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今日の一言どんなことでも、自分で見つけださなきゃいけないものよ。そうして、自分ひとりで、それをのりこえるんだわ。おしゃまさん(ムーミン)明日から、本田健氏のセミナーを2日間受けてきます。楽しみ、楽しみ。受けるに当たり、宿題が出ています。内容はなぜ、セミナーを受講したいとおもったのか?受け取りたいことはなにか?(出来るかぎり)セミナー後、どんな人生を送りたいのか?です。いろんな話を様々な方に聴いて見ても、明確に目的があると内容の濃さに変化が出てきます。同じ時間を過ごしても、目的があるのとないのとでは雲泥の差が出てきます。さらに、その後の行動や、考え方にも強い影響を与えます。これは、なにも人の話を聞くということにとどまらず、人生そのものにも言えます。自分が何を得たいのか?何をしりたいのか?しっかり考えてみると、時間差でそれらはあなたの元にやってきます。逆に欲しいと思わないと、ほとんどの場合やってきません。
2003年10月31日
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今日の一言永久の未完成これ完成である宮沢賢治 さて、動機シリーズ最終回です。どんな理論もうつろいゆく、人間には絶対真理を得ることができない。これまでの、話を見てきて頂いた方にはよくわかると思います。悲しいですがこれが現実です。どんなに科学が進もうとも、人が神(万能)になることはないのです。また、不確定な何かを信じる(公理)という点からは、哲学も、宗教も、科学も、法律も、ありとあらゆる理論はすべて一緒です。しかし、ここで次のように考えることができるんじゃないかと思いました。宇宙というマクロな空間、原子分子といったミクロな世界で考えた場合、法則や理論は普遍性をなしませんが、ある一定の場所、時代、グループにおいては成り立つことがあり得るかも?そう、どんどん条件を絞っていけば常に成り立つ法則や理論を作ることは可能なのです。この、日本という国、21世紀初期、この私・・・、おや、もしかしたらここ数年では通用する幸せや金持ちになる法則ってあるんじゃないのか?歴史を見ても、天才たちが突然なにかを考えついたのではなく、大体は人の意見をまとめて新たな概念で理論化している・・・、おや、廻りの言っていることを体系化して理論化してることって結構凄い事じゃないのか?科学も、哲学も何を信じるかしだい・・・、偏見てなんだ?ようは自分自身がなにを信じたいか次第じゃないのか?今できる、ベストな生き方、考え方を過去の知恵や経験をもとに、いいとこ取り、組み合わせ、上乗せをしていけばいいんじゃないのか?2003,7,7の出来事でした。これが私のターニングポイント、動機でした。明日からはもう少しやわらかい話題にしていきますのでよろしくお願いします。
2003年10月30日
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一番バカな人間は、分子や原子がほんとうに『ある』と思っている。中くらいの頭の人間は、分子や原子は『概念』だと考えている。利口な人間は、分子や原子をたんなる『約束』だと信じているのである。都筑卓司さて、前回の続き、核心中の核心です。1930年ころ、数学界の巨匠ヒルベルトは全数学者たちに協力を呼びかけます。数学的に証明されたことは、もう議論の余地がない。どんなに月日が経とうとも、決して覆ることのない理論、数学的証明こそ永遠の真理だとその当時の人々は考えていました。だから、証明に証明を重ねていったら、永久不滅の絶対理論ができあがるのではないのか?いつかは科学が万能になり、人は神になるのではないのか?これを証明しようとしたのが、ヒルベルトプロジェクトです。ある日そこへ、若きゲーデルが現れます。「数学理論は不完全であり、決して完全にはなり得ない」これを数学的に証明しちゃいましときたもんだから、さあ大変。それは次のようなものでした。第一不完全性原理ある矛盾のない理論体系のなかに、証明も否定も出来ない、というものがある第二不完全性原理ある理論体系のなかに矛盾がないとしても、その理論自体でそれを証明できない理論を突き詰めていって、矛盾を解決していけば、いつかは真理にたどり着けるんじゃないかと思っていたら実は、絶対無理ですと証明されてしまったのです。考えてみて下さい。自分の親が自分の親であることを証明する。果たして出来るでしょうか?血液型?DNA鑑定?同じDNAを持っている人は自分以外にはいません。