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ひるぜん焼そばは蒜山地域特産のキャベツと親鶏のかしわ肉にからむ甘辛い濃厚なみそだれが基本スタイル。
昭和30年代から地元で提供されてきた味が評判となり、2008年に発足した好いとん会が「ひるぜん焼そば」と命名。加盟10店がアレンジを加え、自家製だれでこだわりの味を提供している。
10年に開かれた全国のB級ご当地グルメの祭典「第5回B―1グランプリ」で2位、11年11月の第6回大会でゴールドグランプリに輝き、全国区の知名度となったが、それより前、蒜山の地名を知らない客に「“よるぜん”もありますか」と尋ねられたのがきっかけで誕生したのがよるぜん焼そばだ。
昨年3月から夜間営業店を中心に5店舗で提供。1店を除いて午後5時以降の限定メニューとしている。
「最近、よるぜんが出ない日はない」と話すのは粋呑房(すいとんぼう)(同市蒜山上長田)の店主・湯槙将文さん。「グループで来店し、ひるぜんと食べ比べたり、酒席で注文する地元住民も多い」という。
よるぜんの認知度が徐々に上がる中で「朝早くから店に並んでくれる人に感謝の気持ちを伝えるメニューを」との思いを込めたのがあさぜん焼そばだ。
ひるぜん焼そばに、「朝日」を連想させる目玉焼きと福神漬けをトッピングするのが基本。黄身とからめたり、白身で焼きそばを挟んだり。自分なりの食べ方を楽しめ、好いとん会の8店で開店(午前10~11時)から午前11時半までの時間限定で味わえる。
プルンとしたきれいな半熟の目玉焼きを習得するため、今年3月中旬には目玉焼き入り焼きそばでB―1第4回大会のゴールドグランプリを獲得した「横手やきそば暖簾(のれん)会」(秋田県)を招いて講習会を開催。目玉焼きのこつを学び「公認」のお墨付きをもらった。
好いとん会の石賀幹浩会長は「3種類そろい、食べ比べも楽しめるようになる。新メニューもひるぜん焼そばのように地域の味として定着させ、さらに多くの人に蒜山へ足を運んでもらうきっかけになれば」と期待をかけている。
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