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2021.02.06
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カテゴリ: 将棋
2月6日(土)

解説者:郷田真隆九段
解説者:近藤誠也七段
聞き手:竹部さゆり女流四段
聞き手:飯野愛女流初段

飯野:「近藤七段からみた見どころはいかがでしょうか?」
近藤:「このカードは以前竜王戦でもありまして・・・今回糸谷八段がリベンジなるか
    という感じでしょうかね?」
将棋会館で第一局が行われるという事で・・・例年であれば栃木でイベントと共に

立会人は木村一基九段。

将棋会館の特別対局室にて。
座布団や脇息など準備されているものがタイトル戦仕様になっているみたいです。
飯野:「読み筋が合わないのは対局してるとやりづらい所があるんでしょうか?」
近藤:「今まで読んでいた手が意味なくなったりしますし・・・」
渡辺棋王は右四間飛車、糸谷八段が雁木模様。

対局者控室で用意されているおやつに、将棋の駒のバターサンドがあって
あれ、販売されてるものなのかな?
ググってみても上手く探せなかったんですよね・・・

40手目7四歩。
郷田:「・・・ソフトは8二飛車(候補)と、(2手損で)人間は指せないですね。

    糸谷八段の中では結構長考してね」
飯野:「23分ですが」
郷田:「私が23分考えても誰も長考と思わないw」
飯野:「むしろ早い位のw」
郷田:「今が戦いスタートな」

後手陣の構えに表現を苦慮されてましたが、なにしろ不安定との事。
7四歩を突いた為に余計不安定になってる状態だそうです。
郷田:「とにかく纏めるのは不可能、戦いの中でなんとかカバーしていく」
飯野:「後手にとって悩ましい変化が多いですね」
郷田:「先手を持つ棋士が殆どだと思うんですけどね・・・」

昼食明けに木村九段が中継に登場。
郷田:「今後の展開なんですけど、ちょっと長くなりそうですかね?」
木村:「腰を落としてゆっくり読んでますんで渡辺さんにチャンス有りといった
    所ですね、上手く攻めが炸裂すればいきなり土俵際にもってかれる可能性も
    あるかな?という気がしますけど、じっくりした流れになるのでしょうか」
控え室の方でも先手が少し指しやすいのでは?との事。

渡辺名人が長考の間、糸谷八段はお散歩タイム。
飯野:「あー!ラムネ!ラムネ召し上がってる!ブドウ糖?!ご持参されてる?」
近藤:「元々置いてあったのか(渡辺棋王が)リクエストしたのか分からないですが」
飯野:「女流だと、塚田恵梨花女流がいつもあのラムネ食べてますね」
おやつタイムにはドトールコーヒーが運ばれてきました。
近藤:「糸谷八段としては一歩間違えると後手陣が崩壊してしまいそうなので
    気が気ではないところかと」

竹部女流と近藤七段の『将棋のわたなべくん』トークがニヨニヨw
近藤:「伊奈めぐみ先生が上手いな~と」
竹部:「色んなエピソードが豊富なお二人なので・・・近藤先生は渡辺棋王の
    弟弟子ですが、修業時代に何かエピソードありますか?」
近藤:「最近ではAbemaトーナメントで一緒に戦ったのが一番印象に残ってますね」
   「戦う前に作戦を練ったり研究したりの時間も楽しかったですし・・・」
局面は陣形の差が出ているとの事。
後手が先手の攻めをかわし切れるかどうか、カウンターを狙えるかという感じだそう。

