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台湾旅行で、iVideoというレンタルWiFiルーターを利用しました。ソフトバンクなどでも、海外パケットし放題などのプランがありますが、値段が高い。一日3000円近くかかったりします。でも、こういうルーターなら、もっと安く利用できます。●特徴 ・貸し借りの方法が違います! ・日本で借りて持ち出すタイプではなく、 現地で借りて、現地で返すタイプ。 ・しかも、これまで利用していた 「現地についてから申し込む」タイプではなく、 事前にネットで申し込んでおいて、 到着したらすぐに受け取れるタイプです。 現地ついてから「在庫ゼロ」なんてこともありません。 ・値段が安い! ・5日間で2000円くらいでしたが、 メールマガジンを登録しておけば、 この半額近いプランが提示されることも!●使い方 ・申し込み ・ネットで簡単に申し込めます。 クレジットカードと、到着日時、到着ターミナル をしっかり確認しておいてください。 ・台湾大哥大(Taiwan Mobile)3.75G使い放題を利用しました。 ・受け取り ・現地では、12時以降に受け取りとなりことがあります。 到着時間をよく確認しておいてください。 ・現地受け取りと言っても、何も面倒なことはありません。 今回は台北・桃園国際空港ターミナル2での到着・出発です。 ターミナル2地下のコンビニでの受け取りとしました。 どうせ、飲み物などを買うために、必ず寄る場所です。 ・受け取り時、メールで送られてきた受け取り表とパスポートが必要。 もし、受け取り表が文字化けして読めなければ、 スマホや別なPCのメールソフトに転送すれば読めます。 ・使い方 ・ルーターの裏に書いてあるWiFiのIDにアクセスして、 同じ場所に書いてあるパスワードを入れると接続できます。 ・日本で、家やお店のWiFiに接続するのと同じ感覚です。 ・返却 ・帰国便のチェックインの前に、同じコンビニで返却。 返却の際、事前にセットされていた返却用袋に入れます。 ・コンビニのコピー端末で、説明書の通り、伝票を発行。 伝票と袋をセットにして、レジのお兄さんに渡したら、 よく知っているようで、さっさと手続きしてくれます。 ・最後に、レシートのような伝票をくれるので保管しておきます。 ・ちなみに、このコンビニでは、70TWDくらいの 安いパイナップルケーキが売られています。 ばらまきお土産にちょうど良いので、たくさん買いました。 ●使ってみての感想 ・予備バッテリーが付いてる! ・充電済みのバッテリーで、これは便利。 ・バッテリー1個が、およそ半日で使い切るので、 午後に1回、入れ替えていました。 ただし山間部ではバッテリー消耗が激しく、 この日だけは、モバイルバッテリーも併用しました。 ・結構安定してる ・ホテルのWiFiは、ちょこちょこ遅くなってましたが、 このWiFiは、写真のような速度でかなり安定してました。
Aug 7, 2016
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今日の朝ごはんは、宿場街のご当地B級グルメ。たくわん漬けにマヨネーズ、砂糖などが入ったご当地パン。サラダパンのお店は、旧街道沿いにある。昔ながらのパン屋さんなのに、お店独自の商品が多い。チーズフォンデュウパンや、サンド状のカレーパンなど。カレーパンを買いたいけど、辛さが不安になった子鉄。店番をしておられた ホンワカしたおばあちゃんに、「幼児でも食べられるでしょうか?」と聞いていた。「最近は、いろいろ紹介されて、おかげさんで・・・」と、昔を知るおばあちゃんから、人気に戸惑うようなお言葉。と言いつつ、ネット通販やSAでの販売など、手広く商売。さすが、近江の人は、商売が上手だなぁ...と思った。---七本槍ブランドの古い酒屋では、酒粕アイスを楽しんだ。案外違いが分かる子鉄も「チーズアイスみたい!」と太鼓判。酒屋のお嫁さん風の店番の方も、やっぱり、どこか のんびり。あまりに雰囲気が良くて、冬限定の しぼりたて吟醸 も購入。---奈良井や馬篭と言った大きく観光地化された宿場もいいけど、のどかで飾らない街をぶらぶらするのも、風情があっていい。ここでは、お土産屋さんはほぼ皆無だし、観光案内も大雑把。だからこそ、今でも人の暮らしの息づかいが残っているのかも。---駅前に足を延ばすと、明治時代の図書館が今も現役で開館。「予算が厳しいので...」とおっしゃる通り、本は少なく古い。いつの間にか 子鉄が見入っていた図鑑を 覗き込んで見ると...昭和世代になじみある昔の学研図鑑、電車・機関車の分冊。しかも、私の記憶に残る絵で、子供時分の思いが鮮明に蘇る。こちらは宇宙という分冊にある 異なる恒星系・惑星の想像図。写真が多い今の図鑑よりも、おどろおどろしい臨場感がある。---江戸、明治、昭和と、脈々と暮らしが受け継がれている宿場街。インターネットやガイドブックで調べても、こうした小さな街は、近隣の大きな城下町や黒壁の街に押され、まったく目立たない。こんな街に、何の下調べもせず、何気に立ち寄るような旅をしたい。
Mar 31, 2012
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▼2万円ちょっとで購入した新しいビデオカメラを、早速、子どもの発表会の撮影に使ってみた。 最高画質の一つ下のXP画質なら、内蔵32GBのメモリだけで、4Hrの撮影が可能。 あまりに容量が大きくなっても 扱いに困るので、今回は XPで撮ることに。撮影後、カメラを ブルーレイのビデオデッキに接続し、USB経由の認識まで15秒、10分程度のビデオの取り込み転送に100秒ほど。舞台の上にはスポットライトが当たっていたとは言え、客席から 高い倍率でズームしたので、光量は多くなかったはず。 それでも、40インチの大型テレビで再生しても粗さが目立たないし、大画面に耐えうる十分な画質。 7年前のDVDデジカメと比べると、大きな進歩を感じられ、こんなことなら、もっと早く買っておけば良かったと、再び、満足感の裏返しの感情がぶり返してしまった。(笑) ▼ちなみに、子鉄氏が演奏したのは、右下・下線部の曲。 自ら考えて 講師に申し入れ、お気に入りの曲を編曲してもらった次第。 「汽笛一声 新橋を・・・」から始まるメロディの途中に、国鉄の気動車特急の車内放送メロディが交じるという、まさにテツな一曲。。。未就学児ばかり集めたコーナーでの登場なので、アニメやひらがなの曲名がい多い中、一人だけ異質な選択で「浮くかも?」と心配になった。 でも、メロディが流れ始めると、客席のおじいちゃん・おばあちゃん層から、「あ~」と、懐かしさとも取れる溜息が一斉に漏れ、演奏終了後の感想も りかし好評だったので一安心。
Feb 22, 2012
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ビデオカメラの進化が すごいなぁ...と実感させられる今日この頃。もちろん デジカメにおいても、撮像デバイスや動画処理、デジイチやらコンパクト化など 様々な機能が進化している訳だが、メモリカードに保存したものをPCにコピーし、そちらで加工して楽しむいうスタイル自体は、もう10年くらい変わっていない。 デジカメを買い替えても イマイチ新鮮さを感じられなかった理由は、そこにあるのかもしれない。一方で、ビデオカメラについては、6~7年前なら テープ式のデバイスもチョコチョコ見かけたものだが、その後 DVDに保存するスタイルが一般的になり、一部にはHDD搭載のモデルも登場しつつ、最近では内蔵メモリを使うスタイルが一般的になった。さらに、共有目的のDVD書き込み機能をカメラに搭載するのではなく、本体の内蔵メモリに替えることで小型化しつつ、ダビングや保存目的には USB接続した家庭用ブルーレイレコーダーのDVD書き込み機能を借用するということで、PCを介さずに機器構成を合理化したという点でも納得性がある。---我が家では、6歳の子供が生まれる直前に、初めてビデオカメラを買った。 WoooのDVDカムは、日立が誇るDVD-RAM対応モデルで、当時 パナソニックにもOEM供給していたほどだから、その技術の高さが窺える。 購入価格は、3万円ちょっと。495gというサイズで、撮影時間はディスク容量がネックの30分。 いつも2~3枚のディスクを持ち歩いていたので、気軽に撮影できる機器ではなく、運動会や発表会など 特別なイベントの時にしか使わなかった。少し前、8cmのDVD-RAMのディスクが 電気屋の 特売ワゴンに載っていたが、その後 めっきり見かけなくなって 価格も上がり気味。 撮影を続けるためのコストが上がり始めたことに、ちょっと嫌気がさしていた。。。---そして、今月購入した 二代目のビデオカメラがコチラ。 デジタルハイビジョン方式で光学40倍ズーム。 あらかじめ登録した何人かの顔を認識し、フォーカスや明るさ、そして笑顔すら追尾してくれる。重さが235gと半分以下になったことも有難いが、缶コーヒー並に小さくなったサイズもすばらしい。 それに、撮影時間が ハイビジョン高画質でも4時間(前ビデオの8倍)に延びたので、イベントだけでなく、旅行やお出かけにも、デジカメと一緒に 気軽に持ち出せそうな予感。家のブルーレイディスクレコーダーに接続し、HDDやブルーレイディスクに保存できるので、孫のビデオを楽しみにしている祖父母のためのダビングを 簡単に作成できる。 JVC(ビデオカメラ)←→三菱(ブルーレイレコーダー)という他社同士(それもトップシェアではない・・・)でも接続に問題がないのだから、今や デバイスとしての完成度も高くなっているのだろう。今回のビデオカメラの購入価格は 2万円ちょっと。 静止画(デジカメ)と動画(ビデオカメラ)では 感度の違いもあって まだ別々かなぁと思っていたので、こんなことなら さっさと買い替えておけば良かった。 まぁ、入学式には間に合うから、いいのだけれど。。。
Feb 18, 2012
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職場の若者達が、薄茶色の封筒を 囲みながら、なにやら熱心に相談していた。 口を挟んでみると、とある封筒の記入方法について、あーでもない・こーでもないと、話しあっていた様子。 封筒を見ると、それは 郵政の現金書留封筒。 宛先以外にも、補償金額を記入する欄があり、その意味について議論していたのだった。お金を 直接送るにあたり、私達の世代なら、現金書留を使う方法をよく知っている。 通信販売なんかを利用するなら、20年前までは こちらの方が主流だった。 ところが、彼女らの世代では、通信販売はネットショッピングに変わっているし、現金決済の方法も 銀行振込み(もっと言えば、インターネットバンキング)が主流。 20年前には まだ幼児だった彼女らは、当然、現金書留なんて見たことも使ったことも無かったらしい。私達のような オッサン世代でも、今では、彼女らと同じインフラを使いこなしているので、彼女らの戸惑いは理解できる。 でも、私達にとっては ホンの一昔前の手法が、今では まるで実在しなかったもののように扱われていることに、ちょっとしたショックを感じた次第。。。
Jan 12, 2012
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大阪・堺の中古ピアノ業者タケモトピアノさんが、ビジネス紹介番組ルソンの壺で紹介されていた。関西では、古くから猫のCMが流れていたので、馴染みが深い方も多いのではなかろうか。数万円くらいで買い取ったピアノを、職人の技で再生。音の特性・機能だけでなく、外装も新品同様に蘇らせる。番組の中では そこまで詳しく紹介されていなかったが、実際の中古相場を見ると、10倍ほどの値段がついている。職人の労賃 3万/日、引き取り3万、管理2万としても、1台あたり、5万円以上の利益は出ているのだろうと推測。でも、すごいなぁ...と思ったのは、それだけではない。私達の世代の中には、子供の頃に買ってもらったピアノを、実家に置いたまま眠らせている例が、結構 見受けられる。うちは、たまたま子供が使うことになって 実家から引き取ったが、そうでない場合、思い出の器だけが リビングに大きく居座る。自分が愛した楽器が、まだ見ぬ誰かの夢を紡いでくれるのなら...と決断して、ピアノを手放してくれたお客さんの思いを引き継ぐ。そして、それを海外のお客さんにまで届けて喜んでもらえる。実際、タイのお客さんが喜ぶシーンを見て、涙を流す社長の姿。いいビジネスだなぁ...と感心したクリスマスの朝。
Dec 25, 2011
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うちの幼児と話をしていて、案外 以前のことを 覚えているのだなぁ...と思った。私自身は、幼稚園時代のことすら、もう記憶が定かではないが、6歳・年長の彼は、それが たった数年前との出来事だったこともあり、3歳前からの記憶が定かな様子。 3歳前後に出かけたスポットやイベント、旅先のことを聞いてみると、まぁまぁそれなりに覚えている。例えば、3歳半すぎの北海道のSLニセコ号や3歳ちょうどの鉄道博物館なんかはしっかり覚えているが、2歳半前の白樺湖ファミリーランドのゴルフのことを聞くと「覚えているような、憶えていないような、曖昧ですね。」との答えが返ってきた。 どうやら、記憶の境界線は、3歳前あたりに あるのだろう。22インチの自転車に乗り、ラジコンのヘリコプターで遊び、300系新幹線の引退を惜しみ、自前のバス会社運営を夢見る 6歳半のクリスマスイブ。 あらためて昔のブログを見返すと、ずいぶん大きくなったものだなぁ...と感無量。
Dec 24, 2011
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梅小路運転区は、蒸気機関車館に隣接し、SLの運転・維持を担当する現役の機関区。---この日、釜に火が入れられていたのは、スチーム号のD51200と 北びわこ号のC56160。まずは、出庫風景...---晩秋の空と 蒸気の息吹...---運転区の鉄道員...---最後は、入庫風景...
