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Dear 昨晩は39.5℃まで熱があがって死ぬかと思った。寒くて毛布じゃ足りず湯たんぽ抱いて寝た。抗生物質を点滴され解熱剤で、朝までに7度代に下がった。1日中ねっころがっていたので、今猛烈に腰が痛い。上の内容を送る予定だったが、とても電話までたどり着けず そうそうに寝てしまった。今朝はとても調子がよく起き上がって座っていられる。腰の痛みは、白血球が増える時に背中や腰が痛むんだって。お腹はモルヒネ入りシロップを飲んでいるのだがすっきりしない。時々痛むし張っている感じがする。 1月31日は俺の36回目の誕生日。毎年ごちそうで祝ってもらっているのに、今年のプレゼントは抗がん剤とはしゃれが効きすぎている。
2003年01月29日
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血液のガンや移植の患者は採血されるのが仕事のようなもので、3回/1週間(2日に1回)身体の変化を調べていく。検査値は担当医がその日のうちにプリントアウトして教えてくれる。検査値の見方は、初めは難しいが、主なものは下に記したもので、重要な検査値はもっと細かく同じぐらいの種類数を調べていく。【蛋白関連】 TP:総蛋白 食物より摂取した蛋白質はアミノ酸に分解され、肝臓で解毒・再合成され、各組織に送り出される。◎高蛋白血症:栄養過剰・脱水症、抗体の増加、異常蛋白の増加◎低蛋白血症:摂取不足、蛋白漏出、蛋白合成障害、異化亢進(悪性腫瘍・重症感染症)アルブミン:血清中の蛋白質は、アルブミンが50~70%の大半を占めその他100種類以上の蛋白質が存在。血漿浸透圧の維持。ホルモン・脂肪の輸送などCRP:C反応性蛋白:組織の炎症や崩壊があると血中に増加する蛋白質で、あらゆる炎症のモニターとして有効で、血中のCRP濃度を知ることにより、炎症や組織障害の存在と程度を推測できる。◎高:細菌・ウイルス感染症,悪性腫瘍,心筋梗塞感染があると上昇 【各種酵素】AST(GOT)組織の障害の際に血中に逸脱する酵素のため、臨床上問題になるのは高値である。ASTは肝細胞のほか、心筋,骨格筋などにも存在するため、肝疾患以外でも心筋,骨格筋疾患で上昇する。◎高:肝炎,心筋梗塞ALT(GPT)組織の障害の際に血中に逸脱する酵素のため、臨床上問題になるのは高値である。ALTは肝,腎のみにしか存在しないため他臓器では異常値は示さない。◎高:脂肪肝,肝炎LDH:乳酸脱水素酵素は生体のほとんどの組織に存在する。LDHアイソザイムにはそれぞれ臓器特異性があり,各臓器の障害に伴い、相応するアイソザイムの上昇をみる。◎高:心筋梗塞・悪性リンパ腫・転移性肝がん体内のいろいろな細胞が壊れたりすると上昇リンパ腫の腫瘍量を反映することもある。γ-GTP:γ-GTPの体内分布は、肝30:膵20:肝10の順に多く、血清,尿や血球にも存在する。◎高:急性肝炎・肝硬変【血球算定】WBC:白血球数 好中球,好酸球,好塩基球,リンパ球,単球の総称である。◎高:各種感染症,血液疾患,激しい運動,ストレス◎低:薬剤放射線治療,重篤な感染症,悪性リンパ腫RBC:赤血球数 末梢静脈流血1mμl中の赤血球の数。細胞内に含まれるヘモグロビンによって肺で受け取った酸素を体内に供給し,体内で発生した炭酸ガスを肺で放出するガス交換を行っている。◎高:のぼせ,鼻血、脱水◎低:息切れ、立ちくらみ,Hgb:血色素量(ヘモグロビン量)赤血球内に含まれる血色素の量※RBCの高低と同じ貧血(鉄欠乏症)の判定PLAT:血小板数 血液凝固系の促進,血管の収縮◎高:出血,外傷,血栓症(脳・心筋梗塞)◎低:急性白血病,悪性貧血,肺血症
2003年01月27日
