未完成のブログ

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Jul 7, 2015
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カテゴリ: Fallout:NewVegas
ヴァン・K



FalloutNewvegas102話「追跡2」

あのセントリーボットを止めるにはどうしたらいい…距離約50m。徹甲弾を使ってもハンドガンの火力では壊せない。他に持っているのはリチャージャーピストル。これも距離が離れていると効果は薄い。

「Beep!」

ED-Eの方を向くと倒れているカーンズの上に浮いている。カーンズの手には…サービスライフル。5、56mmの徹甲弾も少し持っている。

「よし、これでVATSを使ってセントリーボットのカメラを潰せば…」

岩陰に隠れながら俺はサービスライフルに徹甲弾を詰める。そして飛び出すと同時にPIP-BOYのボタンを押しVATSを発動させる。時間がゆっくりと流れるように感じる。

「カメラへの命中率は…12%か…だがやるしかない!」

1発目外れ、2発目頭部の装甲に命中、3発目装甲に命中、4発目…外れ。



VATSが切れる。俺の体に重く疲労がのしかかる。倒れこむように岩陰に戻る。

「息を整えて…もう一度だ。今度こそ当ててみせる」

「BEEEEEEEEEEEEEEEEP!」

ED-Eが叫ぶ。PIP-BOYのレーダーに高速で何かが近づいて来るのを確認した。大きな噴射音、見上げると大型パワーアーマーが背負ったロケットのようなもので飛んでいる。

「うおおお…」

大型パワーアーマーが降ってくる。俺は咄嗟にサービスライフルを構える。

「…!!」

「BEEP!!」

レーザーを連射するED-E、大型パワーアーマーはそれを片腕でガード。レーザーは装甲をわずかに削るだけで効いている様子はない。

「くそ…離れるぞED-E!」

俺はサービスライフルを乱射しながら岩壁沿いに後退する。パワーアーマーを相手にまともにやりあっては勝てるはずもない。44マグナムの弾であろうとあの装甲には通じない。



手元にあるリチャージャーピストルではパワーアーマーの装甲を打ち抜くことはできない。
NCRとリージョンの戦争が始まる前に対パワーアーマーの強力なエナジーウェポンを持っておくべきか。それとも俺もパワーアーマーを手に入れるべきだろうか。

「そういえばこのリチャージャーピストルはメロディさんが改造した特別製だったな」

PIP-BOYに入れてくれたマニュアルを見ると…チャージショットを撃てると記されている。その代わり10発分のエネルギーを消費するため再チャージに時間がかかると。
この一撃で倒せるとは思えないが…足を撃ち抜けば動きは鈍るはずだ。



リチャージャーピストルのトリガーを握り込みチャージしていく。銃口が輝き出す。
大型パワーアーマーの姿が見えた途端VATSを発動させて膝に撃ち込む!

『!?』

膝をつく大型パワーアーマー、俺とED-Eは坂を登りセントリーボットの居る最上段に向かって走る。

『オヤスミ』

背後で声がした。俺とED-Eの前に手榴弾のようなものが落ちた。耳をつんざく轟音、眩い閃光が辺りを包み込む。俺の意識は遠のいて行った。


目を開ける…
周囲を見渡す…金属製の天井、壁際にはコンピューターや機械が並んでいる。Vaultのような雰囲気だ。俺の体は動かない。かろうじて首から上だけは動かせる。レザーアーマーは着ていない。代わりにVaultスーツを着せられている。何かの装置のようなものに貼り付けられいる。目の前の扉の横には絶えず動いているカメラが見える。

『目が覚めたかね運び屋?君に危害を加えるつもりはない。ただしばらくモハビで活動しないで欲しい』

「誰だ!姿を現せ!!」

『今そちらに行こう』

目の前の扉が開く。現れたのは…灰色のコートを着た俺だ。

「お前は誰だ!」

「私は運び屋だ。6番目のね」

「ふざけるな!それは俺だ!!」

「冗談だ、そう怒らないで欲しい。今素顔を見せよう」

目の前の男は顎に手を当て…皮膚に指を食い込ませ皮を剥いでいく。

「これは覆面だ。マイクロダーマル・グラフィティライザーで作成した君の顔だ」

覆面を剥いだその下には…白髪の白人男性だった。会ったことはない。

「私は………そうだな、スリーワンと名乗っておこうか」

「スリーワン!?ここはどこだ!?」

「ここはモハビだよ」

「グレート・カーンズはどうなったんだ?ED-Eは!?」

「グレート・カーンズはほぼ全員始末した。首領のパパ・カーンとやらもね。一応慈悲で非戦闘員の老人と子供は逃がしてやったよ。君のアイボットは一時的に停止させてフリーサイドの近くで離してやった。今頃大慌てで君を探してるかもな」

「なんて事を…何が目的だ!なぜこんな事をする!!お前は何者だ!!」

「質問ばかりだが答える必要はない」

『スリーワン大佐、無駄話はそのくらいにして本題に取り掛かって欲しい』

壁のカメラから声がした。男とも女ともわからない声だ。

「承知いたしました副大統領」

「副大統領!?」

「そうだいずれモハビの副大統領になる人物だ。おっと無駄話はこれまでにしようか」

スリーワン大佐は拡声器のようなものを俺に近づける。

「これはメスメトロンというものでな、実に便利なのだよ」

メスメトロンという機械からリング状の光線が発せられる。

「あ…が…」

頭がボンヤリとしてくる…何も考えられない。

「運び屋ヴァン、君はハッピートレイル・キャラバンに同行し北部の道からザイオンに向かわなければならない」

「ハッピートレイル・キャラバンに同行…ザイオンに…向かわなければ…ならない」

ザイオンに向かわなければならない。

「君は運び屋だ、Mr.ハウスの命令でザイオンの商人と契約してくるのが目的だ。」

「ザイオンの商人と契約してくる」

契約してくるのが目的。

「拘束を解こう。目の前のロッカーに君の荷物が入っている。それを持って扉を出たら右に進み階段を上がって外に出るんだ。外に出たらここの事は一切思い出さない。君はザイオンに向かう途中脱水症状で倒れたところを偶然通りがかったキャラバンに救われたのだ」