Nov 26, 2011
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6歳児の、4回目(いや5回目か)となるキッザニア行。ディズニーリゾートやUSJと違い、あくまで子供が主役。だから、あまり馴染みがない方もおられるかもしれない。特徴的なのは、遊びではなく、仕事がテーマであること。アクティビティに中心は、様々な分野のお仕事体験。そのお給料を使って、お買い物をしたり、貯金もできる。キッザニア自体が、欧風の立派な街として作られており、街中にあるお店や会社、公共機関で、子供が働いている。もちろん、バスガイドさんが子供なら、お客さんも子供。ただし、事故防止の観点で、運転はスタッフが担当。お給料は、園内通貨であるキッゾの紙幣で支払われる。貯金してATMで引き出したり、電子マネーカードもある。3回目の挑戦となる車掌業務は、もはや手慣れたもの。この乗務でのお客さんは、高学年のお姉ちゃん達だ。キャビンアテンダントは2回目。ANAの前掛けは薄紫バージョン。一人で操縦する仕事より、お世話したり会話する仕事が好き。今回初めて、運転免許を取得してみた。こちらは教習風景。最後に 真面目なテストもあるし、写真入り免許も製作される。免許を取ると レンタカーでドライブ。マシンは何故かランエボ。ガソリンスタンドに入ると、小さい子が給油や窓拭きに集まる。3歳から参加できるが、自律的に働けるのは4~5歳からかな。ウォールペインティングのお仕事が、一番真剣だったかも。(ご参考までに、以前の訪問はこちら → 1 2 3 )---さて、これまでは 働いてキッゾを貯めるばかりだったが、今回初めて高島屋百貨店に行き、自分で買い物をしてみた。お店の中に 大人は入ることができず、外から見守るだけ。他のアクティビティと共通のルールで、自主性が養われる。小さい子の背丈に合わせたレジカウンターがあるのも流石。百貨店の仕事は何故か人気がなく、子供店員には当たらず。。。(ちなみに 6歳児は体験済みで、とっても楽しくやってました。)欲しいものを選んで、合計額を計算したら、手持ちより多い。いったん商品を店員さんに預けて、ATMに走った6歳児。紙幣を手にお店に駆け戻り、無事、自分のお金で買い物成立。通貨キッゾの扱いは厳密で、日本円と交換できないので、ともかく園内での仕事をこなさないと、お金が貯まらない。しかも、少なくとも2~3回は訪れないと買えない金額設定。自分で働いたお金で買い物すると言う達成感も ひとしお。働くだけでなく、稼ぐ喜びを学んだ、6歳の秋。小学校入学まで、あと138日。。。
Nov 20, 2011
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チキ・チキ・バン・バンというイベントに参加。でも、有名な童話の中のクルマはどこにも見当たらない。「すみません。岡山機関区所属とありますが。」と、線路脇から見上げながら、運転席に声をかける子鉄。「そうなんですよ。実はJR貨物から借りてるんです」と、なぜだか、幼児に対して 丁寧語で応える運転士さん。「やりたい子はいるかな~?」との呼びかけに、まっ先に「は~い!はい!」と手を挙げた子鉄。彼は、自分がやりたいことを、いつもよく分かっている。突放マニアの6歳児と言えば、全国でも彼だけかも?赤と緑の旗を一番にもらって、やる気満々のご様子。「まずは、連結の合図を出します。」「おいでおいで は、緑の旗です。」子供達の合図を確認し、「ピュ!」と警笛で応え、ガラガラガラと音を立てながら寄ってくる機関車。線路脇のサンダーバードの列車名称は、なぜか「おはようEXPRESS」になっている。「はい!停まれの合図!」と、赤の旗をさっと出す。「キキー」と大きなブレーキ音とともに DEが止まる。「ゆっくり移動!」と、小刻みに旗を振りながら合図。機関車は、連結対象のチキに向かって、そろりと近寄る。「ガシャン」とも「ガン」とも聞こえる連結音が響く。聞こえようによっては「バン」と聞こえるかもしれない。チキを相手に、バンと連結する。なるほど、チキチキバンバンである。操車係の先生が、連結機の解除方法を教えてくれる。ワンタッチ化されていて、うまくできた仕組みである。そして、「あっち行け!」みたいに緑の旗を振ると...子供達の合図に従って、素直に離れてゆく機関車さん。---こちらは、京都総合運転所50周年記念イベントの一幕。近隣の駅や梅小路からもたくさんの応援者を動員し、地域住民のために、サービス満点のイベントを展開。JR西日本のことが、ますます身近に思えた一日だった。
Nov 3, 2011
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初夏の写真館の後は、夏の北海道旅行の写真。今年の北海道旅行は、飛行機を利用しての6泊7日。首からカメラを下げた彼も、幼児なりに旅を楽しんだ。 ※今年の旅行記は、テーマごとに分けたので、 以下の通り、旅程感に乏しい記事になっている。 北海道の動物 涼しい乗り物(その1) 駅と私 涼しい乗り物(その2) 北海道の歴史 気動車の運転体験 ※2年前の、4歳児の写真館(北海道編)はコチラ。---まずは、彼が撮影した鉄道の写真から...往路の空港アクセス特急が入線する様子。旅へのワクワク感に負けて、寄りすぎの写真。最も海に近い駅として知られる北浜駅と快速列車。誰もいない駅に、単行気動車のエンジン音が響く。「近いうちに電化されて廃車になるから...」とせがまれ、札沼線を走る朝夕の長大な気動車編成を見に行った。今にも動き出しそうなちほく高原鉄道の車両。メーテル列車には、イエローとホワイトがあるらしい。当時の鉄道名を見つけて、幼児なりに往時を偲ぶ様子。廃線時に乳児だった彼は、鉄道雑誌の記憶を辿るのだろう。流し撮りで私を打ち負かした写真...ホームの片隅に立てかけられた気動車用の行き先表示板。本人が「くたびれた鉄路」という題をつけた写真。いつの間に、写真家みたく題まで拘るようになったのか。---鉄道以外の写真もあった。飛行機は初めての撮影かな?機中では、空から見える箱庭日本に夢中になった。美瑛の空に、旭川に降りてゆく飛行機が浮かぶ。---ここからは生き物編。馬車鉄道のお馬さんのおしり。犬みたいに人慣れしたキタキツネ。クルマの前に現れた牡鹿。あんな角に刺されたら...流氷館にいたオホーツク海の魚。斜里バスに描かれたオジロワシ?---風景写真なんかも撮っていた。阿寒湖と雄阿寒岳。湖の反対側からは、こんな風に見える。中標津の夕暮れ。富良野のお花畑。小清水の原生花。---人間の営みをあらわした写真もあった。アイヌ舞踊館では、アイヌ民謡と踊りを観覧。誘われるままに舞台に上がり、一緒に踊った6歳児。網走監獄で出会った昭和の囚人。「この刑務所は、今は現役ではないですよね。」と、 案内人さんに、何度も繰り返し確かめていた。何かの手違いで、そのまま収監されはしないかと、幼児なりに、ちょっとコワくなっていたらしい。。。
Sep 24, 2011
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休日の朝、起きてきた子鉄とお出かけ先を協議。以下の3案を提示して、議論を尽くした結果... 1)フレフレ関西でフランス車を見る 2)関西近辺を乗り鉄して遊ぶ 3)近くの行きつけの博物館に行く秋の関西1デイパスを使って、乗り鉄することに。この切符の特徴は、関西エリアのJRだけではなく、テーマを決めて、私鉄エリアもセットになること。秋の企画では、湖都エリアの2鉄道と船に加えて、堺・住吉エリアの南海・阪堺線も対象になった。エリア内で利用できる鉄道は多種多様に存在。後で考えれば、聞くまでもない選択だったかも?---どこに行っても、まずは撮り鉄活動にいそしむ子鉄。昔懐かしいターミナル駅の風格を残す天王寺駅。今は通過線も多いが、子供時分のイメージのまま。都心部から少し離れるだけで、気動車のテリトリー。しかもワンマン運転なので、遠くに来た感も満点。木々に囲まれた森と里山が交互に現れる車窓風景。時に渓谷地帯に突入したり、ダイナミックな路線。でも、子鉄には退屈な部分もあったようで...---まだ乗ったことがなかった阪堺電車にも乗って、鉄道模型が楽しめる鉄道喫茶にも行ってみた。思いがけず、子鉄ともだちのあさひさんと合流。一緒に、阪堺電車の車庫に連れて行ってもらった。「うわ! 京都市電やんか!」と喜んでいた子鉄。さらに「電動貨車もあるやんか!」と、ますます興奮。小さなお友達同士、一緒に楽しく鉄道を楽しんでいた。幼稚園も年長になると、戦隊モノに流れる子が多い中、お友達と鉄道趣味を共有できて、ニコニコな昼下がり。あさひさん、本当にありがとうございました。
Sep 18, 2011