そもそもその鑑定結果が絶対に正しいと証明できますか?我々はこんな簡単なことも完全に証明する事は不可能なのです。悲しいかな、我々が理性によって作り出した理論体系は絶対真理に到達することは決して無く、科学が万能になり得ることもない。これを知ったときは結構ショックでした。現在の理論体系は人の思いこみ、うぬぼれにしかすぎなかったのです。まさに孫悟空が釈迦の手のひらでおどらされているような物ですね。つまり、永遠に通用する法則や習慣なんて存在しないのです。宗教的に絶対に良いなんてことはあり得ないし、~の法則っていってもいつまで通用するやら怪しいものだということです。こうなったら開き直るしかない!昔からあった習慣や知恵をもとにいい所どり、組み合わせ、上乗せや新たな概念で新しい理論を構築して行くしかない。ただ、いずれは他の物に取ってかわられる可能性が高いけど。さて、次回、いままでのことから得られたものをまとめて、動機シリーズを締めくくりたいと思います。続く
2003年10月29日
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今日の一文みんながめいめい自分の神様がほんたうの神さまだといふだろう。けれどもお互いほかの神さまを信ずる人たちのしたことでも涙がこぼれるだろう。それから僕たちの心がいいとかわるいとか議論するだろう。そして勝負がつかないだろう。けれどもし、おまえが本当の考えと嘘の考えとを分けてしまえばその実験の方法さえきまればもう信仰も科学と同じようになる 宮沢賢治 さて、前回の続きです。以下は「不思議の国のアリス」の内容の一部をまとめたものです。アキレスは、のろまな亀にある命題が理論的に正しいということを証明しようとしていました。前提1 A=B 前提2 B=C よって結論 A=C である。アキレス:わかった?だから、A=Cになるんだよ。亀:う~ん、A=B B=Cはわかったけど、どうしてA=Cってなるの?アキレス:だから、A=B B=Cが正しければA=Cになるんだよ。亀:そんなのいってくれないとわかんないよ、ちゃんと追加してよ。前提1 A=B 前提2 B=C 前提3 A=B B=Cが成り立つ よって結論 A=C である。アキレス:どう、今度こそわかった?亀:う~ん、前提1,2,3はわかったけど、じゃあ、前提1,2,3が成り立つってことをいってくれないとわかんないよ。アキレス:・・・・・。以下延々とつづく。結局のところ、理論性とは暗黙の了解によって成り立っており、理論的思考というものは一種の証明不可能な思いこみである。つまり、「だから、成り立つんだってば」というような飛躍部分があって初めて理論は成り立つのである。この理論の正当性の問題はゲーデルの登場によって、完全にとどめを刺されたことになる。続く
2003年10月28日
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今日の一言井の中の蛙、大海を知らず されど天の高きを知る さて、そろそろ核心に迫っていきます。「公理」=証明する必要のない、自明なことB.C.300年頃、ユークリッド幾何学が生まれました。これは、我々が小、中学校でならう「点・線・平面」などを取り扱う図形の学問です。平行線は決して交わらないなどの公理をもとに理論化された法則です。ふむふむ、確かに平行線はどこまでいっても交わらないぞ、これは証明する必要のない自明な事だ(公理)。はて?公理とは自明であっても証明されていないことだ、もしこれが間違っていたら幾何学自体が間違っているということにはならないか?1830年頃そんな、疑問をもとにユークリッド幾何学に挑んだ天才がいました。ガウスさんです。平行線は交わるという定義に置き換えて幾何学を作りなおしてみたら、なんと矛盾どころか新しい幾何学が出来てしまったではないですか。これを「非ユークリッド幾何学」と呼んでいます。ゆがんだ紙の上に書いた図形を扱うという物です。学問の世界に衝撃が走りました。幾何学だけでなく、数学も、物理学も、哲学もありとあらゆる学問はある一定の公理をもとに成り立っていたからです。無から理論を構築するのは不可能です、どんな理論も最初に公理が存在するのです。逆に言えば、どんなテキトーで、いい加減な公理でも無矛盾な理論体系を作る事が出来る=公理しだいで理論は何とでも出来る。そして、その公理の正当性をその理論体系では証明できない。これは、信じるか?信じないか?の世界です。幾何学も、数学も、物理学も、哲学も、法律も、宗教も、証明不能な公理を信じるか否かということでは本質的に同じことなのです。次回、もう少し公理について補足します。続く