中継に鈴木九段が登場。
竹部:「現地の様子はいかがでしょうか?」
鈴木:「木村九段と一緒に検討してたんですが糸谷八段が自由奔放に指してるのを
    楽しく拝見してました」
郷田:「振り飛車ではこんな形にならないと思うんですけど・・・」
鈴木:「AI全盛の時代にこの指し回しは凄いですねw」
郷田:「独特な糸谷流が出てますね」
鈴木:「・・・とても自分では指せないんですが見ててワクワクしますよね」
70手まで進み、ここが勝負所との事。
鈴木:「後手番、ちょびっとでもパンチが当たったら吹っ飛んじゃいますからね」
鈴木九段による、応接室にかかっている旧将棋会館写真の紹介。
鈴木:「これからちょくちょく公開していきたいと思いますw」
郷田:「衝撃の告白をしますけれどね(評価値)ソフトが50対50になってますね」
鈴木:「あ~!・・・五分に戻ったんですね」
竹部:「数手で景色が違ってきましたね」

100手目7七歩。
郷田:「これも(先手の)角をさらに使わせません」
竹部:「8八角を受けてるんですか」
郷田:「糸谷さんの手が震えてるんで・・・苦しかったのを自覚してたはず。盛り返して
    きたので、負けだと思ってるとそんなに手は震えないですよね」
竹部:「将棋の流れが・・・結構ヤなものですか?相手に流れがいっているというのは」
郷田:「イヤです」
竹部:「ずっと向かい風でしたもんね糸谷八段からすると」
郷田:「将棋のつくりとしては大分苦労してたし・・・形勢はまだハッキリしないですけど」
   「ちょっと渡辺さんピンチかも知れないですね」

後手128手で糸谷哲郎八段勝利。

~本日は後手番でしたが雁木は用意されてきたものでしたか?~
糸谷:「そうですね」
~後手番だったら、という事ですか?~
糸谷:「一局やってみたかったので」
~中盤まではちょっと苦しいのではないかと控え室では・・・ご自分ではいかがでしたか?~
糸谷:「やっぱり苦しかったですかね?」
~リードしたかな?という局面はどの辺りですか?~
糸谷:「4四玉と逃げて・・・玉が寄らなそうだったので・・・」
~棋王戦五番勝負で第一局を振り返ってどうですか?~
糸谷:「序盤が難しくて・・・」

~序盤は渡辺さんが良いんじゃないかという声が強かったですけど、ご自分では?~
渡辺:「作戦勝ちかなと思ったんですけど具体的に良い訳ではないので、そういう感じの
    時間帯が長かったですね」
~中盤以降の誤算というのは何かありましたか?~
渡辺:「9七角と出て行った割には戦果が上がらなかったんで、だったら最初から
    出なかったほうが良かったですかね・・・」
~終盤、糸谷さんが入玉模様となって捕まりにくい展開になった?~
渡辺:「ちょっと玉が寄らなくなって9七角が残ってしまったので、その分だけ辛いかも
    しれないですね、その角の分が」

感想戦はとても賑やかな雰囲気。
立会人の木村九段も交えて。
糸谷:「やるしかないですかね、こちらは」
渡辺:「すぐ行くのも良く分からなかったんで」
糸谷:「プラスにしたいと思ったんですけどプラスにする手が分からなかったんですよね」
木村:「ちょっとね指し方が難しい」
糸谷:「金銀がやっぱりバラバラすぎるんですかね?」
木村:「どうまとめるのかなぁと」

糸谷:「しかし打てれば元気は出たかな?と」
渡辺:「もう熱戦だよ、さっきまでのムードではないよ」
糸谷:「ボロ負けでは無いと思って・・・」

渡辺:「やーこれが活きてる内にやんなきゃーと思って・・・何か間違えてるのかな」
   「なんかもっと強い手段があるのかな?ここ角だから無茶苦茶は出来ないですよね」
木村:「気持ち悪いですよね」
渡辺:「相場の手を指して・・・」
糸谷:「もっと荒い手というかもっと激しくいっても難しい手が」
渡辺:「難しいですね」

渡辺:「いや~わかりません。飛車の時、明快に詰まないってなんなんでしょうね?」
糸谷:「ちょっと分からないですね」
渡辺:「皆、分からないってことは分からないですね」
   「簡単ではないってことですね、少なくとも」





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Last updated  2021.02.24 22:51:36
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