温故知新

2004.05.13
XML
『障害』と『障碍』、双方使われているが、この違いをご存知だろうか。


戦前まで、『障碍』という言葉を使用していたそうだ。
が、戦後、現代国語を書き表すために、日常使用する漢字の範囲を政府が告示をして「当用漢字」を定めた。その、1850字の中に、『碍』という漢字が入らなかったため、当て字として『害』を使用し、今に至っているそうだ。

『碍』という字の意味を漢字辞典でひくと、「さまたげるもの、じゃまもの、さしつかえ」とあって、あまり『害』という字と変わらないとうな気がする。
が、元来の意味はそうではなくて、「何かをしたくても出来ない状態」という意味合いなのだそうだ。

「何かをしたくてもできない状態」は、障害児だけでなく、どんな人にも当てはまる状態だ。

私だって、遠くのものを気持ちよく見たいが、近眼だから矯正してもある程度しか見ることが出来ない。
マラソンに凝ってはいるが、今からオリンピックにでることは到底できない。



ここで、「私は障害という言葉を使わず、これから障碍でいきます」と断言してみたいが、きっとそれは出来ないだろう。これを書きながらも『障害』と使ってしまっているし、長年の慣習を変えるのには勇気と努力がいる。

でも、少しづつ、たとえ、1週間に1回でもいいから、徐々に徐々に使っていけたら、と思う。
娘は障害物競走の『障害』のイメージより、聴きたくても聞こえない、食べたくても食べられない、そんなイメージの方が似合う気がする。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2004.05.20 02:59:36
コメント(10) | コメントを書く
[障害児と生きる日常] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

pms

pms

Calendar

Archives

2026.10
2026.09
2026.08
2026.07
2026.06

Comments

ウルフがおー @ Re:私の背中(11/27) 子供が多いのですが、一番下の子に「脱腸…
音楽愛好家@ Re:もう一つの七夕の歌(07/02) かな~り昔(今から30年前)もうひとつの七…
ぁゅみ084 @ Re:私の背中(11/27) はじめまして さきほどはじめました 障…
はなまる@ Re:私の背中(11/27) 大学院合格おめでとうございます。私も発…
kepiko@ Re:私の背中(11/27) pmsさんが、自分らしく自分を大切に生きて…
あきら@ Re:私の背中 信じていると、突然変異がいつか起きるん…
月夜夢. @ Re:大学院進学のための居宅(10/21) あまりにご無沙汰なのでもうお忘れになっ…
あきら@ Re:大学院進学のための居宅 なにか新しい出会いがあるはずだから、信…
えりこ@ Re:大学院進学のための居宅(10/21) 久しぶりにお邪魔しました。 大学院合格…
たかっち。 @ Re:大学院進学のための居宅(10/21) うまくいえないんだけど、もし障碍児じゃ…

© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: