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朝から天気のよい日、洗濯してジムでサウナ入ったりマッサージしたりして、午後は久々超重赤ワインでくつろぎです。つまみは、「華麗なるバレエ」でも今月発売された、バリシニコフ版ABTの「ドン・キホーテ」このシリーズ、バレエはどうも販売いまいちみたいな印象なんですよね。「魅惑のオペラ」シリーズは、初日本語訳付きとか、既発売DVDより安いとか、アピールあったんですけど、バレエシリーズになったら、解説はいろいろついているけど、まだ発売中(タワレコ渋谷には並んで売ってます)のモノより高い。やっぱこんなとこが、買う側のシビアな理由なんでしょうか、少なくとも私もそうですし(笑)ところでバリシニコフのバジルは、もう20年以上前のものなのに、いつ見てもすばらしいです!特に2幕居酒屋の、エスパーダと張り合ってどんどん酔っていくシーン、パフォーマンスだけでなく、切れのよい回転とジャンプの連続が何度も繰り返されるの見て、酔いがますますいい気分になってしまいます。グランフィナーレのソロも圧巻ですね。キトリのシンシア・ハーヴェイもきびきびして、勝ち気なスペイン娘らしくていいです。私はタマラ・ロホとこのミハイル・バリシニコフのキトリとバジルってどんなかなあとか、酔いのまどろみの中、時空を飛躍した想像をしてしまいました。
2009年04月26日
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DVDも出てますがちょっと値段が高いんで、UKオペラも見損ねて、評判いいけどどうしようかなぁと思っていたのですが、1月に地デジ教育で放映していました。期末でゆっくり時間取れずやっとじっくり鑑賞。評判通り、ウィリアム・クリスティの指揮は躍動感あふれテンポよく進み、4時間近く全く飽きることなかったです、すばらしかったです!ミンコフスキー指揮のCD訳と見比べながら見ていると、細かいカットがちょこちょこありました。一番大きいのは、2幕ラストが一部3幕冒頭に繰り下がること。でも2幕はクレオパトラの優美なアリアで終わり、盛り上がりや話の流れ的にとても自然でした。やっぱタイトルロールのサラ・コノリーがシーザーになりきって本当にかっこいい、歌も表現も超すばらしいですね!そしてデニエル・デ・ニースが評判通り、まさに誇り高き女王クレオパトラになりきってました。彼女スタイルいいし、今回話題のダンスも映えます。デ・ニースは画像で、サントリー・ホールオペラ(1月にNHK地デジ放映)のフィガロの結婚「スザンナ」、METライブビューイングのオルフェオとエウリディーチェ「エウリディーチェ」とここんとこ続けて見てます。いまのとこ私は、このクレオパトラやエウリディーチェというバロックもののほうが聞きごたえあります。今後大期待です。アンゲリカ・キルヒシュラーガーのセストはあいかわらずの勇ましさで存在感抜群です。カウンターテナーが二人もでているし、メゾの実力者勢ぞろい出し、本場ならではの見ごたえ聞きごたえ、やっぱすごいなぁ。画像はDVD表紙です。指揮:ウィリアム・クリスティグラインドボーン合唱団 エイジ・オブ・インライトゥンメント管弦楽団ジュリオ・チェーザレ(ジュリアス・シーザー):サラ・コノリー(メゾ・ソプラノ)セスト:アンゲリカ・キルヒシュラーガー(メゾ・ソプラノ)― クレオパトラ:ダニエル・デ・ニース(ソプラノ)コルネリア:パトリシア・バードン(メゾ・ソプラノ)アキッラ:クリストファー・モールトマン(バリトン)トロメーオ:クリストフ・デュモー(カウンター・テナー)ニレーノ:ラシド・ベン・アブデスラム(カウンター・テナー)クーリオ:アレグザンダー・アシュワース(バリトン)
2009年04月19日
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デセイはフイナーレ・カバレッタで、数人にリフトされながらEs出してました!トランス状態の独自の世界を醸し出すデセイのアミーナは、やっぱ最高です。フローレスもやっぱスゴい!2幕「これでご破算だ~不実な女!」のスローバラード調カヴァティーナから、アジリタ&ハイCだらけの超難カヴァレッタへの移行の見事さ!完璧に歌いこなしてました。デセイとフローレスがいるのに、さらにペルトゥージの、フェロモンばりばりのバスが加わり、言うことありません。今回、「スイス舞台の劇のリハーサルをしている現代」という時代設定。劇中劇もでてきます(フイナーレのデセイのリフトはチロルの衣裳付けて、まさにそうです)。ストーリーを、リハーサルしている俳優さんのスキャンダラスな恋愛ネタに落としたということで、現代のマスコミ話題と比較したりもできて、非常にシンプルかつわかりやすい設定にしたと、私は思います。もちろん、こういう読み替えは、いつものことながら非難も出ると思いますが、配信の目的は、劇場に来ない人にもわかりやすく親しみあるものを!なのでしょうから、3月21日のライブ映像をタイムリー見られるということと合わせて、戦略上の成功だと思います。でも1幕フィナーレで、デセイとフローレスが、ぐるぐる回されるベッドの上で歌うというのは、やっぱ日本では「やりすぎ」と思われてしまいますよね~まさにお国柄の違いです。インタビューアーのデボラ・ヴォイトも、あんなことまでやらされて!みたいな意味合いで、直後にねぎらってましたし。読み替えは、歌手の実力があってこそなのだと、改めて感じました。今回スーパースター達に加え、リーザやテレサなども非常にうまい人たちで、メットの層の厚さがあってこそのもの、さすがです。指揮 エヴェリーノ・ピド演出 メアリー・ジマーマンアミーナ ナタリー・デセイエルヴィーノ ファン・ディエゴ・フローレスロドルフォ ミケーレ・ペルトゥージリーザ ジェニファー・ブラック
2009年04月11日
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