2003年10月27日
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今日の驚き昨日、知り合いに白菜をもらった。4号玉といって、10Kgを4つでまかなえる大きさだ。単純に計算すると1つ2.5Kg・・・2.5Kg!!でかいっ、でかすぎるぞ白菜、本当に白菜なのかっ!!。あまりに感動的な大きさなので写真を載せておきました、良かったら見てみて下さい。(写真は書き込み掲示板の上に載せておきました)「子供が成長すると大人になる」こんな風に昔は考えていました。ヒヨコがニワトリになるように、トサカが生え、身体の色が変わって大人になるような物だと思っていました。もちろん、身体は変化していきます。見てくれは子供と大人に境界線をある程度はっきり引くことが出来ますが・・・、心には?小さな頃は、大人になると突然、見聞が広がり、何でも判断できるようになり、なんでも出来るようになるような気がしていました。いわゆる、大人ぶるってやつですかね。実際、大人になってみるとなんだか違います。少なくとも、昔の自分が無くなって、新しい自分が生まれてくる訳ではないようです。どちらかというと、自分というものの新しいバリエーションが追加されるように思われます。子供はヒヨコを1匹だけもっています。じゃあ、大人になるとニワトリを一匹持っているのか?というわけでなく、ヒヨコをいっぱいもてるようになったのだと考えています。ヒヨコの数が、その人の人間性の幅につながっている。過去も今も自分は自分、自分自身を変える事なんて無理です。でもバリエーションを増やすことならできるよねっ、どんどんヒヨコを増やしていきましょう。
2003年10月26日
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今日の一言「井の中の蛙 大海を知らず…… たしかに蛙は大海を知らなかったかもしれない だが、通用しなかったとはいってない!!」島本和彦「逆境ナイン」さて、前回の続きです。イリア・プリゴジンは混沌から秩序ができあがることもある、ということを発見し理論化しました。「散逸構造論」です。みなさんも「ゆらぎ」という言葉を聞いた事があると思います。たくさんの粒子がランダムに動いていると、全体が秩序を構築していくということは考えにくいのですが、たまたま、ある部分に小さな秩序をつくることがある。ランダムに吹いている風が砂に不思議な文様を作るようなものです。このことを「ゆらぎ」と呼んでいます。この小さな秩序は廻りに影響を与え、その影響がまた影響を与えと結局全体にまで影響を及ぼすのです。まあ、すぐ消えてしまうくらい小さな影響ですが。なんだか、流行みたいですね。最初は個人が小さく始めたものが、社会現象にまでなりますが、定着せず忘れられていく。部分的なことが全体に影響する、またその反対もある。それまでの科学にはない概念でした。まあ、小さいことレアなものは無視無視ってのがそれまでの科学です、いい加減なものですよね。この、小さな秩序から始まったもので結果的に全体がそれを強化するように働くことを、「ポジティブフィードバックによる自己組織化」と呼びます。個人個人のちいさな考えや、想いも世界を変える事だってあるんだっっ!!さあ、自分の出来ることから始めよう。ただ、ネガティブフィードバックという全体から無くなるようにたたかれることが大半なので、ご注意を。続く
2003年10月25日
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今日の一言「ウダウダ考えてたらスピードが落ちるアイルトンセナ!」真心ブラザーズ「スピード」いろんな法則が有りますが、今日はエントロピー増大の法則についてお話します。エントロピー増大の法則とは、世の中(宇宙)は時間の経過とともにどんどん無秩序になっていくという法則です。自分の部屋をほったりかしにするとどんどん散らかっていくことに似ていますね~。じゃあ、片づけるとエントロピーは減るんじゃないのか?確かに減ります、でも、片づけた人は汗もかくし、出る物はでる、つまり片づけた人も含めるとやっぱり無秩序になってる。法律や、決めごとも時間とともにどんどん無理がでてきて、崩壊する。どんな秩序も、外的に力を加えつづけない限り、どんどん無秩序になるちゅう法則です。では、なぜエントロピーは増大するのか?それは、偶然、ただの確率論です、ってのが最新の科学です。いいのかそんなので!1900年頃ボルツマンという物理化学者がいました。