未完成のブログ

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Apr 4, 2010
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カテゴリ: OBLIVION
ふたりは聖騎士アリス




ふたりは聖騎士クロエ

クロエ:アリスの為にも頑張らないと!と思い張り切っている。


マルベリー(ツインテールver)

マルベリー:仲良くキャッキャしてる二人が少し羨ましい。


ジゼル

ジゼル:ルエラの妹。グレイフォックスとの接触に成功する。



第十二話「勇気と誇り」

クヴァッチにたどり着いた三人。聖なる欠片の反応は僅かにクヴァッチで感じ取れる。

「ただいまぁ~」

「お邪魔します」

「・・・ただいま」



「あ、はいお久しぶりですフィービーさん」

クロエの家は夕食の準備をしていた。机の上には大きな鍋、野菜のもりあわせ、パンなどが置か

れ食欲をそそる香りが立ち込めている。

「さぁさもうすぐご飯だから荷物置いてらっしゃい。アリスさんも一緒にどうぞ」

「あ、ありがとうございます」

「フィービー、ジャックは今日帰ってくるの?」

「ああ・・・まだママ、パパって呼ばないのねマルベリー」

「しつこいわね。認識はしてるわよ、口に出さないだけで」

「じゃあ時間の問題ね!そうそう、あの人も今日は帰ってくるから一家団欒ね!」

「ふぅん・・・じゃあジャックが帰ってきてから食べるわ」

「パパも帰ってくるんだ、やった!じゃああたしもパパが帰ってからにする!ママ、パパが帰っ



「クロエ、ブラヴィルはどうだったの?」

「え!?いや・・・行ったのはアンヴィルだけど」

「あらまぁそうだったの?」

「パパが帰ってきたら話すから後でね~」

マルベリーは自室でアンヴィルの出来事を日記につづり、アリスはクロエの部屋でおしゃべりを



「お帰りパパ!!」

「お帰りなさいあなた」

「おかえりなさいジャック」

「おかえりなさいジャックさん、お邪魔してます」

「ただいま、おーおーこれは今日はにぎやかだなぁ。クロエもマルベリーも元気そうで良かった

アイリス君も変わりなく元気そうだね」

食卓を囲む五人。アンヴィルでの出来事を話すクロエ達、聖騎士の話をジャックとフィービーは

真剣に聞いている。

「クロエが聖騎士・・・か、驚いたな。それに死霊術師にウマリルか・・・これはマーティン陛下の

お耳にも入れておくことにしよう」

ジャックは皇帝直属部隊のブレイズである。そして今の皇帝はクヴァッチの神父だったマーティ

ン。マーティンは深遠の暁事件の後、亡くなった先代の血を引く唯一の親族だった為新皇帝に就

任したのだ。

「あら、そういえば何日か前に魔術師ギルドに死霊術師とコンラートって人の事を聞きにきた女

の子が居たわ。モロウィンドから来た調査員とかなんとか・・・」

「モロウィンドですか・・・ルエラさんを思い出しますね」

「あ、アリスもそう思った?」

「ルエラ・バートリーか・・・後でジョフリー殿に聞いた話だが彼女はモラグ・トングの一員だっ

たのだな」

「私も知らなかったわ・・・クロエ達は知ってたんでしょう?・・・それにしてもその聞いてきた子、

どことなくルエラさんに似てたわね目の感じとか声とか」

「へぇ・・・まぁフィービーは変に記憶力だけは良いからね。早とちりと勘違いも多いけど」

「う、マルベリーったら」

「ハッハッハ・・・言われてるぞおまえ、クロエはそういう部分似なかったよな」

「あたしはパパ似だよ絶対!髪の色もパパ譲りだしね!」

「で、そのダンマーさんは名乗らなかったのですか?」

「『訳あって今はまだ言えません』とか言って去っていったけど?」

「ふぅん・・・死霊術師をね」



◇  ◇  ◇  ◇


深夜、クヴァッチ聖堂の裏でローブ姿の一人の男が壁に魔方陣を描いていた。

「これで後は例の物を探し出せば・・・」

男の顔は火傷の痕がありフードはそれを隠すかのように深く被られている。

「ふふふ・・・目に物みせてくれるわ」


◇  ◇  ◇  ◇


次の日の朝、クロエとアリスはクヴァッチ聖堂に薬を届けに来ていた。ただ宅配に来たわけでは

なく、聖なる欠片の反応がクヴァッチの聖堂から感じたからなのだ。

「へぇ~クロエの家ってこういう事もしてるんだね」

「うん、マルベリーがウチに来てから調合薬の種類も増えてお客さんも増えたんだよ」

「なんでもできるんだねマルベリーは・・・」

「生意気で短気なのを除けば完璧なのにね~」

「言えてる!ウチの叔父さんも人使いが荒いのを除けばいい叔父さんなのにな~」

「あはっ今度アリスの家に行かなきゃね」

「うん!」

おしゃべりをしながら聖騎士の箱を持ち聖堂の中を歩き回る二人。正面のアカトシュの祭壇で箱

は強く反応を示した。

「ここかぁ・・・でもこの祭壇をカチ割るわけにもいかないしね・・・」

「神父さんに正直に話して協力してもらう?」

その時聖堂の壁が輝き突如、全身黄色の鎧兵4人が現れた。その後ろには赤茶色のローブの男。

「きゃあああああああああああ」

「なんだ、なんだ一体!!」

騒然とする聖堂、この場にはおよそ戦える者はいない、クロエとアリスを除いて。

「諸君、世界の破滅はもう始まった。アンヴィルの次はここクヴァッチだ!ああそこの老人よ、

扉は開かぬよ?結界を張ってあるからな」

「たすけてくれー!」

「ああああっ」

「あまり騒がれてもうっとうしい・・・オーロラン達よこの場にいる者を皆殺しに!」

