As time goes by

As time goes by

2023年04月11日
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生きているあたしの手元から、犬が死んでしまい、
いわば、相棒の一種でもある犬の席を、空席にするという状態を受け入れなければならない、と決めたのは、(人生途上ではずっとその席はほぼ、いつも塞がっていた―犬を飼っていた)飼い主側の事情による。
そして、思いがけず夫が去年亡くなった。
怪我をして障害が残っても、環境整備してうまく行くように整えて、過ごしていた。
あたしは、その時点よりもっと、不自由になるかもしれないと(例えば車椅子)、バリアフリー改築の際、伏線を引いている。
テラスの階段をゆるやかにしたのはその事もあった。
階段ではなく、スロープに出来るようにしていた。
角度も計算して。
車椅子のまま、家の中から外のクルマに乗る際の動線も考えていた。

義足の事も、今にITのロボットが出来て、もっと簡単に装着でき、使用できるようになると思っていたので、情報を集めていた。
アイスランドのズール社が、世界の最先端(義足では)の会社であることも知っていた。
北海道に家族旅行した際には、脳内シミュレーションを始めている。
このまま、この暮らしがうまく行けば、
アイスランドにひょっとすると、、行けるかも?と妄想を膨らませてもいた。
日本の技術も捨てたものではなく、かなり高度な研究をされていることも
ウチに来られた技師さん(彼の病院の提携先の会社の)とも話したりしていた。。
踏面の長いデッキテラスの階段を見て、
思い出していることだ。

毎日の暮らしの他に、こういう時の穴、があいてしまった。

一年という、一つのくくり、穴を見ないでとにかく前に、と過ごしたが、

次、の2年目、はどうしようかと考え中。
有難いことに、お仲間がいて、ほぼ日常の発語も十分で、経済が急にダウン、という事もなく一回りして来たが、今月は、さすがに、停滞した。
動き出すための停滞と思っている。

死が二人を分かつまで、を地で行った夫婦である。
いろいろ瑕疵はあるにせよ。

途上、指輪を買おうとか、そういう事も話には出なかった。
そこんところが、思いを共有していた、、と思い出している。
結構、その日暮らしでオッケー、の感覚は二人に共通であったのだろう。

さて、答えが出た。
その日暮らしでオッケー!





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最終更新日  2023年04月11日 06時54分40秒
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