荷物を持って外に出る。ここのでの事は忘れる。脱水症状で倒れた。



…
……
………

「さてと…サイオンに行かなくてはな」

現在地は…ネリス空軍基地の近くか。ここからならザイオンに続くトンネルは近い。
何か頭がボンヤリするが…脱水症状の影響だろう。
キンバル大統領は守れなかった…だがこの次の任務はやり遂げてみせる。
俺は水を飲み干す。今回は一人での任務だ。

「…ハッピートレイル・キャラバンに同行してザイオンに向かうんだったな」

PIP-BOYで確認する。キャラバンの主ジェド・マスターソンという人物に会わなくては。

何も障害なく洞窟にたどり着いた。そこには商人風の男、傭兵服の女性、レザーアーマーを着た男女、Vaultスーツを着たサングラスの男が居た。

「あんたジェド・マスターソンですか?」

「おうそうだ。お前さんクリムゾンキャラバンでも有名な運び屋のヴァンだろ?準備が出来たらいくぞ?向こうで取引して帰ってくるんだできるだけ軽装でな。そこのチェストに持っていかないものは入れておけ、大丈夫ミサイルをぶち込んでも開かない頑丈な箱だ。愛用のプラズマキャスターをどうしても持っていきたいと泣きついてもダメだからな?いるんだよそういうのが」

「大丈夫、この愛用の10mmピストルと弾丸があれば何とかなるさ」

「そうかい、じゃあざっとメンバーに挨拶しときな。これから数日間旅を共にするんだからな」

「そんなに遠いのか?」

「片道1日はかかる。向こうに一日滞在したとして最短で帰ってきても三日だな。じゃあ挨拶が終わったらまた声をかけてくれ」

まずは傭兵服のレーザーライフルを持った女性に話しかけてみる。

「私はステラよろしくね。ジェドのキャラバンに参加するのはこれで何度目かしらね。あなたは噂の運び屋よね?心強いわ」

「ヴァンですよろしく」

「ニューリノって街知ってる?そこに住んでたんだけど色々あって出てきたの。元々じっと長い所にとどまるのが好きじゃない性格だしそれでキャラバンの護衛を始めたのよ」

「実は昔の記憶がなくて…ニューリノは知りませんね…」

「あらそうなの?じゃあ言っておくけどニューリノはおすすめしないわ最悪だから。ニューベガスのフリーサイド以下の街なんだから。その話はまたゆっくりとね」

ステラさんは笑顔でそう言った。フレンドリーな人のようだ。

「おい!そこのお前!」

サングラスのVaultスーツの男が叫んでいる。

「やあどうも、ヴァンです」

「俺はリッキーだ!最高にクールでイカれた戦士だ!!今までスティールオブブラザーのアーマー野郎、デスジョーの群れを蹴散らしてきたんだ愛用の11mmマシンガンでな!!」

…BOSとデスクロウの事だろうが?それに11mmマシンガンなんて聞いたこともない。

「何だお前!俺のこと疑ってるのか!?Vault22出身の俺はその辺りのヘボ野郎と違うんだぜ!!」

…どう見ても動いていないPIP-BOY…どういうつもりなんだ?ひょっとしてジャンキーなのかこの男は?

「ああん?てめぇもVault出身か?PIP-BOYにスーツ…いっちょ前にアーマーなんか追加で付けやがって!俺はそんなものいらねんだよ!一発ももらわねえからな!!」

そういえば今の俺の格好はジャンプスーツか…襟のタグを見ると21と記されている。
どこで手に入れたのかいつ防具を取り付けたのか全く覚えがない。

「わかった、あんたは最高にクールでイカれた戦士だ理解したよ」

刺激するのは良くないようだそっとしておこう。

レザーアーマーの男女は二人で活動してるフリーの傭兵だという。

「挨拶は終わったか?じゃあ出発するぞ」

ジェドが言った。パックバラモンを引いて洞窟から出る。いざザイオンへ

続く





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Last updated  Jul 7, 2015 09:42:12 PM
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Re:FalloutNewvegas102話「追跡2」(07/07)  
くおん さん
やほーい( ´ ▽ ` )ノ

フォールアウト出ますね。
スカイリムであそこまで進化してたので、期待大ですな。
システムが気になるところ。 (Jul 8, 2015 09:29:36 PM)

Re[1]:FalloutNewvegas102話「追跡2」(07/07)  
どーもー!

創作もはかどりますなー (Jul 8, 2015 10:33:36 PM)

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長月(ながつき) @ Re[1]:Fallout:NewVegas 第1話2話「目覚め」(11/19) Keyさんへ ありがとうございますがんばり…
久 遠@ Re:FalloutNewvegas121話「ストレンジトランスミッション!」(07/20) やほーい(=゚ω゚)ノ 何周遅れか分からないけ…
長月(ながつき) @ Re[1]:近況(12/30) あけましておめでとうございます。 今年も…
久 遠@ Re:近況(12/30) あけましておめでとうございます。 今年…
長月(ながつき) @ Re[1]:FalloutNewvegas103話「Vault22」(07/09) こちらもFO4までに終わらせるつもりです!…
くおん@ Re:FalloutNewvegas103話「Vault22」(07/09) やあ( ´ ▽ ` )ノ EDーEとの意思疎通方法、…

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