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日本は除夜の鐘も打ち終わりみなさん初夢の真っ最中お元日午前4時 こちらアムスではこれから盛り上がろうとしています大晦日午後8時 今年は爆竹・花火ゴーサインが出る夜10時にまだしばらくあるのにバチバチ・ドンドンけっこうハデな音がしています(昼過ぎまでにアムスだけでも160人以上の悪ガキたちが補導されている) オリボル(バニラうどん粉ボール揚げ=年越しソバ的な変なもの)もちゃんと2つ食ったしあとは街に出て爆竹の煙幕の中を散歩と洒落込もうかそれとも、大きな薪(クリスマスツリーの山を燃やす)でも見物にいこうか・・・ どう過ごそうとあと4時間ほどで2007年とはバイバイ(ブログを通じて知り合ったみなさん、1年間ありがとうございました!) 2008年がはじまります 2007年の太陽さんの店じまいはとってもきれいな夕焼けでした(今日は休憩らしく小晦日の昨日が最後) 写真は以下:http://plaza.rakuten.co.jp/uwanosola2/diary/?
2007/12/31
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散発的な爆竹の音を聞きながら夜空を見上げる 星たちが瞬く気持ちのいい宵 2007年という年があと1日で終わる あたり前のことだがあと1日で終わる2007年はもう永遠に戻っては来ない そのことを想うと底なしの穴に落ちていくような感じになる その代わりにちゃんと2008年というものがやって来ることはわかっているのですが・・・ 神経がキリキリしてお腹が痛くなってしまった ちゃんと受け入れなくっちゃネ 宇宙の摂理・・・時間というもの・・・
2007/12/30
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20年前まではPCなんてなかった(少なくとも庶民にとっては)10年前まではインターネットなんてなかった(同)5年前まではブログなんてなかったっけ(同) 今はブログがなければインターネットがなければPCがなければ1日も過ごせないような・・・ ここ3日間使っているメインのメールが(受信はできるが)送信不能になっていた故障原因がわからずあれやこれや原因可能性を試行錯誤で探っていく作業はいらいらするし疲れるこのイライラのとばっちりを受けた人もひとり、ふたり(ゴメン、Nちゃん、Yさん)ムカッとして怒鳴ったりしたのだから・・・最後(今日午後)には原因がわかりあっけなく解決したのだが、こんな小さなトラブルでも気分がとても変わってしまう 便利なら便利なほど突然それが使えなくなってしまうと人はパニくる 現代に生きるほとんどの人が同じようなトラブル・イライラに3度や4度は巻き込まれているのではないだろうか ネット検索でアヘン戦争を引いてみるイギリスがアヘンを中国に大量に売りつけ瞬く間に何千ものアヘン窟ができた一時の陶酔と透明感に引きずられてみんな廃人になっていったというこれでは国が滅びる、との危機感で起した戦争だったらしいが、中国はペケペケに負けたとか・・・そしてどうしたのかは知らないのだが・・・ PC、インターネット、ブログ(もうひとつケイタイも?)をそんなものと並べるのは失礼だでもタバコほどか、それ以上の常習性があることもほぼ疑えない うまく使わないとね・・・・・ ふと20年前の夜長の時間が輝いて見えてきたりもする年の瀬の夜 写真は以下:http://plaza.rakuten.co.jp/uwanosola2/diary/?
