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2011年に初鑑賞した洋画についてランキングしてみました。1位 ザ・ファイター2位 リアル・スティール3位 トゥルー・グリット4位 ベスト・キッド(2010年版)5位 英国王のスピーチ6位 三銃士 王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船7位 マイティ・ソー8位 アジャストメント9位 ソーシャル・ネットワーク10位 ナイト&デイ
2011年12月31日
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2011年に初鑑賞した邦画についてランキングしてみました。1位 八日目の蝉2位 SP 野望篇3位 東京原発4位 南極物語5位 今度は愛妻家6位 悪人7位 ジーン・ワルツ8位 阪急電車 片道15分の奇跡9位 まほろ駅前多田便利軒10位 ちょんまげぷりん
2011年12月31日
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★★★+鑑賞No:02210製作:2011年/日本/125分監督:西谷弘出演:織田裕二/黒木メイサ/伊藤英明/戸田恵梨香スペイン北部にある小国・アンドラのホテルで日本人投資家の川島が遺体で発見される。川島は日本の警視総監の息子という事で、国際会議の準備でパリにいた外交官・黒田康作は調査に飛んだ。事件の捜査は、インターポールの捜査官・神足誠が担当していたが、黒田は事件の第一発見者のビクトル銀行行員・新藤結花をスペイン・バルセロナの領事館に保護しようとする。しかし、何者かに襲われ・・・。よく分からなかった「アマルフィ 女神の報酬」よりは内容は分かりやすかったが、前作同様、アンダルシアあるいはそもそも外国である必要があるのか? 主人公が外交官という設定なので仕方ないかもしれないが、大勢外人がうろちょろするものの、物語の中心は織田裕二、黒木メイサ、伊藤英明の3人で成り立っており、場所なんかどこでもいいって感じ。織田裕二が撃たれて死ぬ?シーンもすぐ見せかけとわかる意外性のなさだし、そもそもバックに国際テロ組織の影が見え隠れするが、テロ組織という名ばかりであまり緊張感や恐怖は伝わりにくかった。「アンダルシア 女神の報復」 予告編
2011年12月31日
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★★鑑賞No:02211製作:2011年/日本/125分監督:田中誠出演:前田敦子/瀬戸康史/峯岸みなみ/池松壮亮病気で入院している親友・夕紀の代わりに、弱小・程久保高校野球部のマネージャーになった川島みなみ。この野球部のマネージャーとして、みんなを甲子園に連れて行きたいと思ったみなみは、書店で世界中のマネージャーが読んでいるというP.F.ドラッカーの「マネジメント」を勧められる。そして、ドラッガーの理論に基づき、野球部のマネジメントを始めるが・・・。原作を読んでないので何とも言えませんが、期待していたドラッカーのマネジメント理論の野球への適用に感心されられるという内容には程遠かった。もっともっと理論的な話が出てくるかと思ったが、結局は友情や人間関係といった精神論が中心で、有効な理論的手法がイマイチ見当たらなかった。「イノベーション」はわかるが、それが「ノーボール・ノーバンド」戦法だけで、それまで弱小チームと言われた野球部が、勝ち続けるというのは無理があるような気がして、リアル感はほとんど感じられない、ありえないドラマの印象が強かった。前田敦子の演技も決していいとは言えず、親友の死の場面でも彼女の棒読みのようなセリフではとても泣けない、残念な演技でした。「もしドラ」 予告編
2011年12月30日
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★★★+鑑賞No:02201製作:2011年/日本/106分監督:大森一樹出演:藤森慎吾/中田敦彦/福田沙紀/ちすん弘前にある蕎麦屋・大森食堂の長男・陽一は、大学進学で上京するが、就職できず、今はバルーンアートのアルバイトで生計を立てていた。ある日、バイト先で同郷のカメラマン・七海と出会い、ひょんなことからルームシェアすることになる。そんな頃、陽一の父親が出前の最中に交通事故に遭い、入院することに。陽一は店を手伝うために弘前に戻るが・・・・。相変わらず多い、お笑いタレントを起用した映画で期待せずに観たが、意外とよくできた作品。これといったインパクトのあるストーリー内容ではないが、4代前から続く蕎麦屋の味を守る伝統というのは、先祖からの人から人へのつながりであることを改めて感じさせる。ストーリーも、4代前の創業者のストーリーと現代のストーリーを交互に交錯・リンクさせ、伝統の重さというか価値をより認識させる作りとなっている。東北らしい人情味あふれる人々の交流もいい。「津軽百年食堂」 予告編
2011年12月29日
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★★★鑑賞No:02150製作:2002年/アメリカ/95分監督:トム・ダイ出演:ロバート・デ・ニーロ/エディ・マーフィ潜伏捜査中のロス市警のミッチは、パトロール警官トレイのせいで犯人を取り逃がし、駆けつけたTVカメラを銃でぶち抜いてしまう。それを見た番組プロデューサーのレンジーは、告訴の取り下げを条件にミッチを新しいTV刑事に仕立てようとする。渋々密着取材に応じたミッチだが、選ばれた相棒役はなんとトレイだった・・・・。ロバート・デ・ニーロとエディ・マーフィという、キャラの全く異なる異色コンビによる刑事映画だが、あまりの異色さがかえって新鮮で、思ったほどの違和感は感じなかった。軽いタッチの作品で、インパクトは薄いながら、さすがに主演2人の存在感は大きく、カーチェイスや銃撃戦もそれなりに迫力があり、ポリス映画としてはまずまず楽しめる。
2011年12月28日
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★★★+鑑賞No:02173製作:2009年/日本/94分監督:塚本連平出演:三村マサカズ/大竹一樹/芦名星/ベンガルとある田舎町の建設会社に勤める森山茂は家族と平和に暮らす35歳の独身。彼の最大の悩みは若禿で、それがコンプレックスゆえに何事にも積極的になれなかった。ある日、茂は東京転勤を命じられ、東京にやってくる。そこで目に飛び込んできたのはカツラの広告だった。転勤を機に自分を変えようとカツラ会社を訪ねるが、あまりの高額に断念する。そのとき目にしたのが、怪しげな“大和田カツラ”というチラシだった・・・・。やたらお笑いタレント起用の映画が多い昨今で、その多くはつまらないものも多く、バカバカしさでいえばこの映画も例外ではないが、何故か楽しめた。薄毛の人にとってはとても切実な悩みであり、その悩みを解消することで人生を積極的に生きていこうとする気持ちは大いに分かる気がする。しかし、周りの人は本人が思っているほど気にしておらず、本当に見る目のある人は外見ではなく内面を大切にすることをつくづく知らしめてくれる映画。大竹一樹演じるカツラ屋のアフターサービスの凄さには観ていて拍手喝采。
2011年12月27日
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★★★+鑑賞No:02152製作:2006年/アメリカ/116分監督:ラッセ・ハルストレム出演:リチャード・ギア/アルフレッド・モリーナ売れない作家のクリフォード・アーヴィングは、勢いだけで今世紀最大の大作を持ち込むと約束してしまう。自ら窮地に立った彼は、変り者で人前に姿を見せない大富豪ハワード・ヒューズのニセ自伝を書くことを思いつく。筆跡をまねて彼の手紙を偽造し、ニュース映像からヒューズの声や話し方の特徴をつかみ、周囲の人々を騙し続けていく。やがて彼は嘘を続けるうちに、現実と虚構の区別がつかなくなっていく・・・・。1971年のニューヨークで実際に起こった、アメリカ史上最大規模の詐欺事件の映画化。この事件は知らなかったが、高度情報化時代の現代では考えられないほど、意外とばれずに成りすまして自伝ができることにある意味感心した。今なら、過剰なまでのマスコミと、ネット情報ですぐにばれてしまうだろうが・・・。でも時代もそうだが、アーヴィングも偽装のためにありとあらゆる知恵を絞り、綱渡りを渡るがごとく、詐欺を続けていくところは観ていてハラハラドキドキする。でも、嘘も続けてなり切ってしまうと、本当と嘘の境目がわからなくなるものか・・・?
