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★★+鑑賞No:02026製作:2010年監督:ポール・W・S・アンダーソン出演:ミラ・ジョヴォヴィッチ/アリ・ラーター東京からT-ウィルスの感染が始まり、4年後、世界は滅亡の危機にあった。唯一、T-ウィルスの取り込みに成功し、強靭なパワーとスピードを身につけていたアリスだが、彼女のDNAを利用してクローンをアンブレラ社は生産していた。アリスはそのクローン隊を奪い、アンブレラ本社を急襲するが、本社は爆破され、クローン隊は全滅、アリスも身につけていた能力を失ってしまう・・・。映像的には進化しているが、内容的にはだんだん陳腐化しているというか、続編を作っている意味がよく見えない。もはや単なるゾンビとの格闘映画というだけであり、それ以外の面白さが見出せなくなっている。さらに続編を作るようだが、もはや???。冒頭、東京が舞台になっているが、ストーリー上、東京である重要性はまったくなく、どこでもいい感じで、こちらも興行上の日本に対する配慮としか思えない。単純明快な人気シリーズだが、宣伝の割には内容が伴わない作品。
2011年01月30日
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★★★鑑賞No:02030製作:2010年監督:吉田大八出演:菅野美穂/小池栄子/池脇千鶴/夏木マリ 海辺の町にある唯一の美容室「パーマネント野ばら」。町の女たちはこの店に来ては、恋の話で盛り上がっている。なおこは、この店を経営するまさ子の娘だが、離婚して一人娘のももを連れて出戻っており、まさ子と一緒に店を切り盛りしていた。まさ子の夫は他の女の家に入り浸っており、フィリピンパブを経営する友人みっちゃんの夫は店の女の子と浮気をしているなど、周りは男女関係にまつわる問題がいろいろあり・・・・。これもまったり系の邦画かと思いきや、ちょっと違った雰囲気の映画。何の特徴もない田舎町の美容室が舞台だが、美容室そのものには特に意味はなく、女性たちが日常集まる社交場の象徴といった場所で、昔なら井戸端でいい感じ。よって女性が主役で、女性目線の映画だが、出てくる女性はことごとく男性運のない不幸な女性ばかりなので、観ていて気が沈む。唯一、主人公のなおこは離婚して出戻っているとはいえ、不幸な友人を慰める役どころで、なおかつ江口洋介演じる男性との恋愛もうまくいている感じで少し心が和みます。ただ多少違和感を感じるシーンがありますが、これはラストで説明されます。
2011年01月29日
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★★★鑑賞No:02032製作:2010年監督:アダム・グリーン出演:ケヴィン・ゼガーズ/ショーン・アシュモアダン、ジョー、パーカーの3人は、日の暮れたスキー場で最後の滑りを楽しむべく、リフト運転を停止しようとしていたリフト係を説得してリフトに乗り込む。しかし、勘違いした別のリフト係によって、3人の乗るリフトは山上への途中で突然停止してしまう。周りには誰もおらず、やがてゲレンデの照明も消え、3人は地上15メートルの空中に置き去りにされてしまう・・・。私も若いころはスキーをしていたので、リフトに乗っていると、「ここで止まったらやばいな」という想像が頭をよぎったことがあり、設定としては面白く興味を持って観た。ただ、単純な設定でも、脱出にかけるさまざまなアプローチによって、この手の映画は面白くも面白くなくもなってしまうが、設定同様、アプローチも単純で意外性がなかったのが残念。一番意外だったのは、ゲレンデに人食いオオカミが出てくることだが、逆にリアリティがなく興ざめ。ここにも製作サイドのアイデア不足が露呈した感じ。一番怖かったのは、リフトが止まったことよりも、ゲレンデの照明が消えた瞬間。一気に絶望感が映画全体に漂った。「オープン・ウォーター」のスキー場版といった映画。
2011年01月26日
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★★★★鑑賞No:02031製作:2010年監督:中島哲也出演:松たか子/岡田将生/木村佳乃/高橋努ある中学校の終業式直後のホームルームで、担任の森口悠子は37人の生徒の前で告白を始める。自分の娘が死に、警察には事故死と判断されたが、実は事故で死んだのではなく、このクラスの生徒に殺されたと・・・・。事件に関わった人々の告白によって真相が明らかになっていく中、犯人に対し森口が与えた壮絶な罰によって犯人の生徒に対する復讐が遂げられていく・・・・。冒頭からいきなり始まり、延々と30分にわたる松たか子演じる森口悠子の告白。その内容は衝撃的で、彼女の淡々とした口調に空恐ろしい恐怖を感じながらも、告白内容に惹きつけられていく。松たか子によるメインの告白はこの30分間で、内容的には完結しており、ショートストーリーとしても成り立っている。しかし、この告白後、後日譚のような内容が実は本編であり、告白内容よりも衝撃的な展開をしていく復讐劇となる。直接的には手をほとんどかけず、精神的にじわじわと追い込んでいき、自分と同じ最愛のものを失う恐怖と悲しみを味合わそうとする究極の復讐に、戦慄を覚えながら見てしまった。主人公の気持ちも分かるが、決して後味のよい映画ではない。ただ、主人公の一方的な告白とせず、関係者それぞれの立場からの告白を交えていることで事件の真相により迫ることができる。