統計力学をもちいて、温度と気圧などを証明したした偉人です。・温度が高いとはちいさな粒子が激しく運動していること・圧力が高いとは小さい粒子が壁に向かって勢いよく衝突していることそれまで謎であった熱力学のすべての理論を単純な粒子の動きで読みることができるという法則でした。温度や圧力が変化するのはどうして?って言うことが単にちっちゃい粒子が激しく動いているとか詰まっているやつが多い、少ないだけですという理論です。つまり、エントロピーの増大もランダムに動く粒子の統計的な結果にしかすぎないと言うわけです。コーヒーにクリームを入れたら、大多数のクリームは混ざってしまい、一部分だけにとどまる確率は少ないのと同じ事です。エントロピー増大の法則とは究極的には世界は壊れ続けているという事を示しています。なんだか、恐ろしい話ですがこれも事実です。でもご安心を逆も有るよねっ、と説いた人がいます。イリア・プリゴジンです。続く
2003年10月24日
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今日の一言「見てきたものや聞いたこと でたらめだったら面白い そんな気持ちわかるでしょ? 」ブルーハーツ「情熱の薔薇」ニュートンの例を見てもわかるように、天才たちが突然理論を考えつき世に発表してきたわけでは有りません。そこには、過去からの知恵や経験、実験設備などの充実、そして問題提起や矛盾などがあります。今度は、アインシュタインを例に見てみましょう。アインシュタインといえば「相対性理論」ですね。「相対性理論」を簡単にいうと・光速に近づくにつれ時間の流れが遅くなっていき、光速になると時間が止まる。・光速に近づくにつれ空間が縮んでいき、光速になると空間が0になる。まあ、普通に生活していたら考えつきませんよね。その当時、「マイケルソン・モーリーの実験」というのがありました。それは、光の速度を地上のいろんな場所、方向から測定したものです。驚くことにどれもみんな同じという測定結果が出でました。なぜ、そんなに驚くことなのか?たとえば、歩いている人がいるとします。その人と一緒に歩けば見かけ上、その人は止まっているのと同じです。反対に、向かって来ている場合は速くなります。でも、光はどっちでも同じ・・・。分けわかりません。つまり、その人を迎えに行こうが、待っていようが、反対側に出かけようが、出会うのは同じ時間・・・・。凄い矛盾です、なんのことでしょう、意味不明です。その当時の、科学者たちはみんな頭を抱えました、それまでの理論や法則では説明出来ないのです。そこで登場したのがアインシュタインです。速度の出し方はみなさんご存じですよね。そう、【速度=距離÷時間】です。アインシュタインは考えました、速度が一定なら、距離と時間を変えちゃえ。それまで、絶対であると考えられていた空間と時間の定義は、観測者毎に異なるということです。それをまとめた物が「相対性理論」です。つまり相対性理論を考えついて実験で確かめたのではなく、実験で起こった矛盾を解決しようとして相対性理論を考えついたのです。我々が歴史的にしっている人物とは、新たな概念、新たな理論体系を作り上げそれを発表した人です。しかし、そんな偉人たちもいきなり神の啓示があったわけではなく、努力と思考、環境と発想の結果だということです。カメラ付き携帯電話をいきなり世の中に出せたのではなく、デジタルカメラと携帯電話の普及、技術的な問題が解消され、そしてアイデアと発想がその商品を生み出したのです。えっ、ちょっと違う?あと、語弊の無いように言って起きますがアインシュタインは超天才です。また、それについてはおりを見てふれていきます。続く
2003年10月23日
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今日の一言「どうにもならないことなんて どうにでもなっていいこと 」ブルーハーツ 「少年の歌」神様ニュートンは万有引力をいきなり考えついたわけではありません。それにはフックというおっさんの存在が重要です、バネ定数とかの「フックの法則」のフックさんです。フックおじさんは天才でした、その当時、発明、実験で右に並ぶものはいません。ゼンマイ式時計、反射望遠鏡などの重要な器具の発明や、細胞という言葉を作ったのもこのおじさんです。惜しむらくは理論化などは苦手で、器具の発明や実験ばっかりやっていました。アイデア抜群、実験大好きのこのおじさんは万有引力、慣性の法則もどき、いやほとんどそのものをすでに発見していました。しかし、そこにニュートンがさも自分が昔から思いついてましたと言わんばかりに万有引力を発表したので、当然このおっさんは激怒し喧嘩が始まります。悲しいかな、いつの時代も技術者よりも、偉い理論家の先生の方が正しいということになり、ニュートンが勝ちます。そして、ニュートンは生きながらに神となりました。そしてフックおじさんの死後、神様がやったこととは。彼の器具や原稿、肖像画などを徹底的に破棄、自分の出版本から「フックさんのおかげです。」なんて言葉をすべて削除。フックのおっさんほど凄い人の伝記も顔も我々が知らないのはそのせいです。いやー、神になった人間はなんでも出来ちゃうんですね。さて、次回はまた本題に戻ります。続く
