躰道∞(無限)
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基本的な時間割を崩さないように心がけて稽古していました。 七時から十分までランニング。五分間のストレッチ。整列。五条訓。勢命の法形。七時半ころから構え、五技の基本。八時から五分間休憩。休憩時間を利用し、プロテクター装着し、実戦(団体実戦重視)。同時に後ろのコートで個人法形。八時半頃から団法、展開という割りふり。 その日によって八時五分から団法であったり、展開であったりもしますが、むらなくそれぞれ稽古をおこなっております。 伝説の漁師さんのご要望に応えて筆をとった今回の更新ですので、深いところは予想で解釈ねがいます。私の目から見た最近の会員は構え、基本技の稽古に集中力を感じ取れます。動体視力と思考力を養う狙いの基本技を行いました。まず始めに公民館のステージほどの高さに立ち、肩の高さからボールを落とします。子供たちにはボールが手から離れたのを見てとり、起発する。そしてボールが床に落ちる音と技の極めの瞬間の速さを勝負させました。成果はすぐに上がりますが、速さに気をとられ技の形が崩れるのが目に見えてきました。そこで、約十五人から五人ほどトップレベルの速さをもつ者を選び、そのほかの者が審査をし、ナンバーワンを競わせました。一人ずつ抜けていくにつれ僅差の判定です。そこで、皆に重要性を気づかせるためにも、構えと動攻五戒の正確性を判定材料に加えました。そうした意味で、会員に「どちらが速い?」と聞かず、「どちらの勝ちだ」という聞き方をすると、速さよりも基導線に順従で正確であるほうの評価を選ぶ者も少なくはありませんでした。こういった真剣は判断は思考力の積み重ねというふうに捉えることができました。以前までのボールで遊びながら体力作りではなく、目と聴力を使って、相手がいるにもかかわらず、自分の五感でもって闘う喜びを無意識のうちに持てる者がでてきたように思いました。相手を意識するが、それに惑わされることなく自分の能力を発揮するというのが、法形、実戦ではなく基本でもって表現されたこちらは言葉にできないものがございました。 この稽古は三回に分けて行い、二回目になると、ボールが手から離れる前、つまるところボールが動きだすと反応のよい会員は起発し始めます。明らかにボールの着地よりも極めが優っていました。本人等はそこまで気づいた様子もなかったと言うこともあり、このことに運足を加えることにしました。反応のよくなった分を差し引いたとしても、交足からの技が音に負けることはありませんでした。運足により技に勢いがついていました。 三日目には正面に一人を立たせ、相克の法則を用いた稽古方法に応用させました。ボールの代わりに正面の会員が五技をランダムにくりだします。それに対し、優位に立てる技を直視判断でもって選択し整列する側の会員が制しようと技をくりだします。例えば旋技の起発に対しては捻の技で対応、捻に対しては運の飛燕などというようにです。ただ、整列する側はまともな対応はしきれませんでした。これは一日目のままだったからです。二日目にやった稽古を思い出すようにいうと前列に並ぶ上階クラスが答えを導き出し、運側で角度をかえ、同時にその最中に技の選択という思考を行えていました。 動体視力や反射神経を向上させ、これまでに突拍子のないことと捉えられていたことをクリアできる基礎能力をあげていくきっかけを、と思い実施してみました。 団体は法形も展開も見てのお楽しみということもありますが、思考と誘導の戦いと言ったところでしょうか。今回の団体では、勝つことより、個人個人の基礎能力をアップすることを意識づけました。昆虫の形態変化のように筋力アップと個人の向上心を求め、本人がそのことで自信を持つことで空を回転することも浮遊することもできてくると信じています。各個人の能力に合わせて稽古する家庭教師のようなことは道場ではできないので、心を一つにし、各個人が課題をクリアしていくことを基本としB&Gを目指したつもりです。土曜の壮行式には納得のものをみせてくれ当日は感動を我々に与えてくれることと信じています。 ほとんど私一人で道場をやっていく状態だったので、悪く言うと子も父兄もルールでがんじがらめにし、統一性を保ち稽古を行ってきました。 文章では表しつくせないこともありますが、また道場でアドバイス願います。
2007年03月14日
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