As time goes by

As time goes by

2023年07月23日
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この言葉をニュースで見たとき、真っ先に思い出したのが、
佐藤さんのことだ。もうすでに40年以上も優に経過した思い出なので、時効だろう。実名をあげました。

佐藤さんは、あたしより15歳くらい年上で、40年前に同じマンションの2階と4階の隣人になった方だ。入居の時期もほぼ同じ。新築だったので。
当時あたしは、1歳と2歳の乳飲み子のママ。孤立無援の新米ママだった。
佐藤さんは、専業主婦、2人のお嬢さんは高校と短大の学生。
ご主人はNTTにお勤め。

4階に住むあたしは、ベビーカーと、上の子を歩かせて下の子を抱いての階段の上り下り。
2階の佐藤さんは、ドア越しのあたし達に目をとめて下ったのがお出会いの「ご縁」の始まり。


お互いの家の行き来が日常になるまで、一か月くらいは要したか、、
急速に親しくなった。

それからというもの、、親戚のようになにくれとなく、育児関連では手を差し伸べて下さった。
「ご恩」である。
あたしが、二十歳になる前に実母と死別していること、
父が再婚して、実家との交流がふっつり途絶えてしまっていること、
夫の実家は東京にあること、
夫の母は、働いていること、
姉妹はいなくて、弟が一人いるが、彼の家庭もちょうど子育てで忙しいこと、、
などなどなど、、話したものだから
ぴぴぴ・・と、佐藤さんのアンテナが活性化し、


一層親しくなると、、佐藤さんのご実家は、心斎橋の大店のお嬢様、
かたや、あたしの母は、堂島のお嬢、と、大阪にゆかりのある景色を
2人で見ることが出来たりした。

2人の子の誕生日には、いち早くおめでとう!とささやかなプレゼント、
事あるごとに小学校の、教材、、こういうの、、皆持って行くのじゃない?と

今でも、忘れられない。

その7年後、あたしたち家族は引っ越すのだが、
それからも、電話での交流は続き、二人のお嬢さんがご結婚、ご出産、のころまで、
仲良くして頂いた。
さて今度はあたしが、手を差し伸べる番である。遠く及ばないが心がけてはいることだ。

あの、、
大阪平野を一望できる箕面の山肌の5階建てのマンションで、
佐藤さんに出会って、本当にお世話になった事を、しみじみ思い出だすのだ。
「ご縁」と、「ご恩」である。

今日の日記は、「ご縁とご恩」、この言葉にインスパイアされて、という事だが
もう一つ、異次元の少子化対策、という言葉にもあたしの記憶が反応したことも、
書いておこう。
何が、異次元じゃ!とか、思っているのだ。。





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最終更新日  2023年07月23日 05時58分12秒
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