2007/12/29
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夕暮れた散歩道をすたすた暗さの増す空気は生ぬるく5分も歩いて辿り着いた郵便局はまた50人以上のウエイティングだった慌てたためか切手を貼ってないカードを見つけとぼとぼとまた家に引き返す切手を貼ってネットでひとつ調べ事をして郵便局に戻ってみるもまだ20人ほどの人が私の前に待っているブット暗殺を一面いっぱいに置いたタダ新聞を一通り見終わるとちょうど番が回ってきた日本に小包ここ3週間の課題だったので郵便局のおばさんに渡してしまうとホッとした解放されてすっかり暗くなった林の中の散歩道を歩く歩いている足はくっきりしている力強いとはいえないがよどみなく前に進んでいるそんなことを感じている私という意識これがいつまで続くのだろう、と思う30年かもしれない11000日3年かもしれない1100日1年かもしれない350日前後それとも・・・あと4、5日すれば2008年というふうに区分けされる日々が始まる・・・ああ、私という意識何故こんなものができたのだろう・・・
2007/12/28
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パキスタンの野党リーダーのベナジール・ブットさんが選挙演説をした直後に暗殺された 美人で(比較的)若く素性がよくパワフルおまけにイスラム国で女首相だった方だ汚職問題で失脚しロンドンあたりに亡命していたらしいが政治の混迷を見るに堪えず、帰国し果敢に選挙運動を始めたところ パキスタン民主化の星だった順調にいけば次期大統領間違いなかっただろうに・・・ 確証はないようだが大方はイスラム過激派の仕業とみているようだ 世界大戦が起きない代わりにだろうかここのところテロが世界に蔓延してきている感さえあるアルカイダがはびこっているのかどうか知らないでもブッシュというイヤな男が天下を取って以来テロという情念がのびのびと踊りまくって当然というような世界がかもし出されてきていることは確かブッシュが民主と愛と正義を叫べば叫ぶほどテロが増えるおかしな方程式ができあがってしまっている ひるがえってオランダだが 先日女王がクリスマスの恒例演説をやったその中で女王は各種宗教へのトレランス(寛容)を国民に呼びかけたオランダは移民問題とイスラム問題を深く抱え世界一の寛容社会が反動化の方向に大きく揺れているところだ 前回国政選挙では自民党を破門されたイスラム憎悪極右ともいえるヒールト・ヴィルダースという若造がひとりで立ち上げた極右政党自由党(PVV)が一挙に(150議席のうち)9議席もとって第5党にのし上がってしまったことあるごとに挑発的な言葉を吐いてマスコミを引き付ける戦略が効いて世論調査では第三或いは第四党につけていた自民党を抜くほどの支持を取り付けている おまけに少し前にもうひとり自民党を破門されたナンバー2、リタ・フェルドンクこの女が「自慢のオランダ(Trots op Nederland)」という自分の党(党じゃない、運動だ!と彼女はいうが)を立ち上げた この2つがジョイントしたら政権もとれるんじゃないか"フェルドンク首相誕生か!!"というのが新春床屋談議一番の人気テーマなのだ そんな世相を睨んでの女王の発言 その発言に被害妄想的にカチンときてしまったヴィルダースくん "女王を政府から破門せよ!(=日本みたいな象徴王制に変えろ!)"と吠え立ててる(はははのは、こんなときばっかしは、わしゃ、女王さまの肩を持つからね) いやはや年の瀬、おらんだ喜劇も煮詰まって・・・
2007/12/27
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2時間の予定が・・・ 迷いに迷ってケルン郊外のホテルに辿り着いたのはアントワープを発ってから4時間後だった町に出るのもウンザリでホテル横の庶民的レストランに ドイツなのだからまずは、ソーセージ"それから・・・"と次のオーダーを言おうとすると"ソーセージミックスね"と言ってウエイターはスッと引上げてしまう"あれ、キミ・・・?"と背中に声をかけても戻ってこない"まあ、どうでもいいか・・・"と向こうの出方を待つお上り3人組 出てきた出てきた、大きなお皿にソーセージオンパレード下にがっぽり埋まっているのも知らずザウアークラウトをまた別オーダー地元ビールにハウスワインおもいっきり引っかけて大いに盛り上がる実際何度来てもケルンでこんなうまいものを食ったことはない怪我の功名迷って疲れて街に出れなくて大当たりだった 翌朝大聖堂まで10分のはずがまた何と1時間半!