ててゆめ日記

2002/04/18
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カテゴリ: ゆめ日記
すごく大きくて、すごく古い屋敷を突然相続することになった。

のに、どこからとってつけたのか、「相続」という形で私は古い屋敷に一人で住むことになった。

道に面した部屋は店舗になっていて、雑貨やら乾物やら、よく田舎にあるようななんでも売ってる雑貨屋兼薬屋のように見える。
が、商売なんてしたことないので当然店を開けるわけにもいかず、私は広いその家の一室で、子供達に勉強を教えていた。

半端に広いその屋敷は、洋館のようでもあり、日本家屋のようでもある。
まだ開いたことのない扉がたくさんあるだけでなく、まだ行ったことものない2階も3階も、地下もある屋敷だ。
いつも使うのは広すぎる自分の部屋と、たまに強引に客が入ってくる店舗。そして、子供達の来る表に一番近い部屋だけだ。
が、夜がくる度に誰かがいる気配を感じる。


夢のなかの屋敷で何日も不安と共に過ごして迎えたある雨の日。
いつも使っている1階のお手洗いが壊れてしまった。
子供達が来ていたので、そのまま、というわけにもいかず
好奇心旺盛なその子達の「他のトイレを探しに行こうよ!」という見え透いた理由につき合って、今まで行ったことのない場所へ足を踏み入れた。
まずは地下。
大きな観音開きの扉を開けると、体育館ほどの広さの部屋が現れた。
何もなく、光も射し込まない、暗いそのホールに動く影がある。
白いその影は2体。ダンスを踊っていた。
そこは昔ダンスホールだったんだろう。影がダンスを辞めない内に、私は部屋を出た。

タイル張りの長く広すぎる廊下。
その奥から一人の男が慌てて走ってくる。

その男がどこから来て、今までどこにいたのか?もしかしてずっと同じ家にいたのか??
いろいろなコトを一気に考えたが、私なんて目に入らないかのように男は私のそばをすり抜けた。
「ヤツがいる。ヤツがくる。」

と、ぐるるるるると低いうなり声が聞こえた気がする。
空耳??

「先生!このうち、なにかいる!!」
うなり声が上のほうから聞こえてくる。丁度真上のあたりから屋敷の中心部へうなり声が移動していく。

私たちは地下から抜け出し、1階へもどる。
外に出ればいいのに、なにを考えたのか、上へ上へと階段を上ってしまう。
途中、壁に囲まれた建物が一瞬骨組みだけになったように見え、1階下に大きな獣の形をした黒い影と真っ赤に光る目を見つける。
私の毎晩の不安の正体はこれだったのか、と納得もしつつ
よくも今まで無事だったものだ、と少しほっとする。

が、この屋敷、一体何階建てなのかなんてわからない。
どこまで逃げれば、逃げ切ったことになるんだろう・・・・
いきなり不安になり、どっっ・・とイヤな汗が背中をつたって
目が覚めた。

今まで通った学校とも違う。
行ったことのある場所だとも思えない。
夢の中にも登場したことはなかった。
あの大きな屋敷は、実在するんだろうか・・・・・





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Last updated  2006/01/19 03:16:19 PM
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