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解説:深浦康市九段
聞き手:和田あき女流二段
松本七段は予選で島朗九段、深浦康市九段、岡崎洋七段に勝利し
23年ぶりの本戦出場です。
服部七段は順位戦がB級1組所属のため2年連続本戦出場です。
本局初手合いだそうです。
<対局前インタビュー>
松本:「随分久しぶりだというのは知ってたんですけど23年ぶりだというのは
今、知りました…服部さんとは関東と関西わかれてるというのも
ありますけど年が違いすぎて時代が違うような感じがしますね」
服部:「まずは初戦ですけど優勝目指して頑張りたいなと思っています。
初手合いなので、どんな将棋になるか分かりませんが面白い将棋を…」
序盤、先手が相掛かりの形へ。
後手の駒台には歩2枚と角1枚。
和田:「おっしゃっていたように先手が攻めていけそうな」
後手が読みを入れて揺れております。
深浦:「対局が深まってくると、服部さんのポーズですよね」
和田:「現在、棋聖戦タイトル戦で挑戦中で」
深浦:「26歳という若さでタイトル挑戦、挑戦者決定戦が羽生九段との
大熱戦でしたもんね。素晴らしい将棋でしたけども…」
松本七段は四段デビュー時10連勝をされていたそうです。
深浦:「久々に松本さんの将棋を間近で見れてうれしいですね」
△4六歩→▲6三銀→△4七歩成→▲4七同歩→△8二飛→▲2二歩
深浦:「(先手は)開き直った訳ですね」
和田:「ここはまだ(後手に)時間がありますので」
深浦:「(先手の)玉の逃走を許してしまうと混戦になりますので」
「後手良しは間違いないですけども、しっかり寄せ切らないと」
△4七角上がる成
和田:「駒を渡しすぎると後手も危ないんですね?」
深浦:「非常にこう服部七段が研究してたような節がありましたね。
この1三銀から2四銀を見せて先手に動いてもらって反撃という
見事なプランが完結」
<対局後インタビュー>
~早い進行でしたが想定通りでしたか?~
服部:「部分的に1三銀あがったら、どうなるのかなと思ってたことがあって
…まさかでもこんな激しくなるとは」
~指しやすさを感じたのはどのあたり?~
服部:「△6六歩と打ったところで受けにくいんじゃないかなと」
~中盤▲7一角と打った時点で時間を使われていましたが~
松本:「何か研究にはまってあっという間に負かされるんじゃないかと
心配してたんんですけど引くに引けない将棋になっちゃいましたね」
感想戦は初手から。
深浦:「松本さんの相掛かりは予定だったんですか」
松本:「こんな激しいのは予定してなかったですけども
昔よくやった戦法ですからね」
深浦:「ここ中原流と呼ばれる形ですが」
松本:「昔のシンプルなやつですよね」
深浦:「端を突かないのは理由があるんですか?」
松本:「ないです(笑)」
服部七段は序盤ある程度予想されていたそうで
服部:「この辺りは手がひろいですよね」
松本:「今風に右玉みたいの、来んのかなと思ってて…」
深浦:「ちなみに服部さんは中原流は」
服部:「小さい頃、結構指したこともあったんで」
松本:「これ、なかなかなんないから若い人と指すと」
感想戦たのしかったです(*'▽')
先手▲6八銀の世界線とか…
それだと後手は△4二玉と上がる予定だったみたいですね。
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