2011年12月26日
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★★★鑑賞No:02096製作:2010年/日本/133分監督:廣木隆一出演:岡田将生/蒼井優/小出恵介/柄本明将軍家斉の十七男に生まれた斉道。早くに母親を亡くし、母の愛情を知らずに育った斉道は、心の病を抱えていた。そんな彼はある日、療養を兼ねて家臣の瀬田助次郎の故郷・瀬田村を訪れ、女の天狗と出会う。その女天狗の正体は、幼い頃に誘拐され、山奥で育てられていた瀬田助次郎の妹・遊だった。斉道は、自由奔放な遊に惹かれていき・・・・。時代劇版ロミオとジュリエットのような作品。身分の差によって現世ではかなわぬ恋を若手俳優2人の熱演で演じてはいるが、お涙ちょうだいとまではいかない内容ようだった。どうもこの2人、どうしても感情移入できない役柄というか演技というか・・・。もともとラブ・ストーリーはあまり好みではないからかもしれない。それでも観れたのはむしろ脇役の人たちの存在で、特に柄本明の存在・演技で、かろうじて時代劇としての風格を保っていたよう。この人がいなかったら、時代劇の格好をした単なるラブドラマにすぎなかったかもしれない。「雷桜」 予告編
2011年12月25日
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★★★+鑑賞No:02205製作:2011年/アメリカ・ニュージーランド/107分監督:スティーヴン・スピルバーグ声の出演:ジェイミー・ベル/アンディ・サーキスブリュッセルののみの市。少年タンタンはある店でひときわ目を引く精巧な帆船の模型に魅了され購入する。ところが購入直後、2人の男に売ってくれとしつこくせがまれる。その様子から、この模型は伝説の軍艦、ユニコーン号に違いないとタンタンは予想する。そして模型のマストから古い羊皮紙を見つけたタンタンは・・・・・。まず驚かされたのが映像。CG技術は日進月歩だが、この映画の人の映像はすごい。(たぶんわざとだと思うが)アニメっぽくデフョルメされていると思うが、リアルさはピカ一。これだけリアルに作れるのであれば、もはや俳優もロケもいらないと思えるほど。ともかく映像に圧倒される作品。ただ、CGゆえ何でもアリの世界がチョット気になり、静止画的にはリアルだが、動画的にはリアルさがなかった。ストーリーも特筆するほどの内容ではなく、分かりやすいがありきたり。スピルバーグを知らない子供世代にはいいかもしれない。ラストは最近お決まりの、続編を予感させる終わり方だが、さほど続編を観たいと思わせるようなラストではなかった。「タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密」 予告編
2011年12月24日
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★★鑑賞No:02187製作:2011年/日本/110分監督:佐藤英明出演:浅野忠信/堀北真希/阿部力/木村多江大好きな少女マンガを作りたくて出版社に入社した武田初美。しかし「少年サンデー」に配属された彼女は、人気絶頂のギャグマンガ家・赤塚不二夫の担当にされてしまう。マジメで乙女な初美は初日から振り回されっぱなしで溶け込めなかったが、赤塚の強烈な手ほどきを受けていくうちに、初美は徐々にその才能を開花し、やがて2人は最強のコンビになっていく・・・・。どこまでが本当の話か分からないが、ぶっ飛んだ赤塚不二夫という漫画家の一面を見ることはできるが、それは想定内の側面でしかなかったというのが感想。最初から最後までバカバカしいともいえる赤塚の見た目だけの言動が描かれているが、実は・・・といった赤塚の隠された内面的なものは全く描かれていないため、意外性や感動もなく、ただ単に赤塚不二夫ってこんな変な漫画家だったんだ・・・という印象しか残らない薄っぺらい作品になってしまっているのが残念。「これでいいのだ!! 映画★赤塚不二夫」 予告編
2011年12月23日
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★★★+鑑賞No:02203製作:2009年/日本/107分監督:中西健二出演:北川景子/甲本雅裕/宮尾俊太郎/國村隼女でありながら男顔負けの剣術の腕を持つ以登は、一度だけ竹刀を交えた海坂藩随一の剣士・江口孫四郎に、一瞬にして熱い恋心を抱く。しかし、以登にも孫四郎にも、ともに家の定めた許嫁がいた。以登はひそかな思いを断ち切って、江戸に留学中の許嫁の帰りを待ち続ける。数か月後、以登のもとに藩命で江戸に向かった孫四郎が自ら命を絶ったという知らせが入る・・・。主演の北川景子のための映画のようで、その美しさと可憐さを惹き立てながら、女ながら剣の達人でもある以登役を好演していた。一度竹刀を交えただけで一目ぼれする相手の男優は知らない役者だったので、ちょっとインパクトがなかったのが残念だが、普段はそんなに目立たない脇役の多い甲本雅裕が、見た目はパッとしない許嫁だがだんだん頼もしい存在として以登を陰ながら助けていく様は格好良かった。ストーリー的には単純で、特にドンデン返し等意外性はないが、その分判りやすい。
2011年12月22日
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★★★+鑑賞No:02202製作:2010年/アメリカ/97分監督:ゲラ・バブルアニ出演:サム・ライリー/ジェイソン・ステイサム父親が入院したため、大金が必要となった青年ヴィンス。そんな時、彼が仕事で訪れた家の男が危険な仕事で大金を手にしようとしていることを知る。しかし、その男は麻薬のオーバードーズで死んでしまい、ヴィンスはその男の代わりにその仕事に参加しようと企む。しかし、その仕事とは17人の中で誰が最後まで生き残るか、大金をかけたロシアン・ルーレットに参加することだった・・・。主人公の背景(お金が入用な事情など)は最初に少し描かれているが、その他のゲーム参加者の人物やその背景はほとんど描かれていないため、映画を最後まで観るまでもなく、ゲームの結末は容易に予想されたため、ゲームの緊張感というのはイマイチだった。むしろ、大金を入手してからの逃走劇の方が何倍もハラハラした。そしてラストのジェイソン・ステイサムはまさに滑稽。何とかホッとする結末で一応満足。「ロシアン・ルーレット」 予告編
2011年12月21日
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★★★★鑑賞No:00067製作:1988年/オーストラリア/97分監督:ジョン・コーネル出演:ポール・ホーガン/リンダ・コズラウスキーオーストラリアからニューヨークに来てしばらく経つミック・ダンディー。新聞記者のスーと同棲しながらダイナマイトを使って魚獲りをする毎日を過ごしていた。その頃、スーの前夫が、麻薬組織の現場をカメラにおさめるも見つかってしまい殺されてしまう。間一髪、証拠のフィルムは郵送され、スーの元に届けられるが・・・。ミック・ダンディーの活躍を描くシリーズ第2弾。ミックの大都会におけるカルチュー・ギャップも面白いが、やはり今回のポイントは故郷に戻って、地の利を活かしたオーストラリアでの活躍は見もの。そういう意味では1作目より面白いかもしれない。殺人も厭わない麻薬組織との危険な戦いにも関わらず、緊張感を感じさせず、余裕さえ感じる戦いぶりには感心する。肩肘張らず観るにはいい映画。
2011年12月18日