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昨日は来てくれてありがとう!一緒に食べるご飯は、本当に栄養になる感じです。結構食べているのに体重が入院当初と同じになりました。今日は1日中お腹が痛くうずくまっていました。3,4日前と違って気分は最悪で、非常にだるくて寝てるだけでした。 副作用らしく両人差し指の先がしびれてキーを打つのがおっくうです。またお腹もがん細胞をやっつけているのか?じくじくして痛いです。愚痴はこれくらいにしてお願いです。私宛に来ている郵便物ってないよね。特に市役所から高額医療費の事で連絡なかったら、こっちから言わなければならないし確定申告して税金返してもらわなくちゃ。
2003年01月26日
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同じフロアーの患者さん達も血液のガンか化学治療を行っている方々なのに、みな明るく元気で予想していた悲壮感はまったくなく楽しく過ごしております。特に私のベットからは、寝ながらにして、お台場と竹芝レインボーブリッチが見えます。 築地に近いことから食事の味付けや品の良さも抜群で最高です。昨晩はマグロと鯛のお刺身がでました。朝はパン昼は麺類夜はお粥とバランスもいい。潰瘍の薬がよく効いたらしくお腹も痛くなく食べれるので6日で4キロ程太りました。抗がん剤の副作用は、のどと口の中がヒリヒリする程度で、まだ頭髪はしっかりしています。 入院が10日に決まり部屋の片付けをして、忙しい中準備していたので今のところ退屈はしていません。このメールも新しいバイオノートのPCG-GRS70/Pで送っています。おとといと昨日で設定しました。現場復帰は先になりそうなので、まずはもう1度パソコンを勉強しなおそうと思っています。元気なときは近況報告をいたします。ではまた 2003年1月21日
2003年01月22日
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過剰な薬を流すために利尿剤を使うのだが、その基準は、9時から16時の7時間に800cc以上お小水を出す、または昼食前の体重測定値から16時に測定して1.5kg以内ならセーフである。 しかしプレドニン(ステロイド)を飲んでいるので、お小水も出ずらいし、食欲もあってのどが乾くので過食がちになるので無理だった。食事は全て食べて、足りずにお菓子を間食し、水は500mlを一気飲みしました。 点滴で入れるのだけど、お小水を15分も我慢できずに500ccぐらい出て、その後10分毎に400cc前後を2回繰り返します。大量に1.5リットル以上出ます。 抗がん剤の副作用としては口の中が筋肉痛で噛む時しんどい感じがしました。イソジンでうがいしてもすっきりせず、見てもらったら少し赤くなっていたようだ。あとあんなに下痢していたのに1日に1回も出ていない。1日でお腹がはってきた。
2003年01月19日
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昨日の晩に飲んだカロナール(鎮痛解熱剤)が良く効いて6時40分に検温が来て起こされた。8時50分に担当医が外来診察の前に「今日からしっかりやりましょう」と顔を出してくれた。その後シャワーあびて腕の毛を剃った。10時10分病棟の先生が点滴針を挿入。10時18分からカイトリル(吐き気止め)10時20分オンコビン10時47分アドリアシン(毒々しい赤色)11時18分エンドキサンのどに骨が引っ掛かったような感じがした。昼食を食べながら13時40分終了。すぐトイレ小さいほうカップからあふれた(600cc以上)で測定不能なので、ナースコール押したら、2人がすぐかけつけてくれた素晴らしい。17時に体重減ってなかったのでラシックス(利尿剤)で強制排泄。どんどん余計なものを流してしまうらしい。 夜はいつも通りお腹が痛んでくの字になって寝ていた。今のところ吐き気やだるさはない。特別感動はなかった。
2003年01月17日