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6歳児をショッピングセンターに連れてゆくと、併設の旅行代理店の前で必ず立ち止まって、鉄道旅のパンフレットをチェックしている。先日見つけてきたこちらの記念プランでは、北海道行きとして運転されている寝台特急を、貸切臨時列車として、下関まで走らせるという。大阪を出発後、琵琶湖を一週して夕陽を見てから京都駅で機関車を付け替えて、山陽路へと向かう。わざわざ機関車を付け替えるという口コミ情報は、こちらのご同輩から、6歳児が自分で入手した情報。あらかじめ昼寝して、眠気対策も万全の午後九時。まずは国電で腕慣らし。関西以外では懐かしかろう。「7番線に回送列車が入ります。ご注意ください。」機関車の重そうな音ともにトワイライトエクスプレス入線。早速、連結切り離しの作業に取り掛かる。「客車のストッパーを入れたなぁ。」などと解説付き。女性駅員さんが、操車担当さんにいろいろ質問していた。待機中の機関車の連結器で実演して、親切に教える担当さん。6歳児曰く「あの駅員さん、まだ実習中なんやろ。」金曜の夜。帰宅時の通勤ラッシュで列車本数は非常に多い。合間をぬうように青信号が出て、機関車がその場を立ち去る。京都駅到着から30分。ようやく交代の機関車がやってきた。6歳児が、近くにいた助役さんから勝手に得た情報によると、複数の番線をちょっとずつ跨いで、7番線まで移ってくるらしい。機関車にぶら下がる操車の仕事は、6歳児の憧れの任務。連結部に群がる鉄道ファンな皆さん。「3回連続で 同じカマなんですよ。~」なんて、素人っぽい私にも、親切に教えてくれたりする。いつも見慣れた同色お揃いのトワイライトと違って、ブルートレイン塗装の機関車も新鮮でカッコいい。「ほほ~、川崎重工と富士電機か。 電気関係が富士電機なんやな。」6歳児の鉄な一日は、こうして今日も暮れていく。。。
Sep 17, 2011
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前回の6歳児の写真館は、流し撮りの親子対決だったが、今回は、春から初夏にかけて撮った写真の紹介。ホントは、北海道旅行の写真もおもしろいのだが、あまりに作品点数が多く、いったんは初夏の分まで。---立山黒部アルペンルートでは、トロリーバスに興味津津。本人の中では、ほぼ鉄道に準ずる格付けになっている様子。鉄道の興味の対象は ますますマニアックになり、マニアの中でも被りにくい領域に入りつつある。特に蒸気機関車を含む古い鉄道が、彼の得意分野。これは長野工場デフに特化したこだわりの写真。もちろん、こういう当たり前の鉄道写真も撮るのだが...一見、何がなんだか 分かりにくい写真も少なくない。こちらは、古い車掌車に設置されたダルマストーブ。あるいは、ちょっと配線マニアっぽい写真もある。碓氷峠鉄道文化むらから こっそりJRにつながる線路は、駐車場のアスファルトに隠れて見つけにくいのだが、動態保存機関車の点検回送時に使われる興味深い線路。銘板マニア的写真。戦前の鉄道省時代の車両にも詳しく、前世の記憶でも持ってるんじゃないかと疑っている。鉄道マンの息使いが感じられる生々しい明示も好き。あるいは、鉄道がシステマティックに運営される姿も。こちらは、京都市営地下鉄の工場にあった検査予定表。梅小路蒸気機関車館には、ほぼ月1~2回のペースで訪問。機関車への愛情なのか、撮り方が美しいなぁ...と思ったり。邪魔モノも多く、一見、何の変哲もない写真だが、よく見ると、3列車のタイミングを合わせている。鉄道以外のものでは、美しいもの、珍しいものが好き。最近では、記念写真を頼めるほど、安定感ある写真を残す。
Aug 27, 2011
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北海道到着の翌朝、子鉄には いきなりのクライマックス。訪れたのは、宿から100kmにあるりくべつ鉄道の気動車が走る街。単行の車両が ひっきりなしに行き交い、活気ある駅だ。北見行きの快速列車が到着。いそいそと乗り込む子鉄。別名「ふるさと銀河線」は、池田~北見間140kmを路線とする。第三セクターとしては、かなり長い路線を持つ鉄道・・・だった。実は この鉄道(旧 北海道ちほく高原鉄道・ふるさと銀河線)は、2006年に廃止されており、現在は 営業運転を行っていない。にも拘わらず、気動車がしきりに動いているのは...日本では珍しい気動車の運転体験コースが開かれているから。この方の詳細なレポートで存在を知り、ずっと気になっていた。予約した時間よりも早めについたので、撮り鉄して遊んでいたら、運転士さんの先生が声をかけて下さり、早めの教習を始めてくれた。基本的な運転操作を教わりながら、陸別駅ホームを中心に運転。駅構内を2往復(15分くらい)動かして、運転台交代も4回行う。やってみると...これが かなりの難物。加速はともかく、空気圧のブレーキ操作がとっても難しい。それは、クルマのようにブレーキの効きを直接扱うのではなく、ブレーキにかかる空気圧を加減すると言う調整方法だから。言い換えると、クルマのブレーキを踏みこむ足の位置調整の際に、「あと1cm下へ」などと 指示計を見ながら別人に指示する感じで、指示計の値からは、制動力の効きを感覚的に理解することが難しい。他の体験者さんが運転する車両を、こっそり撮ってみたモノ。踏切の手前1mくらいで止ろうと思っても、大抵は行き過ぎる。この日は、大人2回分を申し込んでいたので、奥さまも運転に挑戦。線路の先にある赤い目印に目がけて、空気圧をかけてゆく。「あーっ、早く早く!」と先生の焦る声が聞こえたと思ったら、急ブレーキがかかって、目印を行きすぎて 柵の手前でやっと停止。ここで奥様が「コワい・・・」と言いだして、私にバトンタッチ。結局、一人で3.5往復分を運転し、最後には一発操作での停止に成功。先生は、根室本線で特急おおぞらなどを運転されていたベテラン。四苦八苦する私の脇で、奥さまと世間話で盛り上がっていた。(笑)体験運転のほかに、同じコースによる乗車体験も運行されている。子供が乗っていると、膝の前に入れてくれる親切な運転士さん。本線脇の引き込み線を使って、自転車トロッコも体験できる。清々しい空気を感じながら、金髪のメーテル車両の脇を過ぎる。駅のホームには、銀髪のメーテルが描かれた車両も停まっていた。残念ながら、かなり錆があり、車両維持が難しいものだと実感。他には、除雪用のモーターカーや、保線の貨車なども残っていた。りくべつ鉄道は、元々は 国鉄の網走本線として営業していたもので、その歴史は古い。 こちらは明治43年の開業時に設置された転車台。その後、国鉄民営化時の廃止対象路線となり、第三セクター化された。乗車体験の車掌さんと話をしていたら、古い車庫に案内してくれた。第三セクター化される前に、一時的にJR池北線となった路線。その名残を、車庫の事務所のドア明示に見ることができた。車庫内には、今も大切に、気動車が保管されていた。いつか 再び 北見まで走る日を夢見て眠るかのごとく。
Aug 19, 2011
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朝、浜辺で遊んだ後、再びこちらにお邪魔した。今日は、青大将塗装の特急つばめ編成も登場。古い列車好きの6歳児は、大喜びで運転していた。写真のC62と旧型客車を使った特急つばめも走った。それが青大将編成と立体交差する夢の風景にも興奮。HOゲージの閉塞システム。列車が進むと信号が赤に変わる。この日は、おじいちゃんの息子さんとお孫さんも来られ、子鉄も交えて、いろいろお話をお聞きすることができた。親子三代で鉄道模型という同じ趣味を楽しんでおられ、模型を通じた家族のつながりは、何とも素晴らしいもの。私も、子鉄と一緒に趣味を磨いてみようかなぁ。。。
Aug 17, 2011
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6歳児のマイブームはプール遊び。息継ぎもできず、泳ぎ達者とは言えないが、数mずつ、ばたばた泳いで楽しんでいる。もちろん、浮き輪遊びがメインだけれど。。。いつも行っているスイミングの競技プールと違い、市営プールはマイペースで遊べるのがいいのかも。私自身は、ジムではないフツーのプールは20年ぶり。行ってみたら、子連れのパパが案外多くて、ちょっと安心。女性ばっかりだったら、視線まで泳いでしまいそうだし。本人からは、父子での水遊びに 味をしめたのか、海水浴場に連れてけとの要求まで飛び出した。早速、水がきれいで、静かなところを探索中。。。進水済みのカヌーも持っていこうかな??魚捕りの網やバケツも載せておかないと。
Aug 17, 2011
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おじいちゃんに初めて出会ったのは4年前の夏。児童館に置いてあった鉄道模型レイアウトが縁。その後、児童館でのレイアウト展示期間は終了。もう会えないと思っていたら、翌年 思いがけず再会。その後、毎年お盆時期になるとホテルに足を運び、おじいちゃんにお会いし、模型に親しんでいる。---今年も、ワクワクしながら展示会場に入ってゆく子鉄。足もとが浮足立っている上に、高速移動で流れた写真。巨大な鉄道模型レイアウトに、子供たちは興味津津。順番待ちで交代して、仲良く模型列車を運転していた。今年は阪急百貨店の鉄道模型展にも行っている子鉄。でも百貨店イベントは激混みで、思うように楽しめない。鉄道模型クラブ会長のおじいちゃんも、お元気そう。久しぶりにお会いしたら、年賀状の写真を褒めて頂いた。子鉄はおじいちゃんやクラブの人と模型を運転しつつ、私は、おじいちゃんと世間話をし、あっという間の2時間。模型レイアウトの基本構成は同じだが、毎年少しずつ進化。今年は、センサーを使った閉塞信号システムが追加されていた。なぜか京阪電鉄の制帽を被りながら、運転に従事する子鉄。2歳の頃から、4年も親しんでいる模型なので、手慣れたもの。田舎町をゆく223系の快速列車。そして、ループ線で321系の普通列車とすれ違う。もちろん、車両はJR西日本エリアに合わせられていた。レイアウトの山麓に開けられた点検用の小窓を覗く。巨大レイアウトを繋げるため、巧みに設計されている。もう何年かしたら、子鉄もクラブに入れてもらえるかなぁ。本人は、今からその気になっているが...その時は私も?