2003年10月22日
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今日の一言「何でも自分のものにして、持ってかえろうとすると、むずかしいものなんだよ。ぼくは、みるだけにしてるんだ。そして、立ち去るときには、それを頭の中へしまっておくのさ。ぼくはそれで、かばんをもち歩くよりも、ずっと楽しいね 」 スナフキン(無職!!) さて、前回の続きです。人類は約2,400年前から、自然界の背後には数学的な法則があることに気がつきました。そして、ある人物により、物理学は一気に発展するのでした。その人物とは物理学の神様こと、ニュートンです。すでに17世紀です(飛びすぎ!?)。そう、リンゴが落ちたからどうのこうのってやつです。万有引力の法則は、リンゴの落下運動から惑星の動きまでをもニュートン自身が発見した微分積分をつかって体系だて、定式化し力学を完璧に作り込まれた物です。人類は身近な物理現象から、夜空に広がる星々の神秘までをも手に入れたのです。惑星の運動を観測データという経験則から導き出していたケプラーとの比較は有名です。つまり、それまでは観測と経験から何となくこんな感じなのかな、といっていたものが観測する前に結果が分かるようになったのです。すごいですね~、やる前に結果がわかるなんて、素晴らしい。もちろん実証は必要ですが。現象ばっかりみていて、こんな感じだと思いますなんて事ばっかりやっていてもしょうがない。新たな概念と、新たな理論体系を作り上げることこそが大切なんですね。神様ニュートンにはちょっと裏話があります。それは、次回にて。続く
2003年10月21日
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今日の一言「子供らはたんこぶ作らず遊び 隣に習えの教養を 植え付けられて 顔色見て利口なふり 利口なふり 利口なふりをするが やがて矛盾を知り 苦悩したり 試行錯誤するSo Let’s Get Truth……Truth……Truth……」Mr.Children「So Let’s Get Truth」さて、昨日に引き続き次元のはなしです。今回は1,2次元についてです。1次元は言葉や考え、それ自体には色も形もない存在です。2次元はイメージや絵のような視覚的に捕らえられるものです。3次元よりも低い次元は日常的に存在しています。ただ、これも4、5次元同様、我々が人生を送るところではありません。言葉だけではただの嘘つきですし、イメージするだけではただの妄想癖です。やはり3次元に生きている限り、行動を起こさないとなにも変わりません。今、このときを生きましょう。しかし、面白いことがあります。違う次元同士が相互に影響し合い、変化していくのです。これは隣合う次元同士、低い次元から高い次元の方へ影響がより強くでます。例えば「ありがとう」という感謝の言葉を話すと、「うれしい」イメージが自然と沸き、「幸せ」な行動、動作を起こすことができます。さらにそれを続けているとその人の人生(過去の思い出まで)が明るくかわり、まわりの人たち(空間)まで幸せにしてしまう・・・こともあります。明確な言葉やイメージは行動を促します。よい言葉や、イメージには幸せを、悪い言葉やイメージは不幸をもたらします。よい言葉、イメージを心がけましょう。ただ、これは忘れないでください。我々が人生を送っているところは3次元であることを。行動を起こさない限り基本的に何も変わらないということを。
2003年10月20日