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★★★★鑑賞No:01295製作:2006年/アメリカ/151分監督:ゴア・バービンスキー出演:ジョニー・デップ/オーランド・ブルーム不死の海賊バルボッサからブラックパール号を奪い返したジャック・スパロウは再び、航海に出る。しかし、13年前に“深海の悪霊”ディヴィ・ジョーンズと交わした契約が気がかりだった。それは、ブラックパール号の船長となるため、自らの魂と引き換えにすることだった。そして、その契約期間が終わり、ジャックの魂の取り立てが始まろうとしていた・・・・。全世界で2006年公開作No.1の興行収入を記録した映画。前作のヒットに伴う続編だが、続編にありがちな期待倒れではなく、前作を上回る面白さがあった。「1」はまさに海賊映画そのもので、ある意味単純だったため、分かりやすくもあった。しかし、本作は海賊映画のみならず、色々な要素が散りばめられており、多少複雑で分かりにくい点もあったが、エンターテイメント性は非常に高かった。ストーリー展開もスピード感があり、飽きることなく、最後まで楽しめる。
2011年12月18日
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★★★+鑑賞No:02204製作:2011年/日本/128分監督:瀧本智行出演:西田敏行/玉山鉄二/川島海荷/余貴美子北海道の、とあるキャンプ場で死後半年経つ男の白骨死体が、愛犬らしい遺体と共に発見される。しかし、犬の遺体は死後1か月しか経っておらず、なぜ犬が男のそばに寄り添って死んだのか謎だった。市役所に勤める奥津京介はその謎とともに死んだ男の人生に興味を感じ、自腹で東京まで調べに行く。そこで偶然知り合った少女・有希と共に死んだ男の足取りを追うことに・・・・。西田敏行演じる主人を慕い、健気に尽くす犬のハッピーには涙を誘うシーンもあるが、主人の行為・行動には疑問が残る。最初は不幸にして路上生活者となった男とその愛犬の心温まる話かと思ったが、その不幸も男の無気力・無関心から招いたものだし、レストランのマスターに一旦はハッピーを託しながら、別れを惜しんで再び連れて行ったのも、本当の愛情とは言えない、男の身勝手さではないだろうか? 犬の演技は最高だったが、内容は思ったほどではなかった。ただ不況にあえぐ日本の世相の一端を垣間見る、熟年離婚、路上生活、孤独死を扱った身につまされる映画ではあった。「星守る犬」 予告編
2011年12月18日
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★★★鑑賞No:01292製作:2006年/アメリカ/126分監督:J・J・エイブラムス出演:トム・クルーズ/フィリップ・シーモア・ホフマンスパイを引退したイーサン・ハントは教官となっていたが、教え子リンジーの危機を知らされた彼は、現場に復帰。リンジーの救出作戦に参加するが、彼女は殺されてしまう。その後、一連の事件の裏に闇商人オーウェン・デイヴィアンがいることを知ったイーサンのチームは、デイヴィアンを秘密裏に確保すべく、一路バチカンへと向かうのだった・・・。トム・クルーズ主演の大ヒット・アクション第3弾。公開前の派手なPRにつられ期待して観たが、はっきり言って期待はずれ。現実離れしたアクションすぎて多少苦笑いした第1作の方がはるかに面白く、回を重ねる毎につまらなくなっているように思える。特に今回のミッションは何なの!?。ドキドキワクワクするミッションにしてくれないと、最初からつまづいちゃうよ。派手なアクションシーンは多いが、それが却ってむなしく映った。
2011年12月17日
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★★★+鑑賞No:01750製作:2008年/アメリカ/108分監督:マイケル・ランゲネッガー出演:ヒュー・ジャックマン/ユアン・マクレガー毎日短調で退屈な日々を送っている会計士のジョナサンは、仕事先でエリート弁護士のワイアットと知り合い、セレブな生活に足を踏み入れることになる。ある日、ワイアットと携帯電話を取り違えたことがきっかけで、一夜限りの情事を楽しむセレブ限定の会員制秘密クラブを知ったジョナサンは、その甘美な世界にはまっていく。そんな時、名前が“S”で始まる美しい女性と一夜を共にするが、それは大きな罠の始まりだった・・・・。単純に邦題だけ見ると最初ラブ・ストーリー?かと思ったが、いやいやなかなか楽しめるサスペンス映画だった。登場人物が少ない分、ストーリーも分かりやすい。前半はやや冗長な部分はあるが、ヒュー・ジャックマン演じるワイアットが妙に馴れ馴れしくフレンドリーなのが逆に怪しくて、どういう展開になるのだろうと期待感を高めてくれる。その期待を裏切らず、後半はテンポよいスリリングな展開になり、観ていて楽しかった。ラストはイマイチだったが、官能シーンも楽しめる掘り出し物。ただ邦題はもう少し考えて欲しかった。
2011年12月17日
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★★★鑑賞No:02186製作:2010年/アメリカ/104分監督:アラン・プール出演:ジェニファー・ロペス/アレックス・オロックリンニューヨークでペットショップを経営するゾーイは、理想の結婚相手がなかなか現れないため、人工授精で未婚の母になることを決意し実行する。しかしその帰りにタクシーを取り合った男性スタンと運命の出会いをする。出会いの印象は悪かったが、デートを重ねるうちに気持ちが燃え上がっていったゾーイは、妊娠の事実をスタンに打ち明けるが・・・。確かに言いにくい秘密だが、タイトルの割には意外と簡単に彼氏に打ち明けてしまうので、チョット拍子抜けした。個人的には、秘密をごまかすために最後まで独り相撲をとってドタバタするのかと思っていたのだが・・・・。気の弱い私には目を背けたくなるようなリアルな出産シーンもあるが、まずまず楽しめるラブ・コメディー。
2011年12月17日
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★★★鑑賞No:02154製作:2000年/日本/104分監督:石井克人出演:永瀬正敏/浅野忠信/原田芳雄/小林明美組の金2億円を横領し、隠れ場所にはもってこいの辺鄙なホテルに身を隠したシュンイチロウ。しかしホテルを紹介してくれた旅行代理店のオバちゃんの口が軽く、借金返済を迫る元彼女のカナや、カナの婚約者トドヒラ、シュンイチロウから金を取り戻すために派遣された兄貴のソノダたちが次々とホテルにやってくる。追い詰められたシュンイチロウは2億の金を持ってみんなで逃げる相談を持ちかけるが・・・・。これは評価、好き嫌いの分かれる作品ですね。舞台はホテルの一室がほとんどなので、この映画が面白いかどうかは、その中で繰り広げられる会話ややりとりが大きなウエイトを占めるのだが、この会話が割と個性的というか、監督の性格なのか、ツボにはまる人とはまらない人の二極に分かれる感じがした。基本的にはくだらなく、劇場で観るほどの作品ではないが、観始めるとどうなるのか?とついつい最後まで観てしまう不思議な作品である。今年お亡くなりになった、原田芳雄さんがイメージとは異なる、コミカルな役どころで出演しているところが見もの。その他にも個性派俳優が多く、異様な作品となっている。
2011年12月16日
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★★★+鑑賞No:02116製作:2010年/日本/94分監督:米林宏昌声の出演:志田未来/神木隆之介/大竹しのぶ/竹下景子東京郊外の古い家の床下には“借りぐらし”をしている身の丈10cmほどの一家3人が住んでいた。彼ら小人たちは、上の家の住人に気づかれることなく、少しずつ石鹸や食べ物、電気やガスなどを必要な分だけ借りて生活していた。そんなある日、その家に12歳の少年がやってくる。心臓の弱いその少年・翔は病気の療養のためにこの家にやってきたのだが、小人一家の娘・アリエッティは翔に見つかってしまう・・・。ジブリ作品ということ以外は何の予備知識もなく観たが、簡潔でまさに直球のストーリーなので分かりやすく楽しめた(映画から発するメッセージもストレート)。ただ、逆に大きな展開や発展性がなかったのは少し物足りなさを感じる内容でもあった。小人視線で実物の人間を見るという設定ですぐ思いつくのは「トイ・ストーリー」だが、彼ら(小人または人形)と人間との共存の仕方がまったく違うということで似て非なる作品となっている。ドールハウスに住むという夢(?)はむしろ女性(女の子)しか分からないかもしれないが、人間の道具をうまく小人世界に取り込んでいるアイデアは面白かった。人間の存在によって多くの生命種が危機的存在の危険に追いやられているというラストメッセージにはやるせない気持ちにさせられて、アニメとしては重い内容でもある。「借りぐらしのアリエッティ」 予告編