あてずっぽうにもほどがあるとんでもない方向にいってしまっていることに40分ほど走って気づく でもおかげでステキな公園で深呼吸できたしすくすく青空に伸びたスズカケ並木を楽しむこともできた 大聖堂は相変わらず馬鹿でかい来るたびにパチパチ写真を撮る何も変わってはいないは百も承知なのだが・・・いつ撮っても何度撮ってもその威容が伝わってくる写真は撮れない自分のヘタクソさは身にしみているがでもそれだけではなさそうだだいたい、これこそ! と思えるようなこの大聖堂の写真に巡り合ったことがないのだ(建築写真のプロの方にでも難しい理由を具体的に聞いてみたいものだ、なんて思ったりもする) 写真といえば、大聖堂の中で"シャッター押してもらえます?"と声をかけてきた(英国)留学生のHちゃんそれに外ではニセ警察官と追いかけっこまでしたっけ(結局逃げられちゃったのですが) 待ち合わせた連れの幼馴染、ドイツ在住のIさんとも無事ミート デュッセルドルフまで一走りショッピング・アーケードとクリスマス・屋外マーケットを案内してもらうジャガピューレーを天ぷらみたいに揚げて焼いた変なものやザウアークラウトの鉄板焼凍える夜のホットワイン(グリューワイン)もオツなものドイツ庶民の(食)生活の古層を垣間見る感じもしたクリスマス・マーケット神社・お寺の縁日の屋台とほとんど変わらないなつかしさがある でもさらになつかしいものが待っていた夕食はIさんのご自宅に招待されるシンと静まり返った郊外の邸宅でほがらかなご主人も交えての鍋これで酔っ払うなといわれても無理3人は我が家にいないのも忘れ鍋をつつき寿司をつまんで吠えあう4日も5日も早いのにクリスマスディナーいっちょあがり! ってな具合 受難はIご夫妻だんなさまは後片付け奥さまは20kmの道のりホテルまで酔っ払いを送ってくださったのだった 翌朝妖精の湧いてきそうな樹氷の森を左右に見ながらひたすらアウトバーンを突っ走るアムスへ めでたしめでたし遠足おわり 写真は以下:http://plaza.rakuten.co.jp/uwanosola2/diary/?
2007/12/26
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好きなブリューゲルの宝庫、王立美術館は観れなかったが、まあいい早朝ホテルからブランドブティックの並ぶルイーザ地区を抜けてグランプラスまで散歩空き地(?)にコンポジションされた木の棒を無数に打ち繋いだ変な巨大アートに出会う“作者は日本人?”などと脈絡なく閃いたで、証拠を探したが何も表示はないというよりもまだ完成してないのかもしれない作業員が台の上でスピーカーらしきを取り付けている気持ちいい晴れ渡る空の下朝日をおもいっきり浴びての散歩ブラッセルの朝の空気を満喫した後はアントワープ大聖堂だけに狙いを定めるだってこの後ケルンまで車を飛ばさなければならないのだからゴチック建築の最高峰のひとつベネルクスで一番背の高い聖母大聖堂(123mだっけ?)は日本人には「フランダースの犬」の舞台として知られるネロとパトラッシュがクリスマスイブの雷の光で恋するルーベンスの祭壇画を拝んだあと幸せに包まれて祭壇前で死んでゆくという悲しい物語だ修復された壁画を見ているとボランティアの学芸員らしき方が話しかけてきた“この教会の壁や天井には30層くらいの壁画があるんだ”“へー!”“消すより塗ってしまうほうが安上がりだから何度も何度も塗っては描いたのさ”“へー!”“どの層の絵を残すかが難しい問題さ。作業はすごいお金がかかってね。ほら今もあそこで作業してるだろ。少しづつしか出来ないんだよ” とイントレやぐらを高く積み上げて天井画の修復作業をしている3人を指差す“この教会、だれが造ったの?”“教会自身がプライベートにだよ。当時の教会はものすごく勢力があってね。国土の半分は教会が持っていたんだよ。そこから税収があったわけだ”“へー!”学芸員さんは嬉々として話し続けるでも見れば連れ2人の姿はすでに視界から消えている“いやー、とっても興味深い。すごく勉強になったよ。もっといろいろ聞きたいが、そろそろ行かなくちゃ。本当にありがとう!”さて、体が冷えたホット・ショコメル(チョコレートミルク)一杯ひっかけて車を一路東へ、ケルンに向けた写真は以下:http://plaza.rakuten.co.jp/uwanosola2/diary/?
