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2009年06月21日

財布にやさしいエコ趣味　植物栽培の魅力

デスクと自宅を癒し空間に

　植物があるだけで、そこは仕事に疲れたあなたの癒し空間になる。自分の育てたかわいい植物たちの姿に癒されるのはもちろんのこと、室内の空気も植物の作り出す新鮮な酸素で満たされるため、心なしか澄んでくるようだ。
　とくに、「サンスベリア」などの鉢植えなら、空気を浄化する作用があるらしく、マイナスイオンの放出量も多いと聞く。すっきりした気分で考えれば、取引先からの難題にも、いい解決策が浮かぶかもしれない。
　部屋におくなら、これからの季節は、虫除けの作用があるという「ニームの木」の鉢植えに注目だ。これを室内においておくだけで、夏の季節にうるさい蚊やハエがよってこない“ミラクル（奇跡の）ニーム”と呼ばれている。寝る部屋におけば、蚊の羽音が気になって眠れないまま出勤し、職場で眠けまなこをこすることもなくなるかもしれない。
　実益と癒しをかねた植物栽培こそ、この不況下を戦うビジネスマンにふさわしい趣味だろう。

新鮮な野菜でロハスライフを楽しむ

　野菜やハーブなど食べられるものを育てるのもいい。もちろん素人が育てるものだけに出来・不出来もあるが、それもまた植物を育てる上の醍醐味。
　最近では、ぶどうのふさのように実ができるミニトマトなど、珍しいものもあるので自分の気に入ったものを育ててみるといいだろう。朝つんだミニトマトをそのまま弁当に入れて会社に持っていくなんてちょっとしたロハスライフだ。

　植物栽培の最大の魅力。それはもちろん、植物それ自体の美しさだ。それを楽しむには、やはり花がいいだろう。おすすめはバラ。中でも人名のついたものがいい。例えば“アンジェラ”や“カトリーヌ・ドヌーヴ”といった名前のバラが本当にあるのだ。

　飲み会の誘いを「悪い。家でアンジェラとカトリーヌのやつが待ってるんだ」と言って断ったりすると、「なんか、アイツすごいな」と同僚の中でも噂になるだろう。