2011年01月23日
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★★★鑑賞No:02024製作:2002年監督:クリス・ウェッジ声の出演:レイ・ロマーノ/ジョン・レグイザモ2万年前の氷河期。一斉に動物たちは南を目指して移動を始めていたが、マンモスのマンフレッドだけは北を目指していた。お調子者のナマケモノのシドはひょんなことからマンフレッドに助けられ、道中を共にすることに。そんな道中で、川上から流されてきた人間のナディアが赤ん坊を彼らに託す。彼らは赤ん坊を人間の元に返そうとするが、サーベルタイガーのディエゴが赤ん坊を狙っていた・・・・。まさに王道を行く動物CGアニメ。王道を行くがゆえに新鮮味は乏しいが、子供向けとしてはそれなりに良い作品ではなかろうか?互いに目的の異なる3匹の動物が、ひょんなことから託された赤ん坊を人間の元に送り届けるというストーリーだが、対立あるいは敵対しながらも次第に友情が芽生え、目的を達するという単純さ。単純ゆえ、ストレートに伝わってきて分かりやすい。ただ、CGについては、2000年代に入ってのCGにしてはややお粗末で、動物はまだしも人間についてはちょっと酷かった。
2011年01月21日
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★★★★鑑賞No:02028製作:2010年監督:クリストファー・ノーラン出演:レオナルド・ディカプリオ/エレン・ペイジ情報抜き取りのプロ、コブは企業経営者サイトーの意識下から情報を抜き出す任務に失敗。しかしその後、彼から最も難しいとされるインセプション(植え付け)の仕事を依頼される。それは、父親が死ねば巨大企業を継承することになる御曹司に、「会社をつぶす」という意識を植えるものだった・・・。一度観ただけではよくわからないとの評判の映画だが、確かにその通り。夢と現実が入り混じり、なおかつ夢の中も何階層もあり、こんがらがること間違いなし。冒頭から何の説明もなくいきなり分かりにくいスタートなので、最初の30分はやや苦痛すら感じる展開だった。だがルールが分かってくると、中盤から終盤は息もつかせない展開。ただ相変わらず最後まで完全には理解できない。やはり、何度か観ないとだめな映画かもしれない。現実か夢かを判断する小道具トーテムの存在は観る上で非常に役立つツールだったが、最後まで悩ます小道具でもあった。
2011年01月18日
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★★鑑賞No:02027製作:2010年監督:小栗旬出演:小出恵介/勝地涼/鈴木亮平/ムロツヨシタクミ、キョウヘイら仲良し5人組みは、女性にもてたい一心でバンドを組み、文化祭で披露しようと必死で練習していたにも関わらず、学校の都合で文化祭は中止になってしまう。憤慨した彼らは講義と文化祭復活のため学校を占拠するが、誤って学校を爆破してしまう。その結果、退学させられる羽目となった彼らは全員見事に転落人生を迎えるが・・・・。人気若手俳優が監督したということで話題になった作品。ただ内容的にはまだまだといった感じで、面白くもないし、いったい何を描きたいのか、ストーリーもはちゃめちゃだし、せりふは聞き取りにくいし・・・と散々な内容。人間関係も狭すぎて逆に現実感がないため、ありえないストーリーとあわせ、何か伝わってこない映画になっている。友情出演で主演陣よりも豪華・多彩な顔ぶれが出演していただけに惜しい作品。
2011年01月16日
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★★鑑賞No:01976製作:2003年監督:デイヴィッド・マッケンジー出演:ユアン・マクレガー/ティルダ・スウィントン作家志望のジョーは、普段は貨物船の雑役人として働いていたが、ある日、船上から女性の半裸死体を発見する。実はその女性はジョーの元恋人で、前日、彼女と再会した際に誤って事故死したものだった。しかし、殺人の嫌疑をかけられるのを恐れたジョーは、何食わぬ顔をしていたが・・・・。タイトルの「猟人日記」は意味不明。ヨーロッパ映画独特の雰囲気を醸し出している映画だが、雰囲気だけで内容は良く分からない。誤って水死した元恋人への殺人の嫌疑から沈黙を守りつつ、冤罪で捕まった男を気にかけ苦悩する男を描いているが、それにもかかわらず事あるごとに不倫を重ねる、という訳の分からなさ。結局、真実を告白するでもなく、何か後味の悪い作品。
2011年01月13日