Aug 16, 2011
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市内のいつもの宿を出て、市電と地下鉄で移動。何度も乗っているのに、やっぱり乗りたがる子鉄。昭和27年まで使われていた札幌停車場の建物が入口。ここには、開拓当時の建物がたくさん保存されている。旧小樽新聞社の建物には、文字の形の金属判が並ぶ。漢字の一つ一つが鈍く黒光りし、何とも言えない迫力。実は上の写真は、活版印刷の活字が並んでいたもの。ピンセットで活字を並べて、印刷を体験させてもらえる。レバーを下げると、インクが塗られた丸板に版が当たる。版に付着したインクが、白い紙に文字を転写させる。インクジェットや静電転写の印刷が当たり前になった今、このような印刷法は、子供にはかえって新鮮だった様子。できあがったのは、幼児の所属と名前が入った名刺。所属とは、もちろん幼稚園の名前。名前はひらがな。新聞社の前から、車掌さんが乗務する小さな車両に乗り込んだ。車内は、梅小路や明治村で乗った京都市電の内部に似ていた。この列車の動力は、白いお馬さん。実はこれは馬車鉄道。子鉄にとって、生き物が引っ張るというのは驚くべきこと。「サハをお馬さんが牽引するんやな」と自分なりの解説。お馬さんが牽く馬車鉄道だが、汽車のような車庫もある。北海道開拓の村は、とにかく広くて、歴史ある建物が多数。見どころが多すぎて、数時間の滞在だけでは、とても足りない。明治期の洋風の建物だけでなく、江戸の風を伝える和風建築も。こちらは、ニシン御殿を持った青山家の漁の番屋と住まい。多くの建物にはボランティアの方が待機しておられる。建物の由来や歴史的な意味を、丁寧に説明してもらえた。帰路は、子鉄の希望で快速エアポートのUシートを利用。とっても快適な車両で、JR北海道のサービスに感心。。。
Aug 14, 2011
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どこまでも 真っすぐな道を走り...長い長い防風林が くり返しくり返し現れる風景。雄大な景色に目を奪われていた妻子だったが、いつの間にか、運転者を残して眠りの彼方に。ようやく海が見えてきたら、目的地は近い。朝10時の気温は15℃。夏の関西より15℃は低い。しかし、この先、もっと寒いことになろうとは...なぜか、酔い止めと真冬の防寒着を用意して、ゴジラ岩と呼ばれるウトロの奇岩のそばを歩く。この朝向かったのは、知床岬に向かうクルーズ。陸路では行けない半島を、海から堪能するコース。ドルフィンというクルーザーは、わりと有名なようで、帰宅後の1ヶ月、北海道の旅番組で度々見かけた。冬場には流氷観光に使われる大型の砕氷船。こちらを観光船として使うコースもあるのだが...クルーザーの利点は、スポットの間近まで寄れること。ただし、揺れやすいので、酔い止めは必須になっている。世界遺産・知床の生き物の営みを間近に感じながら進む。海の上は、陸上よりもさらに5℃は温度が低いということで、防寒着に身をつつんでも、吹きすさぶ風に言葉を失う寒さ。豊富な流量のカムイワッカの滝が、オホーツク海に注ぐ。海がエメラルド色になっているのは、硫黄が含まれるから。滝の上流のカムイワッカ湯の滝には、15年ほど前に行った。温泉が流れる渓流をよじ登ると、滝壺の中で温泉を楽しめる。アタマまですっぽり防寒着に包まれながら、ピンク色の双眼鏡で何かを探索している幼児。浜辺にいたのは、ヒグマの親子。ヒグマの子供は、お母さんとセットで行動するらしい。漂着したスノコ?の上で遊ぶ姿が かわいらしかった。こちらはオス熊? ちょっと迫力ある歩き方だった。絶壁に穿たれた洞窟の上から、一筋の滝が ぶら下がる。海から山が立ちあがり、その上には雲をまとった頂きが。海を行くこと1.5時間。ようやく知床岬が見えてきた。知床岬は風が強く、芝庭のような草原になっている。「知床国際カントリークラブ、全36ホールが昨年オープン」と船長さんがジョークを言うと、奥さまは真に受けていた。。。オホーツク海と太平洋が出会う知床岬を超えると、外洋の波を受けて、クルーザーは激しく揺れた。目的地の知床岬を見たら、帰路は寄り道少なげに進む。この頃には、およそ3割の人が船酔いでグロッキー。。。帰り道は、アシスタント氏によるQ&Aコーナー。カモメとウミネコの見分け方って、知ってました??何やら コソコソとささやいている6歳児。どうやら、自分でも質問したいことがあった様子。彼が聞いていたのは、船の前についていたこの物体。ドコモの商標が気になったらしい。正解は衛星電話アンテナ。船を下りて、知床五湖に寄り道。ヒグマのシーズンだったが、高架木道が整備されている。ガイドなしでも、エゾシカを眺めながら、湖までお散歩。入りも出も、川がつながっていない不思議な湖。鏡のように澄んだ湖面に、雲と青空のコントラスト。午後の海を眺めながら、屈斜路湖までの道を戻る。たぶん、帰りも みんな寝てしまうだろうなぁ。暑さも汗も全く感じなかった寒い一日。関西に戻ったら、暑さに負けそうな予感がした。
Aug 14, 2011
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北海道では、駅も旅の楽しみの一つ。もちろん、一番楽しんでいたのは子鉄な幼児。車両に路線、それに駅と、やっぱり詳しい。(笑)今回の旅行では、釧網本線の駅に行ってみた。---原生花園駅は、ログハウス風のかわいい駅舎。駅員さんが常駐し、記念撮影や案内のサービス。駅を一歩出ると、お花が咲き乱れている。実はここ、季節限定の駅で、小清水原生花園の中にある。原生花園では、こんな花々が咲き乱れていた。見るだけでなく、ひと駅だけ列車に乗ってみることに。クルマ利用なので、私は次の駅までクルマ移動の役割。わくわくしながら、カメラを構えながら待っていると...やってきたのは快速しれとこ。「へー快速 走ってるんだ...」とのんびり眺めていたが、ハッと「次の駅、通過するんじゃない?」と思い当った。大声で呼び掛けるも時すでに遅し、乗り鉄は始まっていた。私の心配をよそに、のんびり走り去る快速列車。楽しそうに手を振る子鉄の姿が、遠ざかってゆく。ドキドキしながら、次の北浜駅に迎えに行くと、無事、快速も停車したようで、二人は駅で待っていた。「ぼく、快速の表示を見て心配になったから、 ワンマンの運転士さんに、「次の北浜に停まりますか?」 って、自分で確認したんやで。」と、私の変な心配が心外であるかのようなコメント。北浜駅には、丸太造りの展望台があった。実はここ、日本で一番海に近い駅らしい。ホントは、北浜駅の中にあるお店でランチを...と思っていたのだが、あいにくのお休み。そこで、ちょっと離れた止別駅まで足を伸ばしてみた。ここには、ラーメン喫茶・駅馬車というお店がある。お店の前(駅舎内)には、なぜか列車のシートが...おいしいラーメンを食べていたら、列車到着の時間。当り前のように食事を中断して、キハ40を撮り鉄。また別な日、摩周湖近くの川湯温泉駅も訪問。この駅には オチャードグラスという洋食屋さんがある。元は駅の事務室だった雰囲気のレストラン店内。窓が広くて、緑や駅構内が見渡せて、良い感じ。料理を待っているうちに、列車がやってきた。子鉄と一緒に撮り鉄タイムを楽しんでいたら、「お食事できましたよ~」と、お店の人が呼んでくれた。ハヤシライスにビーフシチュー、それにハンバーグ。どれもおいしくて、鉄道談義をしながら食が進んだ。店内には、鉄道関連の展示もチラホラ。川湯温泉駅の歴代駅長さんのお名前のプレート。昔のJRのポスター。C62牽引時代のニセコ号。躍動感があって、いい写真だなぁ...なぜか、えちぜん鉄道のカレンダーも展示されていた。駅には足湯もあって、滅多に来ない列車を待ちながら、緑の薫りの中、のんびりとした時を過ごすことができる。おまけ:道東を離れる時に利用した さいはて感漂う網走駅。
Aug 13, 2011
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秋の気配を感じたと思ったら、一転 猛暑の再来。という訳で、水辺の涼しい乗り物を振り返ってみた。---今回は、屈斜路湖から釧路川の源流下りに挑戦。3年前の釧路湿原の川下りの上流にあたる。まずは、クルマほどもあるラフティングボートを下ろす。3年前と同じ上着を着ているのに、3歳と6歳では大違い。写真を見比べると、子供の成長に感無量である。お兄さんに密着する傾向は、2年前の洞爺湖あたりから。いざ、ボートに乗り込んで、湖へと漕ぎ出す。湖を渡ることわずか、釧路川の始まりに至る。いきなりの難所! きゃあきゃあ言いながら隠れる幼児。川面を渡る涼風に、鳥のさえずりや魚の跳ねる音。カヌーと違い、操船もガイドさんお任せで景色を堪能。のんびりの大人達をしり目に、忙しく秘密兵器を取り出す。。。水の中に箱を突っ込むと、水中が鮮明に見える。まるで一個の黒い塊のようなウグイの大群を観察。浅瀬に出て、割りばしのお手製竿で釣りに挑戦。獲物とのダイナミックな駆け引きに、大人達もつい熱中。釣っていたのは 北海道だけの外来種ウチダザリガニ。本州のアメリカザリガニと違って、赤くなくて精悍。湧き水の沢に乗り入れたら、いっそう空気がひんやり。鏡のように澄んだ冷たい水が、空気を冷やしてくれる。水の中には、フランス料理にも使われるクレソンが自生。ここいらで、本格的な竿と餌を使って、再び釣りに挑戦。流れがあるので、ポイントに仕掛けを保つのが 結構 難しい。なんのマグレか、6歳児がアメマスの子供を釣り上げた。ボートの舳先に陣取り、もはや船長気分。パドルで水深を測りながら、進路を指示する。よそ見していたら、水面に垂れた木の枝に突入。ゲラゲラ笑いながら、自分の失敗を誤魔化していた。楽しかった源流下りで、あっと言う間に夏の午後が終了。夏休みはまだまだ続く。明日は、どこに出かけようかな??