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今日の一言「例えば、始兄貴みたいに歴史が好きな人間が世界史の先生になるだろ。でもって数学の得意な奴が数学の教師になるだろ。世界史が苦手な生徒や、数学の嫌いな生徒の気持ちが分かると思う?。」田中芳樹「創竜伝」我々は3次元に生きています。縦、横、奥行きのある空間で、時間は不可逆的に流れています。だれにも空間と時間は平等で同じものです。もちろん、時間も空間も有効に使うことはできますが、この縛られた次元で我々は人生を生きています。しかし、たまに4次元にいくこともできます。時間に縛られず、過去を省みることができます。人類の歴史を垣間見ることもできますし、考えを学ぶこともできます。さらに、5次元にいくこともできます。空間に縛られず、宇宙という広大なものから、分子、原子といったミクロ、マクロな存在を考え、法則化する事もできます。しかし、あくまで我々は3次元に生きています。生きているのは過去でも未来でも、顕微鏡や望遠鏡の中でもない、『今』です。今、どうしたいのか?今、この瞬間が生です。でも、たまに4,5次元を見てくると面白いこと満載です。新しい発見やワクワクが無尽蔵、自分の存在もちっぽけです。ただ、4,5次元から帰ってこない人がいます、そっちの方が居心地がいいときも有るでしょう、真理に近づいていると感じる時もあるでしょう。しかし、我々は3次元に縛られて生きています。今、この瞬間を生きましょう。言葉足らずなところがあると思いますのでまた、補足していきます。
2003年10月19日
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パソコン完全復活!!ありがとうございます。やっとです・・・長かった。しかし、おかげで購入、セットアップ、ネット接続まで一通りを覚える事ができました。いや~、世の中、便利になってますね。おかげでいろんな周辺機器のこともわかりました。これからまた、日記を更新していきますのでよろしくお願いします。今日の言葉別に急に強くなれたわけじゃないし何が変わったわけでもない。だけど立ち向かっていこう。大切なのは弱さゆえの向上心フルーツバスケットさて、前回の続きです。デモクリトスは「変化せず、消滅もしない存在」という考えに磨きをかけ「原子論」を作りだしました。あれっ??この前も似たようなものが・・・。そう、ここまではパルメニデスやエンペドクレスの考えに近いのですが、ここからがデモクリトスの偉いところ。デモクリトスは「原子」が存在し運動するためには「空虚」という場が存在する事を訴えたのです。無いということも有ると同様に存在する。それまでにない発想でした。無いと言いつつも認識として一つの存在であると認めること、面白く、重要な発想ですね。単に思考だけで、ほぼ近代科学の発想を論じているのですから驚きです、しかも約2400年前に。また、「機械的世界観」(原子の運動である世界はすべての現象が必然である)や「唯物世界観」(生と死は単に原子の構成が変わっただけ=死後の世界なんてない)も述べています。ますます、驚きですね~。しかし、その当時はそれらを実証するための器具もなければ科学も発展していない。だから、これらの理論を確かめる方法がなにもなかったわけですね、しかもこの哲学はほぼ完成(現在とたいして変わらない)しています。というわけで、しばらく「世界の根元ってなに?」論争は歴史から息を潜めることになります。余談ですが、このデモクリトスはお気楽極楽な性格で笑う哲学者の異名をもっており、100歳以上の長命でした。これだけ先進的な論理です、そうとう多くの批判批評をうけたことでしょう。しかし、傲らず、高ぶらず、世界に絶望的、悲観的になるわけでもなく、真理を追究し、お気楽に笑いとばすその生き様はその当時のどの哲学者よりも素晴らしい人生を送ったと想像されます。デモクリトスは私の最も尊敬する人物の一人です、すばらしい生き様です。さて、話は戻りますが、すでに紀元前には現在考えられている理論の礎ができていたのですね。人類の思考は大して進歩していないのかもしれません。現在の悩みは、昔の人の悩みでもあったわけですね。一方このころから、ピタゴラスに代表されるように人類は自然を数式的に理解、解釈していくことを追求していくことに満身していきました。哲学から自然物理学が生まれたのです。続く
2003年10月18日
