PR
カレンダー
コメント新着
キーワードサーチ
サイド自由欄
国公立後期試験の発表の日、本人は前夜から日帰りスキーに行ってましたが、
朝、メールで「受験番号は?」と聞いてきました。
前はそこは行きたくないと言っていたのに、 この期に及ぶとやはり気になるのでしょう。
それにしても、やっぱり控えて行かなかったのね…
夫も出勤前に珍しく「受験番号わかる?」と聞いてきました。
私は携帯からは結果を見れそうにないので、仕事から帰ってから確認しようと思っていました。
この日も仕事は忙しく、結果を気にしてもやもやする暇もほとんど無く過ごしました。
やっと仕事が終わり、家のPCで結果を確認するまでの時間が一番胃が痛い時間でした
99%無理とは思っていても、もしかしてもしかしたら…と思ってしまう自分。
これまでの受験でも最後の最後で…ってこともあったし…。
でも子供からも夫からも連絡がないという事は、やっぱり…。
合格発表の画面にはほんとに少数の受験番号が表示されていました。
子供の番号がないことはすぐにわかりました
とりあえず実家に電話で報告すると「〇大(私立)だね」と当然のように言います。
折に触れ手紙を送ってくれる父が、またお祝いの手紙を送るというので、
「まだわからないからちょっと待って」と言うと、驚いて、
浪人は大変なんだから〇大に行くように仕向けろ、というようなことを言うのです。
もちろん入学金は払ったし、浪人が大変なのは聞いているけれど
これまでの様子を見ていると、とても喜んで〇大に行くような感じではありません。
父は大いに不満で心配なようでしたが、
やはり本人の気持ちをもう一度しっかり確認し、尊重しなくてはいけないと思ったのです。
帰宅した夫に「もし〇大行かないって言ったらどうする?」と聞くと
「行かないわけないだろう。入学金も払ったんだし。」と言います。
こちらもびっくりしたようでした。
夜遅く帰宅した子供。
「確認したの?」
「うん」
「残念だったね…。〇大に行く?」
「…う~ん…。いつまでだっけ?」
やっぱり…と思いました。
「まさか仮面浪人とか考えてないよね。そんなことするなら、初めからちゃんと浪人しなさいよ。」
「そんなことするなら院試でするよ」
私自身も〇大に行ってほしい気持ちと、
やる気があるなら、もう一度当初の第1志望校にチャレンジしてもいいのでは…
という気持ちとで揺れていました。
〇大は入ってからも結構大変と聞いています。
中途半端な気持ちで入って、ちゃんとやっていけるのだろうかと心配になります。
一方浪人するとしたら、予備校に行くと言うんだろうか…、
そんなことなら現役の時に予備校に行かせていればよかったのか…。
自宅でやるとしたら、あの夜型生活がまた始まるんだろうか…。
浪人して、またダメだったらどうするんだろう…。
第1志望が不合格だった時よりあれこれ考えてしまいました
私でさえこんなに迷うんだから、
子供は出願の時同様、ギリギリまで迷うんだろうな…と覚悟しました。
ところが翌日の夜、着れなくなった服を整理していた子供が何気なく言ったのです。
「 大学生になるのに 、着れる服が全然ないよ」
そっか…、決めたんだね…
お疲れ様。
おそくなったけど、合格おめでとう