Aug 8, 2011
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三岐鉄道三岐線の終点・西藤原駅に行ってみた。ウィステリア鉄道というミニ鉄道に乗りに行くのと、大井川鉄道で見たいぶき501の兄弟車に会うため。駅前の広場は 芝生できれいに整備されており、一周2~300mほどのミニ鉄道が敷設されていた。この日 走っていたのは、中部圏らしく名鉄の特急。それに、子供たちに馴染みが深い700系新幹線。蒸気機関車は、三岐鉄道開業時に活躍した102号機。小さな火室の中で、赤々と燃える石炭がたくましい。ボランティの運営方針なのか、乗車料金は不要。気軽に楽しめることもあり、幼児連れの家族が目立つ。どんどん走らせてくれるので、待ち時間も僅か。一人一回と言った制限も皆無で、子鉄は10回乗車。線路には、引き込み線のような配線もあって、その向こうの三岐線沿いに、不思議なクルマが。なるほど、車両は牽引車に載せて持ってくるのか。。。車両を線路に載せるためのリレーラー風の坂レールも。いぶき501の兄弟車であるいぶき502の脇にもミニ線路。立派な転車台の先には、車両を整備する車庫もあった。ちょっと残念だったのは、これだけ内容ある施設なのに、ほとんどの人が、三岐鉄道ではなく マイカーでの来場。子鉄と私は、もちろん、三岐鉄道を利用していたが...
Aug 7, 2011
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国際線への乗り継ぎ利用は 昨年もあったのだが、国内線のみ、しかも家族での利用は初めてのこと。空港も いろいろ工夫しているなぁ...と変化を実感。関西空港では、世界のご当地料理の屋台が出ていた。昨年に何度も行ったので、まずはブラジル料理。6歳児が吸い寄せられていたのはトルコアイスの屋台。ノリのいいトルコのお兄さんは、まるでマジシャンのよう。アイスの粘性を活かして、カップからカップへと華麗に移す。たった一杯のアイスを受け取るのに、数分間楽しませてくれた。ラウンジでは、6歳児が雑誌を読みふけっていた。何かと思ったら、月刊「経済界」...東急電鉄の特集が気になり、チェックしていたのだった。路線長や売上・利益率の比較表を見て感心していた。女満別便は、ANAの運行だと思ったら、別会社の便だった。帰りの千歳便と違い、とっても小さな飛行機だった。リニューアルしたばかりの新千歳空港。映画館や温泉、ロイズやシュタイフのテーマコーナー。それに、非常に充実した飲食・お土産エリアにびっくり。国際空港でありながら、関空などは完敗の模様。懐かしい雰囲気の「市電通り食堂街」も大人気。お昼下がりの時間なのに、「根室はなまる」の行列。市電通りと言うだけあって、ホンモノの市電を展示。「止まります」ボタンも機能していて、結構遊べる。チャードルを着たお母さんに連れられた兄弟。6歳児と一緒に、楽しく遊んでいた。子供の世界に国境なし。AIR DO(北海道国際航空)が何便も行き来していた滑走路。離発着の数が多いので、展望デッキで見ていても飽きない。
Jul 26, 2011
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夏の北海道旅行で見かけた動物たち。まずは、どこでも見られるキタキツネ。現地の人曰く「我々にとっては、野良犬みたいなもの」「観光地の駐車場にいるので、観光キツネと呼んでます。」確かに、私達の姿を見て寄ってくる姿は、犬っぽかった。キツネ以上に 頻繁に見かけたのがエゾシカ。道東エリアには、特に多くいるのかもしれない。車道にピョンと飛び出し、思いのほか動きが鈍い。レンタカーの運転中、何度もヒヤリとさせられた。。。360°の牧草地帯として知られる多和平のホルスタイン。6歳児が気に入り、サンシャイン牧場はこの牛だらけ。知床岬に向かうクルーザーで見たのは、ヒグマの親子。こぐまのチョロチョロした動きが、かわいかった。。。釧路川源流下りで見つけたウチダザリガニ。アメリカザリガニ同様、外来種らしいのだが、冷たくきれいな水を好むため、メジャーではない。6歳児の釣りの獲物は、アメマスの子供。冷たい湧き水沢に浮かべた小舟から釣り上げた。屈斜路湖に生息すると言われる伝説の生き物クッシー。今やブームは去り、現地でも滅多に話題にならない。。。人の手が入っているとはいえ、大自然が残る北海道。野生生物を目の当たりにして、何かを学んだ6歳児。リサイクルや生ゴミ堆肥に取り組むと 自ら宣言し、アクティビティのお兄さんに褒めてもらった時の笑顔。環境と共に生きていることを、忘れないでいて欲しい。。。
Jul 24, 2011
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6歳児の写真館は、大井川鉄道の春のお花見に続いて3か月ぶり。夏の北海道旅行では、995点(1.99GB)の作品を記録。多けりゃ良いというものでもないが、6歳なりに技術も向上。---その中でも、2年ぶりとなる親子写真対決が本日のお題。まず先頭に焦点が合い、背景や後部がキレイに流れた写真1。反対に、列車の側面に気が取られて、なんとなくボケた写真2。ちなみに、こちらは、負けた方がリベンジに挑戦した写真3。流し撮りになっているけれど、先頭が見えにくいのが難。夜の市電を撮影した写真。さて、どちらが6歳児の作品??
Jul 24, 2011
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ママ友情報によると、近隣の公立小学校の校長先生は「入学まで文字を教えないで欲しい」という方針を持っているらしい。 その意図は「家庭で中途半端に文字を教えられたら、書き順を間違って覚えたりして、ロクなことがない。小学校に入ったら しっかり教えるから、それまで待って欲しい」ということらしい。書き順は確かに大切なことだと思う。 でも、文字や知識って、教えられて覚えるだけではなく、子供自らが学びたいと思って覚えてゆく側面もある。 お友達に手紙を書きたいとか、大好きな絵本を自分でスラスラ読みたいとか、そんな気持ちは どんな幼児だって持っている。 となると「教えるな」と言うことは「幼児は知識欲を持つな」と言っているに等しいのではないか。確かに、学習指導要領では、文字は小学校に入ってから学ぶことになっているようだが、それを杓子定規に捉えるのは なんだか時代遅れな印象。 今時、ほとんどの未就学児が文字を覚えているし、30数年前、私が幼稚園児だった頃ですら、年長さんになったら自分で手紙や作文を書いていた。 ましてや、大人の鉄道雑誌をフツーに読みこなす漢字の知識を持っていたりしたら、目の敵にされそうでコワい。 そんな不安があって、自分の目で確かめてみようと、件の小学校の授業公開に足を運んだ次第。もし、書き順を矯正する苦労をしたくない...という論理での発言であったなら、児童の知識欲に応えるよりも教える側の手間を惜しむ姿勢が透けて見える。 生徒数が増えて大変なのは分かるが、そんな学校に子供を預けるくらいなら、ちょっと遠くても別な学校を選ぼうかな?と思ったり。。。 知識は勝手に身に付けてゆくし、家で教える方が効率的だと思うこともある。 せめて学校には、子供の個性を否定しないで放っておいてくれたら...と思うことも。
Jul 2, 2011
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お買いものがてら、あじさい園に行ってみた。50品種・1万本のあじさいがある鑑賞スポット。紫陽花(あじさい)の名に紫の字を含む花だけど、白やピンクに青など、様々な色の花が咲き乱れていた。お年寄りや若いママさんなど、この日は、デジイチを持った人が多数。子鉄さんも、鉄道マニアの看板を降ろして、被写体としてのお花に興味を示していた。アジサイの林の向こうに霞む景色は、空の色と言い、陽炎のような空気感と言い、どう見ても真夏のもの。初夏の風情が失われつつある温暖化時代。
Jul 1, 2011
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とある小学校で、複数の授業を見比べる機会があった。同じ時限の間に、1年生の1組から4組までが開放され、教室間を自由に移動しながら、授業風景を見学できた。ちょっと驚かされたのは、教師が違うことによって、授業やクラスの雰囲気が、180度違っていたこと。事務仕事にせよ現場作業にせよ、フツーの仕事ならば、これほどまでスキル差があっただろうか?というレベル。個性を活かし 競争原理が働いた結果ならば納得もできるが、組織の共有や管理が緩く、唯我独尊の末だとしたら不安。---昔と違って、子供の個性が 多様になってきているので、30人を相手に、クラスをコントロールするのは大変だろう。ざっと見渡してみたら、各先生の運営は次のような感じ。・クラス全員を相手に、一挙にコントロールしようとして、 頭から押さえつけていた年配の先生は、制御不能の手前。 昔ながらの手法で四苦八苦する彼女から笑顔は消えていた。・クラスの成り行きに流されながらも、一人一人に寄り添い、 そっと本人の問題点に気付かせてあげていた中堅の先生。 一見頼りない運営だが、誰も見捨てない強い意志があった。・生徒の動きに敏感に反応し、エンカレッジがうまい熱血先生。 早い子に遅い子を助けさせ、個の動きをクラスの団結に転換。 でも、自分の理想から飛びぬけた子には、ちょっと容赦ない。・逆に、若い先生のクラスでは、総じて子供が大人しかった。 緩いペースに巻き込んだか、子供の元気を引き出せないのか。 全体に活気が無くて、わりかし楽にコントロールできていた。---さて、チョット変わり者の6歳児は、どのクラスが好きだろう。熱血先生のクラスだと、多くの生徒は楽しく過ごせるだろうが、一人飛びぬけた部分を否定されると、元気を失ってしまいそう。若い先生の元気のないクラスだと、一人で先生にくっついて、クラスと過ごすよりも、先生と過ごす時間の方が長くなりそう。いろいろ考えても、先生を選ぶことはできないし、意味ないかも。
Jun 29, 2011
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うちの6歳児の言動を見ていると、小さな技術者だなぁ...と思うことしきり。最近、幼稚園の砂場では、トンネル遊びに夢中。でも、その中でも、何やら技術っぽいこだわりが。。。例えば、トンネル掘削時に砂山が崩れないよう、水遊び組が作ったダムの底から泥を採取し、傾斜部分に塗りつけて、一晩ほど乾かすらしい。そうすると、砂山であっても しっかり固まり、スコップでトンネル工事をした時に、崩れにくい。あるいは、線路を通すとき、山と線路面の高さの差で、トンネルにするか、切り開くか判断しているらしい。そうして作った経路は、山あり谷ありになり、かなりバラエティに富んだものになっている様子。他に、トンネルの傾斜角なんかにも工夫があるらしく、工法を自分で開発したことによる自負心も強そう。趣味の鉄道の話の中にも、技術っぽい話が多い。「キハ58だけで編成を組むと、発電機が足らず、 冷房が使えない。3両中1両はキハ28にすべき。」「223系は、クハ・モハ・サハ・クモハがセット。 113系は、クハ・モハ・モハ・クハの組み合わせ。」みたいなネタを振られるので、こちらも勉強を欠かせない。。。
Jun 21, 2011