2011年12月16日
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★★★★鑑賞No:02181製作:2010年/日本/120分監督:金子修介出演:成宮寛貴/内田有紀/白石美帆/中村ゆり群馬県高崎市で地元の三流大学に通うヒデは、ある日、近所のおでん屋で店の女将の娘、額子と出会う。数日後、その額子と同じバイト先で再会したことから、二人は成り行きで肉体関係を持ち、ヒデは額子にのめりこんでいく。しかし、ある夜、額子はヒデを公園の木に縛り付け、彼の下着を降ろしたまま、彼に別れを告げて去って行った・・・・。予備知識が全くないまま、少々軽薄な大学生と年上の女性とのよくあるラブストーリーかと思いながら観ていたが、意外な展開と、10年にわたるドラマで見ごたえ十分の、いい意味で期待を裏切った作品。ヒデが額子との愛を貫き通したため、彼に惹かれてていく他の女性たちの運命がせつなかった作品だが、良き家庭だった大須家が、ヒデと額子の出会いによって崩壊寸前にまでなっていく様もせつなく、明らかに悪い人間が登場人物の中にいるわけではないので、やりきれない気持ちになる映画。一見、強気で奔放な年上女性を内田有紀が見事に好演していた。「ばかもの」 予告編
2011年12月15日
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★+鑑賞No:02199製作:2010年/アメリカ/91分監督:ブラッド・アンダーソン出演:ヘイデン・クリステンセン/タンディ・ニュートンある夜、世界規模の大停電とともに、地球上の人々が、衣服や靴をその場に残して謎の消失を遂げてしまう。その後も電気は復旧せず、夜の時間がどんどん長くなっていく。停電の際、偶然光を身につけていたルークは消失を免れ、発電機による光がもれる一軒のバーにたどりつく。そこには同じく消失を免れた男女がいたが・・・。つくつぐ、ネタ切れなんだな~と思う映画。一見、観る者を惹きつけるかのような現象設定だけしておいて、ラストまで解決・解明しない手口はもはや詐欺と言っても過言ではない。謎だらけの現象も、途中から中だるみを始め、興味は薄れ、結末にはただただ唖然。こんな無責任なストーリーがこの映画だけでなく、最近散見されるのがちょっと不安というか残念。「リセット」 予告編
2011年12月14日
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★★★★+鑑賞No:00810製作:1994年/日本/129分監督:市川崑出演:高倉健/中井貴一/宮沢りえ/岩城滉一「忠臣蔵」を新解釈し、一種の情報・経済戦争として描いた忠臣蔵映画。元禄14年3月14日、江戸城で赤穂城主・浅野内匠頭が勅使饗応役・吉良上野介に対し刃傷に及ぶ。これにより内匠頭は即日切腹、赤穂藩は取り潰しとなるが、吉良はお咎めなしとの裁断がくだる。この一方的な裁断には、時の宰相・柳沢吉保と上杉家江戸家老・色部又四郎の策謀があった。急報を受けた赤穂藩は騒然となり、篭城か開城かで揺れるが、筆頭家老・大石内蔵助は吉良を討つべく、動き始める・・・。数多い忠臣蔵ものの中で、かなり義理人情部分をそぎ落とし、塩相場を利用した経済戦略や意図的な流言などによる世論操作などにスポットを当てたあたりなど、異色かつ新鮮で面白い。ただ、これほどの語りどころの多い話を、2時間あまりで描くにはやはり無理があるのか、消化不良感は否めない点もあるが、忠臣蔵ものの中でも特筆すべき作品のひとつである。
2011年12月14日
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★★★★鑑賞No:02120製作:2010年/日本/133分監督:杉田成道出演:役所広司/佐藤浩市/桜庭ななみ/山本耕史 赤穂浪士の討ち入り後に、切腹の列に加わることを許されず、大石内蔵助から「真実を後世に伝え、浪士の遺族を援助せよ」と密命を受け、生き延びることになった寺坂吉右衛門。彼は討ち入りから16年、その密命を全うするため、全国を歩き回っていた。そんなある日、吉右衛門は偶然、ある男を見かける。それは、討ち入り前夜に忽然と姿を消した瀬尾孫左衛門だった。彼もまた、大石内蔵助から密命を受けて、討ち入りに参加せず、これまで生き延びていたのだが・・・・。忠臣蔵といえば、江戸城松の廊下での浅野内匠頭の刃傷事件、そして赤穂浪士の吉良邸討ち入りが有名であり、欠かされることなく必ず描かれる定番シーンだが、本作は忠臣蔵といっても後日譚に重きを置いており、主役も討ち入り後に生き延びた寺坂吉右衛門と瀬尾孫左衛門のため、これらの超有名シーンはほとんど割愛されている。よって従来の忠臣蔵とはちょっと違ったイメージになっているが、定番の内容ではないため、かえって新鮮。武士の鑑として褒め称えられた四十七士とは正反対に、討ち入りに参加しなかった赤穂浪士やその家族にスポットを当て、忠臣蔵の裏舞台で後々まで苦しんだ人々がいたことは今まで意識しなかったため、新たな忠臣蔵の側面を見せつけられた感じがする。「最後の忠臣蔵」 予告編
2011年12月14日
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★★★★+鑑賞No:02196製作:1983年監督:蔵原惟繕出演:高倉健/渡瀬恒彦/岡田英次/夏目雅子昭和33年2月。南極の昭和基地から第一次越冬隊員が第二次隊員と交替すべく観測船“宗谷”へと空輸される。しかし、例年にない悪天候のため第二次隊員は昭和基地へは行けず、第二次越冬は中止と決定してしまう。犬係の潮田と越智は、基地に残された15匹の犬を救うよう懇願するが、満身創痍の“宗谷”はもはや南極にとどまる余力はなかった・・・・。現在放映されているTVドラマ「南極大陸」に感化され(とはいってもドラマの方は見ていないが・・・)、1983年の名作映画「南極物語」を観た。いわずと知れたタロ・ジロと南極観測隊員の奇跡の再会を実話を基に描いた映画。極寒の南極に取り残された15頭の犬たちが、生き抜くために必死で餌を求め、寒さに耐えていくが、次々と死んでいく姿には、非常にせつなく、涙なしでは観られない。高倉健ほか豪華な出演陣だが、この映画では誰も目立たず、主役は犬たちで犬たちのシーンだけが印象に残る。また、犬とはいえ、彼らの人間と変わらぬ(あるいはそれ以上の)友情や絆には驚かされる。さすがにラストの再会のシーンはやはり胸にじーんとくる。
2011年12月13日
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★★★★鑑賞No:01203製作:2003年/アメリカ/113分監督:クエンティン・タランティーノ出演:ユマ・サーマン/ルーシー・リュー/ダリル・ハンナザ・ブライドは結婚式の最中に、かつて所属していた暗殺団から襲撃を受け、夫と妊娠中の子供を殺されてしまう。奇跡的に一命を取り留めた彼女は、暗殺団とそのボスへの復讐を誓い、伝説の刀鍛冶師を訪ねる。そこで名刀ハットリ・ハンゾウを譲り受けたザ・ブライドは、暗殺団のメンバー5名を血祭りにあげるため、復讐の旅に旅立つ・・・。作品として評価する際に品格や品質的にはどうかというのはあるかもしれないが、私の評価基準は個人的に面白いか(また観たいか)という一点であり、それによると文句なく面白かったし、ゆえに高評価となる作品である。(B級映画的な位置づけながらA級の面白さ!) 主役のユマ・サーマンもはまり役だったが、終盤の相手役であるルーシー・リューも様になっており、強い印象を残した。女子高生の刺客を演じた栗山千明も彼女らに引けを取らない刺客ぶりを演じていたし、チャンバラ・カンフー・ウェスタンがごちゃ混ぜになった異様な雰囲気にも一種独特な味わいがあった。
