未完成のブログ

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Sep 10, 2010
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カテゴリ: FALLOUT3
鉄拳のエリカ




第214話【エリカとエレナ2】

最後の通信が終わったあと、しばらくするとSecret-Vaultに警報が鳴り響いた。

『緊急事態発生、緊急事態発生、施設でLV5の災害が発生しました。施設を維持する事が困難

と判断、機密事項漏洩防止の為、本施設はこれより自爆します。爆破までの時間は15分です。

住民は速やかに退去してください。繰り返します・・・』

シスターズ達はザ・マスターを倒す事に成功したようだ。

「さぁ行くぞエリカ」

「もうちょっと待って・・・もしかしたらまだ誰か来るかもしれない」



「ありがとうローレン・・・」

もしかしたらまだ誰か生き残ってるかもしれない、もしそうなら置き去りには出来ない・・・。

「・・・・・・」

10分間待った。誰もここに来る事は無かった・・・

「さぁ時間だ、これ以上は我々も危ない」

「ええ・・・」

メトロの扉が閉まり動き出す。

わたしはまた大切な家族をたくさん失った。

おかあさんにおねえさんたち・・・

一体誰が悪かったのだろうか?何がいけなかったのだろうか?

わたしが戦う理由は大切な人、物を守るため。



わたしはエレナを抱きしめて泣きそうになるのをこらえる。

こらえ切れなかった涙がエレナの顔に落ちる。彼女はわたしの顔をじっと眺める。

「あう~ああ・・・・うあああああああっ」

エレナが泣き出した。ずっとおとなしくしてたのに急に泣き出した。

「エリカが悲しんでるのを感じてエレナも泣いてるんだよ・・・」



たしの感情を感じ取っているのかもしれない。

「エレナ泣かないで・・・わたしも泣かないから」

「ひっくひっく・・・うう~・・・あああああああああ」

「エレナ・・・」

エレナはそのまま数十分泣き続け疲れて寝てしまった。

皆疲れきって口を開かない。わたしはエレナを抱いたまま居眠ってしまった。

・・・・・・

・・・・・・・・・・

夢を見た。

大きな白いテーブルに皆座っている。正面にはおかあさんが。グールの姿ではなく綺麗な肌をし

ている。おかあさんが何かを言うとテーブルからシスターズが何人か離れる。

離れる前にわたしに目を合わせ立ち去っていく。次の合図でまた何人か去っていく。

「みんなどこに行くの?」

シスターズは答えず笑顔を浮かべて去っていく。テーブルにはわたし、アンナ、ローレンと数人

のシスターズ。やがておかあさんも立ち上がる。

「待っておかあさん!」

「あなたはまだ来てはいけないわ。その子をよろしく頼むわね・・・エリカ」

いつの間にか膝の上にエレナが。

「エレナ・・・」

笑顔のエレナ、わたしの顔を見つめている。

彼女の体が温かい、抱いていると気持ちが安らぐ。

・・・・・・

・・・・・・・・

「エリカ」

「エリカ起きな、着いたよ!」

「・・・・・・アンナ」

ホワイトハウスの地下に到着していた。

わたしはエレナを抱えて駅を出る。地上ではBOSのメンバーが待っていた。

「君たちが無事に帰ってきたという事は・・・スーパーミュータントの親玉は・・・」

「倒した・・・」

「よくやった!!アダムス空軍基地の攻撃作戦も成功したんだ、半日ほど前に潜入作戦を成功さ

せたメンバーは要塞に帰った、さぁ君たちも送ろう」

良かった、フェンディたちは無事に作戦を成功させた。彼女達は生き残った。

ベルチバードに乗り込むわたし達、しかし4人のシスターズは乗らなかった。

「どうしてこないの?」

「色々ややこしい事になりそうだからな、私達はアンダーワールドにでも行くよ。落ち着いたら

家を建ててひっそりと暮らすつもりだがな」

「せっかく家族が増えたのに・・・」

「永遠の別れじゃないさ、私達もエレナの顔を見たいしな」

「そう・・・じゃあまた・・・」

「ああ、元気でな」

シスターズはそのまま街の中に姿を消していった。

「あいつらなりに気を使ってんだよ。ま、簡単に死ぬ連中じゃないし会えるだろうよ」

「そうだな・・・わたしとしてはタロンに入ってもらいたかったのだが・・・」

