目の歌唱で又吉がお約束の装飾音入れの伸ばしまくりの大サービス!ものすごいです。スーパーテノールぶりを見せつけました!本当に皆さんのすばらしい演奏に大感動でした。お疲れ様でした。
2019年05月01日
5/01のアクセス数24724/30)のアクセス数 1825 04/29)のアクセス数 15714/28)のアクセス数 15104/27)のアクセス数 14834/26)のアクセス数 14374/25)のアクセス数 1423 トータルのアクセス数3744104
2019年05月01日
表紙用4月の風景Madama Butterfly, FujiwaraPhoto:©Shevaibra, courtesy of the artist
2019年05月01日
全30件 (30件中 1-30件目)
1