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「DSi LL」は、国内で約2800万台(エンターブレイン調べ)を販売している「ニンテンドーDS」シリーズの4代目となる携帯ゲーム機だ。価格は2万円と、過去のDSシリーズと比べて割高だが、液晶画面を現行機「DSi」の3.25インチから4.2インチへ大幅に拡大。従来より長いタッチペンを入れ、「脳トレ」などのゲームソフトも3本最初から入っている。
現段階では、大手の家電量販店やゲーム販売店などでも予約を受け付けている。ただし年末商戦という1カ月で見ると品不足になる可能性もあると見ている。
TSUTAYAゲームリサイクル企画グループの松尾武人リーダーは、「手に取ってみると、持ち歩けるテレビという印象で、大きな画面とともに質感の高さに驚かされる。家電などでは一般的なサイズバリエーションという考え方で作られたハードで、新たな提案。まだ多くの店舗で予約ができるが、発売されたら完売しそう」と話す。中古ゲームショップ「トレーダー」の家庭用ゲーム部門責任者の小林俊一さんも「昔のニンテンドーDSと同じく、購入できない人も多そうで、プレミア価格で販売する店舗も出るでしょう。今年いっぱいは品薄状態が続くのではないか」と見ている。
大手家電量販店の「ビックカメラ」では、予約販売は落ち着いており、当日でも買えるだろうと前置きした上で、「クリスマスに向けて人気になるし、品切れの可能性もありうる。家族で遊べる携帯ゲーム機で、プレゼント需要も見込める」(広報・IR部)と期待を寄せる。同店では、別売りのワンセグチューナーで、ワンセグテレビとしての需要も見込んでいる。
任天堂は「『DSi LL』は、サイズバリエーションもそうだが、液晶画面の視野角を従来機よりも広く設計したので、みんなで遊ぶこともできる。(発売済みの)DSi、DSライトとともに目的の用途に合わせて選んでもらえれば」と話す。ゲーム雑誌ファミ通を発行するエンターブレインの浜村弘一社長は「『脳トレ』がブレークして高齢者層を取り込んだ後、従来のDSシリーズでは、『画面が小さく操作しづらい』という声があった。タッチペンを大きくしたのも、『脳トレ』のソフトを付けたのも、高齢者層への意識があるからだろう」と分析している。
05年秋から「脳を鍛える大人のDSトレーニング」などの知育系ソフトが爆発的に売れ、同時に本体へのはずみがついたときは、従来ゲームから縁遠かった女性や高齢者がこぞって買い込んだ。「サイズバリエーション」という狙いの新商品が、再び受け入れられるか注目だ。
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