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2016年03月15日
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餃子といえば、栃木県宇都宮市や静岡県浜松市などが有名ですが、実は今回訪れた千葉県野田市も餃子の聖地と呼ぶべき場所のひとつなのだとか。この野田市で生まれ、千葉・埼玉・茨城を中心に熱狂的なファンを集めているのは、昭和35年創業の有名グループ「ホワイト餃子」。今回はその本店にお伺いすることにしました。

駅前からは少し離れた場所にあるものの、オープン時間になると大いに賑わうホワイト餃子野田本店。

は9時から生餃子を販売。しかし、表には「売り切れ 予想朝10時」の文字が。「9時」と書かれることもあるとか…。

時から店内で食事をすることもできます。

このホワイト餃子野田本店は、全国に27店舗あるホワイト餃子グループの総本山。どの店舗も、この店での餃子修業を経て暖簾分けしていったそうです。支店では、餃子の製法や調理法、価格等もすべて同じに設定されています(技術連鎖店を除く)。特にこの野田本店は、午前中の生餃子が毎日のように完売、午後もオープン前からお客さんが殺到し、すぐに満席という超人気店です。野田市の家庭の冷凍庫には、必ずホワイト餃子が常備されているといっても過言ではないほどだとか……!

今回伺った時間は、生餃子の販売が終了し、夕方の営業へ向けてせっせと生餃子を包んでいるタイミングでした。早速、中をうかがってみましょう。
和室の中で、みなさん一心不乱に餃子を包んでいます。ホワイト餃子は、皮からタネまで全て手作り。1人あたりの餃子作りのノルマは「数千個」というから驚きです! それでも作った分が完売してしまうのですから、どれほどの人気かが窺えますね。

朝の8時半から16時ごろまで、ひたすら餃子が作られていきます。

ホワイト餃子の社長、水谷方昭さんも自ら毎日餃子を包んでいます。

餃子の皮に使われているのはやや厚めのしっかりしたものでした。

餃子は時間がかかると体温で溶けてしまうので、スポードが勝負。1つあたり6~7秒で次々と包んでいきます。

テランになると1日4000個包む人もいるとか!
完全な人力でありながら、数とスピードに圧倒される餃子作り。思わず見とれてしまうほどです。餃子作りが一段落した頃、水谷社長にお話を伺うことができました。
水谷さん「ホワイト餃子は、創業者である私の父が始めたものです。中国での仕事で知り合った『白さん』という人に振る舞ってもらった餃子を食べて、『これは日本で受け入れられるのでは?』と感じたそうです」

しかし、最初からホワイト餃子は現在のように順風満帆だったわけではないそうです。
水谷さん「帰国後に名古屋で食堂を始めましたが、そこでは餃子も他の料理も全く売れませんでした。その後の料理研究で『日本人に合う餃子になっていなかった』と気がついた父は、素材選びや栄養バランスを見なおして、餃子を中国の本場の味から現在の形に変更しました。母の実家であった野田に移転し、餃子の専門店を開店。一年中おいしい食材が手に入り、肉や野菜がたっぷりはいって栄養満点ということで、次第に定着していきました。大洋ホエールズが優勝した1960年に、選手が『餃子を食べて活力をつけた』と語ってからはメディアも大きく餃子を取り上げてくれて、一大ブームになりましたね」

写真は先代。この野田の地に移転し、大成功を収めたホワイト餃子店舗をバックに。

父の作った餃子から、ほとんど味は変えていない」という水谷さん。
餃子専門店として大成功を収めたホワイト餃子。現在も、メニューは「焼餃子」と「お新香」だけとシンプルです。「焼餃子」は1人前で10個も入っていますがなんと450円と非常にリーズナブル。水谷さんも「素材の値段が変わっても、なるべく餃子の値段は変えないように企業努力しています」と語るほど値段にはこだわりを持っています。

メニューは焼餃子とお新香だけですが、これを目当てに多くのお客さんが足を運びます。

持ち帰り餃子は「300個まで」という、他店ではまず見られない案内も、ホワイト餃子野田本店ならでは。

店の2階には個室も完備(別途個室使用料)。学生などが100人単位の団体で食べに来ることもあるそうです。

日には一度に「365個」を焼くことができる特製のフライパンもフル稼働します。
早速、餃子を調理していただきましょう。餃子は店内、持ち帰りに関わらず、「冷凍の状態」で「冷たいフライパン」に並べるのが決まりだとか。その後「熱湯」を注いで8分ほど蒸らします。 そこから見せ場となるのが、熱した油をたっぷりと投入するところ! この焼き方は、持ち帰り餃子でも全く同じです。

水谷さん「お湯に油をたくさん入れるから、どうしてもはねてしまうんですけど、野田の人たちは、餃子を作るのは『男性の仕事』なんですよ。だから、野田の男性はみんな餃子を焼くのが上手です」 持ち帰り餃子は、焼餃子だけでなく、水餃子や蒸し餃子にしたり、鍋に入れて餃子鍋にしてもおいしく食べられるそうです。
※ご家庭での詳しい調理方法は下記公式ウェブサイトの「調理方法」をご確認ください。
http://white-gyouza.co.jp/cook/index.html







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最終更新日  2016年03月15日 08時05分52秒
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