2011年12月12日
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★★★★鑑賞No:02198製作:2011年/日本/123分監督:大森立嗣出演:瑛太/松田龍平/片岡礼子/鈴木杏東京郊外のまほろ市の駅前で便利屋を営む多田啓介。バツイチの彼は、拭えない過去を持ちながらも地道に仕事をこなしている。ある年の正月、仕事からの帰り道で、別の依頼人から預かったチワワを見失ってしまう。必死に探す多田は、バス停でチワワを抱いている男を見つけるが、その男は中学時代の同級生、行天春彦だった。行天は突然、多田に今晩泊めてくれと頼むが・・・・。ゆったりとしたテンポで淡々と話が進むので、ありがちな「まったり系」映画かと思いきや、結構重い内容もあり、過激なシーンもありと、単なる日常ドラマでもない面白さがあった。また、瑛太と松田龍平という、個性の異なる2人の俳優の、着かず離れずのコンビぶりも新たな魅力を醸し出していた。特に肩肘張らない、飄々とした松田龍平演じる行天には妙に惹かれた。2人が暴漢に襲われた後、瑛太が発する「なんじゃこりゃ~」に対して、松田龍平がつぶやく「全然似てない」には思わず大爆笑。往年のTVドラマ「太陽にほえろ!」での有名なセリフだが、本家本元・松田優作の実の息子・龍平が言うだけについ笑ってしまう。「まほろ駅前多田便利軒」 予告編
2011年12月12日
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★★★★★鑑賞No:00321製作:1980年/日本/181分監督:舛田利雄出演:仲代達矢/あおい輝彦/新沼謙治/丹波哲郎日露戦争最大の激戦地である旅順の二百三高地の攻防戦を描いた戦争スペクタル。日露戦争の戦況が次第に悪化する中、金沢の小学校教師・小賀は出征することとなる。彼の部隊には豆腐屋の九市やヤクザの牛若、梅谷、吉川らがいた。一方、旅順陥落のため陸軍に新たに編成された第三軍の司令官に乃木希典が就任、二百三高地を巡る死闘が始まる・・・。色々な戦争映画は観てきたが、やはり人間を人間とも思わない戦争の醜悪さを目の当たりに見せつけらる映画である。どんなに攻撃されようが、屍が積み重なろうが、前へ前へ進もうとする兵士たちを見ていると涙が出てくる。国家のエゴのために犠牲となりながらも、「美しい日本」のため、そして守るべき人のため、尊い命を捧げた人々に哀悼の意を表したい。そしてできるだけ多くの人にこの映画を観てもらって、愚かな戦争を二度と起こさないような世の中にして欲しい。そんな気持ちにさせる作品だった。さだまさしの「防人の詩」の歌詞は少々疑問だが、メロディはとても映画にマッチしており効果的だった。
2011年12月11日
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★★★★+鑑賞No:02200製作:2011年/アメリカ/127分監督:ショーン・レヴィ出演:ヒュー・ジャックマン/エヴァンジェリン・リリー2020年、ボクシングは、生身の人間ではなく高性能のロボットたちが闘う競技になっていた。元ボクサーのチャーリーは、ロボットの賭け試合で各地を放浪し、生計を立てていた。ある日、かつての恋人が亡くなり、その息子・マックスの親権を叔母夫婦に売った金でかつてのスター・ロボット、ノイジー・ボーイを入手、叔母夫婦が旅行に出る2か月間だけマックスを預かることになる。しかし、マックスを連れて挑んだ地下格闘技試合でノイジー・ボーイは惨敗・大破し、部品を盗むために忍び込んだゴミ捨て場で、ATOMという旧型ロボットを見つける・・・・。ストーリーの骨格は「ロッキー」を思わせる内容。チャンピオン・ロボットと無名ロボットのタイトルマッチの設定や試合内容、試合のラストなど、まさに「ロッキー」。さらにこの作品では、今までにつながりのなかった親子が、ロボット格闘技を通じて親子の絆を取り戻していくのもメインの話だが、どちらかというとダメ親父を息子の方が積極的にリードして勝利への階段を上っていく姿がこれまでの作品とはちょっと違っていて面白い。とはいえ、ラストはヒュー・ジャックマン演じるrダメ親父が父親としての威厳を回復するかのごとくヒカるシーンはちょっと涙ぐむ。「リアル・スティール」 予告編
2011年12月11日
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★★★+鑑賞No:01634製作:2008年/アメリカ/110分監督:ピーター・シーガル出演:スティーブ・カレル/アン・ハサウェイ米国謀報機関「コントロール」の本部がある日、犯罪組織「カオス」によって襲撃され、エージェントの身元がすべて知られてしまう。そのため、顔を知られていない分析官のスマートがエージェントに昇格し、美人エージェント99と共にカオスの陰謀を暴く任務につくことに・・・・。基本的には知的で成績優秀なスマートが、すました顔で馬鹿なことをやるというギャップが面白い。しかも決めるところは決めるのだから、おバカなのか格好いいのか分からない面白さがある。ストーリーはベタだけれど、好きなスパイ・コメディの「スパイ・ライク・アス」とはまた違った面白さがあった。特に単なるおバカ映画ではなく、アクションシーンはなかなか本格的でハラハラドキドキさせられる。また、共演のアン・ハサウェイがいいですね。個人的には「プラダを着た悪魔」で注目した女優さんですが、美人はアクションも似合いますよね。「プラダ~」とはまた違った魅力を見せていて、またしても虜にさせられます。結構笑える良品に仕上がっている映画です。「ゲット スマート」 予告編
2011年12月10日
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★★★★鑑賞No:00853製作:1994年/日本/112分監督:渡邊孝好出演:萩原健一/山口智子/室井滋/三宅裕司居酒屋の主人・荘太郎は妻・しず子が息を引き取る前に、絶対再婚はしないと約束する。しかし、ず子の死後、兄の勧めで見合いした里子と結婚してしまう。そんな荘太郎と里子の前に、しず子が幽霊となって現れ、約束を破ったことを荘太郎に問い詰めるのだった。以後、しず子は毎晩のように2人の前に現れ、奇妙な三角関係が生まれる・・・・。山本昌代の同名小説を映画化したラブ・コメディ。軽いタッチながら、なかなか楽しめる映画。タイトルに「ゆうれい」とあるが、こわいシーンは出てこない。コメディホラーというジャンルにも該当せず、よってドタバタもほとんどない。冒頭ラブ・コメディと紹介したが、全編通じて感じられるのは下町情緒で、むしろ人情劇と言う方がふさわしいか? それを示すかのごとく、主役3人の奇妙な三角関係だけでなく、橋爪功演じる親娘関係や、三宅裕司が絡む家族の話は人情劇お決まりのエピソードである。山口智子のチラリズム全開のお宝映像も目が離せない作品。
2011年12月10日
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★★鑑賞No:02176製作:2011年/アメリカ/110分監督:ザック・スナイダー出演:エミリー・ブラウニング/アビー・コーニッシュ母の死後、遺産を狙う義父のせいで妹まで亡くし、精神医療施設に入れられた少女ベイビードール。5日後にロボトミー手術が決まり、絶望的な現実から逃避しようと幻想を見るようになる。幻想の中で賢者から5つのアイテム=地図、火、ナイフ、鍵、そして“何か”を集めれば自由になれると教わった彼女は、4人の仲間とアイテムを集める旅に出る・・・・。黒澤明監督や日本文化に影響を受けたといわれるザック・スナイダー監督らしく、日本刀や寺院、鎧を着た武将など、日本を想像させる映像が多く出てくる。ただ、映画の大半は幻想で、ゆえに何でもありの世界で、必然性はなく、ストーリーも分かりにくい。よってストーリーを楽しむというよりも、非現実的なアクション映像のみを楽しむ映画といえる。「エンジェル ウォーズ」 予告編
2011年12月10日
