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中村太:「最近振り飛車党になられて注目されて」
鈴木:「振り飛車党一年生と…凄い一年生ですけどね」
中村太:「…ついに振り飛車に新構想を取り入れて
振り飛車の時代を前へ進めたというA級順位戦・千田戦でありまして」
名人三期の方ですから、自らの道を切り開いていっておられるという。
自分も習い事で先生に「自分のお茶を確立しなさい」って言われるけど
それを実現させようとしたら相当難しいという事しかワカラン。
なぞってるだけ、習ってるだけ、の方が楽なんですよ。
鈴木:「俺、感動した。(銀の)組み換え。美しかった」
「どんどん進化させてってる、囲い方を」
中村太:「藤井システムがあったじゃない、藤井システムの想いも継承しつつ
…新しい指し方だと思うんだよね。数局だけ実践例はあるんですけど。
A級の大舞台でやって…」
「思考が深いよね、将棋もそうだし他の事も。ロマン派でもあるし論理も」
「アーティストだよね」
カメラ:「工芸品みたいですね、穴熊で来た場合は上から押しつぶす機能と
急戦で来たら囲いとして使える2つの機能を備えて余った自由な所で
何をするか。職人とか、新しいデザインを考え付くみたいな」
「芸術の世界では”文脈”って使うんですけど」
中村太:「天彦さん、新四段時代に遠回りになってしまうかも知れないけど
古い棋譜をいっぱい並べてたって…大山先生とか」
鈴木:「やっぱ貯金というか」
中村太:「全部ふまえて自分の中でしっくりくる所があるのかも知れない」
鈴木:「昔のものから良いものを学ぶ」
中村太:「それを知ってるとさ、新しいものを見た時に理解するのが
すっと入ってくるんだろうね」
カメラ:「クラシック音楽は外部からの思想を取り込んで…
どんどん広がるみたいな」
鈴木:「太地先生はどうなの?」
中村太:「(私)思想ないのよ」
「藤井システム(誕生)も常識を打ち破る、そこには思想が無いと」
カメラさんから質問で棋士は「真理追究型」と「勝負追及型」とある気がすると
言われて、太地八段は相手が鈴木さんでも羽生さんでも手を変えたくない
ご自分では真理追究型だと思う、と分析されてました。
中村太:「あと、もうひとつ型があるような気がする」
「評価値とのはざまで勝って。勝ちも大事だからね」
鈴木:「勝たないなら誰でもできる」
中村太:「天彦さんの言葉って聞いてて飽きないよね」
コメント欄を拝読するのも楽しかったです(*´ω`*)
守・破・離は茶道でも出てくる言葉ですね。
旧来の型があるから、破ることも出来るんですけど
破ってから、新しい型を作るとか…とても、とても。
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