2007/12/25
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ちょっと遅れて着いた渡し舟発着所からHちゃんは手を挙げながら走ってくる "わー、寒い寒い!" "待たせてごめんね。風車の村に行こうか?" "うん、ありがとう!" ちょっと車を飛ばせばそこは牧場の中に緑の木造り民家鉛色の空の下には昔ながらの風車が川沿いに並ぶティピカルダッチシーン Hちゃんに会ったのは数日前ケルンの大聖堂でだった愛知県の大学からイギリスに留学しこの冬休みに3週間の電車ひとり旅をしているとか撮ってあげた写真を送ってあげたら "今、アムステルダムです" と返信が来てちょっと会うことになったのだ 製材風車の仕組みに痛く感動したHちゃん "寒いね、寒いね" とこぼしながらも愛らしい笑顔が絶えない 明後日パリに向かい別の国からやってくる友人と合流年越しをして友人と一緒にイギリスに戻るという アムス中央駅まで送る車の中で "はい、これ、ベルギーとウイーンのおみやげ" かわいらしいチョコと菓子だった 写真は以下:http://plaza.rakuten.co.jp/uwanosola2/diary/?
2007/12/24
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辿り着いたブラッセルやっとのことで駐車場を見つけ街の中心グランプラスまで歩く欧州一美しいといわれる広場グランプラス フランス語でグランプラスオランダ語でフローテマルクト(注)大マーケット広場という意味だ 思いっきりクリスマスムードのこの広場毎年ベルギーアートの粋を集めて面白い演出をする今年はグランプラスのシンボルともいえる市庁舎全体を華やかな光のショーの舞台としている宗教的でエキゾチックな女声音楽に合わせて市庁舎とその塔はめサイケデリックな光の洪水寒さも忘れて至福に酔う日本人とおぼしき女の子2人広場の左側には恒例の馬屋が置かれ藁床の上にはキリスト誕生を表現する人形たち羊だけはどういうわけか本物藁を食んだりうろうろと歩き回ったりしている 見回すとやたらとチョコレート屋が目につくゴディバやノイハウスだけでなく知らないブランドが軒を並べている(ベルギーチョコの代名詞ゴディバはすでに長くアメリカ資本に乗っ取られ、今アラブのお菓子メーカーに買われた、とのニュースが今日出た) ブラッセルといったら小便小僧も見たいのが人情町を救った英雄の横たわる横丁を過ぎて鉄腕アトムより小さくかわいいブラッセル一の人気者小便小僧一目見ないと気がすまないが、二度見たくなる人はたぶん皆無 食い倒れ横丁の名物レストランに何年かぶりにふらふらと吸い寄せられるなつかしさもつかの間メニューはだいぶ省略されて値段は以前の3、4倍ステーキをレアでたのめば、干からびたようなガチガチの塊ムカッとしてがなりたてれば英語もオランダ語もひと言もわからぬウエイトレスのおばちゃん(注)悪びれるそぶりもないああ、グルメの町ブラッセルで選りに選ってこの味! 旧友といえどもゲストに変わりない自信満々で選んだオレさまときては冷や汗もの同じレストランでも時が経てば味もサービスも変わってしまうんですね今後気をつけないと・・・ 旧友のシラケには横丁脇の小便少女をおまけに付けてごまかした ふーっ・・・! 注:ベルギーは自国語を持たず。大雑把に言って北半分がオランダ語で、南半分がフランス語(ドイツ寄りの10万人ほどはドイツ語)の3言語国家。言語と伝統の違いにより分裂の危機をいつも孕む。最近も分裂の機運が盛り上がっているヤバイ状態。首都ブラッセルは言語境界線からみるとオランダ語圏なのだが、フランス貴族文化華やかなりし時代のなごりなのだろう、フランス語がまかり通ってオランダ語や英語がわからぬ市民が多いのでフランス語系でない訪問者には頭が痛い。 写真は以下:http://plaza.rakuten.co.jp/uwanosola2/diary/
2007/12/24
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昨日までの数日旧友との旅 オランダのウォーターマネジメントが一見してわかる大締切堤防(長さ30km)風車群ゴッホ美術館路上マーケットそして飾り窓・・・・・ そんな観光スポットにいちいち感心してくれるサービス精神旺盛な男2人 そんな2人を歓迎してくれたのかウソのような晴天が続くありがたいことだでもこの時期そんないいお天気が続けば結果はいわずもがな キーンと凍った風が吹き抜ける寒いのなんのって外を歩けば耳は痛いし鼻水は垂れる車を飛ばせばフロントガラスが白くなる凍結防止に塩水をたらふく道路に撒くからだ でも3日目デンハーグのフェルメール(デルフトの眺望、真珠の耳飾りの少女)など眺めながらブラッセルに辿り着いた 写真は以下:http://plaza.rakuten.co.jp/uwanosola2/diary/?