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★★★鑑賞No:01315製作:2006年/日本/111分監督:堤幸彦出演:仲間由紀恵/阿部寛/生瀬勝久/堀北真希ある日、上田の研究室に、上田の著書を手にした青年・青沼が訪ねてくる。10年前、筐神佐和子に連れ去られた幼馴染みの美沙子という女性を取り戻して来て欲しいというのが用件だった。一人では怖い上田は、例によって奈緒子を巻き込み、佐和子とその信奉者が待ち受ける筐神島へ向かうのだが・・・・。TVシリーズの劇場版第2作。TV版は観たことがないが、それなりに楽しめる。ただしパロディ満載のコメディ作品だが、マニアックに通じていないとわからないパロディも多くある。タイトルにもなっているさまざまな仕掛け(トリック)はあまり納得できないものばかり。もう少し現実性のあるものが欲しい。堤監督は完結編といっているらしいが、本当か? 続編を期待する。(案の定、3作目は製作されたが・・・・) 市長選立候補者ポスターの中に「ばってん荒川」さんがあり。この映画を観たときはすでにお亡くなりになっていました。ご冥福をお祈りします。
2011年12月10日
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★★★+鑑賞No:01670製作:2008年/日本/131分監督:石井康晴出演:井上真央/松本潤/小栗旬神尾葉子原作の同名ベストセラー・コミックのテレビドラマの映画化。「花より男子2~リターンズ~」から4年後が舞台。道明寺がつくしにプロポーズして4年。道明寺は全世界に向けて盛大な婚約発表会見を行う。そして2人は結納を交わすことになり、つくしは道明寺の母から道明寺家に代々伝わる推定100億円ともいわれるティアラ“ビーナスの微笑”を贈られる。しかし、その夜、そのティアラが何者かによって盗まれてしまう・・・・。相変わらず最近多い人気TVドラマの映画化。ほとんどTVドラマを見ない(もちろん原作コミックも読んでない)ため、登場人物や設定、経緯等一切分からない。この映画もTVドラマからの継続のようだが状況はよく分からないまま観始めた。すぐ、大金持ち男と貧乏娘の超格差婚がストーリーの中心とは分かったが、何か途方もない金額の盗難事件が起こって、ちょっとしたサスペンスもの?と思いながら観てしまった。これ以上言うとネタばれになるため書かないが、ドラマとはいえ大金持ちのやることは一般庶民には理解できないことなのですね。スケールが大きすぎて現実感ゼロのストーリーだが、コミックの世界と割り切って観れば結構楽しめる。前半の展開から一転する後半も、単純だったストーリー展開に刺激を与える点で面白い。
2011年12月10日
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★+鑑賞No:02175製作:2009年/日本/93分監督:江川達也出演:石田卓也/芦名星/窪塚俊介/木村佳乃ある日突然何者かによって同じ場所に集められ、外部と遮断された状況で王様ゲームを行うはめになった見知らぬ10人の男女。実は彼らはそれぞれ秘密の契約に基づき集められ、自分の本名も目的も明かすことは許されていなかった。やがてゲームが続けられていくうちに王様の要求はエスカレートし・・・・・。「カイジ 人生逆転ゲーム」や「LIAR GAME The Final Stage」のようなヒット密室ゲームものにあやかったような映画。ただし、過去観た密室ゲームものの中ではダントツで最低な作品。面白くもなく、スリルもなく、ゲーム内容も酷く、オチは何なの?で最後まで観るのも苦痛だった。あとで監督を見ると、江川達也・・・? たまにTVでコメンテイターのようなことをしている人? それで納得。素人監督か。それにしてもちょっとTV出て名前売っただけで、監督づらしてこんなひどい映画を撮るなんて・・・。残念です。「KING GAME キングゲーム」 予告編
2011年12月09日
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★★★★鑑賞No:01468製作:2006年/韓国/116分監督:キム・ヨンファ出演:キム・アジュン/チュ・ジンモ 鈴木由美子の同名コミックの映画化。身長169cm、体重95kgのカンナは、唯一の取り柄である歌の才能を活かし、人気歌手のゴーストシンガーをしていた。たとえ裏方であっても、憧れのプロデューサのサンジュンに会えることを楽しみにカンナは仕事をしていたが、ふとしたことからサンジュンの本音を聞いてしまう。「ブスでデブな自分はただ利用されているだけ」という現実を知ったカンナは、命懸けの全身整形を行うことに・・・。特殊メイクとはいえ、うまく手術前のカンナと手術後のカンナ(ジェニー)をよく演じ分けていた。カンナを演じたキム・アジュンを見るのはこの映画が初めてだったが、可愛くてキュートな演技がこの映画の成功の決め手のよう。軽いノリの映画だが、テンポよいストーリーなので飽きずに楽しめた。個人的に、韓国映画としては久々のヒット。また、男性にはよく分からない女性心理だが、少なくともこの映画で女性心理の一端を垣間見ることができたのは大きな収穫(?)。韓流スターというとやたらイケメン俳優の名が目立つが、キム・アジュンにはこの映画を機にもっと活躍してもらいたい。
2011年12月09日
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★★鑑賞No:01313製作:2006年/アメリカ、日本、カナダ、フランス/126分監督:クリストフ・ガンズ出演:ラダ・ミッチェル/ショーン・ビーン夢遊病のように歩き、“サイレントヒル”とつぶやきながらうなされる少女シャロン。ローズとクリストファーの夫婦は、赤ん坊の頃に養女として引き取った愛娘の言動に心を痛めていた。サイレントヒルという街が実在することを突き止めたローズは、車でシャロンと街へ向かう。そこは30年前の大火災が発生後、閉鎖された街だった・・・・。日本の同名ホラー・ゲームの映画化。ゲームをしたことがなかったため、「バイオハザード」と同類と思っていたが、出てくるのはゾンビではなく異様な動きをするクリーチャー。恐怖感は次第に高まってくるが、全体的にはイマイチの感がある作品。
2011年12月08日
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★★★鑑賞No:02158製作:2010年/イギリス/94分監督:ギャレス・エドワーズ出演:ホイットニー・エイブル/スクート・マクネイリー地球外生命体が繁殖し、国の半分が隔離地帯とされたメキシコ。そのメキシコでスクープを狙っていたカメラマンのコールダーは、そこで怪我をした社長令嬢のサマンサをアメリカの国境まで送り届けるよう上司から命令される。2人はモンスターの襲撃を避けながら海岸に向かうが、コールダーのミスでパスポートとチケットを盗まれ、最後の船を逃してしまう・・・・。モンスター映画というよりは、ロードムービーといった感の映画。特に前半はその趣が強い。よって前半と後半の映画の印象は異なる内容となっている。作品自体は製作費130万ドルといわれているように低予算映画で、予算に見合った内容。モンスターも期待するべきものではなく、タコのお化けのような造形で、新規性も斬新性もないが、予算的にしょうがないか?「モンスターズ 地球外生命体」 予告編
2011年12月08日
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★★+鑑賞No:02156製作:2010年/アメリカ/106分監督:スティーヴン・R・モンロー出演:セーラ・バトラー/ジェフ・ブランソン新作執筆のために人里離れた山奥の別荘にやって来た作家のジェニファー。しかし、地元の男たちが別荘に侵入し、ジェニファーに襲い掛かってきた。男たちの隙をついて逃走したジェニファーは、保安官に助けを求めるが、実は保安官も男たちとグルだった。再び別荘に連れ戻されたジェニファーはレイプされたうえ、殺されそうになる。しかし、射殺される寸前に川に身を投じ・・・・。ストーリーは単純。複数の男性にレイプされた女性が、命からがら男たちから逃げ延び、次々と復讐を果たしていくというもの。レイプシーンではこの主役の女性ジェニファーにかなり同情したが、後半の復讐劇を見ていると、その同情も次第に薄れていくのを感じざるを得なかった。それぐらい、ジェニファーの復讐方法は凄惨で、何度目を背けたことか! 「女性を怒らせると本当に怖い」「女性には乱暴してはならない」ということを改めて痛感させられる映画。ホント、痛い映画です。「アイ・スピット・オン・ユア・グレイヴ」 予告編
