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ついにこの日を迎えました。
前期一緒に見に行った友達は、別の高校を受験したので
今日は一人で見に行きます。
合否は半々という感じなので、本人も結果を見るのが少し怖いのか
なかなか起きてこないし、
朝食を食べながら、夕べ録画したTVを見たりしてて
なかなか出かけようとしません。
まあ、結果を見て、11時までに登校すればよいのですから
急ぐ必要もないわけですが・・・
子供がようやく出かけてからは
私はまた前期と同様、電話がかかってきたときに
子供にかけるの言葉のシミュレーションです。
受かってたら・・・、だめだったら・・・。
そうこうしているうちに電話が鳴りました
「もしもし、あったよ」
「ほんとに?ほんとに?!」
割と冷静な声に、信じられずに何度も聞いてしまいました。
私の携帯を持たせていたので
「携帯のカメラで写真を撮ってきたら?」と言うと
「それが、なんかズームがうまくできなくて」
「3メガならできると思うよ・・・」とか言ってたらぶちっと切られてしまいました。
周りには合流した友達たちもいたようで、がやがやしてました。
なんだよ~と思ったのですが
それから涙がどっと出てきてしまいました
夏ごろには思ってもいなかった高校を受験することにしてしまい
ほぼ想定通りの前期不合格。
志望校を変更するかと思っていたのに、変えずに後期受験。
わりと得点できたと思ったのも束の間、
今年はボーダーが上がりそうだとの噂におびえた1週間。
ほぼ私立を覚悟してました。
前期不合格の後、何度志望校を変更させようと思ったことでしょう。
それが、本人が決めたとおりに合格できたなんて・・・!
子供の希望を尊重して良かったと思いました。
自分の事じゃないのに、嬉しくてこんなに泣いたのは初めてかもしれません
それにしても長かったです。
上の子の時は公立の日程がもっと早かったし、特色化選抜(前期)で合格したので
1/17の私立に始まり、2/12で終わってたのです。
それが今回は1/18に始まり、今日まで約2か月。
ほんとに疲れました
公立は前期で定員の60%以上が合格になるのですが
子供の周りは私立に決めた子は少なかったし、
後期組が半分以上だったし、塾にも行ったことで、
受験モードを続けていけたのだと思います。
もし周りがほとんど合格して、うかれていたらきつかったことでしょう。
担任の先生が「受験は団体戦」とおっしゃってましたが
本当にそうですね。
学校でのんびりしてきたようで、家に帰ってきたのは2時近くでした。
私はひとしきり泣いたせいで、なんだかもう落ち着いてしまっていたし
子供は「なんだか信じられない」とこちらも落ち着いていたので
感動の対面にはなりませんでした
それから塾の卒業式があるので、私も一緒に先生方にごあいさつに行きました。
塾とは半年ほどのお付き合い(正会員は2か月だけ)でしたが
後から入ったうちの子たちのために補習をしていただいたり、
ほんとにお世話になりました。
塾なしで通せなかったのは少し悔しいですが
やはり塾に行っていなかったら、もともとの志望校よりも難しいこの高校には
合格できなかったでしょう。
塾に「そそのかされた」感もありますが
同じ高校に進む友達も多いので、よかったのかな、と思います。
しかし今回1番受験をささえたのは、
もしかしたら上の子への対抗心なのかもしれません。
私は同じ中学校の友達たちや、塾で再会した小学校の時の友達に負けたくないとか
部活の1つ上の先輩が優秀だったので、その先輩たちに負けたくないとか
そんな気持ちからだと思っていたのです。
それが昨日会った友達のお母さんから、
うちの子が、上の子に負けたくないという話をすごくしてる、と聞いたのです。
最初に受かった私立は、上の子も受かっているので引き分け、
3校目の私立は上の子は特待をもらいましたが、下の子は特待ではなかったので負け、
だから最終的にこの高校に受かれば上の子に勝てる、と言ってたというのです。
まさかそんなことで・・・と思ったのですが
今日、家族揃って夕食の時、「勝った」という言葉が出たので、
やはりそうだったのか、と少しショックでした
比べることなく育ててきたつもりでも、無意識に比べてしまう事があったのでしょう。
今回それがプラスの結果をもたらしたのでよかったのですが
もし、不合格だったら、下の子はさらに傷ついてしまったのかもしれません。
きょうだいって難しいです
何はともあれ、本当にホッとしました。
お祝いに華やかなフルーツタルトを買ってきました。
最後になりましたが、応援してくださったみなさん、どうもありがとうございました。
まだ決まっていない方には、ごめんなさい。みなさんにもよい春が来ますように