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パソコン購入しました!まだ、ネットに接続するのは時間がかかりますので本格的な始動にはもうちょっとです。ほとんど更新してないのに見に来てくれ方々ありがとうございます。ちょっとだけ更新します。さて、前回の続きです。様々なこの「世界の根元」の中で、ピタゴラスはそれは『数』であると唱えました。つまり、自然現象が一定の法則に支配されていること、そして数式で表せられることに気づいたのです。ちなみに有名なピタゴラスの定理こと三平方の定理は「直角三角形の斜辺の2乗は、他の2辺の2乗の和に等しい x^2+y^2=z^2」この考え方は古く中国にあったものですがそれは経験的(アナログ的)なものでしたが、数学的(デジタル的)な手法をもちいて証明した初めての出来事でした。人類は自然現象の背後に数学的な法則があることに気づいたのです。ここから、経験ではなく観念的に自然現象をとらえることが始まりました。自然物理学の発祥です。そして、次の人物の登場をもってその当時の自然哲学論は一往の完成をみました。B.C.420年頃、デモクリトスその人です。続く。
2003年10月17日
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3日前に自宅のパソコンが逝かれました(南無)。今はネットカフェからの書き込みです。いろいろと書きたいことがあるのですが、とりあえず、パソコンが復活または、購入してからにしようと思っています。私が使っていたパソコンは人からもらったもので、USBもついていないようなパソコンだったので、この際、購入を考えています。これも何かのおぼしめしか・・・。初の自費購入を目指します。しかし、私はまったくのパソコンオンチでして、みなさんウィルスとかはどう対処しているのでしょうか?早く、日記を再スタートさせたいと思います。ので、またよろしくお願いします。
2003年10月15日
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今日の言葉あんまり誰かを崇拝するということは、自分の自由を失うことなんだ。 スナフキン(無職)今週は月曜から日曜までの7日連続出勤でした。明日から3連休、バンザーイ。さて、前回の続きです。タレスは考えます。この世の根元はなにか?我々は何によって支配されているのか?「それは水である」それがタレスの答えでした。安易かもしれません、しかし、それが人類が初めて神話という虚像から抜けだし、自分の頭で考え出した答えでした。ここから人類の哲学の歴史が始まります。約2,600年ほど前から人は世界の成り立ちや自分が生きる意味を、理論的に考え始めたのですね。そんな、昔から人は悩み苦しんでいた。実際、現在の人間との知能、思考能力は大差なかったのだと思います。そして、この哲学思想は様々な人たちに影響を与え、「世界の根元ってなに?」を探るのが流行り始めました。ヘラクレイストは永久不変なものはこの世に存在しない。すべては変化しつづけると。また、反対にパルメニデスはすべては変化しない永遠不滅のものだと考えました。たとえばりんごを細切れにして、見えなくなってもりんごは存在する。なんとB.C.500年ころには原子、分子の考え方がすでに存在したのです。そんななか、ピタゴラスは世界の根元は「数」であると唱えました。続く
2003年10月12日
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今日の言葉「スナフキン、義務ってなんだい?」ムーミン「やりたくないことをすることさ」スナフキン(無職)今日も昨日に引き続き船井オープンワールドで受け取ってきた、メッセージについて書いてみます。●船井幸雄氏より成功の秘訣とは?常に学ぶこと・ルールを知ること・人を知ること・構造を知ること。今は価値観の変化時代その時の中心勢力にとって都合が悪いことが起こる。対策が裏目にで、次の時代の予兆がある、そしてある日突然変わる。だから、悪いことが起こっているのではなく変わろうとしているということを知っておこう。●ハイポニカ理論万物の多岐進化は遺伝ではなく適応の産物ではないか?というダーウィンの進化論に対抗する理論。すべてはホメオスタツ(安定化)する、生命は活性され、物質は安定化する。面白いのは、腐るとは、菌による腐朽と自己活性による代謝、崩壊が原因であるということ、だから、菌の繁殖しにくい冷凍庫でも魚、肉は腐る。●窪塚氏ワクワク:現状に満足し、そこから新たな物を起こそうとする事。ドキドキ:現状に不安を抱いている証、それを取り除こうとする事。だから、わくわくで生きていこう。中庸:悪が無くなれば良いのでなく、それをガイダンスとして次を考える今は善でもあり、悪でもある、どちらともとらえる事ができる。どちらも正しく、両者を認めることで次の視野が開けてくる。まだまだ、たくさんお話をお聞きしましが、どの方も一様におっしゃているのは、イメージして、言葉にし、そして行動すること、とにかくいいイメージから物事は始まるということでした。
2003年10月11日