「ははっ同じ顔が4人も増えたら部下が困るだろうに」

「そうかもな、それに指令が何を言い出す事か」

険しい顔をしていたアンナとローレンはようやく笑顔になった。

エンクレイヴにスーパーミュータント、ウェイストランドを恐怖のどん底に陥れていた二つの勢

力をほぼ壊滅に追いやる事が出来た。これで少しは平和になるはず。

「あ~疲れた・・・しばらくはダラダラして過ごしたいね~。ジョーもそうだろ?」

「そうだね~のんびりと過ごしたいねぇ」

「リベットシティでしばらく休んでからオアシス探索に行くか!」

「だね~」

「そうか・・・てっきりBOSに正式入隊するのかと思っていたが・・・」

ローレンが意外だな、という表情でアンナにつぶやいた。

「まぁそれも悪くないけどねぇ~好き勝手できないからもうちょっとこのままでいいさ。そうい

うローレンはどうすんだい?オーナーの意向を無視してBOSと連合してしまったんだろ?」

「ああ、指令の独断でな。今頃ボスは殺し屋リトルホーンに頼んでわたし達を探しているかも知

れん・・・だが後悔はしていない。これからのタロンは単なる傭兵集団ではいけない、どこに行っ

ても恥じる事の無い軍隊にしなくてはならない。ウェイストランドの他に移転して指令とわたし

で新たな組織を立ち上げるかもしれないな」

「へぇ~・・・色々考えているんだねぇ。じゃあエリカはどうするんだい?」

「わたしは・・・」

わたしはどうすればいいのか。当面の目標はエレナを育てる事・・・

「アンダーワールドで考えたいと思う・・・マスターにも会いたいし」

「そっか、もう無理して戦うなよ?怪我したりしたらエレナが泣くぞ?」

「・・・・・・そうね」

エレナがいる。もうわたしは一人で行動は出来ない。

落ち着いたらPITTのサンドラに手紙を出そう。それとアガサに楽器作りも教えにもらいに行こう

。エレナに一杯音楽を聞かせたあげたい、楽しませてあげたい。リトルランプライトの子供達に

も会いに行きたい、元気でやってるだろうか?カンタベリーコモンズの人たちは喧嘩せずに仲良

くやっているだろうか?マスターにはこれからも沢山の事を教わりたい、エレナの為にもきっと

いいはず。メガトンはなくなってしまったけど、おかあさんから貰ったG.E.C.Kがあれば跡地に

綺麗な緑の公園が作れるはず。フェンディに相談してみよう。

「さぁそろそろ要塞に着くぞ」

ベルチバードは要塞の横に着陸した。


214話終 次回へ






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Last updated  Sep 10, 2010 11:09:54 PM
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Re:第214話【エリカとエレナ2】  
イチマルイチ さん
失ったものは大きいけれど、これからエリカ達が作り上げていく希望に満ちた未来を想像するとその犠牲も無駄にはならないと思います。

これからはエリカがエレナの母親代わりになるんでしょうね。
(Sep 11, 2010 08:36:25 AM)

Re[1]:第214話【エリカとエレナ2】(09/10)  
イチマルイチさん
これからウェイストランドはどんどん変わって行くはずです。
相変わらず苛酷な環境で弱肉強食ですが人々は希望を持てるようになるでしょう。

エリカのこれからはエレナを育てる事になりそうです。

(Sep 11, 2010 12:02:09 PM)

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長月(ながつき) @ Re[1]:Fallout:NewVegas 第1話2話「目覚め」(11/19) Keyさんへ ありがとうございますがんばり…
久 遠@ Re:FalloutNewvegas121話「ストレンジトランスミッション!」(07/20) やほーい(=゚ω゚)ノ 何周遅れか分からないけ…
長月(ながつき) @ Re[1]:近況(12/30) あけましておめでとうございます。 今年も…
久 遠@ Re:近況(12/30) あけましておめでとうございます。 今年…
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