2007/12/23
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4日ぶりにアムスに戻れば木々は真っ白にお化粧している雪ではない樹氷だ夜が明けた空はあくまで青い陽光が白い枝たちを輝かせる凪ぎでもふと小さな風が立つするとその部分だけ雪が降るこんな風景はアムスでは覚えがない“むかしスケートマラソンができた時はこうだったよ”と友人はいうが私は憶えてはいない運河も凍っている水鳥たちが心もとない感じで氷の上に佇む“自然ってすごいね。4度5度の差でこんなに世界が変わってしまうんだから・・・”と友人“これならホワイト・クリスマスだね”とわたし“いやいや、これも明日(23日)までだってよ”と友人10年以上の200 kmスケートマラソン(elfstedentocht)の夢ははかなく消えるのかな・・・?写真は以下:http://plaza.rakuten.co.jp/uwanosola2/diary/?
2007/12/22
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旧友(とその友)を迎えるため空港へ 迎える体制をつくるため朝から働いた洗濯ふたり分の寝具のチェック掃除かすかに氷点を超えた時間に洗車すべてはアワを食ったせわしなさの中で 車に飛び乗る幸い高速道路に渋滞はない、日曜日だから 何か特別の意味があるかのように陽の昇る朝から日没まで一かけらの雲もない空高速から見る日没の大きな太陽 いいようもなく美しいその美しさはどうしようもなく確かなこと なぜ?と思う 答えは出ない 突然全てが奇跡と感じられてくる 今ここで車を運転していること車というほぼ永続的に駆動するシステム暮れていく空を白く刻んでいく飛行機雲その全てを前に幸せを感じる私がここにあること 奇跡としか言いようのない現象 無限時間の中にふらりと生まれてしまった私という意識 そして無限時間の中にそんなに遠くなくふわっと消えていくことが間違いない 私という意識 でもそれは気の遠くなるような時間の流れの中にどういうわけか・い・ま・ある 事故も起さず私の運転する車は空港ターミナルに停車した 写真は以下:http://plaza.rakuten.co.jp/uwanosola2/diary/?
2007/12/16
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窓を開ければ満天の星空気がシンと凍っている零下4度くらいはあるんだろうか 朝から今日は寒かったこんな寒いのにみんな元気 郵便局では順番カードを千切ると50人ほどのウエイティングただじっと30人待つのはうんざり外に出る ショッピングモールは買い物客でごった返す楽隊もいくつも、街頭オルガンだって出てきている中央広場ではにわか作りの遊園地おさるの?電車にトランポリンハウス東欧系らしい少年のアコーディオンから流れ出る物憂いメロディー(これがなかなかうまいので驚く)サンタさんの楽隊がヘタな歌を歌いながら行進していく・・・ いやはやすさまじい熱気のアムス北モール スーパーでビールとお肉と野菜を買って郵便局に戻ってもまだ20人しか進んでいないワインを仕入れに別の店に赤白あれこれ選んでいると少し時間が経ってしまったようだ早足で郵便局に戻ったが残念無念10人ばかり先に進んでいて、仕方なくもう一度順番カードを千切りなおし今度は30人ばかりのウエイティング待つのがイヤでまたスーパーアボガドひとつ買って戻ってみればあと5人3,4分で切手が買えためでたしめでたし しかしこの人出はなんじゃいな間違いなくふだんの10倍以上アムスのショッピングモールでは一番の人気とは聞くがそれにしても・・・クリスマスには来週末だってまだあるのに・・・ そういやあ2,3日前の新聞には年末商戦史上最高売上予想が出ていたっけ オランダってそんなに景気がいいの?オレっちのフトコロ具合とはだいぶ違うみたいだなー・・・ 写真は以下:http://plaza.rakuten.co.jp/uwanosola2/diary/?
2007/12/15
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たまにゃあ娑婆も悪くねえ数えてみりゃあ一月ぶり みかづきお月さんに誘われてアムスの街にのこのこと めざすは一路中華街イタリア米やチャイナそばなど買っちゃってほっと一息、新市場 見上げりゃツリーもつっ立ってカウントダウンのはじまりはじまり もうすぐ今年も終わるんですね・・・ 写真は以下:http://plaza.rakuten.co.jp/uwanosola2/diary/?