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幼児鉄道マニアが図書館で見つけてきた(超図説) 鉄道車両を知りつくすという本。 私自身、実は以前に、同じ本を借りたことがあったが、写真や図解がふんだんに使われていて、鉄道車両のしくみがとても良く分かる。 過去、子鉄に追いつこうと、いろいろな本を借りてみたのだが、この本が一番分かりやすかった。昨晩も「海底トンネルを通る機関車への要求って知ってる?」と持ちかけられ、この本を見ながら、30分ばかし鉄道談義に。 「トンネル内での結露って何?」みたいな質問には「お風呂の窓が濡れる理由は?」などと考えさせながら、本人が分からない所を教えたり、こちらが知らなかったことを学んだり。 本には書いていない「ED79に貫通扉があるのは、トンネル内での非常時のためではないか?」みたいな質問も飛び出してきて、答えにつまってしまう場面もあったが...鉄道雑誌に比べると、紀行文が無くて解説中心なので、ちょっと専門的な用語が多いのが気になる。 でも、漢字の勉強と思えば、まぁ許容範囲か。 一人で読ませても勉強になりそうなので、さっそく、アマゾンで注文しておいた。。。
Jun 15, 2011
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トンネルの中を、轟音を立てながらやってくるSL。幼児鉄道マニアの6歳児が一生懸命撮影していたので、ちょっと場所を交代してもらって、私も挑戦してみた。実はコレ、彼のプラレールレイアウトの走行風景。狩勝トンネルをゆく、急行「かりかち」のイメージ。蒸気機関車が入った後にトンネル入り口を塞ぐ幕まで、ご丁寧に、紙を切り抜いて自作したものが装備されていた。トンネルの構造は、橋脚やクリアトンネルを並べた後、赤ちゃんの時に使っていたマットを被せて作られている。もっと小さいトンネルの時は、タオルを使うこともあるし、茶色のブランケットを出してきて「土手」と主張することも。また散らかして...と、片付けてしまいそうになったが、ライト付きのプラレールを走らせてトンネルを覗き込むと、何とも言えない臨場感があって、しばし見入ってしまった。オハフ33や、オハ46、それにスハ43などの旧型客車や、各種蒸気機関車のコレクションも、十分に活かされている。親子で床に転がって布団の穴を覗き込んでいる姿は、はたから見たら、さぞかし、怪しいものだろうなぁ。
Jun 5, 2011
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全国的に豪雨だった日曜。天気に拘らず、お客さんでごった返す不思議な場所。薄暗い格納庫の中に、どこかで見た車両が並ぶ。許可カードを誇らしげにかかげながら、管理区域に入る。検査用のステップを登って、列車の中に入ってゆくと...親切なおじさんが、制服とヘルメットを着せてくれた。京都市交通局のマークが 燦然と輝いていた。当日の抽選で当選した人だけが体験できる検査体験。業務マニュアルを受け取り、お仕事の概要を学ぶ。覗きこんだら、結構 本格的なことが書いてあった。運転席に入り、全般検査中の運転機器の点検。あるいは、車内放送用のマイクのテスト中に、「次は、くいな橋です。」とアナウンスごっこ。プレスの腕章をつけた青年が現われて、写真を撮ってくれた。ついでに、お仕事の感想や地下鉄についての印象を聞かれた。京都市営地下鉄30周年は大きなイベントだったらしく、全国紙朝刊(地域版)に、6歳児のインタビューが載っていた。
May 30, 2011
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幼児鉄道マニアの6歳児が運営するプラレール機関区。C型/D型、テンダー/タンクなど様々な機関車が所属し、貨物/急行/入れ替えと、役割を取り替えて楽しむ。セロハンテープで連結し、重連・三重連で運用したり、貨客混合など、古き良き時代を再現した列車を走らせる。旧型客車で構成されるD51牽引の普通列車の脇を、C62牽引のトワイライトエクスプレスが通過してゆく。古い鉄道雑誌を参考に、実在した名列車を再現させたり、実際にはありえない想像の世界に入り込んでもいい。夢が広がるプラレールだからこそ、自由自在に楽しめる。プラレールを卒業し、戦隊ものに移行する幼児が多い中、ここまで使い倒す天晴ぶりは、プラレール冥利に尽きるハズ。
May 29, 2011
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毎月のようにお出かけしている梅小路蒸気機関車館。この日は、SLスチーム号の最終運転まで滞在し、転車台の上で回って、整備線に入る機関車を見学。---一日のお仕事を終え、スチーム号運転線で待機する8630館内のお客さんが歩くエリアをロープで封鎖。その中を、のっしのっしと機関車が動いてゆく。8630は、大正時代の小ぶりな機関車。載っていると言うより、載せられている感じ。そして、とにかく ぐるぐる回される...お客さんへの展示も兼ねるため、派手に回される。機関車さんは、目が回った様で 整備線へ入ってゆく。そこで、石炭の燃えカスを掃除したり、補給をしたり。その後で、もう一度転車台で回されて、扇型車庫で眠る。
May 24, 2011
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毎月のように梅小路蒸気機関車館を訪れる6歳児。初めて行ったこの時と比べると、最近の様子は、めっきりお兄ちゃんになった。入館前に、まず最初に吸い寄せられるのが配車図。当日の蒸気機関車の配置が記されているので、見学や撮影の前に、アタマに入れておきたいらしい。特に、表に出る機関車が度々入れ代わっており、少しずつ変化を出そうとする館側の努力を感じる。「おっ、今日はC55が前に出てるやん! パパは、流線型改造型ってこと、知ってた?」とか、「C56 160は、今日は まだ全般検査らしいわ。 ボイラーまで分解する大掛かりな検査なんやで。」などと呟きながら、引率してくれる姿が頼もしい。
May 22, 2011
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幼児鉄道マニアお気に入りの撮影スポットの一つ。新幹線と幹線の在来線(複々線)が並んでいるので、ひっきりなしに列車が通って、被写体に事欠かない。こういうスポットには、大人の鉄道マニアがいるのだが、6歳の鉄道マニアは、いつの間にか彼らと仲良くなれる。「こんにちは~」という幼児の明るい挨拶から初めて、「次は、日本海がやってくるよ」みたいな情報を教えてもらい、いつの間にか、詳しい鉄道談義に移るのがいつものスタイル。この日も、震災応援の関門トンネル専用の機関車の話で、おじさんが知らない目撃情報を伝えて、喜んでもらっていた。「ぼく、ホントに詳しいね~」と言ってもらえて、まんざらでもなさそうな6歳児。
May 18, 2011
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斜めドラムの洗濯乾燥機が、4年で乾燥できなくなった。クチコミを調べてみると、同様の不具合報告が多数。特に、ヒートポンプまわりのホコリが問題になっていた。乾燥風を一方的に温めるだけではないヒートポンプ式。熱交換器の片側を暖房側として、乾燥風を温めながら、反対側を冷房側として、湿風を通して水分を除去する。ヒートポンプならではの冷・暖房の両使いとすることで、効率的と言うか、理にかなった乾燥方法だと思っていた。しかしながら、繊維質の衣類を乾燥させながら回すことで、ホコリが多く出て、それが空気の経路や熱交換器に付着。もちろん、途中にフィルターが何層か構えられているのだが、そこで除去できないものが、経年的に蓄積してしまう様子。我が家でも、ホコリの除去やヒートポンプユニット交換を実施。それに、風路のフィルターに穴を空ける改造をしてくれた。でも、対応したサービスマン、交換部品メモしか残しておらず、どこがどう悪かったのか、何を処置したのかはよく分らない。この4年で、最新式ではかなり改善されているようだが、クレームコストがばかにならないので?と心配になるほど。幸い、電器屋さんの5年保障に入っていたので、無償の対応。でも、もし4年で大がかりな修理が必要だと予め分かっていたら...きっと、この製品を買うことはなかったと思う。。。
May 17, 2011
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お宿の水芭蕉に別れを告げて、この日は群馬県へ。蓼科エリアからだと、佐久ICまで山道を抜けて、上信越道の松井田妙義ICから戻るルートが近い。長野新幹線の開通で途切れてしまった信越本線。横川駅横の駐車場から、こっそり繋がった線路の先。鉄道スポットの碓氷峠鉄道文化むらには、2歳半の初訪問から、今回で3回目となる。電気機関車運転体験もあり、マニアの巣窟と思いきや、車両に入れる休日は 家族連れで賑わう ほのぼのスポット。ただし、大宮や金城ふ頭に負けない展示車両はすごい。いい意味でも、悪い意味でも、手が入っていない展示車両。現役時代の注意喚起ステッカーが、そのままになっていたり。いつものように、写真撮影に余念がない6歳の鉄道マニア。はくつるのヘッドマークに魅せられ、吸い寄せられていった。---ここまでならフツーの鉄道スポットと同じなのだが、碓氷峠鉄道文化むらのスゴイところは、ここから先。まずは、峠のシェルパと呼ばれた碓氷峠専用のEF63。実はこれ、実車の運転席を使った運転シミュレーター。しかも、協調運転で特急あさまを押し上げる横川~軽井沢間の設定。当然ながら、運転席展望は 常に後ろ向きというマニアックぶり。すぐ横には、これまた実車の189系運転席を流用した特急あさまの運転シミュレーター。お値段は1000円なり。どちらも並ぶ必要なくて、スムーズに楽しめるのがいい。これがリニア・鉄道館なら、抽選になってしまうのに。---園内の一周300mという長いコースを走るミニSL列車。単に長いだけでなく、展示車両をぐるりと巡るコース。踏切や駅もあるので、展望を楽しめるのがいいところ。同じ線路を使った こちらのファミリー運転列車では、充電式の電気機関車が、少人数向けの客車を牽引する。しかも、お客さんが自分で運転できるところがすごい。知る限り、ココと 野辺山SLランドだけでは?お客さんに手を振りながら、誇らしげに運転に従事する6歳児。最年少?の幼児運転手に、周囲から微笑みが投げかけられる。---お昼ご飯は、いつものおぎのや・峠の釜めし。横川は、このお弁当発祥の地なのだから当然の選択。本人の発案で、お座敷列車・くつろぎに案内してくれた。SL列車あぷとくんを眺めながらの釜めしは、また格別。---他のスポットと違い、ほとんどの車両の中に自由に入れる。幼児鉄道マニアは、実車を使ったマニアックな遊びに夢中。あっ、だるまストーブやんか!三菱大夕張鉄道でも使ってたんやで。(6歳児談)私は知りませんでした...突放された車掌車を、手動ブレーキで停める遊び。セノハチの補機連結シーンを再現した遊び。DD53の除雪車で、交代の機関士さんとあいさつ。ATS開放ヨシ!第一場内・進行!DD51を使って、常紋峠のマネ。窓から顔を出して空転音を確認。---鉄道だけでなく、こんな乗り物もエンジョイ。なぜか、電車でGO!まで置いてありました。
May 5, 2011