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10時30に受付に来るように言われたが、準備が整っていないらしく待たされる。11時荷物置いて病棟内の案内。昼食を食べて先生と面談、今後の化学治療についての説明を受ける。【面談要旨】 2003年1月16日標準化学療法:CHOP療法1日目抗がん剤を点滴で注入+G-CSFとプレドニン5日間内服で1コースビンクリスチン 注入エンドキサン 注入アドリアマイシン 注入カイトリル(吐き気止め)注入1回/2週間を6コース予定副作用:しびれ,便秘,吐き気,脱毛,口内炎,心肺肝毒性,白血球・血小板低下3コースまでに末梢血幹細胞採取検査内容及び日程 適宜採血,画像評価,内視鏡など
2003年01月16日
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食べているんだけど太らない59.5キロだった。今日は運転免許センターに行って免許の更新をした。出かける前トイレ2回したがまだ不安だ。神奈川県の運転免許センターは二俣川駅からバスに乗っていく。バス停を降りて左側が神奈川県県立ガンセンターで、右側が運転免許センターだ。道を挟んで正門入り口が向かい合っている。選べばここでも治療できたのだが、なんか建物が古く暗い雰囲気を感じた。 免許を更新に来た人を狙って献血車が来ていた。私にも目を見て呼びかけられたが、『顔色よく見ろ』って真剣に思いました。これで一生献血出来ないんだなと妙に寂しかった。 帰ってきて残りの片づけをして、疲れたので無痛整体でマッサージしてもらった。夜は串焼きと生ビールと決めていた。なんか食べてもおいしくないし、ビールが飲めない。いつもは生中を5杯以上飲んでから焼酎を飲むのだが、今までこんなにまずく感じた事は無かった。なんか最後になるかもしれないのに、盛り上がらなくてあと味が悪かった。入院の前日は楽しもうと無理してもどこか寂しいものだと思った。
2003年01月15日
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2002年12月9日に初めてセンターを訪れた。血液内科のオーソリティと言われる先生が担当してくださることになった。11月に腹膜炎の手術の時に切り取った小腸の一部を取り寄せて細胞を見る事と、センターでの検査で症状を見極める事が必要だった。入院後の治療方針を決める大事な検査は以下の通り。 12月9日 問診面談,採血,採尿,血液ガス,骨髄穿刺12月10日 肝~骨盤CT 頚胸部CT12月13日 採血,採尿,胸部レントゲン,心電図,心臓超音波,上部内視鏡12月16日 全身シンチグラム注射12月18日 全身シンチグラム12月20日 問診,採血,採尿 20日にやっと検体が届いたので年明けまで中断2003年 1月10日 問診,採血,採尿,病状確定 連絡待ち:ベットが空き次第入院
2003年01月12日
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今日は病名が決まっている日。両親と彼女と4人でセンターへ行った。診察順が来て父親は待っていると言って、三人で診察室へ入った。先生は「こちらへ」と言って私達を座らせてから面談票を淡々と書き始めた。すぐに間違いないのだとわかりました。先生の走らせるペンの音だけが時を刻んでいた。面談要旨病名《腸管症型T細胞リンパ腫》悪性リンパ腫非ホジキンリンパ腫”T細胞リンパ腫”中悪性度”病期:IV期”病変:空腸,胃,十二指腸”下痢,腹痛をしばしば伴う極めてまれなリンパ腫『一般的には治療困難とされる』高率に腸管穿孔を伴う標準的治療は確立されていないCHOP療法などの化学療法 または自家末梢血幹細胞移植併用大量化学療法 先生は淡々と病状を説明した。私は実感が無く冷静に聞いていた。彼女は父親を呼びに行ってもどってきた。彼女も両親も覚悟していたのか冷静だった。 ただ先生が「この病名の患者さんは40年のがん症例で5人といません」と言ったのがやたら頭に残った。私は事の重要性に気づかず宝くじに当るより難しい確率だなと考えたりした。治りにくいという意味はわかったがなんとかなるだろうなんて考えていた。家族もなんとかなるさと言っていたが、本当はどんな想いだったのだろう?
2003年01月10日
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