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yuko1022

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February 11, 2005
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NBCの朝のニュースをみていたら、セントラルパークに大規模で大掛かりな環境アートが制作されているというのをやっていた。その名もTHE GATES。


アート名の通り、作品は7500もの鳥居のようなゲート(高さ4.87メートル、幅1.67~5.48メートル)がセントラルパーク内の歩道に沿って23マイルに渡って配置され、一つ一つのゲートの上部からサフラン色のシフォンのような布(長さ2.13メートル)が風にたなびくように垂れるというもの。
2月12日から16日間だけの無料エキシビションで、チケットなど無しで誰でもセントラルパークを訪れた際に実際にゲートをくぐることができる。

建設には600人のボランティアが参加し、Christoによってデザインされた作業服をまとい、ゲート設置にたずさわる。労働の報酬は、一日一回の無料の食事。

当アーティストは1985年にフランスの橋、ポンヌフを美しいドレープをつくった布で覆うという、あの有名なアート創作者です。(過去のアート作品の写真は以下のアドレスから見れます。)

私もアートは好き。大学時代に美学をかじったことがある手前、こういう新しいアートをみると、どうしても作品に内在するコンセプトを知りたくなり、血が騒ぐ。
現代アートは、アバンギャルド・アートの先駆け、アンリ・デュシャンが既製品の便器を美術館に『泉』と題して、アートの既存領域や概念を打ち壊したが、とにかくなんでも「アート」になりうるという自由さが与えられた分、観る者にとっては「どこがアートなんだ?」「これなら素人の自分にだってできるさ」と作品の前で困惑させられることも多い。

当アーティスト2人はファブリックを作品の第一要素を使い、公共の建造物(橋、美術館など)を「包む」行為を過去何度も行ってきている。「我々は歓びや美しさに関する作品を創作したいという欲求のもとに制作してきた。美しいと信じるからこそ、作品を作るのだし、その美しさは作るという行為を通してのみそこに見出される。」とインタビューでも述べているように、エンバイロメンタル・アーティストとして、公共の建造物そのものが持つ、しかし普段はそこから拭い去られている美の本質を見出し、それを賞賛しようという観念に基づくのかもしれない。又、「5000年もの間、アーティストはこれまでに様々なクオリティーを作品内に内包しようと試みてきたが、彼らが用いたことがないクオリティーの一つに”永続しないものに対して抱く慈しみや愛おしさ”がある。少年時代や命そのものはいつしか絶えるものと知っているからこそ、特別な愛おしさを覚えるものだ。我々の作品が2週間くらいの期間しか展示されないのも、いつしか消えゆく作品にそういった美的クオリティーを賦与したいからだ。」という。


もう一つ忘れてはいけないのは、環境アートであるからにはそこにインタラクティブ(相互作用)性が付加されるということ。風や光、音、匂いが作品に作用し、そこを歩行者が通ることによって作品が完結する。
日曜日はNYCもお天気で暖かくなるというので、もしできたら作品に参加しに行ってみようかなと思います。


メインHP
http://christojeanneclaude.net/tg.html#topOfPage

The Gatesの制作写真
http://christojeanneclaude.net/tg.html#preparatoryArt







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Last updated  February 12, 2005 02:32:42 AM
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