2011年12月07日
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★★★★+鑑賞No:01467製作:2005年/アメリカ/144分監督:ロン・ハワード出演:ラッセル・クロウ/レニー・ゼルウィガー“シンデレラマン”と呼ばれた実在した伝説のボクサー、ジム・ブラドッグを描く感動のドラマ。前途有望なボクサーとして活躍していたジムは、1929年、右手の故障によって引退を余儀なくされる。しかし世の中はまさに大恐慌の時期で、これによりジムの一家も困窮し、過酷な肉体労働でわずかな日銭を稼ぐ生活を送ることになる。そんな折、元マネージャーのジョーから一夜限りのカムバックの話が持ち上がる。それは勝ち目のない、新進ボクサーとの対戦だったが、ジムは妻と3人の子供を困窮から救うため、リングに立つことにする・・・。人生のどん底に叩き落された男が家族を守るためにひたむきに戦う姿には心打たれる。そんな主人公を、静かながらうちには燃えるような闘争心を隠し持った男としてラッセル・クロウが好演している。ラッセル・クロウといえば、2007年にフォーブス誌によって「ギャラをもらい過ぎの俳優」で1位に選ばれているが、本作ではなかなかの演技をしていたように感じた。(ただし、本作の興行収入はサッパリだったようだが!?)ボクシングにおけるシンデレラストーリーといえば、真っ先にシルベスター・スタローンの「ロッキー」が思い浮かぶ。全体的には同じような趣ではあるが、「ロッキー」が、チャンピオンとのドリームマッチという一世一代のチャンスにより夢を掴もうとするのに対し、「シンデレラマン」はあくまで家族のため、生活のために戦うものであり、そこに「ロッキー」との決定的な違いを感じた。本作では、ジムのマネージャーを演じたポール・ジアマッティが第78回アカデミー助演男優賞にノミネートされているが、印象に残る納得の演技を披露していた。(この時、助演男優賞を受賞したのは「シリアナ」のジョージ・クルーニー)終盤の王者マックス・ベアとの死闘は手に汗握るシーンが続出で、ラストは感動的!
2011年12月07日
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★★★★鑑賞No:02160製作:2008年/日本/109分監督:中原俊出演:ミムラ/津川雅彦/益岡徹/伊藤かずえ12歳のときに落語に目覚めた香須美は、大学の落研で学生コンクールを総なめにし、プロの門をたたく。しかし、女性ということで受け付けてもらえずにいると、彼女を拾ってくれたのは業界の異端児と言われた三々亭平佐だった。しかし平佐は一度も稽古をつけてくれないばかりか、不祥事を起こして寄席にも出入り禁止となっていた。そんな平佐にTV局から、これまで演じた者は必ず命を落とすといわれる「緋扇長屋」に挑む話が舞い込んできて・・・・。まったく知らない映画だったが、これが意外と面白く、ストーリーもよくできている。女落語家が主役という設定も変わっていていいが、それゆえまだまだ閉鎖的な古典芸能の世界を奇しくもより明確に表現している。また、この難しい役を、ミムラがこれまでのイメージを払拭したかのごとく好演している。最初は人間ドラマと人情ドラマが混ざったライトコメディかと思いきや、途中からはミステリーとホラーの要素も垣間見せ、興味津々な内容に。そして意外とあっさりと流されてしまうかと思った「緋扇長屋」の話を、津川雅彦の見事な語り口と再現ドラマで堪能させてくれた。最後もオチも粋で、最後まで楽しませてくれた映画。「落語娘」 予告編
2011年12月06日
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★★★★鑑賞No:01277製作:2004年/日本/121分監督:星護出演:役所広司/稲垣吾郎/高橋昌也/小松政夫昭和15年。劇作家の椿一は、新しい台本の検閲のため、警視庁の取調室に出向くが、そこに待っていたのは、これまで心から笑ったことのない検閲官、向坂だった。椿の新作を上演禁止にするため、向坂はありとあらゆる注文をつけるが、椿は苦しみながらも、向坂の要求を逆手に取ってさらに笑える台本を作り上げていく。こうして、2人の台本直しは、傑作喜劇を生み出すことに・・・・。何度観てもそれなりに楽しめる秀作である。最近は豪華キャストで有名な三谷作品だが、この映画は設定上の性格もあって、大半は役所広司演じる検閲官と、稲垣吾郎演じる座付き作家のやり取りのため、ほとんどこの2人以外出てこない。映画の舞台も大半は取調室ということで、変化のない場所と登場人物の中で、これだけ笑わせる映画も凄い。場所や登場人物に変化がない分、また元は舞台劇ということもあって、多少セリフやアクションがオーバーな部分はあるが、終始観るものを飽きさせないストーリー展開には脱帽させられる。検閲官によって台本が大幅に修正させられていくが、逆にそれによってだんだん台本が面白くなっていくというのがストーリーの基本となっているが、笑いに何の興味もない検閲官の笑いに対する考え方が変わっていく様も見もの。
2011年12月06日
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★★★★+鑑賞No:02193製作:2010年/アメリカ/116分監督:デヴィッド・O・ラッセル出演:マーク・ウォールバーグ/クリスチャン・ベールマサチューセッツ州ローウェルに住むプロボクサーの兄弟。兄のディッキーは町が誇る天才肌のボクサーだが、その短気で怠惰な性格からすさんだ毎日を送っていた。一方異父弟のミッキーは、地道な性格だったが、兄と母の無茶なマッチメイクもあり、どうにも勝つことが出来ない。そんなある日、ディッキーが薬物に手を出し逮捕されてしまい、ミッキーはリングから遠ざかっていく・・・・。兄・ディッキー役のクリスチャン・ベールと、母・アリス役のメリッサ・レオが第83回アカデミー賞助演賞をW受賞した作品。納得できる受賞で、主演のマーク・ウォールバーグの存在が霞むほど。特にクリスチャン・ベールはドラッグまみれの麻薬依存症の役を見事に演じ、そのその存在感は大きかった。モンスター母役のメリッサ・レオとともにこの2人がこの作品を引っ張っているといっても過言ではない。試合のシーンはボクシング中継のプロが撮影しただけあって、リアルな臨場感を醸し出している。「ザ・ファイター」 予告編
2011年12月05日
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★★鑑賞No:01316製作:2006年/アメリカ/87分監督:カート・ウイマー出演:ミラ・ジョヴォビッチ/キャメロン・ブライト近未来、アメリカ政府が開発したウィルスが漏れ、それに感染した人間は高い身体能力を持つ超人間「ファージ」に変化していた。その力を恐れた人間政府は、彼らを抹殺し始めるが、生き残ったファージは地下組織を結成し、政府との戦いを始めた。ファージを滅ぼす最終兵器が開発されたことを聞きつけた組織は一人の殺し屋ヴァイオレットを送り込むが・・・・。ミラ・ジョヴォビッチのSFアクション映画。ストーリーは割りと単純で、どんでん返しもない内容。未来+アクションということで、CGがふんだんい使われているが、それが却ってリアル感やスリル感を半減している。(ラストのヴァイオレットとダクサスの決闘シーンでの燃えさかる炎の剣は本物らしい)とろこで、「アンダーワールド」「イーオン・フラックス」など、美人女優のアクション物がやたら増えてきているのは気のせい?益々女性が強くなっていくのだろうか?