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このお方のブログを拝見して、思い立ったが吉日。信州訪問20回弱にして、実は 初訪問となるエリア。長野自動車道の豊科ICから、下道をトコトコ走り、遠くに白い頂きを望みながら、山道を登ってゆく。メタリックなバスが、駅みたいなターミナルから発車。発車直後、開口一番「VVVFインバータ化されてるやん!」と叫んだのは、幼児鉄道マニアを自任する6歳の幼稚園児。何でも、神戸市営地下鉄1000系(リニューアル車)と、特に、車両が停止する直前の音が似ているとのこと。実はこのバス、電車と同じモーターで動くトロリーバス。バスターミナルには、電車の駅みたいに架線がたくさん。カップルの男性が「ほら、パンダグラフがあるだろ?」と彼女に説明するのを聞き、二重の間違いを指摘した6歳児。 ※ × パンダグラフ ○ パンタグラフ ※ 正確にはパンタグラフでもなくポールバスターミナル直後から、いきなりの急勾配を登ってゆく。トンネルを行く車内でも、撮影に余念がない。---トンネルの先には、まだ冬景色の黒部ダムが。ここは立山黒部アルペンルート、長野側からのコース。ダム湖は、流氷のオホーツク海のようになっていた。吹きすさぶ寒風に、身を寄せ合う母子。「せっかく暖かくなったのに、なぜ好き好んで寒い所に...」と、奥さまが 文句を言う声も、風にかき消されていた。sダムを越えた先では、ケーブルカーに乗るための行列待ち。お客を飽きさせないためか、漫談のような観光ガイドを交え、ついでに、オリジナル写真集(1000円)を売りつける駅員さん。さらにロープウェイに乗りついで、ダム湖を見下ろす大観峰へ。はるか下に見えるダム湖と、真冬の装いの赤沢岳。どうやって登ったのか、スキーで滑っている人も。さらにバスに乗り継ぐ。ちょこんと座っていると思ったら、車内の電光掲示に表示される観光ガイドを読みふけっていた。「大破砕帯では、まず岩が崩れ、次に水が出たらしいわ。」と、トンネル工事の難易度について、ウンチクを語っていた。行き違いの場所で、下りのバスとすれ違う。業務用のクルマは、バス列の後ろに続いていた。---室堂の白海老唐揚げ丼で温まってから、いよいよ雪の大谷へ。日本一の積雪地帯の残り雪を、GPSで位置確認しながら除雪。正確に道路を掘り当てて、早春からルート開通させている。真冬の雪壁に囲まれながら、見上げる空の青さだけが春らしい。フツーの靴で訪れてしまう観光客のため、必死に除雪する係員。厳しい自然の中にあって、誰かのがんばりが観光地を支えている。ここでも見かけた「がんばろう!日本」「どうして雪の壁が倒れないのか」の説明に読みふける6歳児。無邪気に雪で遊んでいると思ったら、急に少年の表情を見せる。誰かが彫り込んだアンパンマン。室堂山の斜面には、スキーで滑り降りた痕。ゆっくりと自分の足を登っていくスキーヤーの姿も。連休イベントの雪の滑り台に吸い寄せられる6歳児。長靴を履かせていて、ホントに良かった...---帰りの黒部ダム、記念館で放映されていた映画。トンネル掘削工法に感動した6歳児は、これを二回も鑑賞。電力供給に死力する関電の姿を宣伝するような構成で、「時代は原子力へ」という件では、大人たちのタメ息が。下りのトロリーバスから、朝 停めたままのメガーヌの姿。9時発の上りに乗ってから、およそ6時間が経過していた。バスターミナルに並ぶトロリーバスには、関電のエンブレムが光る。---蓼科に戻ってから、こちらのお店で蕎麦を楽しんだ。人気店であることを敬遠し、実は今回が初めての訪問。評判に違わず、久しぶりの立派な蕎麦。十二分に満足した。お蕎麦を食べる小さな腕に、誇らしげに付けられた腕時計。自分で作ったので、お気に入りアイテムNo.1になった。蕎麦がおいしかったので、ついつい甘味のデザートも注文。蕎麦白玉と餡、きなこ、黒蜜、キャラメルアイスの構成が絶品。
May 5, 2011
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今年も、春の信州に行ってきた。昨年はブラジルから帰国した翌週の訪問で、真夏のサンパウロ、桜散るワシントンDCを経てのこと。小海線や赤沢森林鉄道なども訪れ、日本の四季の美しさに癒された旅だった。---今年は、のんびりな旅程にしようと決めた。無休憩で小淵沢まで走ったら、まだお昼前。ランチがてら、リゾナーレの街並みを散策。連休イベントで、木工作の青空教室を発見。水車小屋のオルゴールを作らせてもらった。いつものお宿には、早い時間に入って寛ぐ。温泉に入ったり、景色をスケッチしてみたり。---翌朝は、諏訪のタケヤ味噌会館でお買いもの。ここのピーナッツ味噌やごまみそソフトが好き。その途中、諏訪湖畔でSLの静態保存を見つけた6歳児。「長野工場デフやんか!」と、相変わらずのマニアぶり。諏訪湖時の科学館では、水運儀象台を見学。北宋時代の開封で作られた、世界初の機械式時計。動力は水車だが、緻密な造りは、天才的と言えるほど。九十三刻、九十四刻と、時札を持った人形が回転してゆく。正直、ちょっとコワい感じがして、何とも言えない雰囲気。セイコーゆかりの博物館内では、腕時計づくりにも挑戦。小学校低学年以上対象の完成ムーブメントを使ったコース。セイコーOBの国家資格技師が教えてくれる本格的なもの。自分で作ったものには、格別の思い入れが生まれるようで、事細かに時間を確認して、針の読み方を真剣に学んでいた。---早い夕食の後、お宿のカラオケルームを占拠。津軽海峡冬景色のVには、青函連絡船や本人映像。そして、このド演歌を歌うのは...なぜか6歳児。字幕を見ながらそれなりに歌えることに驚き。「いきものがかり」やら「ぽにょ」やらも熱唱。---まだ20時過ぎだと言うのに、外気温は4~5℃。新緑にも早い時期で、稟とした空気が漂う。高原の春は、ゆっくりゆっくりやってくる。。。
May 4, 2011
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前回の5歳児の写真館から、また1歳ぶん大きくなった。カメラを構える姿を見ると、少年の風格が漂い始めた。---大井川鉄道の千頭駅で見つけた9600型蒸気機関車。「大正の車両は溶接が少なく、ボルトが多い」と呟いていた。C56のバック運転は、ローカル線ならではの雰囲気。この風景を、いつもプラレールで再現させて遊んでいる。いぶき501という、機関車の型式にも興味津々。セメント会社の伊吹工場で使われていた時からの型式らしい。出発準備に忙しいC56。煙突から煙を吸うシステムもチェック。背が低いのと、本人が気にしないので、余計なモノも一緒に写る。SL列車の旧型客車編成作業も見学できた。まばゆいばかりの桜に囲まれた家山駅。C10が入ってきた。さくらのヘッドマークをつけたC10牽引のSL急行。タイミングがずれたのか、電柱にかかってしまった。本人は「パパだけ10倍ズームでずるい」と怒っていた。通過列車にタイミングを合わせて撮った写真。ここでも、ズームで寄れるカメラが欲しいとぼやいていた。家山駅の古いホームで、蜘蛛の巣に 桜の花びらが。幼児の視点は、大人が気付かないものを教えてくれる。ここからは、マニアックな写真。三等車のドア表示。私が撮ったモノと比べると、見上げる視点に臨場感がある。古い車両の天井についていた扇風機。国鉄の「JNR」マークを撮りたかったらしい。旧式の特急型クーラーの写真。どこがおもしろいのか...リニア・鉄道館の鉄道模型ジオラマで、夜のシーンを撮影。なんとなく、流し撮りに成功しているような...
Apr 27, 2011
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先月開館したばかりのJR東海リニア鉄道館。6歳児の要望に応え、混雑は覚悟の上で行ってみた。関西からだと、新名神・伊勢湾岸道を使うと案外近い。---リニアの名前が付くが、リニア車両の展示は一つだけ。尖った先端が、ただの車両ではないことを主張する。むしろ、幼児鉄道マニアが好む古い車両が見所かも。---10時開館だが、混雑したら、9時半には入口扉が開く。チケット購入後、少し並んで、10時前には入館できた。まずは鉄道ジオラマの展示へ。朝一番は空いていて、小さい子もかぶりつきで見れるし、見る場所も変えれる。リアリティを追及しているのか、解説アナウンスは全く無し。代わりに、駅や街や列車の音が、あちこちから聞こえてくる。ナイター中継の球場からは、ドラゴンズを応援する歓声も。---入館時に応募したシミュレーターの抽選結果が出た。なんと当選枠6人の車掌さんと運転士さんに当選!やっぱり、朝一番の方が 応募人数が少なくてお得。JR東海の実車風の装置で、車掌さんの実務をフル体験。優しいアテンダントのお姉さんが、丁寧に指導してくれる。ホーム側には、車掌さんから見た駅や車窓風景が映る。ホームに足をかけながら、ドアの開閉操作も行う。運転体験も、JR東海の313系電車。マシンの台数が多くて、体験時間も短め。任務に成功すると、画面には立派な修了証が表示される。---新幹線エリアのドクターイエローは、懐かしい0系タイプ。車内がシアターになっていて、検測や保線の仕事を学べる。0系新幹線と100系新幹線の二階建て車両(食堂車)。天窓から明るい光が差し込んで、館内は爽やかな印象。懐かしい0系新幹線の車内。ホントに懐かしい。小学校の修学旅行を思い出す。。。---マニアな幼児が楽しみしていたのが、オヤ31という車両。車体からトゲが飛び出す仕組みを持ち、通称は「おいらん」。トンネルや駅などで、列車が接触しない建築限界を測定。次に楽しみにしていたのはホジ6014という聞きなれない型式。大正元年式なので、なかなか雰囲気がある。元々は明治村で展示されていて、6歳児も見たことがある。明治村では外から見るだけだったが、こちらでは乗車可能。車内の奥の方には、機関室があって、不思議な機械が。なんと、小さな蒸気機関が搭載されていて、これが駆動力。なんともコンパクトにまとまっていて、当時の技術力に感心。---幼児なりに、鉄道館の演出を満喫していた6歳児。スハ43の車内で、なぜか天井にカメラを向けていた。聞けば「扇風機の国鉄マークを撮影していた」とのこと...新幹線のパンタグラフを人力で上げ下げしたり。キッズコーナーのプラレールの中に入ったり。新幹線の車内販売のアイスクリームを食べたり。濃厚でクリーミーな味は、乗る度に買いたくなる。---最後に、お土産の紹介。0系新幹線の中には、長~いバウムクーヘンが入っていて、カシオペアのペンケースには、鉛筆や消しゴムも付属している。ペンケースは、嵐電仕様の似たようなものを持っているのに、「牽引機がEF81から変わったので、レアモノになるはず。」と6歳児に説得され、ついつい買ってしまった。
Apr 24, 2011
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今年のお花見は、ちょっと足を伸ばして、昭和が薫るところに。さくらのヘッドマークは、散り始めると緑地に桜の絵に替わる。モノクロ映画のワンシーンを、フルカラー化したような風景。発車の笛を吹いてないで、さっさと乗りなさい!お茶畑が広がる川沿いのルートを、マイペースでゆっくりと進む。昭和20年代の客車がたたずむ脇に桃の花が咲いていた。車内で乗り合わせたおばあちゃんに教えてもらった。デッキの付いた古い電気機関車と旧型客車の連結作業。鉄道員の制服にも、なんだか昭和の雰囲気が漂う。タンク機関車の得意技。折り返し列車はバック運転。平民が乗る車両は、もちろん三等車。---蒸気機関車マニアの幼稚園児の案にうっかり乗ってしまったが、日帰りだと、やっぱり しんどかった...
