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2010年01月05日

取っ手も便利

テーマ：古い家に住もう！購入した家は築８０年以上で・・(843)

カテゴリ：懐古趣味的生活行為

昨年の今頃、、
この場所からお城の方に向ってドライブ約２０分のところに
売り家を見つけた。

１月４日に最初の見学。
雪であった。

取り付け道路が細い。（新築不可能）
確認申請は無理、前提。

改築はどうか。
裏に田んぼがありそのあぜ道を広くすればトラックは入る。

ざっくり、２００万はかかりそう。＝本体価格に上乗せ。
それでも、
玄関にクルマを入れる（お庭は広いので駐車は出来る）のに、
隣のお家に断りを入れないといけない、と言われた。

要するに、、
隣家は、ご親戚。

（登記簿謄本等、揃えた上での我等の想像。および類推は、、
先代が子供たちに土地を分け与えたが、兄弟間のトラブルにて、）
当該土地家屋だけが、
広い道路に接していないのである。

艱難辛苦、七転八倒にて、これらの解決策を

この、
考える。という作業は本当に楽しかった。けれど・。

突然に、どこからも何の連絡も無いまま、
契約がどなたかと出来てしまっていることが、、
次の次の週当たりに判明する。

ネットの中の田舎物件を探していた。
沁み出す売り家、土地、地域を絞ってサイトを絞って見て行くうちに
一定の売買の法則、、というか
行われ方、、というか、、
様子がジワジワと、分かり出した所である。

候補になるところはすでにその段階で
小さな写真を見ただけで価格は言えるほどになっていた。

だから、
この家が、販売済み、もしくは、商談中。になっているのは
考え違いとは言え、当方が声をかけたからである。とも言えるので、
最初、
不動産屋さんの好意、もしくは持ち主さんの好意、かもしれぬと
高を括っていたのかもしれない。

他の考える。に忙しくしている間に、、
他の人が、手付けを入れたのだと、気がついたときには
当該不動産屋さんとは連絡が取れないし、、

不安が増大した。

告知の無いまま、３日ほどが過ぎて
思い切って、持ち主さんの電話番号を調べて
電話した。

目の上の半分が暗くなった。あのときのショックは記憶に新しい。

問い詰めて、ようやく、
そういうことです。という言葉を聞いたのである。

３０日待ちます。一発登記、、約束はどうしてくれんのさ！と
言っても詮無いことだ。

夫のショックも相当であったと見え、
その日、
街の地図をとにかくだらだらと、グーグルからプリントアウトし、
繋ぎ合わせ、、と
大きな地図を持っているのに！！
そんな、オロオロ作業を意味なくして過ごしたようだった。
あたしは、
シゴトであったから、一日中店にいて、
帰宅すると、居間の中央に大きな不定形の貼り繋いだ地図があったなあ。。。

今、その街から、２０分のところにいるんだけどね。

また、落ち着いて時間が出来れば
そのお家を見に行きたい。
どうなっているのだろう。

近くのお寺の若いご住職が訪ねてこられた。
突然すみません、実は・・・と、
今のあたしたちの家の前の持ち主さんから、何かを届けてもらった、、
然り而して
住所がわからない、、ついては、ご存知で無いか、、
という
お話である。

たまたま、その前の持ち主様から年賀状を頂いていた。

お知らせする。

ついでに、自己紹介。当方の年賀状をお渡しした。

おしゃべり少し。

後刻、またご住職が来られた。

お年玉ご持参。

お寺から、お年玉を頂くのは初めてである。（笑）

茶色の長い封筒に、
不捨山
念仏寺と、あり、当方の名前に様、を付けて上書き。

中身は、、
昔はひょうたんの切ったものとかだったらしいですが、、との
コメントで、、

杓子である。
プラスチックである。
その、杓子のキャッチフレーズが中の包装紙に書いてあった。

取っ手も便利。

ご住職、、と言ってもお若い独身。

跡継ぎのない、念仏寺にゆかりがあり、引き継いだ、とのこと。

一度、お夕食はいかがですか？とお誘いした。
破顔。

法然上人について、その足利時代の事について、
少しおしゃべり。

続きは、、、、鍋かなあ。
お肉はいいんですか？とお聞きした。

いいそうです。
そうか、

じゃあ、しゃぶしゃぶかしら。

今日は、その念仏寺の隣の神社の掃除当番である。

そうか、、
一年経ったか。。。

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