2011年12月05日
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★★★+鑑賞No:02194製作:2010年/日本/115分監督:深川栄洋出演:江口洋介/蒼井優/江口のりこ/戸田恵子東京で人気の洋菓子店“パティスリー・コアンドル”に、鹿児島から恋人・海を追いかけて上京して来た少女、なつめが訪ねてくる。しかし、恋人の海は既にコアンドルを辞め、居場所が分からなくなっていた。行く宛のないなつめは、海を探すため泊り込みで働かせてくれと頼み込むのだが・・・・。江口のりこ演じる先輩パティシエ・マリコの、蒼井優演じるなつめに対する評価や言いぐさは、いちいち尤もと頷いてしまうほど、強気で根拠のない自信過剰ぶりで周りをイラつかせる女性・なつめ。私だったらこんな女性は勘弁願いたいし、なつめの元を去った恋人・海の気持ちも良くわかる。原作ではどう描かれているか分からないが、観ている者をもイラつかせるなつめを見事に演じきった蒼井優はすごい女優かもしれない。主人公(?)の江口洋介の存在や、もう一つの主役である、劇中数々出てくる洋菓子が霞むほど、存在感を出していた蒼井優の映画となっている。マリコ役の江口のりこの存在も光る。「洋菓子店コアンドル」 予告編
2011年12月04日
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★★★+鑑賞No:01787製作:2009年/アメリカ/122分監督:アレックス・プロヤス出演:ニコラス・ケイジ/チャンドラー・カンタベリーマサチューセッツ州の小学校で、50年前に生徒たちが埋めたタイムカプセルが開けられた。中身が児童たちに配られ、少年ケイレブも1枚の紙を受け取る。それはルシンダという少女が書いたものだったが、紙には数字がびっしりと書き込まれていた。大学教授のジョンは息子のケイレブが持ち帰ったその紙を見て興味本位に解析を始めると、その数列の中に9・11同時多発テロなどの世界的な事件・事故を暗示する数字があることを知る。さらにこれから起こると予想される数字もあり・・・・。「ダ・ヴィンチ・コード」のようなミステリー・サスペンスものかと思って観ていたため、ラストは期待を裏切る終り方で個人的にはモヤモヤ感の残るものとなった。ただ後で世紀末ものと知ると、まぁこんなものかと無理やり納得させられる。結局はミステリアスな部分はすべて誤魔化された感があり(理由を書くとネタバレになるので書きませんが・・・)、どちらかというと地球滅亡に際し人は最後にどんな行動を取るかが描かれていただけのような気もした。(それもざまざまな人ではなく、主人公が・・・という限定的なもの)ただ、映像的にはさすがに迫力があり、飛行機の墜落シーンや地下鉄の脱線シーンなどはCGとはいえ真に迫ってくる。2時間の映画だが、テンポはよいのでアッという間に観終わった感じ。「ノウイング」 予告編
2011年12月04日
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★★★+鑑賞No:02070製作:2010年/日本/129分監督:羽住英一郎出演:伊藤英明/加藤あい/佐藤隆太/時任三郎玄界灘に浮かぶ天然ガス・プラント、レガリアに、井戸部分の修復のために停泊していたドリルシップが高波にあおられて激突し、火災が発生する。大型台風が接近する中、仙崎大輔らは救助活動を行うが、レガリアで大爆発が起こり、大輔ら5人がレガリア内に取り残されてしまう・・・・。シリーズ最大のスケールで描かれているという本作だが、その舞台となる“レガリア”がやたら言葉だけで1500億円の国家プロジェクトと連呼されるだけで、その凄さの説明がまったくされていないため、その巨大さ、凄さがあまり伝わってこない。伝わってこないというと、巨大台風もそうだし、大爆発が起こっても巨大な施設の中でどういう位置関係にいるかがよく分からないので、その切迫性も伝わってこない。スケールを大きくしたための弊害と思えるし、結局は救助されるんだ・・・という安心感からあまりドキドキもしない。ストーリー展開も新規性には乏しく、テーマ「人と人のつながり」もイマイチよく分からなかったが、まぁそこそこ楽しめるといった感じ。「THE LAST MESSAGE 海猿」 予告編
2011年12月03日
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★★★+鑑賞No:02195製作:2011年/アメリカ/111分監督:J・J・エイブラムス出演:エル・ファニング/カイル・チャンドラー 1979年、アメリカ・オハイオ州。14歳の少年ジョーは、5人の仲間と映画作りに没頭していた。ある夜、家を抜け出し、駅に忍び込んで撮影をしていた彼らは、貨物列車がトラックと衝突し、脱線・炎上する大事故を目撃してしまう。現場から命からがら逃げだした彼らは、このことを誰にも喋らないことを約束する。しかし、この事故以来、町では犬がいなくなったり、保安官ら9人が行方不明になるなどの不可解な出来事が続出する・・・・。1980年代のスピルバーグ映画を彷彿させる作品で、「E.T.」と「スタンド・バイ・ミー」を足して2で割ったような内容。特に前半の、観客の興味を惹き、作品にのめり込ませていくストーリー展開は見事。それだけに後半の、(残念な意味で)意外な展開にはちょっとガッカリさせられた。あと、「E.T.」は造形的にはどうかと思うが愛嬌のある異星人だったが、この作品の異星人は可愛げも何もなく、感動的でもないため、印象薄い作品になりそう。「SUPER 8/スーパーエイト」 予告編
2011年12月03日
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★★+鑑賞No:02159製作:2009年/デンマーク・ドイツ・フランスほか/104分監督:ラース・フォン・トリアー出演:シャルロット・ゲンズブール/ウィレム・デフォーセックスの最中に事故で幼い息子を亡くした夫婦。深い悲しみと罪悪感から精神を病んでいく妻を救おうと、セラピストの夫は催眠療法で妻の恐れる場所を聞き出し、そこに連れて行って治療することにする。そこは妻が夏の間、論文を仕上げるために過ごした森の中の山小屋だったが、妻の精神は悪化の一途を辿っていき・・・・・。第62回カンヌ国際映画祭で過激な描写が物議を醸した問題作。狂気の妻を演じたシャルロット・ゲンズブールはこの作品で主演女優賞を獲得している。ストーリーは単純ながら、内容は極めて分かりにくい。子供を失った罪悪感は分かるが、それによって崩れていく妻の精神と、その狂気の刃が夫に向けられる過程がどうも分かりにくく、特に前半部は非常に退屈。そして狂気の後半部に入るが、後半部は凄惨部ばかりで、目を背けたくなるシーンも多い。冒頭からラストまで救いようのない映画で、壮絶なシーンが展開されるので、覚悟して観る必要あり。「アンチクライスト」 予告編
2011年12月02日
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