Apr 11, 2011
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前回のアップはお正月なので、早や 3か月になる。この間の撮影枚数は、動画も含めると700ほどになる。---いつもの梅小路蒸気機関車館。月に1~2回ほどの訪問。5歳児にとって、もはや馴染みの公園や テーマパークの扱い。型式プレートに密着。「鉄道省・浜松工場」の部分がお気に入り。「戦前って、鉄道省時代だよね」などと言いだしたのは この頃から。春休み、転車台の特別公開に参加するお客さん達。順番を待つ間の「うらやましい気持ち」が写真に表れている。旧二条駅舎の出札事務所に入れてもらい、硬券を使った出札体験。係のおねえさんに頼んで、自分の写真を撮ってもらっていた。---お出かけで乗った山陽電車。昔と変わらない姿を写真で見て、感心した私。113系電車のオリジナル塗装と最新塗装の比較。鉄道に飽き足らず、バスマニアの世界にも進出か?---春の嵯峨野トロッコ列車には、「さくら」ヘッドマークが。私自身は、まだ乗ったことがありません...トロッコ嵯峨駅にある19世紀ホール。蒸気機関車マニアには、かなり見ごたえがあるらしい。帰宅してから、号機ごとの由来を細かく教えてくれた。同駅改札出口にある大型の鉄道ジオラマ。日本最大サイズになったのは、たまたまだったらしいが、大宮の鉄道博物館よりも迫力があり、おススメとのこと。本物の電気機関車の運転台を使って模型を遠隔運転できる上に、信号やATS開放など、リアルな操作も体験できる。(5歳児談)鉄道模型が脱線すると、すかさず係の人に報告する。そして、その復旧作業を写真撮影する5歳児。やらせ写真っぽい...---フォルダを覗くと、鉄道だけでなく、のどかなお城の風景も。山寺の山門にいた仁王様。他の仏様には興味を示さず、一番コワいお方だけを撮影。どこかの駅にいたハト。鉄道以外に興味を持つのはいいこと。お庭で作った雪だるま。今年の雪はすごかった...
Apr 2, 2011
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ご褒美で釣って 子供の成長を促すのは一つの手だが、これには、薬になる部分も、毒になる部分もあると思う。ご褒美がなければ 何もできない子に育っても困るし、他方、子供なりにも目標を持って行動することは大切なこと。---ことあるごとに 「がんばったけど、ご褒美は?」などと、積極的なご褒美要求を繰り返していた3歳児の頃。彼が欲しがっていたモノは、プラレールなどの鉄道グッズ。これに対し、当時の私達の返答は、次のようなもの。 1)ご褒美目当てに、がんばったのか? それとも、自分のためにがんばったのか? 2)ご褒美とは、いつも諦めずにがんばっている人だけが、 たまに もらえるもの。(がんばれば、即 ご褒美ではない。) 3)たまのご褒美には、「モノ」と「思い出」があるが、 「モノ」か「思い出」かを、受け取る側が選ぶことはできない。3歳児にとって、難しいルールかな?とは思ったが、幼児なりに意味を理解し、ご褒美の微妙な位置付けを体得。継続できた努力に対して、たまにご褒美をあげていたのだが、単発のがんばりとは違うスゴさを、具体的に指摘して納得させたうえでのこと。鉄系の「モノ」に執着する度合いは、今でも 高いままだが、「思い出」というモノの対極にある価値も、自分なりに消化した様子。---5歳になった頃、目標とご褒美の組み合わせを 自ら考えて、「○○ができたら、ご褒美をもらえないか?」などと提案し始めた。自ら目標と計画を定めて、努力したり継続したりすることは、まだ小さな幼稚園児であったとしても、悪いことではないと思った。そこで、例えば「1ヶ月の間、毎日1回、ホームワークをやりきる」など、中長期的な提案を持ってきた時にだけ、特例として 認めることに。ご褒美は、予め話し合って、本人と私達が合意したものだけ。彼が持つ財産(プラレール群)との相対的な価値バランスを考慮して、過度な ご褒美依存に陥らないように自己チェックも必要。でも、言うのは簡単だが、幼児が毎日忘れずにがんばるのは難しく、本人の努力が続くよう、遠まわしにアシストするのが親の役目に。ご褒美を目指した5歳児の取り組みは、たった今も 続いている。
Mar 25, 2011
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震災による自動車各社の生産停止が続いている。直後は、まずは生産に直結する一次部品に影響が現れたが、ここに来て、各種部品に使われる機能部品や原材料など、二次的・三次的なサプライヤーの被害による影響が見えつつある。自動車のみならず、家電を含めた多くの製造業に影響があり、JR西日本では、車両の部品欠品による運行本数削減を実施するとのこと。設計図面・仕様を再現させる形で仕事を進める最終製品の量産では、たった一つであっても、部品の不足があれば製品として成り立たなくなる。海外調達部品が増え、国内産業が空洞化しつつあったとは言え、部品の世界では、国内のサプライチェーンが複雑に絡み合っている。もちろん、国内でしか作れない高度な機能部品も少なくないだろうが、これまで「取るに足らない小部品」だと思われていた部品の数々や、コストダウンネタにならないほど安く、汎用の部品もそこに含まれている。今は、工場や調達バイヤーが青ざめた表情をしているだけだろうが、設計仕様を満たす代替部品・材料の採用がうまく進まなければ、営業活動や市場供給そのものへの影響が、広がるかもしれない。リケンショックのあと、BCPという言葉が流行っていた時期もあったので、それが最も進んでいた自動車各社だからこそ、影響がすぐに見えただけ。最終製品の量産が止まれば、そこに使われる他の部品の発注も止まる。この先、見えていなかった経済への影響がじわりじわりと広がるのでは...
Mar 23, 2011
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国内が大変な時期なので、遠出する気にもなれず。かと言って、家に閉じこもっているのもどうだか...こういう時は、近場の慣れた所の方が楽しめる。と言うことで、今年3回目の梅小路蒸気機関車館に。---この日は、開館以来初めてという転車台上の一般公開。通り過ぎるだけのコースと、学芸員さんの解説付きの2コース。学芸員さんと知り合いになっている5歳児は、当然後者を選択。前回は側線に置かれていたC622も、転車台前に引き出されていた。「はやぶさ」「つばめ」風のヘッドマークを付け、表情が引き締まる。1902年製の1080号機関車は、大宮工場で改造された履歴もあるが、JR東日本の鉄道博物館には、引き取ってもらえなかったらしい。学芸員さんに教えてもらった裏話を聞いた5歳の鉄道マニア。「JR西日本の梅小路に来れて、良かったね。」とのコメント。転車台から延びた線路の向こうには、黒煙を吐く8630号機関車。ここだけ時間の流れが止まっていたかのような、のんびりした風景。学芸員さんにいろいろ質問して、古きよき鉄道への理解を深めた。一部、説明の間違いを訂正するようなナマイキな所もあった5歳児。
Mar 21, 2011
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5歳児によると、幼稚園のY先生のお話の中には、お友達の消防署員さんの話題が何度も登場するらしい。勤務している消防署や、普段の訓練の様子だけでなく、現在、東北地方へ応援中であることも伝わっている。大人が聞けば、きっと彼氏なんだろう...と察しがつく。5歳児が親にしゃべっているとは思っていないのか、先生は、わりかしノーガードで語っておられる様子。若い先生のこと。応援中の彼氏のことが心配だったり、自然災害に不安を感じていたり、いろいろあるのだろう。---消防署の人もプロフェッショナルなら、先生もプロの一人。もちろん、東電や政府・地方行政だって、プロ達が担っている。各分野のプロは、専門外の分野においては素人かもしれないが、それぞれの分野に入れば、他の誰もが追随できない力を発揮する。そういうプロ達が、お互いの専門分野を認め、尊重しあいつつ、協力し合っているからこそ、経済やインフラが支えられている。今こそ、皆が、自らのプロ意識を新たにすべき時期が来ている。
Mar 15, 2011
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幼稚園の同級生Mちゃん(女子)から、ちょっとしたパワハラを受けていた5歳児。あらゆる行為を「それはダメ」と否定され、本人なりに、自尊心を傷つけられていたらしい。大人みたいな会話をする同級生男児に対して、女児なりに、いけすかなさを感じたのかもしれない。本人から「パパに相談があるんです」と持ちかけられ、善後策を話し合ったのは、ほんの1ヶ月前のこと。その時は「何がダメなのか」としっかり問い返すことや、「イヤなことはイヤ」とはっきり伝えることを提案。提案を受け、本人なりに鉄の女に立ち向かったようだが、相手はなかなか手強く、苦しい展開が続いていたらしい。---その後 1ヶ月が経過し、最近の様子を本人に尋ねると、逆に、鉄の女が5歳児から逃げ惑う展開になっているらしい。なんでも、うちの子がMちゃんを好きになってしまい、キスを迫ったりして、追いかけまわしているとのこと。思わぬ展開に、Mちゃんの側がタジタジになってしまい、いつの間にか、一緒に遊んだりして、いい関係にあるようだ。パワハラどころか、逆にセクハラになっているかもしれないが、「汝の敵を愛せよ」の姿勢によって、関係改善に成功した5歳児。相手のことを嫌いになったり、喧嘩が絶えないことを思えば、人間関係の解決手段としては、極めて平和的で望ましいもの。幼児の世界には学ぶべきことが多い...と感心することしきりである。
Mar 14, 2011
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