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★★★鑑賞No:02005製作:1988年監督:宮崎駿声の出演:日高のり子/坂本千夏/糸井重里サツキとメイの姉妹は、お父さんと一緒に田舎の一軒家に引っ越してくる。入院中の母親の退院を空気のきれいな家で迎えるためだった。ある日メイは、茂みのトンネルをくぐり抜け、不思議な生き物トトロに出会う。さらにサツキも父の帰りを待つバス停でずぶ濡れのトトロに出会い、傘を貸してあげることに。やがて病院から電報が届き、心配したメイは一人病院に向うが迷子になってしまい・・・・。今まで観たジブリ作品は非現実的な世界を描いた作品が多かったが、この「このとなりのトトロ」は観始めは現実的な世界だったため、ちょっと意外感があった。そしてトトロが登場するあたりから非現実感が漂ってくるが、どうも現実と非現実が混ざり合ったような内容で、最後まで戸惑った。作者は何を描きたかったのか? この映画は我が家の子どもたちも幼い頃、大好きな映画だったが、多分大人とは違った感じ方で楽しんでいたものと思う。それぐらい、摩訶不思議な世界観と、随所にどうも引っかかるシーンやセリフがあった。後でネットで調べると、「となりのトトロ」に関する都市伝説があることを知り、読んでみると「なるほど」と引っかかったシーンを見事に説明してくれていた。この都市伝説自体はジブリは否定しているし、こじつけたような解釈もあるが、観終わった後のモヤモヤ感はいくらか解消してくれる。解釈次第では単なるファンタジー・アニメとは言えない奥の深い作品。
2011年01月09日
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★★+鑑賞No:01996製作:2005年監督:カーティス・ハンソン出演:キャメロン・ディアス/トニ・コレットローズはフィラデルフィアの法律事務所に勤める女弁護士。仕事一筋の彼女だったが、実は太目の体型にコンプレックスを持っており、恋愛は失敗ばかり。そんな彼女のアパートに妹のマギーが転がり込んでくる。マギーは姉とは違い、ルックスには自信を持っていたが地に足がつかない生活を送っていた。そんなある日、ローズが出張に行っている間にマギーは姉の恋人と肉体関係を持ってしまう・・・。自由奔放と言ってしまえばそれまでだが、とても個人的には共感できないし、現実にいたら(実際いそうだが・・・)嫌な女だろうなと思わせる女性をキャメロン・ディアスが好演していた。肉体的なコンプレックスを持ちながら成功してキャリアウーマンとして活躍している姉と、精神的なコンプレックスを持ちながら持ち前のルックスで男性にチヤホヤされはするが、放浪する人生を送る妹といったあまりにも対照的な姉妹を対比させながら女性としての生き方と姉妹の家族愛といったものを描いている。男性的には正直、面白いという内容ではなかったが、考えさせられる映画ではあった。
2011年01月08日
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★★★★鑑賞No:00292製作:1982年監督:野村芳太郎出演:桃井かおり/岩下志麻/鹿賀丈史/柄本明富山県の港で車が転落する事故が起こり、乗っていた地元の財閥、白河福太郎が死亡する。しかし、同乗していた後妻の球磨子は無事で、さらに球磨子は夫に多額の保険金をかけていたことが判明する。この事故は、保険金詐取のための偽装ではないかと疑った北陸日日新聞の秋谷は、この事件を積極的に報道し、やがて物的証拠がないまま球磨子は逮捕されるが・・・・。まさに2大女優、桃井かおりと岩下志麻ががっぷり四つに組んだ、見ごたえある法廷劇。憎々しいほどの悪女を桃井かおりが演じれば、まったく対照的な怜悧な女弁護士を岩下志麻が演じている。ストーリー上では被告人役の桃井を弁護士役の岩下が弁護するものだが、実際はこの2人の女の対決というイメージを強烈に感じさせる内容となっている。原作は社会派ミステリー作家の松本清張で、題材となった実在の事件も話題となったが、法的劇だけでなく、警察の先入観捜査やマスコミの世論誘導など、冤罪の根底にもなっている現代の問題点を鋭く突いた作品にもなっている。
2011年01月02日
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★★★鑑賞No:02018製作:1956年監督:アルフレッド・ヒッチコック出演:ジェームズ・スチュアート/ドリス・デイアメリカの医師ベンは、妻のジョーと7歳の息子ハンクを連れて、パリで開かれた会議に出席後、モロッコを旅していた。そのバスでの道中で知り合ったベルナールとマラケシュで食事をする約束をするが、ベルナールに急用が発生しキャンセルとなる。そして翌日、ベンたちが市場に買い物に行っていると、そこでアラビア人に変装したベルナールが何者かに殺されてしまう・・・・。ヒッチコックお得意の、いわゆる巻き込まれ型のサスペンス。ただ、巻き込まれる事件の大きさに比べて、主人公と秘密を告げる謎の男との関係が希薄すぎて、いまいち現実性が乏しい気がした。それでも、子どもを誘拐された夫婦が必死になって犯人を追う姿は真に迫ってくるものがあり、首相暗殺へのクライマックスに至るまでのオーケストラの盛り上げも見事。さすがはヒッチコックという演出。ドリス・デイが歌う「ケ・セラ・セラ」も印象深く、観終わっても当分耳から離れなかった。
2011年01月01日
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