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先日の土日に船井オープンワールドに参加してきました。そこでは色々な飛んだ話がきける、不思議な空間でした。そこで聞いてきたことをまとめてみました。●幸せに生きるコツ・やることを決めるのでなく辞めないことを決めること。 確かにそうです、やると決めても続かないことはよくありますがやめないと決めること、とっても自分を追い詰めています(笑。逃げ場はありません。やるしかなくなる魔法の言葉です。・常に笑顔でいること(機嫌がいい) 人と接触をしていること、そして機嫌がいい(怒らない) 笑顔でいるとき、不機嫌だったり、悩んでいられません。なかなか難しいけど最高の笑顔で生きていきたいです。・短所は放っておいて、長所を伸ばすことに重点を置く エゴや嫉妬を可能な限り(最大限)なくす。 まずは、楽しいことからやる。これが一番ですね。その2です。今回の船井オープンワールドの目玉、本田健氏による公演。非常に公演上手でたとえ話や、愉快な話は絶品です。会場ではしっかり花束まで渡してきました。その公演内容です。メンター探しについて・メンターとは大雑把にいうと?道を外れないように、方向修正をちょこっとしてくれる人(こっちに来いなんて事は言ってくれない)様々な気づきをくれる人(間接的で分かりにくいが、はっ!とするようなことがある)・メンターとはどんな人?人生の指針を示してくれる(方向性程度)。しかし分かりにくいし少しの間だけ。信頼と応援をしてくれる(大丈夫と後押ししてくれる、これが一番有り難いもの)謙虚(傲慢は不要)・メンターの条件幸せである人感情のバランスがとれている人大好きな事をして成功している人失敗してカンバックしている人(失敗している人でないので注意)謙虚=ふつうの人(普通すぎて分かりにくいかも)人間関係、男女関係が良好な人(自身で発言したこと、それを自身で実行できてる人)・探すコツ生徒(自分)に準備ができていること(何をしたい受け取りたいか明確)真剣に生きていることメンター探しを手放していること直感で動いていること(パートナー探しも同じです)
2003年10月10日
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どうして好きなことをやって生きていきたくなったか?それは、本田健さんの「ユダヤ人の大富豪の教え」を読み終えてから、5年後の自分を想像したとき幸せそうでなかったからです。軌道修正するなら今しか無い、そう言った動機が走りました。しかし、その当時、啓発系の考え方に偏見のあった私は安易にその考え方を受け入れようとしませんでした。なんだか、洗脳されるようなイメージがあったからです。とはいえ、好奇心がうずきはじめ、とりあえず似たようなもので哲学を学んでみようかと思い早速哲学の歴史を紐解いてみました。現在の生活や、環境に違和感を持っている人はたくさんいると思います。果たして何が本当なのか?テレビや新聞でいっていること?学校で習うこと?昔の人たちはどうだったの?哲学はその答えを探そうとして生まれてきたものです。現在の人類(ホモサピエンス)は約20万年前に発生したと考えられています。そして、古代の人々は悩みます。どうして私はここにいるのだろう?この世界はなんなのか?死んだらどこへ行くのか?つまり世界と生きる意味についてとりあえず説明を欲しがりました。それが神話です。それは個々の共同体における共通認識となり一定の宗教的権威を持つようになりました。共同体を結びつける強力な絆となったのです。しかし、B.C.600年ころ人類史上初の哲学者タレスが現れます。当時タレスが住んでいたミトレスは商業の中心都市で、さまざまな人種、部族があつまっていたところです。そこでは当然神話の話も出てきます。「おまえたちの言ってる神ってなんだよ、みんな言うこと違うじゃねーか。一体どれが本当だよ、なんにも根拠ねーじゃねーか」そしてタレスは自ら世界の成り立ちについて考えはじめるのだった。続く
2003年10月09日
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はじめまして私のホームページ。これから、いままで考えていたことや感じたこと気づきや情報を随時書きこんでいきます。たくさんの人に喜ばれる、楽しい、うれしい、幸せな気持ちになるホームページを目指し日々精進していきますのでよろしくお願いします。
2003年10月08日
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