日本版レコンキスタ宣言   旅立った孫と子孫への私の人生卒業論文

日本版レコンキスタ宣言 旅立った孫と子孫への私の人生卒業論文

2025.10.25
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nwesWeekのサイトより

増える熟年離婚、「浮気や金銭トラブルが原因」ではない...なぜうまく行かないのか?|ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト


<今や離婚の4組に1組が熟年離婚の時代。飲みにも行かず、浮気もしない出版社勤務57歳男性が妻に逃げられた理由は>
『ルポ 熟年離婚――「人生100年時代」の正念場』(朝日新聞取材班・著、朝日新書)によれば、長く連れ添ってきた夫婦が20年以上の歳月を経て離婚する「熟年離婚」の割合が増えているらしい。1947年に統計を開始して以降、過去最高を更新しているというのだ。

2023年の離婚全体に占める割合は23.5%だそうなので、離婚した夫婦のうち、4組に1組が熟年夫婦ということになる。

その理由として本書は、時代の変化とともに女性のエンパワーメントが高まり、結婚観、離婚観、パートナーシップのあり方が少しずつ変貌してきたことを指摘する。

確かにそのとおりなのだろうし、本書に登場する熟年カップルの道程を追ったルポが、朝日新聞デジタル上で大ヒットコンテンツ化しているという話にも納得できる部分はある。

熟年離婚に至る原因も多種多様だが、夫の「役職定年」を発端とするケースは最も起こりがちだと言えるかもしれない。

冒頭に登場する「CASE 1」がそのいい例だ。本書で紹介されている40の熟年離婚事例はそれぞれが強烈なのだが、私にはこの事例が一番印象に残った。関東に住む女性(51)が、出版社に勤める夫(57)との離婚調停を申し出たというもの。ここにも役職定年が大きく絡んでいる。

夫は出版社勤務の編集者で、管理職。友人は少なく、飲みにも行かず、浮気もなし。古いレコードなどを集めるコレクターで、自室にこもってはネットオークションばかり見ていたのだという。



だが、決してそうではなかったようだ。

そのうちパワハラで訴えられるんじゃないか

 怒りっぽく、家では、「うるさいな」「バカか」「クソが」とよく怒鳴った。「俺の稼ぎで食べているんだ。お前、一人じゃ何もできないだろう」と暴言も吐かれた。
 お金には細かく、電気代の明細を持ってきて「高すぎる。冷房をつけっぱなしにしていたんじゃないか」と文句を言う。自分のネット代は棚に上げていた。(14ページより)

私立大附属の中高一貫校に進学したいと相談してきた長男に対しては、「そんな金はない」「俺は私立には行かせてもらえなかった」と返答。長男は父親に近づかなくなったというが、当然の話である。かくして5年ほど前から、一軒家の中で家庭内別居状態になる。

コロナ禍でリモートワークとなった夫の部屋から、「こんなこともできないなんてお前、バカか」と部下を怒鳴る声が聞こえてきた。そのうちパワハラで訴えられるんじゃないかと心配していたら、23年4月、夫は会社から「役職定年」を宣告された。(15ページより)

夫の部下がうつになったり、退職者が相次いだことを原因とする、事実上のリストラだった。営業職へ異動となった夫の給料は2割近くダウン。しかもその半年後、夫は女性に相談せず広告会社に転職した。給料はさらに減り、家のローンや保険の支払いなどを差し引くと、生活費のやり繰りが厳しくなった。

長男が関西の大学に進学してからは夫婦だけの生活になったが、耐えきれなかった女性は実母の介護を理由に実家へ戻る。

法律上の夫婦は互いに生活を支える義務があると民法第760条に定められているため、月々の生活費である婚姻費用を請求したが、「勝手に実家に行ったので払わない」と言われ、離婚調停に踏み切ったという。

熟年離婚に至るきっかけは大きく3つ
女性は「夫との生活に戻ることはもうない。新しい生活をしたい」と述べているそうだが、こうしたケースは多いようだ。多くの離婚相談や男女トラブルを扱ってきた堀井亜生弁護士によれば、熟年離婚に至るきっかけは大きく3つ。



二つ目は「子ども」。不登校や引きこもりになった子どもに対し「学校に行け」「働け」と怒鳴る夫と、社会復帰を支えようとする妻との間で亀裂が生じてしまうようなケースだ。

そして三つ目が、「長年の別居」の果ての離婚。不仲や不貞などによる長期別居の末、夫の定年などをきっかけとして区切りをつけるために離婚するという選択である。これは、熟年離婚の特徴でもあるようだ。


 長年の結婚生活で積もりつもった、相手への「恨みつらみ」を吐き出すところから始まるのが熟年離婚の特徴です。「結婚した初日から嫌だった」「相手の親がずっと気に入らなかった」。こうしたののしり合いが続いた後、家財の扱いでもめ出します。(59ページより)

財産分与でもめることも少なくない。今ある財産を老後の資金として夫婦双方が当てにするのは当然の話で、そのため財産分与が死活問題となるわけだ。

しかも、離婚には予想以上の時間がかかるものでもある。したがって、自分の将来に向けて淡々と準備することが、円滑な熟年離婚のポイントになる。


公認心理士で離婚カウンセラーの岡野あつこさんは本書で、近年の熟年離婚の傾向を次のように分析している。


「昔は夫の浮気や金銭トラブルなどに由来する相談が圧倒的に多かったのですが、最近はモラルハラスメント、価値観の相違などの相談が増えています」
 岡野さんによると、熟年離婚はコロナ禍以降、リモートワークなどで長い時間、自宅で夫婦だけで過ごす場面が増え、顕著化したという。(150ページより)

多くの相談を受ける岡野さんはまず、別れることを思いとどまり、夫婦関係を改善する努力をするよう説得するという。やり直すために勧めているのは、「にこみの法則」の実践だ。


・「に」は逃げずに向き合うこと。
・「こ」はコミュニケーション。言い合いばかりでなく、感謝、気遣いの言葉をかける。
・「み」は見捨てないこと。
・「冷めた関係」を温め直すには、夫婦の歴史をひもとき、原点に返ることも効果がある。(152ページより)

確かにこれは、原点に立ち返るという意味でとても大切なことかもしれない。一時的な怒りの感情や、「そんなこと口にできない」というような気恥ずかしさから離れてみるべきなのだ。

--------------------私の意見---------------------

熟年離婚した元夫婦を結構知ってる方だが男性の方は、昔の人の諺ではないが、「男やもめにゃウジが湧き、女やもめには花咲くなのである。熟年離婚すると男の人は老いるが女の人は若返るのである。

男の人は私の知る限りコンビニやスーパーの弁当か外食である。料理ができる人ならいいが、ご飯はレンジでチンという感じだ。

還暦を過ぎて思うことは私はまだ30代で離婚して良かったと思う。今家内から離婚を切り出されたら、恐らく廃人になってしまうと思う。ATMでいいのだ。お小遣いをもらう生活でいいのだ。風呂掃除・家庭菜園の草刈りの管理、ゴミ出し、ドライバー兼荷物持ちでいいのだ。

家に帰れば温かいご飯がある。出張の時は家内を連れて、私が仕事の時家内はショッピング等もろもろの行動、そして家内の決めたレストランでディナー。独りの時や会社のスタッフの時は、寿司屋か居酒屋で飲んでいる。家内が女子会でいない時は天国(笑)好きな料理を食材選びから調理まで楽しくやっている。そして近所の居酒屋でいっぱい引っ掛けるのだ。

休みの日は競馬です。馬券師ではありまんかが、収支はトントンくらいです。家内は私のギャンブラーとしての腕前を認めてくれてます(笑)勝ったら家内に奢っております。

三行半突きつけられないよう精進していくしかありません。ATM結構、尻に惹かれているのが一番いいのではないかと思います(笑)

本日の一枚   奈々ちゃん  奈々ちゃんがお酌してくれたら何杯でもいけそう



本日の一曲    窓  千春




あいち交通死をなくすボランティアにじいろ会|さえりん♥ストラップ


文武両道





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最終更新日  2025.10.25 06:38:12
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