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2016/1/13 マネーの達人
萩原 裕司さんという人のお話。
個人事業主の方にとっては
常に悩むと思われるテーマ。
そう、法人化。
巷では様々な情報が行き交い、
法人にすべきかどうかを悩んでいる方も
多くいらっしゃるかと思います。
確定申告の時期だからこそ、
改めてこの問題を考え次期以降の計画に
役立ててみてはいかがでしょうか。
法人のメリットはこんなにある
事業を始めるにあたって、
一人で行う場合には必ずみなさん
個人事業主として活動を行うと思います。
なぜなら、「手間がかからないから」。
開業届を提出してお店の看板を立てれば
自宅でも商売スタートできますもんね。
でも
法人にすると様々なメリットがあるわけです。
まずは
定性的な観点から、社会的信用力が増します。
芸能人等の有名人であれば知名度がありますが、
一般の方が個人で商売取引をしようとしても
法人と比べると信用が低いです。
これは金融機関からの融資交渉でも
同様のことが言えます。
また、
活動規模が大きくなり人手が欲しくなった場合、
個人事業主よりも法人の方が
対外的な信用力がありますよね。
次に定量的な観点から、
法人にすれば経営者の方に役員報酬
といった形で経費計上できる上、
経営者の方も給与所得の給与所得控除により
個人事業者のときよりも所得水準を
低くすることができます。
また、
個人では生命保険控除は限度額がありましたが
法人では経営者保険によりより多くの金額が
経費として計上できることもできます。
最終的な判断は慎重に
上記のように
法人化のメリットはたくさんあるのですが、
それだけのメリットを得るためにはそれなりの
労力も必要となります。
まず、法人設立の際には登録免許税等で
20万~30万発生します。
また、
赤字であっても法人住民税(7万円程度)は
発生し支払わなければなりません。
また、
法人となると社会保険に加入しなければ
なりません
ので、
支払っている役員報酬・給料に見合った
社会保険料が会社負担
としてのしかかってきます
( これがけっこう高い
んです……
従業員の立場では
社会保険はありがたいですけどね。)
といったように、法人になるとけっこうな労力や、
金銭的負担もあるわけです。
例えば、
個人事業主として長年やってきてすでにその看板で
地域や商業圏内では十分に周知されている方や
従業員を数多く雇用して手広く事業展開をしたい
という方でなければ、
法人化による定性的なメリットを享受する必要が
ないので個人事業主のままの方がいいということも
1つの考えです。
また、法人化すると会社役員は基本的に
毎月同額の報酬を支給することになるため、
事業の収支に季節的な変動がある場合には、
月によっては資金ショートをしてしまい
結局は 自分の報酬を会社に差し戻すなんてことも
あるわけです。
( それでも役員報酬に見合った社会保険料は
徴収されますから損した気分に
なります……)
個人か法人かを検討する際には、単純に
税金が安くなるといった定量的な面からだけじゃなく
定性的な部分も考慮して総合的観点から
判断をするのがいいのではないでしょうか。
※このテーマでよく目にする
一般的な判断要素のお話でしたが・・
生活設計を推奨するFPの立場
から、別の要素を付け加えます。
生涯を個人事業主で行った場合、
1 多額のリスク管理コスト。
2 老後生活費不足。
・・のように、
大きく2つの懸念が想定されます。
時々・・個人事業主が顧問会員に
なることがありますが・・
死亡保障必要額を計算すると、
遺族年金が極端に少ないため、
大きな保障額がいつまでも必要に
なります。
そのため、生命保険にいつまでも
加入してお金をたれ流すことに
なってしまいます。
(数百万円? 1千数百万円?)
これが、上記の1の
多額のリスク管理コスト
です。
『生命保険料=失うお金』
・・です。
(当たり前)
一生・・延々と払う(失う)のは、
もったいないことです。
厚生年金に加入していれば・・
遺族厚生年金が上乗せになるので、
死亡保障不要というケースが
普通に出てきます。
(「子どもがいても不要」はザラ)
『厚生年金保険料=失うお金』
・・ではない。
(当たり前)
厚生年金に加入しておいた方が、
大金をたれ流さずに済む。
(当たり前)
さらには、
キャッシュフロー表を作ると当然
夫の年金は極端に少なく、
(国民年金だけだと悲惨)
妻も同様に少なければ、
2人の老後は悲惨になります。
老後の生活設計が成り立たない
場合もあります。
不足額は2~3千万円などという
ことも普通にあります。
これが、上記の2の
老後生活費不足
です。
厚生年金に加入していれば・・
老齢厚生年金が上乗せになるので、
妻の年金とあわせて、
普通の老後生活ができるように
なります。
『厚生年金保険料=失うお金』
・・ではない。
(当たり前)
厚生年金に加入しておいた方が、
老後不安を感じずに済みます。
(当たり前)
自営業の方々は、
まず、生活設計の意識を持つ
必要があります。
これら2つの事も考慮しましょう。
【 業務日記:行列のできるFP事務所 】
【 佐々木FP 】
《 事務所会計作業 》
《 現状診断☆ & 生活設計★ 》
1
Mさん(30代):☆11/11再ヒア待ち。(9/28着)
※12/25 回答戻る。
2 Iさん(50代):☆1/8再々ヒア待ち。(11/6着)
3 東Tさん(30代):☆12/11再ヒア待ち。(11/24着)
4 西Tさん(30代):☆12/14再ヒア待ち。(11/24着)
※12/18 回答戻る。
※今日の作業。
再着手しました。
現状診断終了予定は1/15(金)です。
お楽しみに・・。
5 Sさん(30代):★12/1生活設計 依頼着。
6 Sさん(40代):☆12/3現状診断 依頼着。
7 Nさん(30代):☆12/10現状診断 依頼着。
8 Dさん(40代):★12/10生活設計 依頼着。
9 Kさん(30代):☆12/14現状診断 面談ヒア。
10 Mさん(30代):☆12/19 現状診断 依頼着。
11 Iさん(30代)12月:☆12/29 現状診断 依頼着。
12 Iさん(30代)10月:☆12/31 現状診断 依頼着。
13 Uさん(40代):☆1/8 現状診断 依頼着。
14 Iさん(30代):★1/12 生活設計 依頼着。
厚生年金は大事 ・・っと。
〇 商品販売をしない。
〇 しがらみを持たない。
誇りをもって、愚直に、
消費者側に立ち続けて15年目の
ファイナンシャル・プランナー事務所。
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