オーロランと呼ばれた大きな斧を持った黄色の4人鎧兵は人々に襲い掛かる。

「行くよアリス!」

「うん!」

クロエはアカヴィリ刀を、アリスは鉄の剣を抜きオーロランに斬りかかる。

「はぁ!」

「やぁ!」

アリスたちの剣はオーロランの体に食い込むことは無く少し切れ目が入っただけだった。

「ふふふ・・・そいつらは全身生木のようなしなやかさと硬さを持っている。並みの剣ではオー

ロランに傷を付けることは出来ぬわ」

赤茶フードの男から笑みが漏れる。

「そういう事なら・・・シルバーオーロラウェーブ!!」

左手に装着した白蛇のブレスレットを掲げるとクロエの体は銀のオーラに包まれた。

「銀のオーラは誇りの証!聖騎士シルバー・クロエ参上!!」

オーラの光が収まり聖騎士姿のクロエが。ペラペラとセリフを飛ばすクロエにアリスはあっけに

とられている。

「アリスも早く!」

「ええ~」

「ほら、昨日の夜考えたじゃない」

「そ、そんな事言われても・・・」

「早くぅ!!」

「ゴ、ゴールドオーロラウェーブ・・・うひゃあっ」

左腕に装着した白狼のブレスレットを掲げるとアリスの体は金のオーラに包まれた。そしてアリ

スも聖騎士の姿になって現れる。

「や、やった!あたしも聖騎士に変身できた!!」

「アリス、セリフを!」

「えっと、金のオーラは勇気の証・・・聖騎士ゴールド・アイリス・・・はぅぅ恥ずかしい」

「駄目だよ堂々としなきゃ!」

「はぅぅぅぅ・・・」

その様子を見たローブの男は忌々しげにつぶやく。

「聖騎士め・・・ここに現れおったか。オーロランよ、聖騎士の二人を始末しろ!!」

オーロランが二人を取り囲む。

「やああああっ」

鉄の剣を持ったアリスがオーロランに斬りかかる。斧で受け止めたオーロランはそのまま吹き飛

ばされた。

「す、すごい・・・これが聖騎士の力・・・」

「ドンドン行くよアリス!とうっ!」

二人の動きはオーロランを圧倒し斧をかすらせない。様子を見ていた赤茶ローブの男が叫ぶ。

「ええいオーロラン、魔法を使え!」

4体のオーロランの手から雷が放たれ二人の体を打つ。

「なんのぉ!」

「このくらい・・・」

アカヴィリ刀に手をかざすクロエ、刀身は銀のオーラに包まれていく。

「ホーリーブレイド!お返しするよ、聖騎士シルバーフラッシュ!!」

横一文字に薙いだ刀から光の刃が放たれオーロラン4体をまとめて切り裂く。

「なにぃ!オーロランが・・・くそ、こうなったらやるしかないか、変・身!」

男の体に赤黒い鎧が装着される。

「あ、あの姿はっ!」

「深遠の暁・・・そんなまだ生き残りがいたなんて」

「ふふふ・・・いかにも私は深遠の暁の生き残りイソルド。亡きマンカー・キャモラン様の後を継

ぎ深淵の暁を復活させる事、それが私の目的。その為に奴らを利用させてもらうがな」

男は大剣を召還しクロエに斬りかかる。

「新たに得た力と深遠の暁の力があれば私に敵など無い!」

「くぅぅぅ・・・なんてパワー」

イソルドのパワーに押されるクロエ。

「ク、クロエ!フェーゴ!!」

「ちぃ・・・うっとうしい真似を・・・」

アリスの火の玉魔法が一瞬の隙を作る、クロエは見逃さず剣戟を連続で浴びせる。

「だああああっ!アリス、こいつにガツンと必殺技を浴びせて!!」

「うん!えっと確かクロエはこうやってた・・・ホーリーブレイド」

刀身を撫でるように手をかざすアリス、黄金のオーラが鉄の剣を包み込む。

「行くよ!聖騎士、ゴールドキャリバー!!」

右上段に構えたアリスの剣が振り下ろされ黄金の剣の波動が男に襲い掛かる。

「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ」

黒い魔法障壁を展開し必死に耐えるイソルド。

「クソオオオオオ・・・これ以上は・・・がはぁあああああ」

魔法障壁は砕けイソルドは地面に転がる。

「ここは退くとするか・・・だが私は絶対に諦めんぞ!」

足元に表れた魔方陣の中にイソルドは消えていった。イソルドが消えると同時に聖堂の結界が解

かれ人々は解放される。幸いにも死人は出なかったようだ。

「はぁはぁ・・・あたしにも出来た!」

「やったじゃんアリス!」

つづく





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Last updated  Apr 4, 2010 11:01:14 AM
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Re:―OBLIVION of alternate world―ふたりは聖騎士(04/04)  
ルドルフ さん
どうも、ルドルフです。

おお、アリスが聖騎士に変身しましたね!
これでタイトル通り、ふたりは聖騎士ですね!

そして渦巻く謎の陰謀、死霊術師に深遠の暁、
これは気になるところです!

では、失礼します。 (Apr 4, 2010 11:24:18 PM)

Re[1]:―OBLIVION of alternate world―ふたりは聖騎士(04/04)  
ルドルフさん

クロエがシルバーなのはなんとなくですけどw

死霊術師Mに深遠の暁の生き残りイソルド、そしてジゼルが追っているコンラート。
陰謀渦巻く感じはルドルフさんの影響を受けているかもしません。
政治的なドロドロした人間関係や薄汚い取引などを書けないので少し挑戦してみようと^^; (Apr 5, 2010 05:57:27 PM)

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