2007/12/14
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そろそろ昼間の一番短い季節そんな季節でも太陽に満ちた日がある例えば今日がそうだ陽の差し込む部屋にいれば暖房は必要ないくらいそんな天の恵みも長くは続かない午後に入って翳りが出始めるたころ庭に向かう 11月に止まってしまっている水道管の水抜きのためだ栓は閉めるところを閉め開けるところを開ける小さな湯沸かし器は口で吸ったり吹いたりこれをやらないと水道管や湯沸かし器がパンクする今年はアムスにちょっといなかったため遅れたが恒例作業トイレポットには塩をいっぱい蒔くこれも氷で破裂しないようにするためだ 芝生は前回石灰水をいっぱい撒いたので苔がなくなったかと淡い期待をしていたのだがなんのなんの、陽の当たらない部分にこんもりと生えたままだったしかたなくひどいところを素手で抜いたり掻いたりそんなことをやってたら指は感覚がなくなるし、足指は痛くなってきたやっぱり冬だ、寒い ふと見ると冬咲きのヒース(エリカ)がもう咲き出している他には?、と思って見回すともうひとつ房咲きのバラの小さな花が冷たい風の中にまだいくつか生き残っていたそんなけなげさを見ると何故そこまでがんばるの?と、いとおしくなってくる 庭の隅に転がっていたタッパーに溜まっていた雨水で手を洗う水道のなかった昔は必要な場所で必要な水を得る苦労は大変なものだったんだろうなーなんて思いながら これで終わりかな、今年の庭は・・・ 写真は以下:http://plaza.rakuten.co.jp/uwanosola2/diary/?
2007/12/13
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クリスマスカードを何枚か書く毎年この時期にやっていることだから恒例だが今年は何か現実感がない年が終わりそうなのは知っているのだが・・・ふつうはそれに付随する行事、例えば師走とかクリスマスとかの感慨があるでも先日過ぎ去った聖ニコラース祭り(12月5日)などは夜になってからハッ、今日は!・・・、 などと気づいた万事そんな感じ クリスマスカードについてもそうだそういう季節だ、とは気づいているわけだがではカードを書かねば、そして出さねば、ということに繋がらずずっと先のことだ、みたいに思ったままでいる そんな感じなのに昨日郵便受けの中に2枚のクリスマスカードを見つけてしまった日本からとオランダ国内からのカード ハッとして、時間の流れとそれに付随すべき行為があたまの中でつながった次第 大量生産方式ができないので、ひとりひとり思い出しながらボールペンを走らせていくとずいぶん時間がかかってしまった 閉店まぎわの郵便局に駆け込む クリスマス切手(注)と日本用切手を買う追い出されて外のポスト脇のベンチに坐って切手を張る今年のクリスマス切手は木や空に降る雪のデザイン(あまりパッとしないな)切手の張り残しがないかもう一度確認してポストに投函でもふと剥がした切手の数を数えてみると書いたカードの数より1枚少ないあわててガラス張りの郵便局を覗き込むとカウンターの手前の床に白い封筒らしきが落ちているのが見えるガラスをドンドンとしてみたが中で残務をやっているスタッフは見えない・聞こえないフリ とりあえずやるべきことを少し済ましスッキリしたはずの気持ちにまた雲がかかってくる紛失したのは誰宛てなのだろう・・・ ショッピングアーケードを歩く行き交う人々の姿が生身すぎるように感じられた (注:国内用切手だけだがクリスマス切手セットは1枚に付き29ユーロセントで通常料金より15セントも安い。このうれしい慣習が民営化のあおりで将来なくならなければいいが、などと要らぬ心配をしたりして・・・) 写真は以下:http://plaza.rakuten.co.jp/uwanosola2/diary/?
