PR
Category
Freepage List
Keyword Search
Calendar
Comments
NHKスーパーピアノレッスン(フランス音楽の光彩)講師のミシェル・ベロフさんが、
「ラファエロ前派(主義)の画家ロセッティの「選ばれたおとめ」の絵の髪(巻き毛)の流れに似た流麗さ・・」
ところが、この、ロセッティの「選ばれたおとめ」の絵を探してもなかなか見当たらない。
NHKスーパーピアノレッスンの録画を再度よく見直してみると、
絵の横に「プロセルピナ」の文字があるではないか。
探してみると、たとえば、プロセルピナ(Proserpine)は、
ロセッティ アーカイブサイト
や
ポスターのサイト
にてイメージ画像を見ることができる。
上記のプロセルピナは7th versionで、 8th version
もあり、微妙に異なる。
(7th versionのプロセルピナ(Proserpine)が、上記NHKスーパーピアノレッスンで放映された絵であると思われます。)
特に、上記のロセッティのアーカイブサイトでは、
詩人でもあった、ラファエロ前派(主義)の画家ダンテ・ガブリエル・ロセッティ(Dante Gabriel Rossetti) のその他の絵(・詩)たちも、解説付きで見ることができるようだ。(ただし解説は英語)
--
ところで、ドビュッシーには、カンタータ(ポエムリリック)「選ばれたおとめ」(1887-8)なる作品があり、この詩は、同じく詩人であったロセッティの同名の詩によるものとのことである。
(複雑なことに、「選ばれたおとめ」は「祝福されたおとめ」との訳もあるようだ。)
後に、ロセッティが、この詩「選ばれたおとめ」を絵画化したらしく、こちらは、おそらく、 The Blessed Damozel (with predella)
が、この絵であろうか?
( こちら
からも見ることができる。)
私には知識が不足していて、しかも、タイトルが微妙に異なるので、「選ばれたおとめ」(「祝福されたおとめ」)なる絵が、この絵(The Blessed Damozel)そのものであるかどうかは、断定できないが、こちらは、いずれにせよ、ロセッティとしてもかなり有名な絵のようである。
ベロフ先生は、 有名でない
「選ばれたおとめ」と言っていた(字幕で訳されていた)ように思うので、放映上の例としては、プロセルピナ(Proserpine)が選ばれたのかもしれない。
しかし、一般的に「選ばれたおとめ」が、具体的には「The Blessed Damozel」そのものであるとすると、
放映上は、「選ばれたおとめ」なる絵を、「プロセルピナ」であるかのように見せたということになり、これには、若干の違和感を覚える。
なぜこのようなことになったのかと考えてみるに、
なんといっても、ドビュッシーの方のタイトルは、「亜麻色の髪のおとめ」であるし、
The Blessed Damozel(選ばれたたおとめ)よりもProserpineの絵の方が、女性の髪の毛が巻き毛でもありより印象的に描かれている。
よって、より髪の毛の描画に勝るProserpineが放映上は選ばれたのではないかと推定する。
(考えすぎであろうか。間違っていたらごめんなさい。)
事実は、どちらなのであろうか。
また、謎は増えてしまった。orz;
いずれにせよ、私にとっては、
「亜麻色の髪のおとめ」にもつながっているかもしれない、二枚の絵、「選ばれたおとめ」、「プロセルピナ」を知ることができたことは、大きい。
*ピアノ練習*
#bfp#bfp#bfp#bfp#bfp#bfp#bfp#bfp#bfp#bfp#bfp#bfpSTRT
懇親会につきなし
#bfp#bfp#bfp#bfp#bfp#bfp#bfp#bfp#bfp#bfp#bfp#bfpEND
・ Tyee_Style Blog
・・本、楽譜、CD情報等をより具体的に紹介する反ミラー別サイト・・ ・・
・ Tyeesのピアノ曲譜読み練習風景(mp3)
・・
--ご参考まで--
4月からの、NHK「 スーパーピアノレッスン
」
サブタイトルは、「フランス音楽の光彩」、講師はミシェル・ベロフ。
NHK出版での詳細ご案内は、 こちら
を参照してみてください。
火曜日夜放映。 再放送は、日曜朝です。
カウンターが99万超えているのに気付く! Apr 19, 2015
行けずじまいの練習披露会 Jun 9, 2012
久方ぶりのブログですね!? Nov 23, 2011