2007/12/12
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ブログ仲間のKAY.Tさんからオランダの生徒の反乱はその後どうなったの?と訊かれた だから一応わかる範囲でお答えしておきます 11月23日に全国的に起こった自然発生的な中・高生の授業ボイコットと集会・デモ(そして一部は暴徒化)は、それだけでは収まらず、次の週にも続きLAKSという全国生徒会みたいな生徒組織が中心になって11月30日、アムスのミュージアム広場に生徒が結集。15000人が集まって抗議の集会・デモをした。教育担当副大臣の授業時間ノルマ実施策で混乱した中等教育の現場から起こるべくして起こった抗議のようだ。年間1040時間の授業時間を960時間に減らせ!というのが生徒たちの主張の中心(ヨーロッパで一番教育の質が高いといわれるフィンランドでは800時間だそうだ)。実際そのノルマをクリアーしている学校は3%にも満たないとか。だから厳しく取り締まったら学校は軒並み罰金を払わねばならない。そこで慌てて付け焼刃の授業時間を無理やり生徒たちに押し付けているのが相場という状況だったから無理もない。教育担当副大臣は慌てて妥協案を出した。1040時間のうち40時間はフレキシブルにする、とかいうものだ。あまりパッとしない案と感じるが、この案が出たお陰か、いたずらな子供たちの反乱を警戒する風潮が盛り上がってきたためか、問題提起としては目標を達したと満足したためか、反乱の盛り上がりは急速に沈静化しているようだ。先ほどLAKSのサイトを見てみたが、もうこの問題についてのアクションはもう終わそう、という論調になっている。 何かよくわからないのだが、今回の生徒たちの反乱の勃発がケイタイメールやHyvesというブログ的チャットネットワークで自然発生的に成立ったらしいということ暴徒化は生徒たちの自前の対策もあり最小限に食い止められたことそれに若者らしい(らしくない?)あっさりとした引き際というか終わらせ方そんなことが目新しく写る 大昔にはスチューデントパワーとかヒッピーの時代というのがあったそれは反乱であるとともに祝祭のしびれに浸っていたい精神が雲のように世を覆った時代だったのだろう でも今の世ではそんなのんびりは許してもらえないんだろうね、きっと そしてうら若い本人たちがもうちゃんと知ってしまっている みんな駆け抜けなければならないんだ、自分の人生ってものを、って そんな時代なんだ、たぶん・・・ 写真は以下:http://plaza.rakuten.co.jp/uwanosola2/diary/?
2007/12/11
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突然ブログをアップしようかなんて気持ちになる 窓の外に久しぶりに青い部分が覗く穏やかな空気の中の藪と野の境目で動くもの濡れ落ち葉の堆積をつついている大きめの鳥尾が長く綺麗なしばらく見かけなかったオスの雉のよう 見とれていると野を横切って藪に入ろうとする別の影何と見慣れた白・茶ブチと、もう一匹茶一色のワンサイズ小さいウサギが前後して同じ方向に走っているやったー!ついにパートナーらしきが現れたんだ!(疫病とかでみんなバッタリ消えてしまってからしばらくして、突然白・茶クンが現れて以来彼(彼女?)はずっとひとり、パートナーの出現を心待ちにしていたのだ) そしてたそがれ前にまた窓の外を覗く偶然にもまたつるんで歩いている新参クンが窓に一番近いポプラ大木に腰を下ろし白・茶クンは藪の中まで突っ走るしばらく藪の縁でちょこちょこやってたが淋しくなったのか木の根元に戻るその後2匹はじっと寄り添って雨が吹きつけてきても動かず 日没何度も雨が吹きつけてすっかり暗くなった今街灯がほのかに届く根元にもうその影はない 朝、窓を覗いてから夕刻また窓の外を覗くまで久しぶりに文庫本に没頭していた 「恋」(小池真理子作) "いかに行動しようとも、少なくともそれは無為よりはましであった"という何かからの引用が最初に置かれている 潔い硬派な文体で重さと軽ろみを紡ぎその先にどうしようもないほどの女の情念と感覚を匂い立たせた、きちんと気品を保った構成の小説だったそんな風でなくても全くよかったのにそうでしかなかったものとしてあってしまっているのが人生その切なさが直球でぶつかってくる あのかわいらしく涼しい表情とあのきゃしゃな腕のどこにこんな重量級の世界を編み上げる集中力とエネルギーが宿っているのか・・・ 写真は以下:http://plaza.rakuten.co.jp/uwanosola2/diary/?
2007/12/10
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